たった8個の虫刺されの様な痒い出来物は疥癬(カイセン)というヒゼンダニの寄生に寄るもの、症状が出るまでに4〜8週間掛かるそうなので、多分ですが今年の1月に何処かで感染したのでしょう。 2月17日の朝に急に痒くなって、なんとなくインターネットで調べ始めた私ですが、翌日にはかゆみも治まって、腫れもなくなったので、もしも移動日とかに重なっていたら、虫に刺されちゃったで終わっていた可能性が強いです。
疥癬には2種類あるとのことで、通常の疥癬なら、皮膚の下にいるダニの数も少なくてそれ程大騒ぎするものではないようなのですが、それでもメンタルにきちゃいました。 それも出してもらった処方箋が在庫切れだったりジムの治療分も処方箋に含まれているはずなのに、それが上手くファーマシーに伝わらなくて、もう、ファーマシーで泣きたくなりました。
セカンドオピニオンを聞きたいがために、2人のドクターに診察をお願いしていたので処方箋も2つなってしまいました。そでれ、ジムと私が違う薬を選んだのがそもそも混乱の始まり・・・・・。
ジムが選んだ治療薬は最新の薬だったので、1回の治療で済むかわり、お値段が$200以上かかってしまいました。 私のは従来通りの古いタイプだったので、2回の治療分で36ドル。
昨夜はシャワーを浴びた後に裸の体、首から下、足の平まで全身にこのクリームを塗りました。 乾くまで10分待ってからパジャマを着て就寝。 ジムも然り。
そして翌朝、大洗濯大会です。
トリートメントを開始する48時間前までに肌に触れた物、全てをクリーニングしなくてはなりません。 膨大な量の寝具、そして衣類。タオル、これらを洗濯機に入れて熱いお湯で洗い、乾燥機へ。
この家には大きな洗濯機がありますが、乾燥機が超小さいタイプで、これでは何回乾燥機にかけたら良いやら?
2ブロック先にあるコインランドリーまで汚染された寝具を大きなゴミ袋に入れてジムと2人で洗いに行きました。
バスマットやマットレス、ソファーも処理しなくてはいけません。
昨日のうちにジムがベッドバグ用のスプレーを購入してくれたので、マットレスやソファーはそれを吹き付けて、その後掃除機をかけました。
ジムは朝からテキパキとスプレーしたり、汚染されたものを袋に入れたり、さすがサイエンティストです。 自分は昨夜の治療1回でトリートメントが終了しています。
汚染されている可能性があるものを直に手に取るのは危険なので、洗濯、クリーニング作業が終わるまで、もう一度クリームを手に塗った方が良いよ、とアドバイスをくれました。 私は1週間後にもう一度治療をしなくてはなりません。 ジムと私の治療薬が違うのはベストな選択だったとは言えないです・・・・。
私だったら、朝イチでシャワーに飛び込んで、治療薬を洗い流したと思いますが、ジムは全て汚染処理が終わるまではシャワーは待ったほうが良いと。 なるほどです。 考えもつきませんでした、私には。
1週間後はちょうどマンハッタンに移動する日です。 2回目の治療を新しい部屋でしたくないので、2回目は1日早いスケジュールで行う予定です。 朝にクリームを塗りたくって、そのまま一日過ごす。 手はどうしても洗う事が多いので、その度にクリームを塗り直すかビニール手袋をするか・・・・・。
今いるブルックリンを予定より約2週間程早くチェックアウトするので、私達が引越したあとは誰もこの部屋には入らないでしょう。 ヒゼンダニは人間の体を離れたら直ぐに死んでしまうとの事なので、この部屋を心配する必要はなさそうです。
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