地下鉄を乗り継ぎながら1時間半、ウクライナのチャリテイーコンサートに行ってきました。ブルックリンの南の端、初めて行くエリアでした。 会場に着くと、アメリカに住んでいるウクライナの人達が入り口付近から溢れていました。 皆さん、結構ドレスアップして、花束とか抱えている人が目につきます。 男性はやはりロシア系?ずんぐりむっくりしてる。 腕にタットゥーが入ったりしてる。
どういう内容のコンサートなのか良く知らずに来てしまいましたが、30分遅れて開演。
MCの男女が舞台に上がると、二人ともウクライナ語で話し始めました。 英語は全くなし。
その後ウクライナ支援に関係している人達が舞台挨拶し、やっと始まったパフォーマンスにホッとした私。 子供達の踊りがとっても可愛くて、これは来た甲斐がありました!
続いてバイオリニストが登場。
その後はシンガーの女性。 この人はウクライナではかなり有名な歌手らしいです。ウクライナバージョンのマドンナみたいな人でした。 みなさんの興奮ぶりで良くわかります。
歌と同時にステージにはウクライナの惨状の映像が写し出されていました。 故郷に家族が残っているのでしょうか、私の隣に座っていた女性は涙を流していました。 自分の故郷が破壊されていく様子、自分の国の人が無惨に殺されていく現実、それが今も続いているのです。 どれほど辛いでしょうか? もしこれが自分の国だったらと思うと・・・・・。ウクライナの小さな旗を皆さん手にしていました。
ただ、このコンサート、8時開演のはずが30分遅れて開演して4時間経っても終わりそうにないのです。 4時間です。休憩時間もなく4時間座り続いてた私達はお尻が痛くなって、コンサートが何時終了するのかそればかり気になってしまいました。 でも4時間たっても一向に終わる気配がなくどんどん盛り上がりムードになって次の男性歌手が登場。 皆セルフォンのライトをペンライトのように手にしてステージの周り集まり、ダンスする人も出てきて・・・・。
その時、ジムが退出しようか? と言ってくれて本当に助かった。
もうお尻が限界でしたから・・・・・。
その後、1時間以上地下鉄を乗り継いでアパートに着いたのは午前2時でした。
アメリカに居住するウクライナの人達の故郷を思う気持ちと、ウクライナの勝利を信じサポートを続けよう、という強い意志を感じた夜でした。 全部ウクライナ語だったので何を言っているのかわかりませんでしたが、多分そう言っていたと思います。
とても貴重な体験だったのですが、いかにせん長すぎた。 座っているだけでクタクタになってしまいました。
4時間たっても終わりそうになかったので、ジムと私はこっそり抜け出し、帰路につきました。 脱水状態だったから・・・・。
一人75ドルのチケットの一部がウクライナの救援に送られるそうです。
バイオリンの演奏
スマートフォンのペンライトです
0 件のコメント:
コメントを投稿