2022年3月23日水曜日

メトロポリタンミュージアム

まだCovid19 、4本目ワクチンの副反応が尾を引いてます。 体の左半分が痛いです。ワクチンを打った左腕が痛いのは想定内なので気にしていないのですが、38歳の時にあった交通事故の時の古傷が痛んでいるようで、それが辛かった。 普段の10倍肩が痛かった。

そんな中、ジムがメトロポリタン美術館に行こうと言い出しました。 美術館は体力が勝負です。 特に大きな美術館は、楽な服装に楽な靴は鉄則。 あらかじめ痛み止めも飲んで臨みました。

美術館までは歩いて28分、メトロに乗っても26分とグーグルが言ってきました。 どっちもどっち? 一方この町は町中にレンタルバイクが設置されていて、オンラインで支払いをして、手軽に乗れるみたいです。 
家を出てからジムがバイクを借りてみようか? と言い出してトライしました。 QRコードをかざすとロックしてあるバイクをラックから外すことが出来るようです。 ジムは既に携帯にアプリをダウンロードして、バイクを借りる手続きをしていたようです。 ですが何も準備をしていなかったので、私の分のバイクはささっと借りる事ができず、この日は断念。
歩いて行くことにしました。 メトロポリタン美術館はセントラルパークの東側にあるので、西側に居る私たちはパークの中を突っ切って歩きました。 パークの中に、湖のような貯水池があって眺めも良く、水仙やクロッカスが咲き始めた公園内を歩くのは楽しいです。

美術館、その日は日曜日だったので混んでました。 
面白いのはNYに住んでいる住人の入場料金、好きなだけ払ってくださいっていうのです。 1ドルでも1000ドルでも、あなた次第と・・・・。
私達はNYに住んでいますが、運転免許証はNYの物を持っていないので、代わりに最近受け取った住所の書いてある郵便物を提示。 これでオッケーとなりました。 で、幾ら払いますか? って聞かれて、ジムは「それじゃ、シニア料金を2人分で・・・」シニア料金は17ドルと書いてあったので、17ドルずつ払って入館。

あまりにも大きな美術館なので、一日で全部まわるのは無理です。なので、印象派と日本の展示に絞ることにしました。
少しまえにゴッホ展に行って、ゴッホの映画なんかも見たりしていたので、もう一度本物のゴッホの絵を見たかったからです。 それにゴッホが影響を受けた葛飾北斎など、日本の絵画も見れたら良いなぁ〜と。

ところがです・・・・。印象派の絵画に行き着いて、さ〜これからって時にジムが急に不機嫌になってしまいました。 何か、私がした事に原因、というかトリガーがあったのは確かですがどう考えても私、何も変なことしていないし、ただ、トリガーになったらしいのです。

急に話さなくなって、いつの間にか人混みにまみれて見失ってしまいました。

こういう時の為に携帯電話、持ってるのよね! 今、〇〇の所にいるから、見つけて〜。 とメッセージを送っても梨の礫。
20分ほど動かずに待ちましたが、見つからないので、私もだんだんイライラしてきて、もういい、うちに帰る! と思い、トイレに行って戻ってきたところ、ジムを発見。 2人で無言のままJapan Art の展示に行きました。

そこから3日間ほど会話らしい会話をせず、最低限の意思表示のみ・・・・。

こういうの、久しぶりです。 昔はしょっちゅうで、ジムの気分の浮き沈みに私が巻き混まれて、旅行や計画が台無しになる、これおきまりのパターン。 随分長い間こういうのなかったので、もう治ったのか?って思っていましたが、この日、久しぶりに・・・・・。

あれから3日経って、今日はミュージカル『ムーランルージュ』を観に行く日でした。 どうなるかな〜〜〜? って思っていましたが、なんとか無事に楽しく行けました。

行く前に、「TOMO、マダムバタフライ、観たい?」「オペラだよ」と久しぶりにジムの方から会話が。

何だか私に気を使ってるのか? 今度はオペラに行こうと誘ってくれたのでした。 ほんと、ありがたい事です。もちろん、行きたい!!!!

つまり、どんなにジムがアップダウンして、私も巻き込まれてイライラ、カッカしてもそこを出来る限り最小限に留めて受け止める。 それが一番なのです。  



メトロポリタンで観たゴッホの作品です。 本物が目の前に! 嘘みたい。



本物を近くで見れて感激です。













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