母へメッセージを殴り書きして渡してもらった。 母にはベランダに出てもらい、お互いの顔を上と下から見合った。何か言いたくても距離があって、ちゃんと聞こえないし、母は新型コロナの状況は理解していないようで、何時もと同じ調子だ。
私が『アメリカに帰るから、暫く来られないよ・・・・』と伝えると、『あら〜久し振りに帰るのね。 風邪をひかないように。』 と言ってくれた。
私は感極まって涙が溢れそうになったが、95歳の母はこの世界的緊急事態をもマイペースで何事もなかったかのように、乗り切れるに違いない、 そう思って涙をこらえた。 『今度はジムとワンコを連れて戻ってくるからね。』 と伝えると、
『それは楽しみだわ。 待ってるわ!』 と手を振ってくれた。
老人ホームのスタッフさんの気遣いは想像を絶するものがあると思う。 テレビでも介護施設に関するニュースが扱われ初めていて、どんなに大変か頭が下がる。
大丈夫。 ハクビシンやクマネズミとも同居して、体調を崩さなかった大正生まれの母だもの。 きっとこの事態をも乗り切れる免疫力がある。 きっとあるはず。
1 件のコメント:
大丈夫だ。お母さんは元気でいる。
今度帰ってきた時に、ゆっくり再会を喜び合いましょう。
それまでは大丈夫だから安心して一旦撤収だ。
お元気で!!
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