で、搭乗するやいなや、一番チーフっぽいCA の女性に、犬が同じ便に搭乗しているので、成田に着き次第私達は早く抗体検査を受けられる様にできますか?と聞いたです。個人的なお願いでごめんなさいと言いながら。
するとこのCA さん、「勿論です!」と言って私のリクエストを聞いて下さいました。
あー、よかった!
テストの順番待ちで機内で何時間も待つ事になると聞いていたので、それだと今日中に検疫が受けられなくなって、ロキは泊まらなくてはいけません。3時半の到着便でしたので、ギリギリなのです。
飛行機が時間通りにタクシーをし始めたときです。先ほどのCA の女性が私の席に来て、膝をついて話し始めたのです。
「お客様、この飛行機にはワンチャンは一頭も乗っていないそうです。」と言うじゃありませんか!
もう、頭がまっしろに!!!!!!!
ジムに説明すると、ジムの顔がいっきに引きつって。。。。。飛行機は動き出してはいるけど、まだ足が地に着いていて、携帯も通じるので、フロリダのアニマルシッパーさんに連絡を。。。。。。
と言うのも、貨物を積み込んだ担当者が今日は犬を乗せていないって言ったらしくて、それに、犬が乗せられる場合は書類がCA さんの所にまわって来るそうなのですが、それが届いていないと。
慌てるジムと私。ロキは何処に置いて行かれたのか?
早口で説明する私。「オオオオオレンジ色の巨大なクレートです。書類は全てANACargo の人に手渡しました。。。。。」「あああ、コピーが私のバックパック荷に入っているので、高度が上がったらお見せしますーーーーー。」冷静を繕っても、もうパニックしてて、舌がもつれてる。出来ることなら飛行機から飛び降りたい気分。まだ、飛んでないし!
CA さん、もう一度確認してご連絡いたしますね、っとマスク顔が微笑んでる。
あーーーーぁ、飛行機、飛んじゃったよ。
CA さんが戻って来ました。「キャンペル様、大変失礼いたしました。たった今、機長が貨物の人間と電話で話して確認したところ、ロキちゃんは無事乗っているとの事です。ご心配をお掛けして本当申し訳ありませんでした。」
もう、椅子から転げ落ちそうでした、私。
もしかして、あの書類かな?
アニマルシッパーさんは何も言っていなかったのだけど、3月にロキを乗せようとした時に準備した書類の束の中に、ANA への承諾書みたいのがあって、念のため捨てずにとっておいたのです。
それにサインして持ってきました。貨物の人には必要ですって言われなかったので、提出しそびれていたシートでした。
「ひょっとしてこれですか? 」
「これです、これです! 」
なんだかなぁ。。。。。。。
とにかくジムと私、ロキは同じ飛行機に乗って飛んだのです。
その後、地獄の様な手続きが待っているのも知らずに。。。。。
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