2022年1月28日金曜日

930 キロを移動

話が前後しますが、私達、1月21日からお姉さん夫婦と合流してデスバレーで3泊4日のキャンプをし、その後エルパソのホテルに一泊、そして昨日930キロを一日で走破してテキサス州のオースティンに到着しました。
それもこれも、ユタ州でのサンダンスフィルムフェスティバルのボランティアがキャンセルになってしまったが故の予定変更です。 Las Vegasでギャンブルをしたかったわけではありません。 日程を埋めるために、Las Vegasとデスバレーを急遽スケジュールに入れたのでした。

これは一昨日デスバレーからエルパソのホテルに到着する時の話ですが、ニューメキシコでは国道のスピードリミットが75マイルでした。 で、2車線の国道、走っている車の大半は大型トラックです。 アマゾンのトラックだったり、UPSだったり、巨大なパイプを運ぶトラックだったり、日本の大型トラックに比べたら3倍から4倍はありそうな巨大モンスターです。  そのトラックを追い越す時は物凄くナーバスになります。 出来るだけ並んで走りたくはないので、一気に加速して一気に追い越して、また走行車線に戻ります。 これの繰り返しです。
で、2車線の国道から大きなハイウェイ(3〜4車線)に入った時でした。上り坂で斜め前を走っていたトラックから白い煙が出始めました。 すると、それと同時にタイアの残骸が目の前に広がったのです。

これ、いわゆるタイヤのバースト! ま〜焦りました。 タイヤの残骸が路上に飛び散ったのです。 自分の車だって75マイル(120キロ)で走っているのでうっかり路上のタイヤ破片を避けようとハンドルをきったりしたら、横転してしまいます。 幸い、本当に幸い、幸い、幸い、タイヤの破片を避けて通過する事ができました。 その大型トラックはタイヤを16本履いている大型でした。 一本のタイヤが破れても残り15本で路肩に寄せる事ができたようでした。 
斜め前を走っているトラックがバーストするなんて、ほんと、恐ろしい事です。 その時、ジムは助手席で宿の予約に専念していたので、目の前で広がった恐怖体験は見ていませんでした。 私はスピードを緩めて、タイヤの破片を踏まないように走り抜けて・・・・・。 無事に通りこせた時は胸を撫で下ろしました。

そして、昨日、930キロという尋常ではない距離を走りました。 ジムがカリフォルニアからNYまでの移動をプランして宿泊場所を予約してくれました。 本人は一日に6〜7時間のドライブは何てこと無いと思っているようですが、さすがにグーグルマップでエルパソからオースティンまでは8時間半と表示され、え? そんなに遠かった? と驚いていた様子。(勘弁してよ〜) 快適だったエルパソのホテルを7時に出発しましたが、オースティンのAir Bの宿に到着し、荷物を運び終わったのが夜の7時でした。 12時間かかったと言う事です。 

運転はだいたい2時間を目安に交代します。 昨日は3分の2ほどをジムが運転してくれました。 

テキサスって巨大です。 最高スピードは80マイル、128キロです。 クルーズコントロールをかけながら、ひたすらひたすら走り続けましたが、930キロを一日で走るのはマニアックとしか言いようがありません。

この先NYまではこれ以上の長距離を走る日は無いと言う事です。 一番長いドライブだったという事です。 ロキちゃんも狭い場所に座り続けてお疲れさまでした。NYのブルックリンに到着するのは2月8日です。

オースティンに4泊した後はナッシュビルに向かいます。

エルパソのホテルから8時間半のドライブで到着したテキサス州のオースティン。



ゴミでできているリサイクルスタチュー。
テキサス州のトイレ休憩の時に見つけたスタチューです。










0 件のコメント: