2022年9月24日土曜日

やらかした〜! OMG!!!!!!

半年以上前にマイレージで購入したNYからの直行便のチケット。 ちょっと自分でも誇らしい気分。 だって、マイルで取れるチケットはいつもとんでもなく乗り換えが多い大変なルート、だけど今回は直行便!

1時20分 ケネディーエアポートからの飛行だったので、私はジムに10時45分にアパートを出発したいと伝えました。
この日、グーグルはターミナルまで45分程です〜、って言ってきました。 余裕だわ。

ところがです。 運転をスタートした時にジムが携帯を持ってくるのを忘れた事に気がつきました。 まだアパートのまわにいたので、直ぐに戻る事にしました。 「私が行ってくる。 もう一度トイレにも行きたいし!」 そういって、私は車を降りてアパートに戻ったのです。

ジムの携帯、そしてジムのキーを忘れないように。 私の意識はこの2つに集中していました。 
「See you in 2 weeks~!」 とレセプションの男性に手をふって、アパートのロビーを出ると、ちょうどジムのトラックが玄関先に戻ってくるところでした。
11時ちょっと前にターミナル1に到着。 

降りようとして、気がつきました。 私のショルダーがない。 ショルダーには私の財布とパスポートが入っていました。

そうです。 一度アパートにジムの携帯を取りに行った時に、私はショルダーを肩にかけていて、トイレに行くために一度外した。
そしてその後、ジムの携帯と鍵に意識がいってしまい、ショルダーをテーブルの上に置き忘れたのです。

OMG!!! 旅行人生 最大のやらかしです。
車の中でパニックする私に対し、ジムは落ち着け〜。 まずはゆっくりトラックを降りて、座席の周りをもう一度探すように促しました。でも私はこの時、確信がありました。 アパートに置いてきた〜〜〜〜〜。

とにかく、ジムに取りに戻ってもらう事にしました。 一か八かです。 チェックインカウンターがクローズする前に戻って来られる可能性は極めて低い。 でもやるしかない。

ジムを見送った後、Googleマップで所要時間を確認すると片道55分と出ました。 
車を停めて、アパートの27階まで上がって降りてくる時間を含めたら、2時間でしょう。 チェックインカウンターがクルーズするまでの時間は1時間30分。 

限りなく可能性は低い・・・・。

私はというと、スーツケースを転がしながらJALのチケットカウンターに出向いて、事態を説明。 チケットの買い直しについて聞きました。
しかし私のチケットはアメリカンエアのマイレージで取得したチケットなので、JALは何も変更手続きはできないと言うのです。
んじゃ、アメリカンエアのカウンターはどこなのさ? って尋ねると、これまたダブルパンチで、電車で移動してターミナル8まで行かなくてはダメだって。  これ、最悪。

私はアメリカンのヘルプデスクに電話しました。 幸い日本語デスクがあったので、事情を説明していつまでに変更手続きをすれば、現在のチケットが台無しにならないのか? それを聞きました。 答えは、飛行機が離陸する前に手続きをすればマイレージの半分は戻してくれると。

なるほど。

事情を理解した私は、最悪の事態に備えて変更するかもしれない飛行機を選びました。 アメリカンエアの翌日午後1時20分。 これはJALとのコードシェア便、つまり同じ飛行機の翌日の便です。 片道を買い直すと1400ドルちょっと。 これが私にとってもベストチョイスだと・・・・。

さ〜、いつこの便に変更するか? 飛行機が跳ぶ前までに変更・・・・。 

時計が12時半を指していました。 これはチェクインカウンターの人が言っていたチェックインギリギリの時間です。 これを過ぎたらチェックインできないと。

も〜ダメだ。 私は鷹を括りました。 もう無理。 ジムのトラックはまだこの先15〜20分は戻って来ないでしょう。
チケットがだめになる前に変更手続きをしよう! そう心に決めました。

ところがです、冷静に考えたら私、クレジットカードが手元にないじゃないの。 そう、お財布もショルダーの中だったのです。

と、いうことはジムがターミナルに着くまでは変更手続きもできないのです。

泣きっ面に蜂。

その時でした。 茫然自失している私の目の前に無線機を持ったJALの日本人スタッフが現れたのです。

どうしました? これこれこういう訳で、主人が戻ってくるのを待っているのだけど、既にチェックインカウンターはクローズしてしまい、もう変更するしかないかなって・・・・・。

「あと何分でご主人は戻って来られそうすか?」 
すぐにジムに電話をしました。  JALの日本人スタッフが私のために動いてくれてるから、もしかしたらいけるかもしれない!

あと12分ってグーグルマップが言ってる。

JALの天使お姉さん、すぐに私のスーツケースをチェックインするように他のスタッフに指示しました。 間に合った場合に備えてスーツケースを先に搭乗させてくれたのです。 この行為はかなり私を自信付けてくれました。 そうです、スーツケースは持ち主が搭乗できない場合は載せないのがルールです。 スーツケースを載せてくれたと言うのは、私も乗れるか〜!

グーグルの予想通り、ジムのトラックは時間通り私の待っていたターミナル1のカーブに現れました。 
ありがとう、ジム!!!!!!

ショルダーを鷲掴みした私はカウンターに走りました。 既にボーディングパスはプリントされていて直ぐに手渡してくれました。

ここから私のハッスルが始まります。

セキュリティーチェックが長蛇の列だったのです。 でも、これって前にも経験してる! こういう場合、並んでいる人達は結構行為的に順番を譲ってくれます。 私が反対の立場だったら、どうぞどうぞ、お先に行って! って言うでしょ。
それと同じです。Excuse me, my gate is closing soon.  Can I go ahead?   少し大きめの声で呼びかけたら、並んでいた列がサ〜〜〜〜っと開いて、私を通してくれました。 

次の難関。 バッグの点検で、私、焦っててアイパッドを手荷物から出すのを忘れてた。 そのため手荷物検査で再検査に・・・・。 ばか〜。

再検査組の私の前の男性は手荷物に市販のスパイスの小瓶を2つ入れていて、それが検査対象に。
理科実験が始まってました。 私はその人の次です。 早くして、急いでるの・・・・。

ついに全ての障害物をクリアして、ゲートまで走りました。

幸い、私の飛行機は離陸が20分遅れてるとの事。 それでJALのグランドホストさんが機転を効かせて私を救ってくれたのです。

私ですか? 何事もなかったかのように他の人と一緒に搭乗しました。

離陸ギリギリ、息を切らせて搭乗して皆の注目を一気に集めるのだけは避けられました・・・・・。

0 件のコメント: