2020年3月20日金曜日

空港に向かう30分前に

さあ、サンフランシスコ国際空港へ向けて出発!と、23キロぴったりに詰め込んだ2つの重たいスーツケースをジムに2階から玄関まで、おろしてもらった私は、最後の荷物チェックをしていた。マスク、マスク、マスクは手荷物に。。。。
あと30分で家を出ようとしていた時、ユナイテッドカーゴからメールが。。。。。
Effective immediately........

海外向けの貨物便は全てサスペンドしますという内容。ガーン!!!!!!!

怖れていた事態が起こってしまった。パッセンジャー便はまだ飛んでいるのだが、ロキをのせる貨物がストップしてしまった。

慌てる、ジムと私。。。。。。。。どうする、どうする、私だけ先に日本に行くべきか、それともジムと一緒にここに留まるべきか??????? 15分程、頭をフル回転させて、色々なケースを考えた結果、私も留まる事に。
私だけ、横浜に行けたとしても、ロキの貨物が再稼働したとしても、アメリカ人のジムが海外に出られなくなるかもしれないケースが懸念されたからだ。(今現在はアメリカ人、海外渡航中止の勧告なので、まだ行こうと思えば、行けるのです!)

先ずはアニマルシッパーの担当者に電話。良かった、ここは早朝でも、フロリダは既に9時半だから!担当者と話しができた。担当者は別の航空貨物でロキを日本まで運ぶ手段がないか必死なって探しているところだった。

昨日、彼女が作成した重要な書類に記載ミスがあって、そのままでは成田に到着したあと、ロキは180日間の空港保留になるところだった。。。。。。私は、事前に自分で下書きしたその書類を成田の動物検疫官に送って、オッケーを貰っていたのに、最後の最後に担当者が書き直した。そこにミスがあった。で、私が動物病院で、そのミスを見過ごした。だって、彼女が書き換えて獣医さんに送ったとは夢にも思っていなかったので、(その時私、老眼鏡を忘れて、細かいところは良く見えなかったのよね。。。。)間違ったままの書類に獣医さんがサインして、アメリカの農林水産省に送られて、スタンプを貰ってしまった。ここまでいくと、もう、修正は不可。
ってんで、泣きそうになりながら、休みを取っていた獣医さんを探して、もう一度サインのし直し、農林水産省に送り、ジムが出発する月曜までに書類を差し替えて。。。。。。という神経をすり減らす作業があった。

のに、のに、のに!

飛べなくなってしまった。

気がつくとバックパックを背負ったまま、私は先ず数時間後に乗るはずだった、サンフランシスコー羽田便をキャンセル。 クレジットにしてもらい、横浜のマンスリーマンションのチェックインもキャンセル。 24日のペットタクシーもキャンセル。。。。と、ドタドタのキャンセル作業。

引っ越し業者さんが家を空にしてくれたので、家の中には何もないよ。

冷蔵庫、ガスレンジ、暖炉、エアーマットレスと寝袋、ありますけど!











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