2021年7月15日木曜日

歌舞伎座

7月12日から4度目の緊急事態宣言が発令された東京都、ハッスルして手に入れた歌舞伎座のチケット、払い戻しだよね〜っと思っておりましたが、公演は予定通り行われる事に。

歌舞伎を観るのは私は2度目ですが、日本に来たからには、ジムにも見て欲しいと思っていたのです。 

14日の第3部、行ってまいりました。 市川海老蔵さんの舞台です。 

前後左右の席を空けるような席配分になっていました。ですが、一部分だけはカップルで座れる2席続きで取れる箇所がありました。 チケット販売スタートの初日に、お目当ての席をゲットしようと意気込んで、松竹の会員登録などを済ませてチケット購入に備えていましたが、一般会員のチケット販売日より前に、特別会員の人達が先に購入できるシステムになっている事がわかり、ちょっとがっかり。

それでも初日にオンラインでチケット購入をトライ。最後の支払いのところでエラーが出て、どうしても上手くいきませんでした。 結局、何時間も後に電話で購入する事になって、その時には一階の花道がよく見える席は売り切れ。

演目は「雷神不動北山桜」、ストーリーを日本語で読んでも難しいのですが初心者でも理解できるイヤーフォンの貸し出しがあると言うので、それを頼りにしていました。

ところがです、当日に英語解説のイヤーフォンがないと言われて。。。。。。これには本当にがっかりでした。

イヤーフォンがあると、今、舞台上で起こっている状況について説明してくれるので凄く分かり易いのです。
例えば、花道から〇〇が登場します。 〇〇を騙そうと企んでいます。。。。。みたいな感じ。

これがあるとないとでは天と地の差。ジムにとって 言葉も分からず、ストーリーも殆ど分からぬままの約3時間。途中で寝ちゃうかしら?って思ってましたが、大きな双眼鏡を持って行ったのが大正解。
海老蔵さんのメーキャップや、見得(ミエ)もバッチリ見る事が出来て、楽しい!
見得は、目を見開いて寄り目にするのだけれど、両目を中央に寄せるのではなくて、片方だけ中央に寄ってる感じ?
(これ、私、子供の頃練習して得意なのよねー!)

海老蔵さんの早変わりも凄かったのですが、お姫様役の女形の役者さんの声が、劇場内に響き渡り、とても印象的でした。 あの甲高い声はどうやって出しているのやら?
重たい衣装を纏って、腹式呼吸で声を出し続け、長丁場の舞台、それを毎晩続けるわけだから。。。。。もの凄く重労働です。

この家からは、新高円寺駅から丸ノ内線で霞ヶ関へ、日比谷線に乗り継いで東銀座まで行ったのですが、ロキを留守番させていたので、銀座をブラブラする事はやめました。

家に帰ってからジムが「今日は楽しめた?」と聞いてきました。 私はもの凄く楽しかったと伝えたのですが、ジムもストーリーが分からなかった割には、エンジョイできた、と言ってくれました。
頑張ってチケットを取った甲斐がありました!

会場内はお喋りはできる限りなし、場内でおべんとうを食べるのも禁止、など色々規制がありましたが、やはり異次元の世界のエンターテイメント、日本が誇る歌舞伎文化、とても華やかで、コケティッシュで、煌びやかだけれど庶民的で、私はとても好きです。

癖になりそう。

















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