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2023年1月29日日曜日

Sundance Film Festival 終了!

ロキをニュージャージーのファームに預け、国内線でここユタ州のパークシティーに到着したのが1月18日でした。
19日からトレーニングと実際のシフトがスタートして、今日1月29日、フェスティバルが終了しました。
最後のシフトは朝の7時半からは午後1時半までで、明らかに疲労が蓄積されていて気力でなんとか保っていた感じ・・・・・。
幸い会場係を任命されたのでお客さんが入場した後は椅子に座る事ができましたが、眠くて眠くて途中居眠りしちゃいました。

やはり後半戦は気力で乗り切った感じなので、終了と共に疲れがどっと出てきそうです。 

サンダンスで上映された映画は最後に投票やら、審査やらで色々な賞が決められます。 最後の2日はその受賞作品が再上映されるのです。
だから、受賞作品を観たい人は疲労困憊でも空き時間に上映している映画館を見つけて観に行く事ができます。
私達も昨夜はシフトの後2つの受賞作品を鑑賞しました。 

ここでは受賞作品については書きませんが、良い映画が幾つかありましたので折をみて紹介します。 日本のドキュメンタリー映画ではオウム真理教を取り上げた作品が上映され、ジムと2人で観てきました。 歴史に残る大事件だったあの忌まわしい事件、若い人は知らないかもしれないです。 麻原彰晃の生い立ちとかも紹介されていて、ドキュメンタリー映画としてとてもインパクトのある仕上がりでした。 

11日間のシフトの中で、一番印象に残った出来事はID事件です。 18歳以上でないと見ることができません、と言う但し書き付き映画が1つだけありました。 映画の内容説明の最後の所に18歳以上・・・・・と書かれていました。

で、その時私はチケットを購入した人が会場される前に並ぶテントに配置されました。
スタート前のブリーフィングで、必ず全員のIDをチェックするように言われました。 IDを持参していない人が居たらどうしましょうか? と質問すると、見た目が明らかに18歳以上ならオッケー。 そうリーダーから言われ、納得。
17歳かな? 18歳かな? ってな微妙な時は、絶対にIDが必要だけど、明らかに歳をとっている人はIDを忘れていてもオッケーだよね! とチームで確認をしあったのです。

ところがです。 ジムのチームの1人のボランティア女性がテントにやってきて、歳をとっていようがいまいが、絶対にphoto IDが必要で、持参していないお客さんは絶対に入場できません、と言い出しました。 え〜〜〜〜〜???????これには絶対反対・・・・。だけど、そういう命令です。

ウェブの映画紹介の所に18歳以上でないと入場できません、って書いてあるでしょ、と鬼を首を取ったような勢いで言いますが・・・。 IDが絶対に必要とは書いてないし・・・・・・。

ここでテントのリーダーはこの女性のジャッジに従わざるを得なくなったのです。 という事は私達全員、その命令に従わざるを得ませんでした。 
私が怖れていた事態が3件起こりました。 年配のご夫婦で、ご主人は IDを持っていましたが奥さんの方はIDを持参していなくて、入れなかったのです。 
その他に2人? 明らかに私より年配に見える人でしたが、入場を拒否されて渋々帰る羽目に・・・・。

これ、絶対におかしいでしょ? 18歳以下の人には見せたくないですよっていう意味のはずが、IDを忘れた明らかに18歳以上の人を探して追い出すなんて、意味が違うでしょ? 

このボランティアの女性は、本当に自分が正しいと言い張って、正しい事をしていると自身満々でした。 違うと思うな〜。 チケットを購入して雪の中やってきたお客さんを追い返すなんて・・・・・・。 

18歳以下お断りという1文の解釈がこのような結果を招いてしまったのが残念でなりません。 シアターマネージャーにインカムで質問した人が居たようで、シアターマネージャーも明らかに18歳以上であったら、 IDを持参していなくても入場を許可して良いわよ、と言っていたよ、と後からジムが言っていました。 

残念な結果になってしまいました。 解釈の違い、何が正しいかのその場の判断、人によって違う・・・・・・。

この女性ボランティア、ジムのチームに途中から配属され、振りまわされて、疲労困憊だったようです。 
「今日は私、プレスラインの担当!」と大喜びしている彼女に対し、ジムがフッフー! と声を掛けた時のこのフッフーが、下り調子だったので、私は笑いを堪えるのがやっとでした。 

チームプレーヤーでない人が居ると、周りは大変です。 本人以外ね・・・・・。

11日間病気をせずに薬にも頼らずに終了できたこと、ホットしています。 いや、まだこれから日本行きが控えているから、まだ気を抜いてはいけませんね。
最後の夜は私のリクエストでお寿司を食べに行きました。 NYより値段が高くてびっくりだ。


