2021年1月27日水曜日

自粛ムードの中

ここ洞爺湖ではこれまで殆ど雪が降りませんでした。が、今晩から本気で雪模様のようで、暫く続きそうです。
31日には、札幌へ移動しますが道路状況が心配です。

ここ数日家に篭っていたので、そろそろアクティビティが欲しい感じが。。。。。
洞爺温泉では混浴がありません。 岩手県八幡平の雪露天風呂は貴重な体験でした! 洞爺温泉がダメなら、登別温泉はどうなの?と調べましたが、やはり混浴はゼロ。でも、登別温泉街がなんだか凄く楽しそうなのです。 鬼のスタチューが色々あるみたい。
行ってみよう!と私が提案したのが午後だったので、思い留まりました。 明日にしましょう。

テレビでは東京でも雪模様だと中継しています。 北海道も今晩から本気の雪。 登別温泉迄は1時間チョットのドライブですが、やはり明日ドライブは無理かな〜?

テレビではワクチンとオリンピックについて色々な事が話題になってます。 緊急事態宣言後、2週間経っても感染者数があまり減らず、重傷者数が無気味に増えているのが気になります。 この寒空に職を失って路頭に迷っている人達が居ることを思うと、なんだかFBに写真を載せる事にギルティーを感じずにはいられません。 

ウェブニュースで、生活保護は餓死したとしても絶対に嫌。。。。と言っている女性が印象に残りました。 生活保護の申請には色々なハードルがあるのはもちろん、家族、親戚にも連絡が入ってその人を援助できないのか聞かれるそうなのです。 屈辱的に扱われ、そんな事をされるくらいなら、餓死した方が。。。。と。 
システムがおかしいって思いますよね。 何の為の援助なんだか? こう言うシステムを変えていくには、どれ程時間と労力がかかるのか? 

国の緊急事態なのですから、特例を設けて欲しいと思います。

ロキちゃんは炬燵の座椅子が気に入っているようで、炬燵犬になってます。







2021年1月26日火曜日

#9 洞爺湖町に到着

1月22日に北海道、洞爺湖湖畔の民泊に到着しました。 ここはちょっと人里離れた場所で食料は来る時に購入してから・・・という記載があったので、9泊分の食料を買い込んでの到着となりました。 
新潟県糸魚川市で大雪の洗礼を受けているので、ここ北海道で雪が降っていないのが不思議な気分です。

洞爺湖、凄く幻想的で素敵です。 別世界。 雪に覆われた羊蹄山も綺麗に見えます。

Air B and Bの民泊には2種類のタイプがある事に気がつきました。 一つはお客さんの為に建てた一軒家、もしくはアパート。 もう一つは昨日まで誰かがここに住んで生活していて、そのまま貸し出している生活感溢れる一軒家。
岩手県のデザイナーズハウスは典型的、1つ目のタイプ。 実際、オーナーさん、ここに寝泊まりした事あるのかしら?と思う箇所がいっぱい。 で、今回の洞爺湖は昨日までオーナー家族が住んでたのかな? と思う程、生活感が漂ってる。
凍結防止のために石油ストーブは絶対に消さないで・・・・というだけだって、自動で灯油が給油される大きなストーブが24時間ついているので、寒くないです。調味料なども一杯置いてあります。 使って良いのです。でも私達も、それに劣らぬ程、調味料、ドレッシング、スパイスなどなど、持参しています。自炊ですから。

この家2階からは洞爺湖が眼前に広がって、なんとま〜贅沢な風景でしょう。 

到着してから数日経ちますが、ジム、疲れが出たのかな? ちょっと静かです・・・・・。こういう時何かプランしても絶対に上手くいかないのは100も承知でしたが、3日目、前の晩から明日はアイヌの博物館だね! って話し合っていてジムも同意していたので、翌日出発したのですが・・・・、案の定、地雷を踏みました。 そう、わかってたのにね・・・・。

