2022年12月11日日曜日

掻きむしる

今年の2月、まだブルックリンに居た時、手、腕、足に得体のしれない痒い出来物が当然発生して皮膚科に行きました。
早朝から掻きむしり、目覚めた時には人差し指の関節のところ、血が出てました。

皮膚科での診断は日本語で言うところの“疥癬” 英語だとscabies 、疥癬ダニが皮膚に寄生して起こるものだと。 そう言われても全然ピンと来なくて、セカンドオピニオンを貰おうと、翌日違う皮膚科を受診しました。 NYではとても多い症例で、手にでるのは scabiesですね、とこちらでも簡単に診断されたのです。 もっとちゃんと見てよ〜、って思いました。 ちらっと見ただけでしたから。
で、処方箋をもらって薬局に行ったのです。 最初のドクターが処方した塗り薬は最近開発されたという、一回だけ塗れば終了、っていう薬で、ジムが言うに成分が強い。 でセカンドオピニオンのドクターはまた1週間後にもう一度塗る2回タイプの従来型の薬を処方してくれました。セカンドオピニオンのドクターは、その最新の1回で済む塗り薬の事、知らなかったし・・・・。


ですが、ドラッグストアーで解ったは、最新の薬は一本200ドル超える金額で、従来型のは30ドル。

両方買いました。 ジムは新しい薬を、私は従来型の薬を全身に塗りました。 ジムは症状は出ていなかったのだけど、家族は全員処方しなくてはいけないのだそうです。 
で、私はそれを2回繰り返したのです。


それでその時の症状は治ったのですが、その後数ヶ月してまた私の手に痒いものができました! その時も2月に使った塗り薬の残りを手だけ塗って、それで治りました。

で、又です。 3日前から指が痒くて掻きまくっていました。 何もできてないのに痒いのです。 ちょうど山芋をおろしで擦った時に手の表面が無性に痒くなるような感覚で、それも親指の第二関節の上。 小指の関節の間。 と決まったエリアだけ痒いのです。何もできてない。

それが一昨日から始まって、昨日はだんだん痒みが増してました。 そして今朝起きて見たら、なんと掻きまくっていた所が蚊に刺されたようにプックリ腫れてる。 あ、やっぱりだ。 って言うのが5箇所。

そういえば、昨日の朝、掃除機をかけていた時にベッドルームの私の枕の横の壁に何だか黒い物が付いていました。 真っ白壁なのですぐにわかる。 黒胡麻くらいの小さなポッチです。 掃除機を止めて、なんだろうな? って指で押したら潰れてしまいました。 やはりあれは虫だったと思います。 

それが昨日の朝です。 

インターネットで調べまくりました。 疥癬ではない事を祈りながら。 

新しくわかった事はヌカカという1〜2ミリ程の小さな吸血蚊っていうのがいるそうで、それは所謂夏に見かける蚊とは違い、小さくて網戸の目まで通り抜ける大きさ。で、刺されると物凄く痒くて、その痒みも直ぐにではなく、しばらくして痒くなると・・・・。それが1週間以上続くのだそうで、強烈な吸血なのだそうです。

あれ〜〜〜? もしかして、私の枕元の壁にとまっていた、あの黒い点がその吸血蚊だったのか? そうだとしたら、全て合点がいくのです。
ただ、12月に? 2月に? 蚊がでるか? って。 でも室内で生き延びる蚊も多いのだそうで・・・・。

今回は痒くなり出してから赤くぽっちがでるまで3日を要したこと、腫れてるし、疥癬でできるようなトンネルは見えないし。

これは疥癬ではなくて、虫刺され? だとしたら全然心配はいりません。 ただの虫刺され。
そうであると信じることにします。

写真、お見苦しい物を載せて御免なさい。

左の小指に3つ。

親指の付け根に1つ。








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