前回の自転車レースは地下鉄に乗ってロキも一緒に行きましたが、今日は何しろ暑いのでロキはお留守番。 でもレース会場に着いてみると木陰が多く、とても良い場所でした。 それに直ぐ隣に大きな建物があって、私はそちらの方に興味を抱いたのです。
レースはGrant’s Tomb Criterium という名前がついていて、なんだこれ? って思ったのですがその意味がわかりました。
レース会場がGeneral Grant Memorial という記念館の隣だったのです。 で、グラント将軍っていうのは、南北戦争の北軍の将軍で、アメリカの50ドル紙幣に描かれています。 かつ18代大統領を務めた方。 その有名な将軍のお墓がここマンハッタンにあったのです。
まさか、中には入れないだろうね? って思ったのですが入れました。 で、そこにはグラント将軍と奥様の大きな棺桶が置かれていました。 これ、結構衝撃的。 火葬せずに葬らられてここに眠っているのだそうです。
で、係の人に尋ねたところ1885年7月23日に亡くなられたという事で、今日はその命日です。 137年前ということ。
何も知らず今日のバイクレースを見にきて、何も知らずに引き寄せられるように中に入ったら、グラント将軍夫妻のコフンがあったのです。で、今日が命日。
昔知り合いが、ジムはこの将軍に似てるよねって言ってた事があって、そう言われてみるとちょっと似てるところがあるかな?
なんだか不思議な気分でした。 この自転車レースの情報を知って私を誘ったジムでさえ、グラント将軍のメモリアル(お墓)がここマンハッタンにあるなんて知りませんでした。 偶然です。
ウィキペディアによると、1879年に訪日されていて、日光東照宮も参拝されたそうです。 天皇しか渡ることを許されたなかった橋を渡ることを特別に許されたものの、恐れ多いと固辞された事で高い評価を受けることとなった、そうです。
日光東照宮の橋と言えば、神橋のことですよね。 私のお爺ちゃんが務めていた金谷ホテルの隣にあるあの赤い橋ですよね。
1879年だと、まだお爺ちゃんも生まれてないですけどね。
グラント将軍のお墓での競技会 とでも訳すかな?
木陰の向こうに真っ白な宮殿のようなお墓がありました。
グラント将軍とその奥様が眠っているお棺です。
確かに似てる。
うんうん、似てる。超似てる。
高層ビルと教会の間のカーブを勢い良く曲がりながら何周もします。
暑いよ〜。
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