博物館まで1時間チョットドライブして、さ〜駐車場に到着、というところで、私がぶっちぎれ、家に戻りました。

それ以降アイヌは行かずじまい・・・・。 

翌日は、仕方ない・・・・一人で温泉に行きましたよ。 これがまた、最高に良かった。 洞爺湖に浸っているような気分になれる設計で、誰もいない大きな露天風呂を独占。 この街は混浴がないので、仕方ないです・・・・・。こういう時は自分一人で行動するしか無いのです。 御機嫌斜めのジムはほっておくしかないのです。

それから3日目、やっと浮上してきた模様なので、昨夜はイルミネーショントンネルまで行くことにしました。

前回私が大爆発したのが横浜でしたから、そろそろ噴火してもおかしくないタイミング。
前の晩までニコニコしていたのに、翌朝に急変するとはね。。。。前兆がなかった。

ここも、Air B and B の民泊です。
雪山で遊ぶロキ 
洞爺湖温泉街にあるイルミネーショントンネル  
一人で行った、洞爺サンホテルスパ&リゾートの露天風呂 左端に見えるのが、羊蹄山。
誰も居なかったので、こっそりスマホを持って行ってお湯の中から撮りました。これ、温泉です

2階の窓からの景色














2021年1月22日金曜日

#8 函館に到着

岩手県の八幡平の出発の朝、5時起きして準備しました。 まず最初にする事は交通情報の収集です。 ジムは? 寝てます。
とにかく地名とかを英語で入力するのって難しいでしょ? グーグルナビに目的地の住所を入力するのも、アルファベット入力なのでなかなか上手くいかないのです。  だからどうしても交通情報を収集したりナビをするのは私の役目なのです。

で、この朝もまずは高速道路の情報をチェック。なんと、私たちが乗ろうとしていたインターが事故で通行止めになってるじゃないの。 
直ぐに国道をチェック。 こちらは大丈夫か? どこのインターから乗れば良いのか? アワアワと調べます。 ジム? 寝てます。

なんでアワアワなのか? と言うと、この日は大間からフェリーに乗る予定だったからです。 フェリーの出発は午後の2時10分。 40分前までにcheckin。 これがあったので慌てたのです。
ジムを起こして、事情を説明。 予定より30分早く出発しないと、とお尻を叩きます。 機嫌悪いし・・・・・。

デザイナーズハウス、簡単に掃除機をかけていざ出発。 雪は降ってない。 
ガソリンスタンドで給油してから国道へ出ようとした時、高速道路のマップの通行止めが消えました!

なんと、ラッキーな! 予定通り近くのインターから高速に乗ることができました。滑り易い国道でダラダラと通行止めのインターを3つほど走ったとしたらどれだけ時間がかかるやら。 ラッキーでした。

大間のフェリーターミナルへ! TV番組の大間マグロ一本釣りで大間と言うマグロの街を知りました。 男のロマンかおる漁師の街。 余裕を持って到着できたので、マグロのランチを食べたいな〜なんて頭をよぎりましたが、あいにくコロナ渦で閉店してるじゃないの。

ターミナルの2階でラーメンをすすりました。

ロキを乗せてフェリーに乗るのは初めてです。 90分だけなので、ロキはキャラバンに残ります。 私たちだけ船内に移動。 あっと言うまに函館に到着。

大正館という小さなレトロ感溢れる一軒家に到着。 一泊だけなので、この日は外食。 荷物は最低限の物だけ家の中に持ち込みました。 
チェックインはセルフチェックイン、自分たちで鍵を開けて入ります。 部屋の中はほんと、昭和というか大正というか? 竹下夢二の世界。。。。。

驚いた事に4000円もの地域共通クーポンが置いてあって、使えるレストランでどうぞ使って下さいと。 早速海鮮レストランを検索、電話して営業している事を確認。 クーポンを使えるかどうかも確認。

ジムと私は雪道を1キロ以上歩いて海鮮居酒屋まで行きました。 さすがに函館! 新鮮な魚介に舌鼓。 4000円のクーポンでチョット気が大きくなった私は色々オーダーしちゃって。 だけど、結構高いのね、お値段が。 
ジムがマグロが好きだからマグロのお刺身をオーダーしました。 店員さんが言うに、『今日は赤身しか入荷しませんでしたが、よろしいですか?』 と。 仕方ないと思ってオーダしたら出てきたお刺身はどう見ても中とろ。 5切れ程乗ってて、2500円。 さすがに美味しい、さすがに高い。

マグロは殆どジムにあげて私は牡蠣を!
なんだこれ! 牡蠣が大きすぎて、グロテスク。 大きすぎるのももなんだかな・・・・・。

函館の夜景は素晴らしく、あと何日か滞在したかった。 

明日は洞爺湖に向けて出発。 2日連続の移動は結構疲れるね。



















2021年1月19日火曜日

いよいよ明日から北海道

早いもので、岩手県八幡平に到着し今日で5日目、明日はいよいよ津軽海峡を超えて函館に滞在です。
楽しみなのはもちろんだけど、それと共にドキドキしています。 本当にフェリーに乗れるのか? 八幡平から
青森県の大間フェリー乗り場までは260キロ、時間にして4時間15分とグーグルマップは言ってます。
明日の天気は雪ではないけど、大間のあたりは強風だと・・・・。

大間から函館まではフェリーで90分。 一番短いコースを選びました。だから大間から出発なのです。 で、ペットオッケーのフェリーで、ペット用の施設もあるのだけれど、そのお部屋に行くまでが、信じられない程大変で・・・。 なので、諦めました。 ロキはキャラバンの中に残留です。 私たちは車の中には残れないので、90分ロキは1人で波に揺れる事になります。 90分だから、頑張ってね、ロキちゃん。

函館に到着してからは南に下って函館旅宿/大正館という民泊をとっています。 一泊のみです。 本当は函館からその足で、白老町まで行こうと思っていましたが、夜になってしまいそうなので、函館で一泊する事にしました。

で、翌日から白老町へ向かう予定でしたが、GoTo が中止になってしまったので、キャンセルになってしまいました。
割引なしだと結構な値段になってしまうので、白老町は諦めました。
で、代わりに洞爺湖湖畔の民泊に9泊します。 何も無いところかも?

とにかく北海道にちゃんと到着できるのか、私は心配で、心配で・・・・・。


ここ、八幡平では日帰り温泉に行ったのみで、あまり活動はできませんでした。 が、雪の降る中の混浴露天! これはポイント高いです。
出発の前の日は荷造りと簡単なお掃除。 男の人って、あまり後のことを考えずに今、楽しい事を優先するんです。
今いる民泊はソファーが黒のファブリックでできていて、そこにロキが登りたがる。 多数の民泊のソファーは皮ばりもしくは、合成の革張りなんだけど、ここのは黒の布張りなのです。 ロキが触っただけで、毛だらけ・・・・。
それに汚れた足で登った場合は、黒の布地が白く汚れます。 
そういうの御構い無しなんだよね・・・・・。

100円ショップで一番役に立つ優れものはコロコロローラー。 何本も替えのローラーを持参しています。 これさえあれば、どんなに毛だらけでも綺麗になる! 本当に有難い。 だけど、汚れはなかなか落ちません。 

今晩は豚の生姜焼きかな? と思っていましたが、明日の朝は8時にはここを出発して大間まで向かうので、今夜は外食か?  この街、あまりレストランはないです。 ただ、歩いて行ける距離に“養老の滝” の看板が見えます。 やってるかな?

もしもやっていたら、サラダと焼き鳥でも食べて、サッサと寝ないと・・・・・。 出発の前の夜は何時も、緊張して眠れません。 5時起きしてお掃除、8時に出発です。

2021年1月18日月曜日

#7 岩手県八幡平に到着

1月16日、宮城県柴田を出発した私たちは無事に岩手県に到着。 ルートは、東北自動車道をひたすら北へ・・・・ととてもシンプル。 雪道の心配もありませんでした。 高速を降りてからの数キロは雪が残っていて、近所の人達が雪かきをしているところをみると、どうやら新しい雪のようです。 

Air B and B で予約したデザイナーズハウスは、ウェブ上では外周り、まだ工事をしている写真がのっていたので 、この民泊は真新しい物だという先入観がありました。(後になって、2017年から民泊をしている事が判明)
確かに家の中はピッカピカ。 テラスハウスに出てくる様な家具が置いてあります。

洗面所、素敵過ぎます。 が、物を置く場所がないのです。 タオルかけがない。 手洗いの石鹸がない。仕方ないので、お風呂の後、バスタオルは階段の手摺にかけてますが・・・・。

洗濯機はあるけど、干す場所がない。 突っ張り棒を持参しているのは大正解!

