今日1月25日からは後半がスタートします。 今日からはまた夜のシフトに変わります。 夜のシフトは午後3時半からスタートして、11時15分までです。 最初の数日は深夜12時になっても仕事が終わらずにロッジに戻るのは深夜1時過ぎでした。 バスもなかなか来ないので歩いて帰るなんて事が続きました。
1つの映画はフェスティバル中に4〜5回上映されます。 最初の上映はプレミアと言って、出演者やディレクター映画関係者が大勢開場に押し寄せるので、私たちはテンヤワンヤします。 とくにジムのチームはこの業界の人達を誘導するので重要なお仕事なのです。自分が関わった映画が初上映される訳ですから業界の人たちはアドレナリンがマックス状態。 開場で顔をあわせるやいなや皆興奮状態です。
そう言う人たちを誘導しているジムは毎日疲労困憊の様子です。 お客さんとの交流も気を使って疲れる仕事なのですが、それ以上にチーム内の連携プレーが上手く行っていないのだそうで・・・・・。 たった3名のチームなのですが、これがストレスの一大原因なのだそうです。
ジムはその日の出来事を一つ一つ私に報告するような人ではありません。 そのジムがよっぽど疲れたのでしょう。 チームプレーが上手くいかない・・・・・と私に愚痴を溢しています。 こんなの本当に珍しいです。 対処法としてとにかく問題のメンバーとは距離を保つ以外にないと・・・・・。
私は? 昨日は開場の入り口に立って、一度チェックインして自分の席を確保した人がトイレに行く際に手にスタンプを押す、というポジションに付きました。 開場内に何人の人が入ったかをカウントしているので、一度開場を出た人を再度カウントしないためです。
私達が働いている開場、700席と思っていたのですが、これ間違いでした。 1200席以上あるのだそうです。
開場してから30分で全員を着席させて、予定時間にスタートさせるのは至難の業です。
最後の最後は開場内に何席が空いているからカウントして、ウェイトリストのお部屋で待っている人たちを誘導します。 全てがチームプレー。 インカムを付けている人たちが情報を交換しながらお客さんを誘導します。
色々な事が起こります。 先日は私ブラックボックスと呼ばれるウェイトリストの人達の並ぶお部屋に配属されました。 皆オンライン上でウェイトリストに参加して、自分の番号を持っています。 1番から400番まで・・・・・。 その番号順に並びます。 でも開演の30分までに並んでもらわないと、たとえその番号が1番であっても列の最後尾に並ばなくてはなりません。
で、遅れてきたのです、その男性。 53番という番号を持って・・・・。 バスが遅れたとかで30分以上遅れてきて、お部屋はもう人で満杯に溢れているときでした。 最後尾に並んでくださいってお願いしても、その男性、どうしてもこの映画を見たい、どうしても自分の番号の場所に並びたい、って言い張りました。 ダメです。 絶対に。 押し問答。 顔を顔を突き合わせての押し問答。
最後になんと、この男性私に500ドル払うから、53番に並ばせて欲しいと言い出す始末。 もう、びっくり仰天。 冗談じゃなくて大真面目にそう言ってました。 500ドルもらっても、1000ドルもらってもダメです。 私、頑張りましたよ。
その人、マジ怒って帰って行きました。 ため息・・・・・・私。周りで見ていたお客さん、僕のチケット500ドルで譲っても良いよ、なんて言い出す人もいましたが本人踵を返してお部屋を出て行ったあとでした。
お客さんを怒らせちゃったけど、私は私の仕事をしただけです・・・・・。
一喜一憂の毎日ですが、昨晩ヨレヨレでロッジに帰還すると、ジムがバックパックからサンダンスのロゴ入り長袖シャツを取り出してプレゼントしてくれました。 開場のロビーにはサンダンスグッツを売っているお店があります。 その中で、私、これが好きだって言ってた長袖シャツ。 これ、デザインが素敵なのですが去年のシャツなのです。 去年はドタキャンで全てがオンラインに切り替わってしまったのでロゴ入りシャツが売れ残ってしまったらしいです。 で、2022年と刺繍されたシャツですがこれが一番カッコいい!
私が見ていない時に購入してくれたようです。 ジムさん、ありがとう!
顔が浮腫んでる。。。。
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