ロンドンヒースロー空港から国内線に乗り継いでエディンバラへ。 そこで2泊、そこから私たちはレンタカーを借りて2週間の周遊旅行をスタートさせました。
そして旅の折り返し地点を過ぎて後半に差し掛かった6月2日、ネッシーで有名なネス湖の湖畔をドライブしていた時です、ふとiPadでラインを開いたら、親友の1人が亡くなったと言う訃報が届いていました。 それは友達からでした。 ですが、良く見たらその亡くなった友達のラインから、多分ご主人が彼女のラインを開いて訃報を知らせるメッセージを直接私あてに送ってくれたのでしょう。 同じ書面が届いていました。
車の中で奇声をあげました。
だって、3月にラインをやり取りして、その時彼女から長いメッセージを幾つももらいました。 手術が済んだけど、身体中が浮腫んでいること、水分も少しずつしか取れないこと、でも外に出て近くを歩くことはできるって・・・・・・。
今度私が日本に帰る時までに元気になるからって、そう言っていました。
だから私の9月末のピアノの発表会に来て欲しいってスコットランド旅行の前に彼女にラインで送りました。
なのに、返事がないので、あれ? 体調が悪いのかな? って思っていました。
彼女とは私が相模原に引っ越してからずっとの付き合いです。 同じ歳で、誕生日も1ヶ月違い、家は2軒隣り。 小学校、中学、高校と一緒でした。 ピアノの先生も一緒、テニス部も一緒、母がおそろいの服を作ってくれて発表会では何度か連弾しました。
妹さんとも遊んだし、お兄さんとも遊びました。 彼女のお父さんは習字のプロだったので、お習字を教えてもらいました。
いつも一緒で、姉妹の様に育ちました。
なのに、まだ64歳なのに、天国に行ってしまったなんて信じられません。
最後に会ったのは2022年だったかな? いつもの4人グループで町田で会いました。
あれが最後?????
告別式は6月6日だそうで、私は飛んで帰りたい気持ちですが、それもできません。 今スコットランド旅行の真っ只中です。
彼女の訃報を受けても、トナカイと戯れている自分。 なんだか複雑な心境で・・・・・。 親友が亡くなったと言うのに古城めぐりをしているし・・・・・。
彼女の事が頭から離れないのですが、旅を続行するしかありません。 彼女の事をスコットランドから思いながらお別れをしたいと思います。
元気になって温泉にでも一緒に行きたかった。 美味しいものをいっぱい食べて、旦那の悪口を言いあいたかった。
人生って本当に呆気ない・・・・・。 これから又会えるって思っていた人がある日突然いなくなる。 もう会えなくなる・・・・・。
今日は彼女の事を思いながらスコットランドのスターリンと言う街でキャンベル城を見学しました。 珍しくいい天気で、青空が綺麗だった。
ゆきちゃん、今私、スコットランドだよ。 天国から見えてるかな?
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