民泊は長期滞在を想定していない場所が多い。 そういう事ですね。

こちらの民泊で他にはないプラスの点もありました。 冷蔵庫に菓子パン(私の大好きなクリームパン)が置いてありました。 バイヤリスオレンジ、カルピス、アイスコーヒー、冷凍庫にアイスクリーム。 これらが私達のために用意されていました。 最初、前の人が置いて行ったのかな? と思いましたが、リビューを読むと、皆さん菓子パンについて書いてあって。 オーナーの心配りのようです! ありがとう。

到着してから私の体調がイマイチで、どんよりしていました。 

昨夜から雪が降り続いています。温泉が有名な場所なので、温泉に行きたい!
今日は巣篭もりしているジムを誘って、日帰りの露天風呂に行くことにしました。 松川温泉。 電話してみると混浴の露天風呂、営業しているとの事。 ただ、雪が昨夜から本気で降り続いているので、道が心配。

とにかく行って見ることにしました。 家から16キロ。 

四輪駆動で、スノータイヤ。 日本製のタイヤではありませんが、十分と安定した走行。 新雪の上もオッケー!

吹雪のような吹き溜まりを何度も超えて、到着。
秘湯の温泉です。

1人600円払って、いざ露天風呂へ。 脱衣所が半分外だったので、これが寒かった。 2人ともマスクを外すのを忘れて湯船に走る。 だれもいない! しめしめ、貸切状態だっ! とニンマリしてたら、Tシャツを着た男性が入ってきました。 下半身は裸の様ですが、なぜか黒いTシャツを着ています。 
すぐにその意味がわかりました。 タットゥーです。 かなり大きなタットゥーが両肩から背中にかけて入っているので、これは隠しようがない・・・・。

雪がしんしんと降り続いているので、頭に雪がつもります。 凍ってる。 

で、例のタットゥーの男性が湯船から上がって、行ったり来たりするもんだから・・・・・。 湯けむりの中に刺青男の後ろ姿が・・・・・。 ま〜〜、艶かしいったら。
この男性が混浴から出て行くまで、私はお湯に浸かっていましたよ・・・・・。
デザイナーハウスはオシャレです

近くのファーム。 無理やりやらされているロキ
朝の散歩
温泉に行くまでの道が吹雪いてました

乳白色の混浴露天風呂

レトロな温泉宿のバス


お風呂上がり、髪の毛が凍ってました


















2021年1月15日金曜日

職人技のこだわり納豆/大高山神社

糸魚川市で雪に閉ざされていたお陰で、ここ宮城県の古民家 “柚子のあぜ道 雨乞のかえる” には3泊しかできなくなってしまいました。 明日出発です。 今日はお天気も良かったので、柴田郡を散策することにしました。
この民泊に置いてあったパンフレットを見て・・・・・・。 マーカーで丸印。 ここに行きたい! 私が決めました。

『世界一感動していただける納豆』を目指し職人の五感を研ぎ澄ましてしこんでいます。 納豆を製造販売しているお店がありました。

このキャッチをみて、素通りするわけにはいきません。 絶対に行きたい。
納豆と言えば、私がこよなく愛する、毎日でも食べたい健康食品。 アフリカに居た時もどうしても納豆を食べたくて、日本から納豆菌持参して自分で作って食べていました。 毎日停電するので、40度を24時間保持するのがとても大変でしたっけ。
自分で自分を納豆職人と呼んでました。 
ただ、何度も何度も失敗を重ねました。 糸を引かない・・・・・煮豆になってしまうんです。

ま、その話はともかく、パンフレットによると、戦後間もない昭和21年、このお店の2代目永田郎さんが、敬愛する伊達政宗公が好んだと言われる納豆を緑豊かな宮城県村田町の地で作りはじめたそうで、それ以来納豆一筋・・・・・。 

