2022年10月16日日曜日

兄夫婦が日本に帰国

兄夫婦が強行軍の予定を全て終了して昨日、家路につきました。 10月15日の飛行機です。 
1週間、と言っても実際6泊でのNY旅行、体力勝負の短期決戦でした。

兄夫婦はLCAの秋休みを利用してNYに来たので、前日の夜遅くまで仕事をしていたと言います。 子供達が書いた作文を何十人分も読んだり、来年度の入試の面接があったり、と怒涛のようなスケジュールをこなしての出発でした。 兄など、読みきれなかった作文をスクリーンショットにとって持って来ていたり・・・・・。 




私達のアパートには中の2日しか滞在しない予定だったので、殆どが単独で観光する事になるのかなって思っていましたが、ジムだけはそう思っていなかったようです。 滞在するのはホテルでも、行動は一緒に! そう思っていたのです。 だからミュージカルとかballetとか、ジャズクラブとか、殆どの行動を私達2人も一緒にする事になり、兄夫婦も随分助かったと思います。 そうでなければ、ちょっと動けません。 どうやってチケットを取るのか、どうやって行くのか? これ、難しいです。

携帯のデータ通信がいかに大事で、これがないととても不自由になる事を事前に説明しましたが、自分達の持っているiPhone は日本の契約のまま、ローミングをオンにすればアメリカでも使えると言って、他の契約はせずにアメリカに来ていました。 



後半になって、ローミングだとオン、オフをしなくてはならず、不便なので私がお勧めしていたeSIM というデータ通信を今からでも遅くない、契約しよう! という事になりました。ですが、これマニュアルが英語でちょっと 複雑。
兄夫婦のiPhone は日本のiPhone なので、SIMカードが入れ替えできないのです。 なので今使っているSIMカードに追加としてアメリカで使えるデータ通信をダウンロードできるっていう契約、5Gで15ドル? 

まずは姉の携帯に試したところ、なんとかダウンロードできて目でたくデータ通信がスタートしました。
兄の携帯は姉と同じ、iPhone10だと言っていましたが、どうしても兄の携帯にダウンロードができません。 契約している会社があるので、それ以外はいれられない・・・・というようなメッセージが出てしまいます。 何故、姉の携帯では成功して、兄の携帯ではダメなのか?

数時間なぞを追求しましたがだめ。

最後にこのeSIM の会社名と最後にでるメッセージをグーグルで検索してみて、原因の謎が解けました。 兄の携帯と姉の携帯では契約が違っていたようで、兄の携帯だけはSIMロックがかかっていた事が判明しました。 謎が解けたのでスッキリ・・・・。 15ドルはすでに払ってしまいましたが、原因がわかったので、それで良しです。

翌日、兄が言いました。 僕と朋子は似てる。 あのeSIM のダウンロードをやっていた時にそう思ったのだそうです。 できるまでやるんだよねって。 そうだよね。 途中で投げ出すのは嫌なんだよね、悔しくて・・・・・。 原因がわかるまで、やるんだよね。
兄弟、似ている性格のようです。

9日 到着 2階建バスで観光
10日 自由の女神観光 キンキーブーツ(ミュージカル)
11日 リセケネディー日本人学校見学とランチ ジャズクラブ
12日 パーク、レストラン、Wicked (ミュージカル)
13日 メトロポリタンミュージアム ニューヨークシティーバレー 
14日 お買い物、Lion King (ミュージカル)
15日 帰国

6泊の間にミュージカルを3つ、日本語学校視察、美術館、バレエ、ジャズクラブに行くことができたのは良かった! 上出来です。

ジムがキンキーブーツのチケットを当日券売り場に並んで買いに行ってくれたのも良かった。 最高に良い席が半額で買えましたから。

それに知っているミュージシャンの演奏のジャズクラブのテーブルが取れたのもラッキーです。 
メトロポリタンミュージアムでは、当日券の長蛇に列に並ぼうとしていたところ、初老のカップルが、チケットを買いたいと思っているのですか? それならこのチケット2枚を差しあげます。 って言って2枚のチケットを私達にくださいました。 お支払いしますって言いましたが、受け取ってくれませんでした。 2人分で44ドルです。シニアですよねって。

なんだかラッキーな事が続きました。 お天気も1日だけ雨、他は清々しい秋晴れでした。

頑張りすぎちゃったジムが最後の2日落ち込んでしまい、顔が曇ってしまい兄にもそれが一見してわかってしまいました。
ジムは喉が痛かったらしく、コロナを疑い、セルフテストしましたが、陰性。 風邪をひいてしまったようです。 そういう事で最後の夜のディナー、ジムにはお留守番をお願いしました。 この決断、物凄く悩んだのです。 ここまで頑張ってくれたジムを置いて行くのか、やっぱり落ち込んでいるにせよ、家族なのだから一緒にディナーに誘うべきなのか?

21年の経験で言うと、こういう場面で無理に一緒に行って上手くいった試しがありません。 後悔そのものばかりでした。

今回は喉が痛いと言っているので、コロナの可能性がゼロではないので、兄夫婦にうつす訳にはいかず、留守番をお願いしました。
これ、結構勇気が入りました。 今までは、noって私が言えなかったから。 これまでになかった展開。 
本人はどう思ったのか? がっかりした? それともホッとした? とにかくジム抜き、兄夫婦と3人で最後のディナーをしました。

空気を曇らせ、雰囲気を悪くする旦那について兄は私にかなり手厳しく言いました。それを聞いて私も複雑な思いでした。ジムを庇えば庇う程、周りの評価は下がってしまうようで・・・・。


私の誕生日の日15日は、薔薇の花束が用意されていて、夕飯はジムが作ってくれました。 

いつもなら華々しく、誕生日を祝ってくれるジムですが、63歳のこの日は兄夫婦も日本に向け飛び立って、ジムも体調不良、静かに家で過ごしました。 そう言うのもありです。

ミュージカル Wicked は前から2列目の席でした。 ステージに近かったので、寒かった・・・・。

アパートの近くのダイナーでwaffle

ミュージカル前のディナーは日本食レストランへ

メトロポリタンミュージアムでは有名どころの絵画をたくさん見ることができました。


ジャズクラブの Bird Land 

14日の夜は私の誕生日を祝ってくれました。 ジムはお留守番。

ライオンキング、日本のミュージカルと比べたいと言って、最後の夜、こちらを選びました。




























0 件のコメント: