タックスリターン、つまりアメリカの確定申告。 これは毎年4月15日が締め切りなのです (ロキの誕生日)。
ジムはラストミニッツパーソンなので、いつもギリギリにならないと着手しません。
ジムと私はジョイントファイリングと言って夫婦で一緒に申告するスタイルを選んでいるので、これまで全部ジムにお任せしてきました。
ですが、ちょっと気になる事があったのです。 それは日本で受給している年金です。 これ数年前から雀の涙ほどですが、私の日本の口座に入金されています。 アメリカの居住者としては世界中の収入をアメリカのIRSに申告する義務があるのです。
それと並行して、一年間に海外の口座に一日でも$10,000以上のお金が存在した場合はそれを申告しないさいって言うFBAR って言うのがあるのです。 これは数年前に知ることとなって、過去6年分遡って申告しましたよ。
微々たる年金の受給でプラスになった分は海外の収入としてアメリカに申告しなくてはならないと言うことで、ジムにこの金額を海外の収入として申告してくださいとお願いしました。
アメリカの確定申告について全く何も知識がない私は、今年からジムが申告の計算をやっている様子をオブザーブする事にしました。
基本 タックスターボというアプリを毎年使ってフェデラルタックスとステートタックスの計算をします。
フェデラルは連邦、ステートは州のことです。
アプリは全て質問形式で進んでいくので、順を追ってそれに従い入力していけばよいのですが、それが又超複雑。
去年のデータが反映されているので、それを書き換えて行くのですが、それだって相当な労力を要します。
これをジムは何十年もやってきているわけですから、お手のもんと言えばおてのモノです。
ですが、2023年、私とジムは12か月カリフォルにはいませんでしたよね。 5月にカリフォルニアに戻ったのですが、それまでの1〜5月まではダラダラあちこちにいました。 2月まではNY、そのあとテキサスだったりアラバマだったり・・・・・。
フェデラルは連邦税なので全米どこに居ようが同じですが、州の税金は違ってきます。
で、州を跨っている時はどうするんだい? と言うイレギュラーな事態に陥って・・・・・。
私はすぐにグーグルで検索しました。 ターボタックス、移動した場合? ってな感じで。
My info に戻って、移動する前と移動後の州を入力・・・・・とか出てきたので、ジムに伝えましたが、ジムは何十年もターボタックスを使いこなしてきたベテランですから、『僕が何年、これを使ってると思うんだい、君に指図される筋合いはない!』 って怒られちゃいました。
だったら50ドル払って、ターボタックスのヘルプデスクに電話すれば? って思いましたが、黙ってました。
結局、ジムは擦ったもんだの末に私がグーグルで検索した結果と同じ情報に辿り着いて・・・・・・。 『結局、君が正しかったね・・・・。』 と白旗をあげました。
州税の計算は一際難しく、これちょっと学んだくらいでは私、できそうもありません。 やっぱり無理そうだ。
ですが、毎年ジムが計算するのを横で見ながら少しずつでも学習したいと思います。 父は会計士だったのですから、少なくとそういう血が流れているはずなんです。 はい。
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