この納豆、どうしても食べたい?  滞在している古民家からは20分ほどドライブしたところで、だけどお店が開いているかどうか? ま、とにかく行ってみよう。

営業していました。 納豆を買い込みましたよ。 もっといっぱい買いたかったけど、移動もあるし、冷蔵庫小さいし・・・・。 





明日の朝は納豆ご飯で、この古民家を出発〜!
味は後ほどレポート致します。

納豆を買い込んだ後は、『大高山神社』へ。 この神社、地味〜〜な感じでしたが、その歴史を見てみると凄いんです。 
571年に創建されたと・・・・。 え? 571年?  現存している建物は1700年に建てられたそうだけど、最初に日本武尊を祀って建てられたとされるのが、571年? 行ってみよう。

なんだか不思議な空間でした。 日本昔ばなしの世界に踏み込んだようで。家に戻ってから色々歴史を調べてみました。 
奈良時代か〜。 やっぱり不思議な気分だわ〜。
















2021年1月13日水曜日

#6 宮城県の築170年古民家に到着

二十数年振りという大雪に見舞われた新潟県糸魚川市での滞在は予定通り1月7日にチェックアウト出来ずに、1日延泊となりました。 

私達が滞在していた場所から一番近い高速インターが能生というインターで、そこを真ん中として両方向に続く幾つかのインターが大雪の為にクローズしちゃったのです。 除雪はすぐにできるだろうと、たかを括っていたらこれが3日くらいかかってしまいました。 高速が駄目なら国道があるさ! と思っていると、やはり皆考えることは同じ。皆が国道に押し寄せ、 トラックの事故が起こったり除雪が進まなかったりで、こちらもクローズしてしまったのです。 これには困った。出られないじゃない。

出発の日、いつもの様に朝からテキパキと良い動きをして、ジムと私は出発準備をします。 前の日から箱詰めにできるものは全て詰め込んで、玄関先に移動させます。 荷物を運び出し、キャラバンに積み込むのはジムの役目。 荷物を出したあとのお部屋を綺麗に掃除するのは私の役目です。 掃除機をかけて、トイレやお風呂場を掃除し、ゴミを纏めます。 お布団等は元あったように復帰させます。 外の仕事と中の仕事で仕事量がちょっと違います。 私の方が多い・・・・・。

なので、出発の朝、ジムは結構余裕ありの表情です。 が、私はミリタリー訓練か? と言うほどのスピードで動きまわりますが、それでも2時間では終わらない・・・・・。 前の日に7割程度掃除をしていたとしても、どうしてもロキが動けば毛が落ちるので、ロキをキャラバンに隔離してからが最後の仕上げです。 ここら辺がホテルに滞在する場合との違いです。 

前日の夜まで、キャラバンが停車したところから道まで移動できるだけの幅を雪かきして作りました。坂なんです。キャラバン、完全に雪達磨状態でしたから。 ウィンドワイパーは雪でガラスに張り付かないように立てていたのですが、後ろのワイパー、雪の重みで折れちゃいました。 そんな状態のキャラバンをほじくって救出。 キャラバンが動けるだけの幅を距離にして60メートルくらいかな? 雪かきして確保しました。 それでもいざ動かしてみると、あれ? 幅が足りなかった? 曲がれない? とちょっとヒヤッとしましたが、そこは四駆の底力。 パワーで雪を押しのけて坂をおりました。 

国道まで出た時には青空が広がって、ま〜なんと気持ちの良いことでしょう。 日本海が眩しい!






高速道路を走るより、この海沿いの国道の方が気持ち良いから、暫くこのまま国道を進もうとジムが言い出しました。
この段階でも、まだ北陸自動車道のいくつかのインターはクローズしていたので、どこのインターから高速に入れるのか、いまいち良く分からなかったのです。 

グーグルナビ、NEXCOの情報、道路上の電光掲示板、これら3つがどうも違うことを言ってくるのでナビをしている私はイライラ。

一か八か米山インターに入ってみると、ゲートの前に係りの人が立っていて、私達の車を停めました。 あ〜、やっぱり通れないの? と思いきや一台一台行き先を聞いて、新潟方面だったらオッケーと確認していたのです。良かった〜。

素晴らしいスタートを切って走り出しましたが、福島に差し掛かった頃から雨と雪。磐越自動車道は吹雪でした。
ランチ休憩も含め、7時間経ってようやく宮城県の民泊に到着。 無事についた〜。

米山インターから北陸道に入った時
なんと気持ちいい事!


