月曜、火曜と苦しんで3日目、処方箋が切れてしまったので新しいドクターに処方箋をもらいに行きました。
新しいドクターを探しました。 近くで翌日の予約が取れるドクターを見つけオンラインで予約。 ジムは以前、NYにいるうちに頭痛の専門医を見つけて診てもらった方が良いんじゃない? って言っていました。
そうだなって思ったのですが、今から頭痛外来に行っても多分しばらく通院しないとダメだろうなって思って、私は躊躇していました。
もっと早くから行けば良かったなって。
NYに居られるのがもう秒読みになってしまった今、頭痛外来は諦めて、とにかく薬を処方してくれるドクターを、っと思い予約を入れた私です。 ジムはちょっと不満で、今からでも頭痛専門医に・・・・ってぶつぶつ言ってましたが。
で、この薬を処方してくださいってお願いしたところ、Dr.は渋い顔。
「これね、これは凄く古いタイプの薬。 サイドイフェクトが凄いのよ。 新し薬が出てるからそちらを試してみて!」そう切り出しました。 そうです。 以前ジムがウェブでサイドイフェクトが少ない偏頭痛の薬が出来ましたっていう記事を見つけて私に転送してきました。
あれです。
このドクターは頭痛専門医ではないのですが、同じクリニック内に神経内科の先生がいるそうで、そのドクターにフォローアップの予約をしましょうと言うことになってしまいました。 これはちょっと意外な展開です。 しかもその神経内科の先生に会う前に脳波のテストを受けてくださいって。
へ〜〜〜〜〜。 処方箋だけもらおうと思っていたのに、頭痛外来に行ったのと同じような手順を踏むことになってしまいました。 結果的に良かったのです。
で、その脳波のテスト。 翌日の5時に予約を入れました。 注意事項の書かれた紙を家に帰ってじっくり読み直すと、カフェインがダメ。 シャンプーの後のコンディショナーがダメ。 ヘアケア製品もダメ。
夕方の5時がテストということはその日1日カフェインがダメってことです。
恐れていた事態が! カフェインの禁断症状です。 朝、コーヒーを飲まずにヘアカットに行ったところまではなんとか・・・・。
頭はボーッとして霧がかかったようでしたが、何とかヘアカットを終えて家に戻った頃からガンガンと頭痛が始まりました。
カフェイン欠乏による頭痛。 これ、半端ない。
注意書きの紙を読み直してみたらいつも飲んでいる薬はそのまま飲んでオッケーだと書いてあったので、すぐに偏頭痛用を飲みました。
脳波テストの予約にはジムが一緒に来てくれました。 と、言うより、ドクターに行く時は必ず一緒に来てくれます。
今回はテストだけだから、1人でも大丈夫って言いましたが、一緒に来るって・・・・・。
頭に電極を何十個もつけて、電流を流し脳波のウェーブを観察するテストです。 スタートする前に頭の中を弄られて、ベッタリとしたクリーム状の物で髪の毛の中にも電極を幾つも付けられました。 最後に胸の上の方にも2つ。 口頭での質問。 こちらのクリニックの住所は? とか、14、12、10、って来たら次のナンバーは? とか?
へ〜、このテストを受ける人は記憶の問題がある人なのかな?
テストが始まると、目を開いたり、閉じたり、アトミックボンブのような光を目の前でフラッシュさせられました。 目はつぶっているのですが、その光があまりにも眩しくて、目を閉じていてもプルプルしちゃう。 色々なパターンが見えました。
頭を動かさないように30分いるのは凄く辛かったのですが、無事終了。ジムは同じ部屋の暗闇の中、ずっとそこに居たようです。
頭に付けられた電極を外すと、おでこにはベッタリと糊状のクリームが、これ、ウェットタオルで拭っても直ぐに落ちません。
ジムと2人トイレにこもって、できる限り見えるところのクリームを拭いとって、直ぐに退散。
この夜、オペラの予約をしていました。 地下鉄では間に合いそうになかったので、ウーバーを呼びました。
オペラはそれほど興味がないジムが、これに行こうって予約してくれたオペラ? 何でかな?
話を良く聞いたところ、毎朝セントラルパークでロキを遊ばせる時に同じ広場にオーストラリアンシェパードを2頭連れてくるカップルがいるそうで・・・・・。 そのご主人がテレビに出ている俳優さんだったのです。 で、その男性俳優さんが出ているオペラ。 それをジムが予約した。 それも一番前の席。
椿姫とか蝶々夫人とかの有名オペラはリンカーンセンターというオペラハウスで上演されますが、こちらはアートセンターでの上演。
こちらのオペラはチャンバーオペラって言って、室内歌劇。 古典のオペラとは違って小さい舞台での演劇を歌いながら進めるって言う感じ?
メロディーがあるような、ないような・・・・? セリフは全てオーケストラの音楽に乗って歌になってる。 今回は2つのお話が上演されて、1つ目は刑務所の中の女受刑者の話。 で、2つ目がオーストラリアンシェパードのオーナーMarc Kudisch 氏が出てくる男性同士の個室での愛のお話。もう1人男性が出てきて歌唱力が凄かった。
歌っている歌詞が舞台の上に映し出されていたので、内容を把握することも出来ました。
翌朝、いつものようにロキを連れてセントラルパークに朝の散歩に行ったジムは、広場でマークさんに出くわしたようで、昨夜の舞台の話をしたそうです。 舞台は暗すぎなかったかい? とか聞かれたと。どうやって練習するの? とか質問したそうです。
へ〜〜〜〜! お散歩中に、ジムはこんなソーシャルな事をしていたんですね。びっくりだ。
私は頭痛と戦いながら、あと数日でユタに向けて出発で、ソワソワしてますがジムはジムで、今晩は何しようか? なんて言って、残り少ないNY生活を楽しもうとしています。 つまりは引っ越し準備は最後に一気にやるってことです。 ジタバタしない。
で、今、今晩のミュージカルのチケット、当日券を買いに走って行きましたよジムさん。 頑張って! 私のお願いしたミュージカル、第一希望がジュリエット、第二希望がアラジンです。当日券なので買えるか買えないかはチケットブースに行ってみないとわからないのです。
頭痛を薬で抑え込んでるので、うつろな顔してます、私。 NYではマスク着用って言われるようになってきました。
良〜〜く見ると、おでこの際がベトベトしてるんです。
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