2022年3月27日日曜日

Opera Madam Butterfly オペラ蝶々夫人

連日、夜のイベントが続いております。 
今日はオペラ蝶々夫人に行ってきました。 
思えば、日本旅行の際にはスーツや浴衣を持参して臨みましたが、出番のないまま、持って帰ってきたのでした。
なので今回のNY旅行のための荷造では、多分使わないな〜と思われる服は断念して減らしたのです。
あの時はNYでの生活がどんな感じに展開するのか、想像もできなかったので、仕方ないと言えば仕方なのですが、オペラの観劇に行くような服がない〜!

1月に購入したスパンコールのワンピースがあるけど、このワンピースを着るには寒すぎる・・・・。
仕方ない、いつもの黒のスラックスにブラウス。 ちょっと残念な感じだけど仕方ない。

ジムだって、ショーウィンドウから抜け出してきたかの様な、店員さんの言うがままに買い揃えたオシャレな服は、全く着られなくなって、見るのも嫌とばかりに捨てたり、寄付したりしてしまったのでジムこそオシャレな服がありません。
今、必死でダイエット中ですけどね・・・・。

と、いうわけで2人して、田舎っぺ丸出しの出立ちで、夜のリンカーンセンターに赴きました。 オペラは夜の8時半から、という事で食事を済ませてから行くことに。 何時も気になっていた街のピザ屋さんに行くことにしました。 そこはピザを注文して、持ち帰るかストリートの簡易テーブルで食べるか? そういうお店です。 人気店で何時も人が溢れています。
この日もストリートテーブルは既にピザを頬張る人達で埋まっていて、立ったまま食べている人も。

私達もNYカーを気取って、立ち食いすることに・・・・。 幸い、テーブルが空いたのでそこに座って、フォークもなしで手づかみで!
いや、これ美味しい!!!! シシリアンスタイルって言うのかな? ドウが物凄く厚いんだけど、それがまたおいしいのです。

四角いピザ。 ジムも私も大満足。 2つ食べたら多分胸焼けしそう・・・・・? 1つずつ平らげて、ベタベタの指をナプキンで拭き取り、そのままサブウェイに飛び乗りました。NYのピザはCAのピザとも日本のピザとも違う、別ものでした。

オペラ会場では、さすが着飾ってる人が目立ちます。 だけど、この日は寒くって、胸の空いた大胆なドレスも何か羽織らなくてはいられません。 女性のドレスやハイヒールを観察するのが楽しかった。



わ〜凄いドレスだね、っとセクシーなドレスに私が見惚れていると、「あ〜いうの、買ったら、着る?」 ってジムが聞いてきました。
「もちろん、着る!」 と答えました。 でも、それならジムだってそれなりにオシャレしてエスコートしなくてはならない事、分かってるのかな?

マダムバタフライ、蝶々夫人、ポスターを見て、ちょっとびっくり。 日本の着物がかなり違うものになってて、思っていたのとは全然違っていました。 ま〜イタリア語で表現するオペラですから、日本の文化や服装、歴史にそうように作っているわけではないのでしょうね。

蝶々夫人を演じるオペラ歌手さんは、ソプラノ。 日本髪を結わずに真っ直ぐ長い髪。 ピンカートン氏も恰幅の良いオペラ歌手なので、何だかちょっと違和感がありましたが、その歌声はやっぱり凄かった。 3時間の公演中ずっと歌っているわけだから、それは体力が要ることだと思われます。

100年以上続く、このオペラ、現代版はとても優雅に演出されていて、ビジュアルが美しかった。驚いたのは、蝶々夫人の息子が出てくるのですが、人間の男児ではなくて文楽に使われる人形を数人の黒子が動かしていたのです。 遠くから見ると、本物の子供みたいに見えました。
黒子役の人が随分沢山出演していたようです。

文楽の人形を操る黒子さん達。

こんなかんじで外で食べてます。

分厚いNYピザ。

シアターの前で見つけたポスター。

早く到着しすぎて、劇場内を見学してました。

天井のシャンデリアが素敵でした。


最後の舞台挨拶。 黒子さんと一緒に息子もステージに立っています。 ステージの奥に並んでいるのは参加した黒子さん達。

なんて書いてあるの? と聞かれて、すぐに分からなかった・・・・あ〜蝶々夫人だわ。



















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