車はレンタカー。 130センチを超える大きさのクレートを荷台に積められるレンタカーは、1万円以上払えば大きなバンを借りられますが、今回はNBoxのバンを借りることにしました。 後部座席を埋め込むと荷台は完全にフラットになります。 ロキを何処に乗せて行くのか?
クレートの中に納まってくれたら良いな、と思いましたが案の定クレートの中に入ろうとはしませんでした。 無理強いしてトラウマになったりしたら明日の出発時にもっと嫌がるだろうと思い、今日は助手席のジムの膝の上に座らせて羽田空港へと向かいました。
30分で到着。 検疫所のパーキングに車を停めてロキを歩かせようとした時です。 ビルの中からセキュリテイーの女性が出てきて、ここは犬を歩かせてはいけないと・・・・・。 外なのにです。
で、犬をクレートに入れて移動させて、ビルの横手ならば歩かせる場所がありますよ、と言われました。
ちょっと早く到着したので時間を潰そうと思っていましたが、色々ルールがあるようなので、予約を前倒しできるかどうか聞くことにしました。幸い誰も前に予約が入っていなかったので、すぐにオッケーが出て、私達はロキをクレートの中に押し込めて、アパートに置いてあった小さなカートにクレートを乗せ、2人で前後を支えながらビルのなかに入りました。
驚いたことにロキはギャーギャー泣きませんでた。 絶対に吠えるだろうと予想していましたが、良い意味予想が外れました。
検疫所には若い女性スタッフが1人のみ待機していて、クレートごと部屋へ。 これ、成田に到着した時とは大違い。
成田のあの夜は雨と疲労の中たらい回しにされて、もう本当に泣きたい気分でしたが、今日の検疫所は他の人間は誰もいなくて、あっけない程簡単に終わりました。犬の健康状態を見るのではなくて、狂犬病とか混合ワクチンとかの証明書を提示して一枚の証明書にまとめ、その記載に間違いがないかどうか? それを確認するためのものでした。 最後にロキをクレートの外に出したのは首のところに埋め込んだマイクロチップの番号がちゃんとリーダーで読み取れて、番号に間違いがないかどうかの確認。
ロキの健康状態のチェックはなかったと言って良いかな?
簡単に終了。
アパートに戻り、コロコロクリーナーでロキのへアを綺麗に掃除して、レンタカーを返却。
ジムはクレートのネジをもう一度外して、クレートを半分の大きさにし、アパートの中に又持って入りました。
組み立ててしまうと、アパートのドアを通れないのです。 さすがにチャドの時みたいにハンマーで壁の一部を叩きのめす事はしませんでした。(チャドのオフィスで、デスクがドアを通らなかったので、デスクの足を短くするか、壁を壊すかの選択に迫られて、ジムは壁を壊したのです!)
さ〜、ゴミも捨てれるだけ捨てたし、冷蔵庫の中もできる限り食べ尽くし、この先に出るゴミはアパートにおいて行くしかありません。
今更ながらに気がついたのですが、私の性格。 先のさきまで考え過ぎの傾向があって・・・・。
例えば、ここ横浜市神奈川区の燃えるゴミの日は月曜と金曜。 私達は火曜日にチェックアウトするので、最後に出たゴミは金曜日の燃えるゴミの日まで出せないのよね・・・・・。
私達が出発した後はクリーニングスタッフが来て、この部屋をお掃除してくれるはずですが、金曜日まで生ごみとか出せないと・・・・。ロキちゃんのうん◯とか、臭いよな〜。 部屋中臭くなっちゃう。
とか、汚れた衣類とかゴミ箱に置いて行くのは恥ずかしいかな? とか色々考えちゃうのです。
てな〜こた〜知ったこっちゃないさ、のジムさん流に行けば、汚れたパンツなんかでもそのまま捨てて・・・・。
いや、一旦洗ってからにしようかな、私のだけは・・・・。
我ながら疲れる性格だわ、私。
明日はいよいよ出発です。 午前中に電車で羽田空港第3ターミナルまでPCRテストに行き、一度アパートに戻り、夜の部7時半のペットタクシー2台のお迎えを待ちます。 PCRテストの結果は空港に到着してから受け取り、一昨日送ったスーツケース等6個を引き取り、チェックインです。 ロキちゃんも同じカウンターでチェックインです。
無事に行きますように。
半分になった時のクレート。
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