その次の日です。 玄関にアメリカ人男性が・・・・・。
「車が無いって聞いたんだけど、レンタカー、1日2500円でありますよ!ワンコも乗せてオッケー。」
そう言って連絡先の電話番号をくれました。
何がなんだか良く聞かないうちに、ジムはその気になって、レンタカーを借りたいと言い出して、その男性に電話をしました。
良く話が見えないんだけど・・・・・。
翌日、その男性の日本人妻がやってきました。
まずレンタカーを動かす前にセブンイレブンで自動車保険を購入しないとダメなんです、と説明を受けて、私の日本の運転免許証の写真をとりました。 成る程、セブンイレブンの1日保険ってやつです。
で、「明日の朝、ちょっと早いのですがお迎え8時でも良いですか?」 彼女が言いました。 「はい、大丈夫です。 お願いします。」 セブンイレブンに行って保険を買ってから車を取りに行きましょう、15分くらいの所です、と説明されました。
お願いします! と言い、最後に「車を返却する時はどうしましょう?」 彼女は「う〜〜〜〜ん?」 と考えこんでしまったので、私は「じゃ、それまでに考えることにしましょう。」 そういって彼女と玄関先で別れました。
翌朝、土曜日。 晴天。 この天気なら今日はサマーゴンドラに乗ってニセコアンヌプリの1000メートル展望台まで行けるそうだ! ワクワクして彼女と約束していた8時に準備をして待っていました。
ところが待てど暮らせど現れません。彼女の電話番号は聞いていなかったし、話を持ちかけてくれたとうのご主人は東京に出張中です。
10時になっても現れないので、ジムが彼女の家まで直接行く事になりました。
帰ってきたジムが言うに・・・・。「気が変わってレンタカーは借りない事になったから行かなかった。」と彼女は言っていたと。
「?????????????」
日本人同士で面と向かって日本語で話して、お互い納得の上別れました。 何度最後の会話を思い出しても、勘違いでレンタカーを借りなくなったと勘違いする理由がわからないのです。
英語だったらこんな事、ありですよ。 だけど、母国語で会話していて、土曜、日曜、2日間だけ借りたいです。 8時にお迎えオッケーです。 で、なんで借りないって事になるのか? 髪の毛を掻きむしって自担だを踏みたいような気分です。
何度考えても納得がいかず、物凄いストレスで心臓がバコバコし始めていました。 後味が悪すぎです。
100歩譲って、もしかしたら? と思えるのは「(2日後に)どうやって車を返却したら良いですか?」 と私が聞いた時に彼女が即答できなかったので、それではその時までに考えましょう、と私が提案したので、それを勘違いして、今は借りないって思ったのかな?
大した問題ではないにせよ、日本語が通じなかった事がショックで・・・・・。 立ち直れない私。
ジムが直接話してくれて、彼女はその日、オンラインクラスをとっているので、12時過ぎにお迎えにきてくれる事になりました。 仕切り直しです。
12時過ぎ、今度はちゃんと来てくれました。 彼女、私より身長も高くて日本人としては大きいタイプ。 話し方もソフト。 なんだか勘違いで物凄いストレスを感じた事を攻める気にもなれない、ソフトな話し方。
セブンイレブンの1日自動車保険はレンタカーには使えない事などを私が話しだすと、やっとこのレンタカーがどういうものなのかがわかってきました。
ご主人がアメリカ人でニセコでロッジ/レストランを経営していて、冬は大繁盛なのだそうですが、夏の間はお客さんが居ないので、ロッジで使っている車を貸してくれるという、そういう事だったのです。ご主人は東京と大阪にバーも経営されているそうで、車が置いてあったロッジも大きくて素晴らしい建物でした。お客さんが車が必要な時に貸し出しているのだそうです。
やり手のご主人のようです。 彼女がガツガツしていない理由がなんだか理解できた気がしました。
とにかく2日間セブンイレブンの保険を購入して土曜、日曜と車を借りました。 土曜日はスタートが遅れましたが、午後から行きたかったニセコアンヌプリのゴンドラに乗り展望台まで行く事もできました。
やれやれです。
彼女にお幾らお支払いすれば良いですか? と聞いたところ、「え? 主人が言い出した事なので私、全然わからないです。 男性群にお任せしましょう!」 だって。
イライラしたのがアホらしくなってきました。
ゴンドラは現在週末しか稼動していなくて、この日は午後からだったので、
お客さんも殆どなし、がらがらでした。
ロキちゃん、ゴンドラの中、お父しゃんの膝の上で嬉しそうです。
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