2022年8月26日金曜日

ロングアイランド(ファイアアイランド)プチ旅行

毎日がバケーションのような呑気な生活をしている私たちですが、夏の間ロキはお散歩やボール投げは消極的。 動こうとしません。
そんなロキを見て、気の毒に思ったジムは、ドッグコミュニティーの仲間からの情報で、ワンコフレンドリーなプチ旅行を計画したのです。

ロングアイランド、そこはニューヨーク州の南東部、大西洋に浮かぶ島です。 

お部屋はAir Bからの予約で、ジムと私はウェブに載っている写真と説明文を見て、それぞれ違うイメージをしていたようです。 ヴィラの中の“プライベートルーム“ って書いてありました。

結局のところ、このヴィラ、幾つ寝室があるのやら? 8個くらいはあるのかな? 20人くらいまでは泊まれそうな大きさの一軒家でした。
ホストさんが出迎えてくれました。 色々説明を受けて、どうやらこのホストさんがお部屋のクリーニングも担当しているようでした。 

で、夜になると5台もの車がパーキングに・・・・。 どうやら、インド人のこのホストさんと他にもインド人の男性が出入りしているようで、ファミリーなのか? お部屋を貸しているのか? よくわからない状況。 冷蔵庫の中は鍋ごとの残り物が入っていたり、冷凍庫は冷凍食品でいっぱいだし・・・・。 どうもAir B のお客さん以外の人達が住んでいるような気配でした。

そもそもジムはホストさんが家の中をウロウロしているのを嫌います。それに寝室のドアに鍵が付いてなかった・・・・。 
素晴らしいキッチン、プール、大型テレビ、地下室のプレールーム、どれをとっても素晴らしいのだけど、全てが男性目線でできているのを感じるのです。 

例えば、バスルーム、ここにゴミ箱がなかったのですが、女性が使うサニタリーボックスは置いてありました。 生理用品を捨てるためのあのボックスです。 でもゴミ箱がないので、デンタルフロスとかトイレットペーパーの芯だとか捨てるにはこのサニタリーボックスに入れるしかないでしょ? これって男性に中を見られるのはとても耐えられない。 

このバスルームを他のゲストとシェアするのは良いとしても、濡れたバスタオルを部屋に持ち帰って、ハンガーがないから掛ける場所がないじゃない・・・・。 

こういうのは女性ホストだったら絶対に気がつくはず。 トイレットペーパーの予備もゼロだった・・・・。

ポップコーンを作るマシーンが置いてあったり、まだ届いたばかりのアイスクリームマシーンが置いてあったりしました。 自分で小さなソフトクリームを作れるマシーンです。 これって男の子の発想ですよね。 女性だったら、使った後の始末を考えたりして、やめとこうって思うはずです。 ポップコーンマシーンとソフトクリームマシーン、boysの発想だわ〜。(ホストさんはIT系かなって思う感じのインド人男性でした。)

プールエリアはワンコは絶対にダメだったので、歩いてすぐのビーチまで行ってロキを遊ばせました。 ロキちゃん、波とか全然怖がらない。 クタクタになるまでフリスビーを追いかけていました。 マンハッタンでは歩きたがらなかったロキですが、年のせいなのかと心配しましたが、ちょっと安心しました。

2日目、朝一番のフェリーに乗って、ファイアアイランドという、小さな細長い島に行きました。 朝一番だったらビーチでロキをリードなしで遊ばせることができるだろう、という考えです。 案の定、朝早かったので、観光客も少なく、ロキを走らせることが出来ました。
白っぽい砂のビーチはゴミもなく完璧。 

水遊びの後はボードウォークを散歩しようと歩き出したのですが、あっと言う間に腹ペコの蚊の大群に襲われて、パニック!
マンハッタンの夏、セントラルパークでは殆ど蚊を見なかったので、忘れてました。 ファイアアイランドは手付かずの自然が残っているので、ブッシュには蚊がいっぱい潜んでいたのです。 で、私のバッグにバグスプレーがあったので、立ち止まってスプレーしたのですが、使い切ってしまいました。 スプレーをかけた肌には蚊は寄り付きませんでしたが、その後、Tシャツの上から何十匹もの蚊らしき虫が襲ってきて帽子やらTシャツやら、ジムと2人で、お互いに叩き合いです。 もうお散歩どころの騒ぎではなくなって、すぐにフェリーポートへ戻りました。 肩、顔、背中、胸、足、スプレーが掛からなかった場所に10箇所程刺されました・・・・・・。 痒いったら。

ファイアアイランドはバケーションシーズンを過ぎていたので、レストランが開いていなくて、朝食を食べそびれてしまった私たちはスナックを売っているお店をやっとこさ見つけて、朝からスナックを。

3日目、ロキを朝の散歩に連れて行って、その後・・・・・。 ロキが真剣な顔で私に何かを訴えて来ました。 犬語で何か言ってる。『フガフガフガガ・・・・!』凄く真剣。 通訳して、ってジムに言うと、ビーチに行って遊びたいって言ってるよ、とジム。

なるほどね、ただのお散歩ではなくてビーチで遊びたいとい言っていたようです。
すぐにビーチに向かうと、ロキは物凄い勢いで歩いて行きました。

小さなビーチで、本当は放し飼いはダメだと思うんだけど、早朝だし、他の人もいないのでフリスビーを投げてロキを泳がせました。
泳ぎが凄く上手です。 誰に教わった訳でもないのに・・・・。 犬の体は立った状態でそのまま4本の足をパタパタさせると、犬掻きになるんですね。 人間だと立ったまま足と手をバタバタさせても泳げないけど・・・・。ちゃんと顔が水の外に出て、良い感じで泳いでる。

ロキちゃんをいっぱい遊ばせたプチ旅行でした。泳いではシャンプーし、シャンプーしては又泳ぎ。
ジムは自分も海で泳ぐ気満々で準備して行ったのですが、遊泳禁止だったので断念。

PS: ロングアイランド旅行からマンハッタンに戻った翌朝です。 いつものようにジムがロキをセントラルパークに連れて行った時、目を離した隙にロキがまた池に飛び込んでしまいました。 この池、最悪。 藻が繁殖して、それが腐ってドロドロになっているのです。 
ジムから電話で、ロキが飛び込んだので、シャンプーセットを持って、ドッグランに来て、と。

ロキちゃん、お願いだからドロドロ池に飛び込むのだけはやめてね。

こちらが予約したAir B and Bのヴィラです。

柵の中、プールサイドはワンコは入れません。

ベランダで遊ぶロキ。

キッチンとリビングルーム。 共有スペースです。

家からすぐの小さなビーチ。


これからフェリーに乗ります。 徒歩でワンコOKのフェリーです。


幼稚園生みたいなジムの出立ち・・・・・。(内緒だけど)


ファイアアイランドに到着。

朝のビーチは気持ち良い〜!

エンドレスに遊ぶロキ。


犬掻きをするロキ。 近くのビーチにて。






ファイアアイランドにあった郵便局。

































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