磐越道は吹雪いてました




この家、築170年だそうで、初めての経験です、藁葺き屋根の家で寝るのは。 

“柚子のあぜ道雨乞のかえる” という名前です

(どうやってこの家を見つけたか? それはAir B and B で、ペットオッケーの検索で出てきたのです。
料金は上のリンクの料金とは全然違いました。もっとずっとお安いです。)


家の中には石油ストーブが4台あって私達の到着を待って暖めてくれていました。 
あいにく玄関の前がぬかるみで、ロキの足跡、梅マークが土間一面についちゃって、焦るお母しゃん。

毎回移動した後に、その地方の観光名所を検索します。 で、今回は宮城県柴田郡のおすすめスポットを検索していると・・・・。 トリップアドバイザーのページでこの築170年の改築された古民家がおススメスポットの#3にあるじゃないですか!
もう、居るし。
とにかく凄い所に来ちゃいました。

オーナーはこちらでラーメンを提供しているようです。 が、民泊としてお客さんが滞在するときはラーメン屋さんをストップしていると・・・・・・。

170年前って何? 江戸時代? 安政?    凄い事だわ、江戸時代の人がここで、この屋根の下で暮らしていたって事。 想像するだけでドキドキする。 この窓からの風景も江戸時代と同じなのかしら?




























2021年1月11日月曜日

雪の中の糸魚川市

1月11日、今朝もシンシンと雪が降っていました。 新雪が20〜30センチ積もって、朝のロキの散歩も歩くのが大変。 誰も踏み入れていない道を歩きました。  
散歩に出る時に近所のおばさんが、今、下に除雪車が来ているから、ここで待っていた方が良いんじゃない? 来たら、奥の方まで除雪してもらうようにお願いできるから! と私に言いました。

が、もう1人の男性が、いや、まだまだここまで来るのには時間がかかるよ・・・・と言ったので、私はロキの散歩に出ることにしたのです。 除雪車がどちらの方向から登ってくるのかわからなくて・・・・・。
で、散歩から戻って来ると、丁度除雪車が反対側から登場して鉢合わせ。 なんと、良いタイミング!

メインの道からそれた細い私道なので、ドライバーに合図して、こっちにも入れますか? と聞きました。 オッケー! という合図。
キャラバンが道に出るには、どうしても私道の所も除雪しないと出発できません。 除雪車って雪を左右に吹っ飛ばしながら除雪する車かと想像していましたが、今回登場した糸魚川市の除雪車はブルドーザータイプ。 雪を下から掬い上げて、それをどこか別の場所まで移動して、落とす。 凄い威力。 お見事! 

もう少し私道の方まで上がって来て欲しかったけど、そこまでお願いできませんでした。 あとはジムと2人でキャラバンが通れるだけの道を雪かきするしかないです。 でも、随分、助かりました。

ハイウェイ情報をチェックすると、やはり北陸道の一部がまだ閉鎖されています。 12日出発を13日に変更してもらい、次の宮城県柴田の民泊にも到着が1日遅くなることを連絡しました。 変更届のリクエストを出すと、オーナーから返事が来て、ニュースを見て心配していたと・・・・。 1日チェックインが遅くなるので、一泊分が返金されると言うことです。 なんと有難いことでしょう。 
13日までの高速道路がオープンしない場合は、プランBとして北陸道の最初の50キロは高速を使わずに国道を走ることに。 今現在、高速道路が使えないので、国道を走る車で渋滞しているようで、今日はトラックの事故が起こったりしていたそうです。 確かにリスクは高い・・・・・。 でも、行けない事はなさそうです。
明日は気温が上がって、雨が降るらしいのですが、除雪が進んで高速が再開する事を祈ります。

そうそう、昨夜事件が起こりました。 ベッドルームの暖房を付けに行った時に、壁にゲジゲジが出ました。 ゲジゲジというより、ムカデかな? 10センチ位のです。 
これ、ゴキブリより嫌い。 

ダ〜〜〜〜〜リ〜〜〜〜〜ン!  

