7時にリハーサルではなくて本番の方を希望して整理券をもらい、突っ張った足を引きづりながらアパートに戻り、ベッドになだれ込みました。 これが8時前でした。
一日中頭が朦朧として使い物にならない状態。 ですが、この日夜の11時半にショーが始まるので、TV局に9時過ぎに戻る予定でした。
9時15分、現場に戻り今度はNBCテレビ局の建物内の列へ・・・・・。
整理券の番号順に並ばされ、そこで2時間待ちました。
さ〜いよいよ列が動き始め上の階のスタジオへ! その前に空港にあるようなセキュリティーチェックがありました。 ですが、セキュリティーを通過したからと言って、席が確定したわけでは無いですからね〜、と言われる。つまり私達のステータスは会場に入れるかどうかは最後の最後までわからない、ラッキーで席が空いていたら入れます。 そういう状況。
今朝整理券をもらう為に並んでいたノーメークのカジュアルな服装をしていた女性たち、一度戻って皆着替えをして来ているので、揃ってドレスアップしているのです。その変わりようが凄かった。
ショーによって、『あなたの持っている服の中で一番良いやつを着て来てください! 全国放送のショーですからね。』という注意書きがあったり、『ロゴの入った服は避けてください。』 というスポンサーへの配慮があったり、色々服装についての注意事項が書かれているものだけど、今回は何も書いてなかったのです。
なので、私達は今回のショーは観客のわ〜〜〜とか、きゃ〜とか笑い声とかだけで、カメラは私達観客を撮らないんだね、きっと。 そう理解していたのです。 なので寒さ対策優先の普段着のまんま来ちゃった田舎っぺ。
後ろの女性なんかパーティー用のフルメークアップ。 前の女性もきまってるね〜っていう感じで、私達、どこの田舎から出てきたの? と、超恥ずかしかったのです。
いよいよ10名ずつ列が動き出してスタジオに近づいて行きます。 音楽がガンガンかけられていて、TV局のホール(廊下)で踊り出す人も。
スタッフは私達を2列に整列させてスタジオからの連絡を待って、人数制限をしている様子でした。 ヘッドセットではなくて全て携帯でのやりとりのようで、携帯に10名入れて、とか連絡が入るようでした。
さ〜いよいよ私達の番。 次に呼ばれたらジムと私が会場入り!
その時です。
「Have a nice evening everybody.」 スタッフの一人が言いました。 音楽で良く聞き取れなかったけど、『That’s it』 と言ったのでしょう。
私達の前の女性1人がスタジオ入りしたところで、空席が埋まってしまったのです。
ジムは無言で踵を返しました。
私は疲労困憊で怒る気力も残ってなかった。 後数分にスタジオ入りして席に座れる事を願っていたので、足が棒のようになって上手く歩けません。
何という無情・・・・・。
昨日から合計5時間以上待ったというのに、私達の前の人で終わりって・・・・・・。
こういう事もあるんだね。
土曜日のマンハッタン、ミッドナイトでも人混みが多く、バーで喉を潤そうかと入ってみたところ席が空いていなくて、退出。
そのままアパートに戻りました。
笑い話だわ。
もう一度チャレンジするかい? ジムが聞いてきました。 う〜〜ん、徹夜は嫌だわ、私。
早朝に椅子を持って、一か八かに並ぶのはアリだけど、13時間も前の晩から徹夜するのは勘弁だわ・・・・。
(今回徹夜組の人達約100名は無事会場入りできたのだと思います。この人達も徹夜したからと言って確実に席があるという保証はないんだそうです。)
テレビ局内の列に並ぶジム。 怖い顔、無理にしてます。
雨の中並んだんだけどね・・・・。
TV局内で2時間待ちました。
TV局に行く時のサブウェイの中。 これからパーティーに行くらしきガールズ。
夜明け前の6アベニュー。
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