2021年2月13日土曜日

函館七飯スノーパーク

今日2月13日、先日ロキを連れてゴンドラに乗った函館七飯スノーパークで、ガイドさん付きのスノーシューウォーキングに行ってきました。  こちらでの滞在のメインイベントです。
天気は快晴! スノーシュー装着での霧氷ツアー。 ロキは連れて行かないと決めました。 そのせいなのか? ジムがイマイチ乗り気でない・・・・・。 話さない、喋らない、カメラの方に顔を向けない・・・・。

ガイドさんが言うには、滅多にないという雲一つない快晴で、気温も暖か。 暖か過ぎて霧氷と呼ばれる木の枝が雪で覆われる景色は見られませんでした。 でも、先日、ロキを連れて山頂まで行った時に見られたし、今日のウォーキング、自然の織りなす雪のマジック、他に誰も人気がないという贅沢な貸切絶景! このウォーキングツアーは始まったばかりで、まだ周りに広まっていないのだそうです。ガイドさん、ジムを見て、初めての外国人のお客さんです! と喜んでいました。 どんどん、宣伝してほしいと。

私達はスキーヤーが滑っている場所のもっと上まで山の頂きを歩いたので、誰も歩いていない手付かずの雪景色を独り占めし、そして新雪の上を闊歩できたのです。  高度が上がるに連れて、雪質や周りの木々の風景が変わります。 ま〜〜るい雪の玉が枝にくっついている木が芸術的で、思わず、「マシュマロだ〜!」 と叫んだ私。 
これにガイドさんが痛く感動して、「“マシュマロの丘” と命名させて頂きます。 」アメリカからいらした、ジムさんとトモさんが名ずけ親。 これからのお客さんには“マシュマロの丘” と説明します。って。

このツアーには最後にランチがついています。 ピークカフェと呼ばれるカフェで、ハンバーグか、生姜焼きか、どちらかを選択してくださいと言われていました。 すると、喋らなかったジムが「味噌汁はありますか?」って聞いたのです。
「味噌汁はないの、ハンバーグか、生姜焼き、どっちかなのよ。 」既に何度も2つのうちのどちらかだよ、って説明していたのに・・・・イラッとする私。じゃ、君と同じ物をって・・・・・。

サーブされたご飯にはいっさい手をつけなかったジム。 このまま帰るんじゃなんだか気がひけます。最初からライスはいりません、と言えば良かったのに。
ジムの手付かずのライスのお皿を、私は自分の方にひきよせると自分の殻になったライスのお皿に重ねてジムの
ライスも黙々と平げました。 なんだかな? 

だけど、だけどです!ジムが固まっているにも関わらず、お料理が出てくるまでの間に「It’s a  nice day」 と言ったのです。 ちょっと耳を疑った・・・・・・。
だって、喋らない、笑わない、カメラに目を向けないとナイナイずくしだったのに、ナイスデ〜って言った? 確かに言った! 

これはもの凄い進歩です。 
出先でのこう言う状況は何十回も経験してきました。 調子が上向きでなくても、既にスケジュールしてしまっているイベントは実行するしかありません。 で、ナイナイ尽くしで私をイライラさせるのですが、It’s a nice day だって〜!
初めてのこの発言には深い意味があります。 イベントを私と一緒に楽しく過ごしたいと本人は思っているのだけど、脳内物質のアンバランスで本人の意思に関わらず固まってしまう事がある・・・・と、私のカウンセラーの先生は言っていました。 だとしたら、私はできるだけ優しく見守ってあげたいのだけれど、こういう時、ものすご〜〜〜く嫌な奴になるんです。 意地悪に。 で、私が耐えきれなくなって爆発するってのが何時ものパターン。

で、今日のIt’s a nice day は20年の結婚生活の中で始めての展開。 
ギリギリセーフで大爆発しなくて本当に良かった。 

明日がバレンタインズデーでだって事も関係しているかも? ここで大喧嘩をしたくなかったから、It’s a nice day だったのかもしれないです。 だけど、それを固まりながら口に出したって事に意味がある!

帰り道、セブンイレブンでキャッシュを引き出した私は、ジムが店内をウロウロしながらそれでも何も買わずに出てきたのを見てました。 で、ジムが言うには「フラワーは売ってないのか・・」 と。 はは〜、明日のバレンタインの為に花束を買いたかった。 だけど、売っていなかった。 「だって、日本のバレンタインは女性から男性にチョコを送る日だもの、男性に花束を送らないでしょ?」 

さ〜、明日までにどれくらい解凍できるのか? 明日の夜は歩いて行ける小さな地元のレストランにディナーの予約を入れています。で、明後日は出発です。







マシュマロの串団子

大きなマシュマロ



雪見大福 !

向こうに見えるのが駒ケ岳

















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