お仕事の後の空き時間に受賞作品を観ようと並んでるところ。

チームA、全員は写ってないんだけどね・・・・。

美味しかったわ〜。












2023年1月25日水曜日

Sundance Day 7

1月24日でサンダンスフィルムフェスティバルの前半が終了しました。 
今日1月25日からは後半がスタートします。 今日からはまた夜のシフトに変わります。 夜のシフトは午後3時半からスタートして、11時15分までです。 最初の数日は深夜12時になっても仕事が終わらずにロッジに戻るのは深夜1時過ぎでした。 バスもなかなか来ないので歩いて帰るなんて事が続きました。 

1つの映画はフェスティバル中に4〜5回上映されます。 最初の上映はプレミアと言って、出演者やディレクター映画関係者が大勢開場に押し寄せるので、私たちはテンヤワンヤします。 とくにジムのチームはこの業界の人達を誘導するので重要なお仕事なのです。自分が関わった映画が初上映される訳ですから業界の人たちはアドレナリンがマックス状態。 開場で顔をあわせるやいなや皆興奮状態です。 

そう言う人たちを誘導しているジムは毎日疲労困憊の様子です。 お客さんとの交流も気を使って疲れる仕事なのですが、それ以上にチーム内の連携プレーが上手く行っていないのだそうで・・・・・。 たった3名のチームなのですが、これがストレスの一大原因なのだそうです。

ジムはその日の出来事を一つ一つ私に報告するような人ではありません。 そのジムがよっぽど疲れたのでしょう。 チームプレーが上手くいかない・・・・・と私に愚痴を溢しています。 こんなの本当に珍しいです。 対処法としてとにかく問題のメンバーとは距離を保つ以外にないと・・・・・。 

私は? 昨日は開場の入り口に立って、一度チェックインして自分の席を確保した人がトイレに行く際に手にスタンプを押す、というポジションに付きました。 開場内に何人の人が入ったかをカウントしているので、一度開場を出た人を再度カウントしないためです。
私達が働いている開場、700席と思っていたのですが、これ間違いでした。 1200席以上あるのだそうです。 
開場してから30分で全員を着席させて、予定時間にスタートさせるのは至難の業です。 

最後の最後は開場内に何席が空いているからカウントして、ウェイトリストのお部屋で待っている人たちを誘導します。 全てがチームプレー。 インカムを付けている人たちが情報を交換しながらお客さんを誘導します。 

色々な事が起こります。 先日は私ブラックボックスと呼ばれるウェイトリストの人達の並ぶお部屋に配属されました。 皆オンライン上でウェイトリストに参加して、自分の番号を持っています。 1番から400番まで・・・・・。 その番号順に並びます。 でも開演の30分までに並んでもらわないと、たとえその番号が1番であっても列の最後尾に並ばなくてはなりません。 

で、遅れてきたのです、その男性。 53番という番号を持って・・・・。 バスが遅れたとかで30分以上遅れてきて、お部屋はもう人で満杯に溢れているときでした。 最後尾に並んでくださいってお願いしても、その男性、どうしてもこの映画を見たい、どうしても自分の番号の場所に並びたい、って言い張りました。 ダメです。 絶対に。 押し問答。 顔を顔を突き合わせての押し問答。 

最後になんと、この男性私に500ドル払うから、53番に並ばせて欲しいと言い出す始末。 もう、びっくり仰天。 冗談じゃなくて大真面目にそう言ってました。 500ドルもらっても、1000ドルもらってもダメです。 私、頑張りましたよ。

その人、マジ怒って帰って行きました。 ため息・・・・・・私。周りで見ていたお客さん、僕のチケット500ドルで譲っても良いよ、なんて言い出す人もいましたが本人踵を返してお部屋を出て行ったあとでした。

お客さんを怒らせちゃったけど、私は私の仕事をしただけです・・・・・。

一喜一憂の毎日ですが、昨晩ヨレヨレでロッジに帰還すると、ジムがバックパックからサンダンスのロゴ入り長袖シャツを取り出してプレゼントしてくれました。 開場のロビーにはサンダンスグッツを売っているお店があります。 その中で、私、これが好きだって言ってた長袖シャツ。 これ、デザインが素敵なのですが去年のシャツなのです。 去年はドタキャンで全てがオンラインに切り替わってしまったのでロゴ入りシャツが売れ残ってしまったらしいです。 で、2022年と刺繍されたシャツですがこれが一番カッコいい!
私が見ていない時に購入してくれたようです。 ジムさん、ありがとう! 

