2022年9月2日金曜日

9月1日 ジムの誕生日

2021年のジムの誕生日は北海道ニセコに居ました。 誕生日の2日前、8月30日にカリフォルニアのキャビンが山火事で全焼してしまい、誕生日どころではなくなってしまったのでした。 和牛肉を宅配してくれるカタログを誕生日プレゼントとして用意していましたが、9月7日に新千歳からサンフランシスコに向かう事になったジムは色々な手配で忙しく、超不機嫌でした。
私もしかり。 ジムなしで1ヶ月以上、ロキを連れて北海道を周り、その後フェリーで青森へ、そしてそこから横浜まで移動する事になってビビりまくってテンパってました、最高に。

と、いうわけで2021年の9月1日は暗〜〜〜い一日だったと記憶してます。

2022年、今年、ジムは66歳になりました。 私が日本で暮らしていた時に、ジムは私に幾つかの提案をしてきました。
結婚以来、ジムの誕生日が上手く祝えたのは1度きり。 50%の確率で最悪の事態に陥ってきました。 で、これを誕生日バトルと呼びます。
なぜだか上手くいかないのです。 別にサプライズパーティーを企んだとか、高価なプレゼントを用意したとか、そういうわけではないのに、普通に喜んではもらえません。だけど、ジムもこの日が最悪の日になるのは嫌なわけで、それで、誕生日バトルはもうやめよって言ってきたのです。 100000%賛成ですよ、私は。

毎年、私は大げさにならない様なシンプルなプレゼントを用意します。 今年はハンカチ12枚セット。 
ジムは出かける前に必ず、ハンカチが無いっていう騒ぎをします。 トイレの手洗いの後に使うのではなく、大抵は鼻を嚼むのに使っている様なのですが、男性用のハンカチは大きすぎて、ポケットに入れるとゴワゴワして嫌だって言うのです。 それで、ハンカチを自分で半分に裂いちゃって、裂けた部分はそのままだったりするから・・・・。  流石にこれは見て見ぬふりはできずに、数年前に男性用ハンカチをオーダーして、それを綺麗に半分にカットして、切れ端を三つ折りにしてミシンを掛けました。 このミシンが物凄く優秀で、三つ折りが綺麗にできました。
でも、現在ミシンが手元にないので、仕方ない、手縫いです。 オートクチュール!

ちょっと可愛い系のハンカチをオーダーして、それが6枚セットだったので、半分にして12枚。 全部三つ折りの手縫いで仕上げました。
布と同じ色の糸がなかったので、白とグレーのステッチ・・・・。


はい、これだけあれば、丸めてポケットの中に入れっぱなしでも、ナイナイ言わずに済むはずです。

ありがとう! って喜んでくれた、様です(?)




午後になって郵便受けを開けると、息子からのプレゼントが届いていました。 それを部屋に持って行って、カウンターの上に置きました。 ジムが戻って来たので、ウェストンから何か届いてるよ! と言いました。 「ふ〜ん。」と言って一瞥すると、手にも取らず、そのまま放置。 数時間そこに置かれたままでした。 そのうち開封する前に息子から電話。 「まだ開けてないけど、ありがとう・・・。」

なんだかやっぱり変でしょ。

その後、数時間してやっとパッケージを開けていましたが、その後はダンマリの1日でした。

夜になったらもっとだんまりで、ソリタリーをボ〜〜〜〜〜〜っと一人でやっていたり。 

こういう時は触らぬ神に・・・です。

そっとしておきました。 


翌朝、もっと酷かった。 8時になっても起きてこないので、いつもはロキの散歩はジムが連れて行くのですが、起きて来ないので、私が代わりに連れて行きました。 出かける前に起きてきましたが、超不機嫌。

何なのかな? 誕生日の頃に必ずと言って良いほど不機嫌になるのは・・・・・。

何もしなくても良いのだとは思うけど、この先何年誕生日を一緒に迎えられるのかな? って思うと、自己満足だと分かっていても何かしたいのです、妻としてね。

翌日の朝、不機嫌だったジムですが、体調が悪いわけでもなさそうで・・・・。 多分、色々心配しなくてはいけないテナントの事とか私にはいちいち報告しない困りごとの件で頭を悩ませているのかな? それが誕生日にぶつかってしまった・・・。 

ロキのドッグフード、ガソリン代が上がったせいか、配達はしてもらえなくなったそうで、Walmart まで運転して取りに行きました。 幸い、違う場所のパーキングスペースを見つけられ、やれやれです。 















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