2020年7月12日日曜日

バックパッキング 練習編

今週木曜日からタホに向かいます。 2週間滞在予定で、その間にステップサン、お姉さん夫婦、甥っ子家族が順番に合流します。 お姉さん夫婦はバックパッキングを趣味としているようなご夫婦で、リタイアしてからは毎年キャンプを楽しんでいるようです。 とにかくご主人はボーイスタウト少年がそのまま大人になったような男性ですから、アウトドアは超お得意。 お姉さんもしかり。 湖を見るとすぐに飛び込んで泳いでしまうような女性・・・・・。

私? バックパッキングは、60年の人生、避けて通ってきたような気がします。 だって、そもそもキャンプが好きじゃないんだもの。 バックパッキングなんて、敷居が高すぎる。 
でも、キャンプはモンゴルで2週間経験しましたよ。 テントに寝たり、グルに寝たり。 トイレがない場所での生活を2週間も。  う〜〜ん、どうだったかって?  まだまだ大自然の懐に身を任せて地球との対話を楽しみ、地べたに寝転がり・・・・・なんてことは程遠い感じ。
え〜〜、ここにも牛のウンチ、あっちにも?  あ〜〜、テントの中に虫が・・・・。 グルの中にネズミが・・・。夜中にトイレに目覚めたらどうしよう? っなんて、幼稚園生の初めてのお泊りみたいに、ナーバスになります。 こればっかりは仕方ない。 元々物凄く神経質なたちなんだもの。  

で、ちょっと私に心境の変化がありました。 2年前の夏。 日本で働いていた私は夏休みの一週間、アメリカに戻ってきてアロマスの家で過ごしたのです。 その時に流星群が見える! というのでリクライニングチェアやら、ブランケット、暖かい飲み物などを用意して小高い山まで行ったのです。で、日が暮れてずっと真っ暗な山の中でリクライニングチェアに寝転がりながら何時間も流星群の到来を待ちました。 だけど、ほんの10個くらい流れ星が見えただけ。 不完全燃焼のまま家に戻ったのでした。 
で、その時にせっかくだから、今晩はこのまま外に寝て、流星群を待とう! とジムが言い出したのです。
芝生の上にエアーマットレスを置いて、寝袋、枕を用意。フクロウの声を聞きながら、流れ星を数えているうちに、ジムは高いびきで寝ちゃいました。 私は、え〜、カが来たらどうしようかな〜? なんてドキドキしているうちにやっぱり眠りに落ちたのです。
で、翌朝、朝日で目がさめました。 だって、テントなしで寝てたわけだから。  夜露に濡れてるのだけど、朝日が暖か〜〜くて清々しい。 その感覚は、初めて味わったものでした。 あ〜〜、これがキャンプの醍醐味の1つなのかな?
って思ったのです。 もしかしたら、この路線、いけるかも? と微かに思ったのです。

で、リタイアしてジムに言いました。 流星群の時、庭で寝たのが気持ち良かったから、初心者として、バックパッキングやってみようかな?と。 もちろん、ジムは喜びました。

で、21日からお姉さん夫婦と一緒に2泊3日の初級コースバックパッキングに行ってきます。 プロの3人にはちょっと物足りないかもしれないな・・・・・。

今日は5キロのバックパックを担いで、アプトスの州立公園の林道を10キロ歩いてきました。 実際はこの倍の重さになると思います。
やっぱり怖いな、緊張するな。 だけど、60歳過ぎてから新しい事にチャレンジするのは良い事だよね。

10キロ歩いてさすがにロキもジムも疲れたようで、みんな寝てるわ・・・・。
ロキはまだお薬を飲んだり、クリーム付けたりしていますが、後ろ足を気にしないで歩いていたので、大丈夫そうかな。


やっぱりバックパッキングにはスポーツブラがいるわ! 普通のブラじゃだめだわ・・・・・。 急いでAmazonでオーダーしました。










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