颯爽と登場するジム。 なんだか嬉しそう・・・・。ムカデ退治が無事終了。 なんと役に立つ旦那でしょう!  こんなに寒い毎日なのに、なんでムカデが出るの?  ムカデを紙に包んで、私を追いかける事ができると思って、ニタって笑ったんだと思います。 

やっぱり追いかけてきたもの。





















2021年1月8日金曜日

雪に閉じ込められてます

どうして冬に豪雪地帯に来てしまったのか? についてはここでは討論しない事にします。 来てしまったのだから!

1月7日に糸魚川に到着しましたが、1日遅かったら大変なドライブになっていた事は確かです。 俗にいうホワイトアウト現象で高速道路を無事に走る事も出来なかったかもしれません。 だから、無事に到着できた事を喜ぶべきかと!

1月9日土曜日。 洗濯物がたまってきたので、洗濯してコインランドリーで乾かしたいのですが・・・・・。 玄関のドアを開けるとそこは1メートル程の雪が軒下まで迫っていて、どうにもこうにも・・・・。 ロキはピーする為に外に出ましたが、あまりの雪の多さに玄関先で用を足したようです。

こうなる事は予想はしていましたが、とにかくキャラバンを出動させられる状態ではないようです。

ジムは雪かきしてロキを散歩に連れて行けるだけの道を作り・・・・、私は偏頭痛のため今日は雪かきは勘弁してもらい、掃除機をかけたり、洗濯したりしています。 洗った洗濯物を脱衣所で乾かそうとハンガーラックを脱衣所に移動させて、脱衣所に付いている乾燥機能を頼りに洗濯物を干しました。

この家、玄関に私と同じくらいの大きさの虎の置物があるのだけど、ジムは外から雪まみれで戻ってくると、濡れたダウンジャケットやら、レインコートやらをその虎にかけるんです。 虎の顔の辺りにです。
あ〜〜あ、・・・・・・こういう感覚は文化の違い。 だまって、虎の頭から濡れたジャケットを取って、脱衣所に掛け直します。 何度も何度もこれが続きます。

ロキはお父しゃんの雪かきがどうしても遊びに見えるらしく、スコップの雪と戯れています。 いつ、スコップにぶち当たるのではないかと、私は気がきじゃありません。
もう、すでにロキが埋もれてしまう程の雪です。

昨夜、お父しゃんと雪の中を散歩して戻ってきた時に、ロキのブーティーが1つ無くなっていました。 どこで落としたのか分からないと・・・・・。春になって雪が溶けたらシンデレラの靴みたいに、誰かが見つけてくれて『このブーツにあう足は誰かな?』 って探してまわるかもね? な〜〜んてね! 

ロキは戻ってくると、雪の塊をいくつも足にぶら下げて、それが固まって氷になった状態でなかなか落とせません。 私が手で1つ1つ、塊を取ろうとしても、ロキのヘアーに絡まりながら氷状態になり始めているので、取れないのです。

しかたない、お風呂場に連れていってお湯のシャワーで解凍させてとりました。 
これの繰り返し。



12日に宮城県の柴田郡へ向けて出発予定ですが、はたしてこの街を出られるのか?  今現在、能生インターから北陸自動車道は通行止めになっています。 
11日までは雪が続くようなので、12日に出発できるとしたら、奇跡だ。

こればっかりはどうしようもないわ・・・・・。


外に出て唖然としているロキ



埋もれるロキ















2021年1月7日木曜日

#5 新潟県糸魚川市に到着

1月7日、糸魚川市の民泊に無事到着しました。 前日の天気予報で爆弾低気圧が来るというので、無事到着できるのか物凄く心配しました。テレビのニュースで新潟県魚沼で大雪のため、高速道路で一晩中雪の中で立ち往生したというドライバーのニュースを見ていたので、その光景が頭から離れませんでした。 

