2021年7月29日木曜日

ロキ、倒れる

東京都杉並区での日課は、朝起きて直ぐにタイムズのB という予約制の駐車場のオンライン予約をします。1日ずつしか予約ができないので、毎日やっています。 幸い、同じパーキングスペースをずーっと確保できています。

で、朝食の後にジムがロキの散歩に連れて行ってくれます。多分近くの蚕糸の森公園です。その間、私は掃除機を家中にかけます。 洗濯も。。。。
毎日掃除機をかけないと、ロキのヘアーで大変な事になります。 こちらの民泊にはダイソンのコードレス掃除機がありますが、やはりコード付きの掃除機の方がパワフルなので、私は自分の掃除機を使っています。

今日は、午後の2時半頃にジムがロキを外に連れ出そうとしました。台風の後で、カンカン照りでは無いのですが、今日は湿度が高くて、とてつもなく暑く感じます。 時計を見たら2時半だったので、「外は暑いよ〜!」って言いました。



30分程した頃でしょうか、ジムが戻って来ると共に玄関で何やら怒鳴っています。 ロキが倒れたと。
近くの空き地から、戻って来る時、半分はお姫様抱っこで抱えてきたそうです。直ぐにお風呂場に連れて行って、水のシャワーをかけまくりました。 氷水をプラスティックバックに入れて頭を冷やしたり。。。。
ロキは100メートル全力疾走した後の様にハーハーいっています。ハーハーがとまらないのです。
水をあげても飲みません。ジムが言うには、フリスビーで遊んでいたら、急によろけながら横に倒れたのだそうです。
ハーハーしていると言うのは、口から水分が出て行くので、脱水症状になっていると。

ここ杉並区の民泊に到着してから、2ー3件先の家の奥さんが犬好きでロキを可愛がってくれて、立ち話をしたりしてました。
なんと、その大きな一軒家のご婦人は、以前カリフォルニアのパロアルトに駐在されていた外交官夫人だったのです。私達がカリフォルニアから来たと言うと、本当に懐かしそうにカリフォルニアの話しをされていました。

で、パニックにする私にジムが、「あの外交官夫人に何処の獣医さんがお勧めか、聞くんだ!」と言うのです。
私としては、え?現在、犬飼ってないみたいだし、自分で調べた方が。。。。。と思いましたが、外に駆け出して、ミセスパロアルトのドアをたたきました。

さすがに外交官夫人だわ〜。 「選択は2つあります。イマージェンシーで往診してもらうか、お勧めの塩田動物病院に連れて行くかです。」ときっぱり言ってくれたのです。それプラス、直ぐに電話をして確かめてくれたのです。
往診は夜だけだと分かり、お勧めの獣医さんに連れて行く事に。 外交官夫人とは、海外で赴任した際には『婦人の会』とかの中心人物になったりする場合が多く、リーダーシップに長けています。 ジムが外交官婦人に尋ねなさい、と言ったのは大正解でした。

ジムが駐車場までキャラバンを取りに行っている間、私はずっとお風呂場で片手にシャワー、もう片手に保冷剤を持って、ロキを冷やし続けました。電話越しに獣医さんと話した時に、人間の体温計で良いですから、ロキのお尻でロキの体温を測る様に言われた私は、パニックしながら、ロキの肛門をまさぐりました。 慌てているので、何処に肛門があるのかわからず。。。。
ロキの体温は39.1度でした。 犬の体温は38.5度だそうです。

やはり熱中症か?????


ジムがとてつもなく狭い路地をバックで運転して、キャラバンを家の外につけました。直ぐにロキを乗せて、獣医さんまで17分のドライブ。 ロキは車の中の後部座席用エアコンが効いた様で、ハーハーがとまりました。

獣医さんの所についた頃にはすっかり落ち着いて、愛嬌振りまきまくってる。

心臓の音、肺の音を聴くと、雑音もなく、熱中症にはなっていないとドクターは断言。
ドクターは、熱中症でないのに何で倒れたのか不思議だ。。。。。と。

とにかく、ジムと私は、このままロキが死んでしまうのではないかと恐怖を感じました。
人間の熱中症だと、熱や頭痛、悪寒等辛いから、犬だってきっと辛いはず、と想像したからです。

点滴の必要もなし、と言われて2200円払って戻ってきました。


帰る前にドクターオフィスでロキの体重を計ってもらったところ、なんと25キロと!

あちゃ〜。ロキちゃん、運動不足で太ってしまった様です。23キロだったんだけどね、来た時は。
このままだと、ANAの手荷物としてのチェックインに重量オーバーになる可能性が大です。
お父しゃんと一緒にダイエットです。

北海道に2ヶ月ちょっと居るので、その間いっぱい走らないとね。


おまけに、慌てて駐車場からキャラバンを家まで運転してきた際に電信柱にぶつけたそうで。。。。。テールランプ、少し割れてるし、ボディーに傷が。 これだけ見ても、ジムがどれだけパニックしていたか、わかるでしょ。








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