顔が浮腫んでる。。。。













2023年1月21日土曜日

Sundance Film Festival Day 2

ボランティア2日目。 午後3時半から夜の11時半までがこの日のシフトです。 8時間。 
初日の仕事は混乱の中、パニック状態に陥って冷や汗ものでしたので2日目はどのこポジションに配置されるか? 
会場係と言っても、毎回会場の中に配置されるわけではなくて、階段の上に立ってお客さんが下の階に行かないように規制したりするポジションやボランティアルームの入り口に座って、不審者が入らないように見張る役だったり、いくつかのポジションがあってローテーションします。 会場内だけでなく、外にも色々なポジションがありますし、外に設営されたテントにはチケットを購入したお客さん達が1時間前くらいから整列し始めます。 テント内だけでは収容しきれないので、溢れてしまったお客さん達はマイナス10度以下の外に並ぶ事になります。 その他にもチケットは売り切れてしまったけれどオンライン上でウェイトリストに参加すると、ナンバーが表示されて、そのナンバーを持って並ぶお部屋もあります。

2日目、私はこのウェイトリストに参加した人達が並たぶブラックボックスと呼ばれるお部屋に配属されました。 ウェイトリストの人達は100%入場できる訳ではありません。 高いお金を払ってパスを購入したお客さんやチケットを購入した一般客、この人達がまず最初に入場。 その後に空席があれば、空席分だけこのウェイトリストのお部屋で番号順に並んでいる人達が着席できる事になります。 長い時間待っても残念、入れませんでしたって言う人も出てきます。 

この日は私が配置されてから次の映画が始まるのに、30分も開場が遅れました。 これは一大事です。こんな事滅多にありません。 外で雪の降る中並んでいる人たちはたまったもんじゃありません。 ウェイトリストの人達はお行儀良く並んでくれていたので問題ありませんでしたが、30分も遅れたら会場内はさぞかし混乱したのでは? 後で聞いたところによるとスピーカーの故障があったらしく、それで開演がおくれたそうです。・ 

初めてのポジションだったので緊張しました。 知らない事が多すぎて、恥ずかしい思いをした事もありました。 それでもめげずにやるしかありません。

ジムは2日目、ブルックシールズさんが舞台挨拶に来ていたので、エスコートしたそうです。 

3日めはどんなポジションに配置されるか? インカムをつけなくても良いポジション。 会場内のすみっこに座る係が良いのだけど、テントに配属される可能性が大きいかな? 
今夜はロッジに戻れるのが多分深夜の1時頃でしょう。 で、明日からは朝のシフトに変わるので朝7時半までに開場に行かなくてはいけません。 このシフトが変わる時が一番辛いです。 

遅番のときはランチをゆっくり取ってから歩きで開場入りします。 お天気が良いです。


2023年1月20日金曜日

Sundance Film Festival 2023

マンハッタンからユタ州のパークシティーまでは長い道のりでした。 アパートからラガーディア空港まではウーバーで移動。

案の定、1本目の飛行機が遅延。 これだと2本目の乗り継が20分しかないでしょ……..一本めが40分遅れたのに2本目はオンタイムだって?
空港内を小走りして乗り継ぎゲートに向かいました。 ところが2本目はオンタイムって表示してながらまだ飛行機が空港にいないって?

結局2本目も遅延。 ようやく搭乗できたと思いきや、着席してから1時間半も動きませんでした。 ランウェイが混雑していて、私たちの飛行機の前に4本の飛行機が離陸を待っていると・・・・・・。 離陸して上空に上がってからトイレに行こうって思っていた私は、着席してからの長〜〜〜い待ち時間にもう我慢の限界。 皆がお行儀良く着席している中、トイレに行きました・・・・・。 

その後いよいよ離陸かって思いきや、今度は機体についた氷や雪を落とす作業が始まって又また長い待ち時間が。 1時間2分の飛行なのに待ち時間の方が長くなっちゃって、やっぱり冬の雪国移動は大変でした。


ジムは自分の荷物が同じ飛行機で届かなかった場合を想定して、一晩過ごせるサバイバルパッケージを手荷物に入れたと言いました。 早く言ってよ〜。 私、下着とか洗面道具とか手荷物には入れてないよ。
僕のパンツ履くっ? て真剣に言い出すジム。


幸い、ジムの大きなプラスティックトランクは最後の最後にオーバーサイズの荷物受け取り場から出てきました。

パークシティーではまずシェラトンホテルに行って、サンダンスのチェックインをします。ボランティアだけでも数千人います。  マスク、PCR検査キット、水筒、スナック、ニット帽、そしてサンダンスのダウンジャケットをゲット。 その後、手配してもらったロッジへまたウーバーで移動。

