2023年4月8日土曜日

これが私達のジャイロです

昨日テキサスのAir Bに到着した私達は、購入した中古のジャイロの元持ち主であるラリーさんの家に行き、これからジャイロをトラーラーに乗せて移動するための準備をしました。
私達はまだジャイロの保管場所が決まっていないので、まだラリーさんの敷地内に保管させてもらっているわけです。

敷地ったってここはナショナルパーク? って程大きいのです。 300エーカー以上あるそうで、牛と鹿を飼っているそうです。
とにかく自分家の庭に滑走路まで作っちゃって、そこからジャイロを離着陸できるってんだから、もうスケールが違います。

フロリダのジャイロ展示会で見たジャイロと、こちらのラリーさんのジャイロを2つ比べて、ジムはラリーさんのジャイロを選んだのです。

これをあわよくばトレーニングでも使用したいと思うのですが、そうなるとトレーニングを行う空港に保管できる場所がないと困るわけです。

そこら辺がまだ解決できていません。

とにかくラリーさんの敷地からトレーラーに乗せてジャイロを運搬できるようにトレーラーの細工をしてきました。

うわ〜、これが私たちが乗るジャイロ! 私、初めて見ました。 思ったより綺麗。 

このジャイロをトレーラーに乗せるのに、まずリールをトレーラーに取り付けて電気のパワーでリールを巻いてゆっくりゆっくり乗せました。 なるほど、サイズ的にはちょうど良い。 でもこれがトラックの運転中に動いたり傾いたりしないように固定しなくてはなりません。 ジムは、ホームセンターで色々買い集めた工具と、金具を取り出し、ラリーさんの電気工具を借りて、トレーラーの床に穴を開けて、そこに留め具を固定させました。 固定するのはトレーラーの下に潜って、電動レンチを使わなくてはならなくて、トレーラーにお腹が引っかかって大変そうでした。 もう、泥だらけ・・・・。

こういう作業をしている時のジムはとても生き生きしています。 作りたい物を考えて、ノートにスケッチし、ホームセンターで材料を購入。
電気工具を器用に使いこなしている時のジムです。こういう作業がやりたくて、こんな大変な事をやり始めたんじゃないの? って思ってしまいました。 
今までの経験からそう思ったのです。 計画して実行している時がとても充実しているのです。 

この先、実際にトレーニングが始まって空を飛ぶことになった時、どういう感想が出るのか?
ジムもまだ怖いって言ってますから。私ですか? 超怖いです。 

今は2人目のトレーナーさんのスケジュール調整待ちをしています。 もうそろそろ始まると思います。

写真に写っている男性はこのジャイロのオーナー、お年は70歳を超えています。 次のジャイロを買うためにこのジャイロを売りに出したわけです。 次のジャイロは私が良いな〜って思っていたサイドバイサイド、っていう横並びで乗れるドア付きのジャイロだそうです。
これはタンデムタイプと言われる私達の縦一列に並ぶタイプよりバランスの取り方が難しいそうで、それにお値段も高いです。
ラリーさんは30年もパイロット経験があって奥さんを乗せて全米を飛んでいるそうです。 すごいね〜。



これ、ラリーさんちの滑走路です。

滑走路の隣にジャイロの保管場所がありました。 

ジャイロの保管場所の入り口に蛇が! 悲鳴をあげた私ですが、これゴム製で、
鳥が入ってくるのを防ぐために置いているそうです。 良くできてる。



前輪を固定するための細工です。

後輪を固定するためのもの。 2本ずつ両側に。 トレーラーの下に潜ってレンチで留めました、

見えずらいですが、リールで引っ張っています。 実際はローターブレードを外して移動します。























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