本当に親孝行。 注射もお尻に打つので痛みがないのかな? 全然嫌がりません。 診察室で大泣きしているワンコもいて、気の毒になるくらいです。
日本からアメリカへ犬を連れて行くには、何が必要なのか調べているところですが、受け入れる側のアメリカでは到着した際に健康ならオッケーだと。 本当かい? ちょっと気が抜けちゃうほど簡単じゃないですか? 検疫はどうなの?
あ、日本から連れて行く場合は検疫所で健康ならオッケーって良いうことのようです。日本は狂犬病がない国だからです。
ただ、日本を出る際に日本側で空港検疫があります。 ここで、狂犬病接種を受けている事、等の書類を提出するようです。 日本側はやはり厳しいです。狂犬病ないのにね・・・・。
私が動物病院にいく前に、庭にロキを連れて出ると、ホストさんが既に庭に来ていて夕べのBBQの後片付けをしてくれていました。 そうなんです。 こちらのホストさん、綺麗好きなタイプで、自分でやらないと落ち着かないらしいのです。
アメリカ人だからBBQはおてものものだし、片付けも大丈夫です〜って言いましたが、ホストさん、僕が全部やりますからそのままにしておいてください! と。
雨の中、ベランダのBBQを片付けて、そのあと家の中のお掃除までしてくれると言うのです。 ジムが中にいるし、掃除機なら私達、自分達のを持って歩いているし、自分でできるよ〜。 と言いましたが、こちらも却下。
では、お願いいたします! と私はロキを連れて動物病院へ。 残されたジムは雨なので外にも出れず、家の中に居ましたが、ホストさん2時間以上かけて家全体をお掃除してくれました。 これにはジムも私もビックリです。
このホストさん、チェコ人で日本人の奥さんと千葉に移住して来たそうなのです。 千葉の田舎に古民家を購入して改築し、息子2人と住んでいます。 この人は画家です。 家の中に素晴らしい作品が一杯飾ってあります。 ほんわかして私も好きな作品です。 奥さんはフリーのTVディレクター。
自分たちの家以外に、近所にこの一軒家が売りに出たと言うので、内見し、即決したそうです。 高台のヴィラ。 バブル時代に建てられた会社の保養施設だったそうです。 土台がしっかりしているので内装を直して、Air B and B に登録するとあっという間に人気第3位に! それくらい素敵な一軒家です。本当に良いです。ホストさんは自国でレンガの家を建てた事もあるくらい器用な人で、とにかく働き者です。
このホストさん、日本に来て13年だそうで、日本語がペラペラ。 おしゃべりが好きなタイプ。 私はこんな大きな家を管理するのだから大変だろうな〜。 庭の芝刈りからリビングのガラス磨き。(このガラスは床から天井まである大きな引き戸で、ピッカピカ。 気をつけないと何も無いようにに見えてぶつかってしまいそうなくらい綺麗に磨き上げてあります。)
とにかく大変そうだ、と感じていたのですが、意外なコメントをホストさんの口から聞いたのです。
「僕はチェコを出るときに、日本でこんな大きな家を自分で所有する事になるなんて、夢にも思ってなかったよ。 だから庭の芝刈りしている時なんか、フッと、あ〜〜幸せだな〜。って思うんだ。」
なんか良くないですか、この彼のコメント。 ちょっと凹み気味だった私の気持ちに爽やか風が吹いた感じでした。
ホストさん曰く、「僕はこの仕事すごく向いてると思うんだ。 それに日本人の奥さんは最高だよ。」
彼は2時間もかけてまだ1週間も滞在していないこの家を丸ごとお掃除して帰って行きました。 自分の家だと思うと、しっかり綺麗にしたい。 お掃除にもこだわりがあるのでしょう。
普通だったらちょっと嫌かな? って思う程のこだわり様ですが、ホストさんの話を聞いていると、なんだか許せちゃうんです。 入ってきて洗濯物まで乾燥機に入れてもらっても。
ジムはちょっと不機嫌そうですが・・・・・。
週末にはホストさんの家でBBQをやることになりそうです。 そう、これくらいフレンドリーに自分から心を開いて周りに飛び込んで行かなくては、日本語を使いこなせる様にはならないのだと思います。
そうそう、ホストさん、こんな事も言っていました。 ロキちゃんは犬の臭いが全然しないねって。 ホストさん家族はラブラドールを飼っているのですが、家の中に居ると臭いがすると。 ロキちゃんはそういえば、犬の臭いが殆どしませんね。
ロキの後ろ側にはガラス戸があります。 で、その向こうはベランダです。
0 件のコメント:
コメントを投稿