長野県南佐久郡佐久穂町から糸魚川市までは、中部横断自動車道、上信越自動車道、そして北陸自動車道と、3つの高速を走ることになります。HIGHWAY情報を確認できるアプリをダウンロードして状況をチェックしながらの出発でした。
民泊のオーナーからはストームが来るので、チェックイン時間の午後3時より前に来た方が良いだろうというメッセージを貰いました。 
午前10時に長野を出発。 中部横断自動車道は雪なし。 全く問題なし。 で、次の上信越道も雪なし。 冬タイア規制もアプリ上で出ていなかったので、おかしいな? と思っていましたが、道路は全く雪がなく、普通タイアでも走れる状態なのでタイア規制が出ていない事に納得。 

とにかく走っているクルマが無いのです。 あれ、他の車と何台すれ違ったっけ? と思うほど、誰もいない。

で、北陸道はというと? だんだんと周りが雪景色に変わりだして、道路の片側も除雪作業をしている場所がいくつか・・・・。 
で、もうすぐ到着という最後の20分、糸魚川市に入ったあたりから雪が降り出し、風とともにすごくなってきました。

1時20分頃に“鯉ハウス” に到着。
家の周りでオーナーが雪カキ作業をされていました。 今晩から雪が凄くなるから、車を家の前ではなくて、水を流している坂の途中に停めた方が良いだろうとアドバイスしてくれました。

鯉ハウス、という名前の通り、オーナーは錦鯉を養殖されているようで、家の中は鯉を描いた絵画があちこちに飾ってあります。 玄関には大きなタイガーの置物、畳の部屋には一枚板でできた座卓がど〜〜んと置かれています。

大きい一軒家なので、寒いです。 壁に取り付けられたエアコンを暖房にするだけではとても部屋は暖かくならず、同時に石油ストーブを点けます。 それでも寒い〜。

翌日、雪に埋もれたキャラバンを出動させるのはちょっと気が引けたので、お店まで3人で歩く事に。
30分ほど雪の吹き付ける中を歩いて、スーパーへ。 この町の道路は所々シャワーのように水を流して雪が積もるのを防いでいるようで、その水と雪がシャーベット状態になってズブズブ・・・・・。 歩きづらい。

ロキちゃんは雪でも元気にはしゃいでいますが、さすがに30分も歩いたら、足のすね毛に雪が鈴なり状態にくっついて、止まっては口でその雪のボールをむしり取り・・・・。 ブーティーを履かせたほうが良かった。


明日も明後日も雪、雪、雪です。 このままだと1メートルは楽に積もるでしょう。 
この家に5泊の予定ですが、アクティビティーはあまりできそうもないです。

ところで、政府がGoTo トラベルを1月12日以降もストップする、とアナウンスしたので、私たちの予約は次々とキャンセルされていきます。 Air B and B の方で自動的にキャンセルしてきます。 GoTo 割引を使っての予約だからです。
キャンセルの後、どうするかって? キャンセルされてしまっても、もう行くしかないのです。 そのあとの予約もあるし・・・・。 
と、いうわけで一件一件、キャンセルされた予約に対して、オーナーにメールして、引き続き予約を取り直したい事を連絡し、料金の交渉に入ります。 私が予約したものは私が。 ジムが予約したものはジムが交渉してます。

アメリカ人はあっさりと言えちゃうのよね。 『GoTo キャンペーンがストップされて予約がキャンセルされちゃったんだけど、引き続き予約したいです。 同じ料金で良いですか? 』 って。 さらっと聞けちゃうんだよね。 『ありがとうございま〜〜す!』ってな具合。返事がどう来るのか? 楽しみ。

私はどうかっていうと、もう少しねちっこくしか聞けません。 『キャンセルされちゃいましたが、前後の予約もあるので、どうしてもそちらの宿に行きたいです。 お値段はいくらでしょうか?』 ってな具合・・・・・。
少なくとも正規料金は少し安くなります。 GoTo キャンペーンの割引は莫大だったので、それにはおよびませんが、少しは安くなって、予約の取り直しを続けています。 あと数軒やらないと・・・・・。