2021年10月21日木曜日

62歳 誕生日

10月15日、私の62歳の誕生日を迎えました。

先月のジムの誕生日は私自身消えてなくなりたい程悲しい1日となってしまい、とてもハッピーバースデーなんて言える雰囲気ではありませんでした。 
が、あれから6週間が過ぎ、今度は私の誕生日です。 どんなにジムの誕生日がメチャクチャになろうとも、私の誕生日は何時も抜かりなく祝ってくれるのです。 不思議なのだけど何時もそうなるのです。 ジムの誕生日はボロボロに、そして私の誕生日は完璧に。

10月12日にアメリカから戻って来たジムは2週間ルールのためにパブリックプレイスに行くことはできません。 できるのは犬の散歩、ちょっとしたコンビニでの買い物くらいです。 毎日どこに居るかをスマホの位置管理アプリで確認する連絡が2〜3回、ランダムに入リます。
スマホに連絡が来ると、それに対応して位置アプリをクリックして、自宅に居ますよ〜!と自宅に居ることを証明します。 ビデオで本人確認もされます。他の人がかわりに位置管理アプリを押していないかどうかのチェックです。

それくらい、外国人の海外からの帰国は厳しく管理されているので、私の誕生日もレストランには行けません。

で、前日にレストランを選んで、お持ち帰り用にorderを入れました。

誕生日当日、私は北海道からの長距離ドライブの疲れがまだ抜けず、目覚めが悪いったら。 反面ジムは時差ボケのために早朝から目が醒めて、早朝から起きていたようです。

私が目醒めると、まずはベッドにコーヒーを持って来てくれて、その次はパンケーキが。
これ、ジムのお得意のパターンです。 日本人感覚ではちょっと理解し難いのですが、アメリカ人感覚だと、ベッドに朝食を運んでもらうのは、甘やかされている人の最上級のパターンなのだと思います。 自宅だとこれに庭から摘んで来たお花が一輪追加されます。 
もちろん、年に一度、誕生日の日だけですよ。

この世の終わりとばかりの派手な喧嘩をした後だったなんてコロッと忘れて、こういう扱いをされると、あ〜私、アメリカ人と結婚したんだっけね。 辛かった事をコロッと忘れてしまう単純な性格、というか、こう言う滅多にない心の底からハッピーを感じる瞬間を余すところなくエンジョイしなきゃ! と私の中の無意識がそうさせているのかもしれないです。そうでないと、バランスが取れないんだもの。

こう言うふうにどうして私もジムの誕生日を祝えないのか? どうして喜んで貰えないのか? 20年たった今でも分かりません。
ノロけに聞こえるかもしれないけど、ベッドで朝食、それもちっちゃなちっちゃな荷物だらけのアパートで、ベッドでパンケーキ。
ちょっと可笑しい構図です。 

で、私がフローズンフルーツのたっぷり乗ったパンケーキを食べ終わるや否や、「これだけじゃないんだな〜。」と言いながら、まだ中身を片づけ終わっていなかったジムのキャリーオンバッグの中からアップルの手提げが出て来たのです。 
今使っている私のiPadAir は7年使って、既にOSが世の中についていけなくなっていました。 アマゾンや、Air B and Bのアプリが開けなくなって、物凄く不便でした。 それで、アメリカから最近売り出したばかりの5GのiPadProを買って来てくれたのです。

横浜駅近くのヨドバシカメラに行って、iPadPro用のケース/キーボードを購入しました。 快適!

そういえば、去年の誕生日も横浜のちっちゃなアパートにいましたっけね。 アメリカから到着したばかりで、雨の中ジムがケーキ屋さんにケーキを買いに行ってくれて、戻って来てケーキの箱を開けたら私が頼んだイチゴのショートが入っていなくて(本人はケーキ屋さんに、これとこれって頼んだつもりだったのに)自分の食べたかったチョコレートケーキが1つだけ入ってて。。。。自分の日本語が通じなかった事に悲鳴をあげたのでした。

この旅行、あと6週間ちょっとで終了となります。 何が楽しかったって聞かれたら、そういう小さな、小さな毎日の出来事、そう言うのがすごく幸せで心の底からハッピーを感じる瞬間だったな。そう思いはじめています。

今年もいい誕生日を過ごさせて貰いました。 ありがとう。






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