そういう場合、アパートのウェブサイトからワークオーダーという依頼書を送れば、すぐにハンディーマンが来て、直してくれます。
ハンディーマンは専属スタッフです。 キッチンシンクの水漏れはすぐに直してくれた。 ディッシュウォッシャーの方は「これは壊れているようなので、すぐに交換しますね」と。 「何時ですか?」 と聞くと、3分で戻って来るから! と言って、地下室にある倉庫から新品のディッシュウォッシャーが運ばれてきて、すぐに付け替えてくれました。
これにはびっくりです。
先日もお風呂掃除をしていたら、お湯を張る為のブラグが壊れてしまい、すぐにワークオーダーを送信。 こちらも直ぐに直りました。
この便利なシステム、入居した際にジムが私にお直しの依頼の仕方、アパートのマニュアルに書いてあるから、それを読んでワークオーダーを出しておいて、と私に頼んだのです。 え? 私? と思ったのですが、マニュアルを読みながらの作業は面倒なので、あ〜こういうのは私の担当だよね・・・・と思い、ウェブサイトからアカウントを作り、ワークオーダーを出しました。
そういうわけで、この部屋の支払いや、お直しの際のワークオーダーは私の名前、私のe-mail でログインする形となったのです。
ま、それは問題ないのだけどね・・・・。
6月にジムがこのアカウントに自分でログインして、ワークオーダーを出したようなのです。
私達の部屋は27階にあり、お隣がエレベーター、反対隣は非常階段なのです。 で、その非常階段に続くドアが防災用の重たいドアなのですが、閉めた時に完全に閉まらない状態だったようなのです。 それに気付いたジムがワークオーダーを出して、『これは防災条例の違反にあたりますよ』とメモ書きしてました。
で、すぐにお直しチームが来て、作業をしてくれたようなのです。
ところが、それがジムの満足のいくものではなかったようなのです。
一昨日、午前中に廊下からケタタマシイ音が聞こえてきたので、びっくりしてドアを開けると、ハンディーマン達が立ち去るところで・・・。 防災扉をガンガン叩いていたようです。 メールボックスを見て理解しました。 ジムがまたワークオーダーを出したのです。
以前、『直してもらったけど、まだ完全に煙を遮断できる状態ではない。 NYではこの防災扉がちゃんと働かなかったが為に多くの人が火事で亡くなっています。 このままちゃんと直してくれないなら、マーシャルか、消防署に連絡することになりますから。』
と、結構強い口調でワークオーダーを出していました。
でね、これ、全て私の名前で書いてるのです。アカウントを作ったのが私のメールアドレスで、私の名前だったので。マ〜、私の英語力でこんな流暢な脅し文句は書けないので、あ〜、ご主人が書いたのだろうね、って思ってくれたら幸いだけど毎日エレベーターで顔をあわせるハンディーマン達、凄く優しくて、良い人達なんだけど、 もしかして、私の事 “KAREN“ だって思っているかも知れません。
そうです、あの “KAREN“ です。 典型的なクレーマー女性、特に白人の中年女性で、ボブスタイルの髪型、何かあると直ぐにクレームを出して、ポリスに電話したり、権力に訴えたりする女性の事を象徴して KAREN って言うのです。
私はどうみても白人ではないけど、アジア版カレンと言われているかもしれないです・・・・。
昨夜、ガス台の掃除をしていたら、メインのバーナーのスパークが止まらなくなってしまいました。 カチッ、カチッ、カチッっていうアレです。 電気で火花を出して、ガスに点火するやつです。 それがスイッチをオフにしてもカチカチなり続けてます。
どうして良いのかわからず、フューズボックスで1つずつフューズをオフにして、どれがガス台のフューズかを突き止めて、やっと止めることができました。
ワークオーダーを出したので、午前中にハンディーマンが来て直してくれるはずです。 今、待っているところ・・・・。
KAREN じゃないから、私。
「主人なんですよ、あのワークオーダーを書いてるのは!」
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