2022年9月7日水曜日

My SOS アプリ

厚生労働省は海外からの帰国者に対し、水際対策である検疫手続きを簡略化するためにMY SOS というアプリを作りました。 これによって、到着する前にその人の検疫状況を審査できるようになったのです。 帰国前の滞在地とワクチン接種の回数によって検疫手続きが違うからです。 
このアプリを携帯にダウンロードして、出発前の滞在地、およびこれまでに受けたコロナワクチン接種のデータを入力します。 ただ入力するだけではなくて、入力後、それを事前審査してもらいます。 空港に着いてから、あ〜あなたは3本ワクチンを接種済みですね、あなたは2本しか打っていませんね、という振り分けをするのではなく、到着前に審査を受けておけば空港での検疫手続きがスピードアップできるからです。

これ、全くもって日本的なのですが便利を実現化するにはいつもの通り、物凄い量の説明文を読んでこのアプリの使い方を理解しなくてはなりません。 膨大な量のデータを読まされます。

もう見ただけでうんざりするする程のページ数。 選択肢が多すぎて纏めるのが大変なのはわかりますが、もう少しシンプルにできなかったのかな? って。

私は日本で2本、アメリカで3本のワクチンを打っていますので、それらの証明をiPadに取り込み、アップロードしました。
5本も打っている人はちょっと例外的なので問題になるかしら? ってちょっと心配しましたが、無事に審査を通って自宅待機なしでオッケーに。

そして9月7日を過ぎたので、私のSOSアプリの画面が黄色から青に変わりました。 これは何を意味するかというと、到着前72時間のPCRテストを提出する必要が7日からなくなったので、全てのチェックポイントに合格した、という証明になります。
このアプリの画面を空港で提示するだけでそのまま通過できる、はずです。


日本は便利な物を作り出すという能力がとっても発達しています。 だけど、親切心が行きすぎて、物凄く複雑になってしまうのです。 これって日本的です。 これアメリカとかでは考えられない程の複雑さです。 当たり前って思わないでください。 オンラインショッピングでも、返品でも、運転免許の書き換えでも、なんでこんなに複雑なんだろうって思います。

今月、私のカリフォルニアの免許証が更新になりました。 オンラインで更新手続きができました。あまりにも呆気なく、手続きが終了してしまい、心配になった程です。 ものの数分。 既にカリフォルニアの私書箱には新しい免許が届いているそうで、近くに住む若者がアルバイトで私書箱を定期的に開けて、連絡をくれます。 免許証のような物は現在のNYのアドレスに転送してくれる事になっています。

とにかく、日本のスーパー複雑システムは日本特有の物だと言うことを言いたかった私です。

9月24日、羽田空港着の予定です。


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