シャドーリッジというロッジはスキー客用の素敵なロッジで、ここは2020年のサンダンスの時にも泊まったロッジです。
2ベッドのお部屋、キッチン付きでもう一部屋はクリスさんという女性が宿泊。 シェアします。 でもクリスさんは私達とはシフトが違うので、毎日入れ替わりでロッジで顔をあわせることはありません。 ながーーい一日が終わり、すぐにベッドに入りましたが、翌朝頭痛。
これは標高のせいだと思い、薬を飲みました。 一応偏頭痛用。 

翌日はチーム毎のトレーニング。 そしてその数時間後から開幕です。 この日は3時から夜の11時半までのシフト。
私は会場係ですが、無線連絡用のインカムを付けて他のスタッフと連絡を取り合わなくてはいけない場合があるんです。 耳の聞こえが悪くてインカムをつけるのはちょっとcomfortable ではないんだけど・・・・とリーダーに事情を話すとすぐに了解してくれて、インカムなしのポジションにつけるようにしますって言ってくれました。 

ほんと聴力が低下しています。 トレーニングの時、会場の一番前から2番目の席に座っていたのですが、ステージの上で話している人の声がっはっきり聞こえませんでした。 マスクのせいもあるけど、やっぱり聞こえない。

初日の第1幕はこれ、一大イベントです。 VIPが一斉に来るのがこのステージなのです。 スポンサー、映画業界の人達、コーポレートの人達、そしてボードメンバー。 何百という席が予約席として座席に目印が付けられます。
で、私はその予約席の前、一番重要なポジションに立つように言われて、こちらからこちらがボードメンバー、こちらが映画界メンバー、ここが一般席・・・・・と何度も説明されました。 でも開場するや否や、一斉にお客さんが雪崩混んできて、誰がボードメンバーやら誰が一般客やらもうお手上げ状態。 みんな好きな席に座っちゃうし。 

リーダーたちもお手上げ状態。 思うに、誰もはっきりわかってなかったんじゃないかな? これ、私一人じゃ到底対応仕切れませんでした。

この会場700席以上ありますから・・・・・。

初日の初回はいつも混乱があるとはいえ、私の対応はあまり評価されるものではなかったと自己反省。 

ま、仕方ない。 きを取り直して、頑張ろう!
初日の第2幕目はThe Pod Generation という映画で映画の後に監督や出演者が舞台にあがり、挨拶、Q&Aが行われます。 ゲームオブセロンのドラゴンレディーで有名になったEmilia Clarke さんが登場したので、開場は一気に盛り上がりました。 私も大好きな女優さんです。

ジムは監督や映画俳優さん達をエスコートする係です。 控室に案内したり、舞台まで誘導したり。 だからすぐ近くで有名人に会うことができます。 反面、会場内で映画を見ることはできないのです。 
私は? お客さん達が全員着席した後は懐中電灯を握りしめて隅っこの椅子に座って一緒に映画を見ることができます。 これ、役得です。

映画が終わった後は、会場内を除菌するためにスプレーをしました。 その後ゴミ拾い。 そして次の映画まで、しばしの休憩、これ20分くらい? その間にトイレに行ったりスナックを食べたりします。

なんだかな? 責任感が強すぎるのかな、私? 分からないこと、何度もリーダーにしつこく聞いたし席が空いているのかどうか、積極的にお客さんに聞いて、詰めて座ってもらったりしましたが、それでも自己評価としては10点満点の4点くらい?

28会場ある中の一番大きな会場で、ボランティアしています。 この会場は高校の敷地内にあって、素敵な会場ですが高校の会場を借りているので、会場内では水以外禁止なのです。 お菓子やソーダ類はダメ。 他の会場はそういう規制がありません。 ですので、お客さん達は他と同じようにお菓子やドリンクを持ち込んできます。 昨夜も目の前でチョコレートとコークを飲んでいるお客さんを目にしてしまい・・・・・。 仕方ないです、注意しましたよ・・・・・。 お仕事ですから。 「すみません、こちらの会場は高校の施設なので、お菓子と飲み物はダメなんです。 お水だけです、オッケーなのは。」その男性、チョコレートを手にもって食べかけていました。
「すぐに食べちゃって! 見なかった事にしましから・・・・。」ってね。 もう、冷や汗・・・・・。

ロキがいない生活に、ジムも私も後ろ髪を引かれる思いです。 
今朝、預けているフォアームから写真が送られてきました。 お迎えのバンに乗るのを嫌がったロキでしたが、この写真を見る限り、ハッピーそうかな?

オーストラリアンシェパードのオスかな? ボーフレンド?