2021年10月22日金曜日

車の売却ゲーム

10月22日金曜日、雨。 11月3日に車検切れになってしまうキャラバン、3社の中古車販売業者さんに来てもらい査定をお願いする運びとなりました。


北海道の倶知安で燃料漏れが見つかってインジェクター全取っ替えをした際にディーラーさんが言ったのは、10年落ち、10万キロ走った車の価値は二束三文。 本当だったらインジェクターを直さずにこの場で売却するのが一番だと。 たとえ直したしても売却価格はインジェクターのお直し価格を超えられるかどうか? インジェクターの修理費用が31万でしたから・・・・・・。



千葉に滞在していた時にオンラインで一斉見積もり??? とやらをオンラインでためした私はすぐに後悔することになりました。 一斉に車買取業社さんから電話が入って、もううんざり。

その中で対応の感じが良かった会社に色々と車を売るためのノーハウを聞きました。 すると私がイメージしていたのとは全然違ったのです。
査定をお願いするのは3社くらいが良いと。 時間を指定して一社ずつ呼んで査定をお願いするのではなくて、3社いっぺんに同じ場所に呼んで、一斉に査定、一斉に値段を出してもらう。 この方法が一番高い値段が出ると。

そう言われても、私としては最終的な値段は50歩100歩、こんな事までして頑張るだけの価値があるのかな? 1万円高い値段を出してもらうのに、どれだけハッスルしなくてはいけないのか? あまり気が進みませんでした。

オンライン査定をする前に、キャラバンを見つけてくれて購入した八王子のM会社さんに電話して、最後は引き取って貰えますか? と聞いたのは私でした。
すると調べてくれて、10万キロ走ったキャラバン、マーケットの相場は30万、良くて35万くらい。 他の会社に見せても多分同じ値段が出ると思います。
33万で良ければすぐに引き取りに伺います。 そこまで言ってくれました。
この段階で私は良いんじゃない? 買い取ってくれるって言ってるのだもの。 と、思ったのです。
ところが電話で返事をしようとした際に、ジムが待ったをかけました。 他の会社に査定してもらってからでも遅くはない、と。

買取業者さん3つの会社を選んだものの、場所と時間を決めるのが結構大変でしたよ。 だって、自分の家がないんだもの。

雨のなか、3人の男性スタッフが来てくれて、まずは私に対してカウンターパンチです。
「10万キロ、10年落ちのキャラバンのマーケット相場は20〜30万です。」「私からの希望価格があれば言ってください。」
そう釘を刺されたのです。
主人の希望価格は〜、45万! 私が思い切ってそう切り出すと、営業さん、笑ったんです。 あ〜やっぱり45万なんて非現実的な数字なのでしょう。
私としては八王子のM社さんに35万までは頑張って出せます、と言われていたので、この日の査定は35万以上、できれば40万に? というイメージでした。ジムだって45万とは言ったもの、それは交渉上の作戦で、最終的には40万に落ち着けたらラッキーだと思っていました。

今日、来られなかったもう一社さん(M社)が幾らの値段を出したのか、ここで発表してくれないと、私たちもそれ以上の値段を出せません、と3人に詰め寄られました。 もう・・・・・どうしよう〜!
ジムと電話で相談。 ジムの作戦は? 35万は言わない方が良い、そう言います。 
考えましたよ、私・・・・・。

で、私、ちょっと盛りました!  八王子の会社は37万、キャッシュで支払うって言ってくれました。 そう伝えると、3社さん、一斉に驚きの声。 37! キャッシュ! ありえないでしょ。 キャッシュで払う会社なんて聞いたことないです。 騙されてませんか?

タジタジ・・・・・・。

「実はその会社LCAという兄の経営する学校の関係者さんで、知り合いです。 信用出来る人です。」

そうですか、お知り合いなのですね・・・・・。

で、3社さん、37万より1万円でも高く提示したら、僕たちの中の1社に売ってくれるのでねすね! そう念を押してきました。
私として、37万でも38万でも、あまり気が進まなのだけど・・・・・。

すると、3社さん、一斉に自分の車に戻って会社に電話をかけ始めました。 この三人の男性は自分達では値段を決められないのだそうで、いちいち、会社に電話をして相談するのです。

その時、3社の中の一人、一番よく喋る、一番若いA社の男性が私の所に詰め寄ってきて、耳打ちするのです。
「どうしても、ど〜〜〜してもこの車をうちが買いたいです。 40万は絶対に出せるし、それ以上でも払います。どうしても勝ちたい。」


抜け駆けはいかんのだけど、私も40万という諦めていた数字が出たことにちょっと心が動いたのです。
その A社さん、一斉に値段を表示するのではなく、オークション方式にしたいと言い出しました。 しかし、他の2社が反対。

三人の男性と私は雨に濡れ、寒くて、早く終わりにしたかった・・・・・。



じゃ〜一斉に名刺の裏に金額を書いて出しましょう。 オークションはなし。3人のうちの一人が言い出しました。

緊張の数分間・・・・・。


じゃ〜〜ん! 

最初にラビットさんが名刺を私に渡してくれました。 そこには信じられないような数字が書かれていたのです! ¥585,000。
次に渡された数字は¥451,500 という半端な数字、そして最後、例の A社さんが出したのが¥550,000。

どうしても欲しいと言い張ったA社さんは55万と書けば、絶対に勝てると思っていたはずです。 ところがそれ以上が出ちゃったのです。

何だかきつねにつままれたような気分の私でした。 20〜30万が相場ですと言われスタートしてしたんですよ。
最終的に58万5千円? 勝者以外の2社は瞬く間に挨拶だけしてその場から去って行きました。

ウィナーのラビットさん、すぐに契約書を作ってくれて、契約をしました。
提示金額を持って帰って後で決めるパターン、これだと時間もかかるし、値段も不安定になるのだそうで・・・・・。

絶対にその場合では決めません、って言いならが家を出た私ですが、念のため必要書類は全て持参していました。 印鑑証明2通、実印、などなど・・・・。 良かった。

電話応対の時から一番感じが良かったのがラビットさんでしたが、最終的に契約をしたのもラビットさんでした。
31日までに町田のラビットさんまで私が車を乗り入れて契約が完成することになっています。

一番頭を悩ませていたキャラバンの売却が無事に終わって本当にホッとしました。 あと1週間、事故のないように気をつけます。
長野に行く事と、お墓参りに行くことが決まっています。

これから車を売却する人、今、新車を作るためのパーツが日本に入ってこなくて、中古車の相場グ〜〜〜ンと上がっているのだそうです。
売り時なのだそうです。 売ってから聞いた話ですが、ラッキーでした。

PS;契約書にサインしながら聞きました。 ラビットさんはどうしてそこまで高い金額を提示してくれたのか?
すると、ラビットさん、内装が綺麗だったこと、それと4輪駆動のディーゼルを探しているお客さんがいて、それで欲しかったのだそうです。 








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