19日からトレーニングと実際のシフトがスタートして、今日1月29日、フェスティバルが終了しました。
最後のシフトは朝の7時半からは午後1時半までで、明らかに疲労が蓄積されていて気力でなんとか保っていた感じ・・・・・。
幸い会場係を任命されたのでお客さんが入場した後は椅子に座る事ができましたが、眠くて眠くて途中居眠りしちゃいました。
やはり後半戦は気力で乗り切った感じなので、終了と共に疲れがどっと出てきそうです。
サンダンスで上映された映画は最後に投票やら、審査やらで色々な賞が決められます。 最後の2日はその受賞作品が再上映されるのです。
だから、受賞作品を観たい人は疲労困憊でも空き時間に上映している映画館を見つけて観に行く事ができます。
私達も昨夜はシフトの後2つの受賞作品を鑑賞しました。
ここでは受賞作品については書きませんが、良い映画が幾つかありましたので折をみて紹介します。 日本のドキュメンタリー映画ではオウム真理教を取り上げた作品が上映され、ジムと2人で観てきました。 歴史に残る大事件だったあの忌まわしい事件、若い人は知らないかもしれないです。 麻原彰晃の生い立ちとかも紹介されていて、ドキュメンタリー映画としてとてもインパクトのある仕上がりでした。
11日間のシフトの中で、一番印象に残った出来事はID事件です。 18歳以上でないと見ることができません、と言う但し書き付き映画が1つだけありました。 映画の内容説明の最後の所に18歳以上・・・・・と書かれていました。
で、その時私はチケットを購入した人が会場される前に並ぶテントに配置されました。
スタート前のブリーフィングで、必ず全員のIDをチェックするように言われました。 IDを持参していない人が居たらどうしましょうか? と質問すると、見た目が明らかに18歳以上ならオッケー。 そうリーダーから言われ、納得。
17歳かな? 18歳かな? ってな微妙な時は、絶対にIDが必要だけど、明らかに歳をとっている人はIDを忘れていてもオッケーだよね! とチームで確認をしあったのです。
ところがです。 ジムのチームの1人のボランティア女性がテントにやってきて、歳をとっていようがいまいが、絶対にphoto IDが必要で、持参していないお客さんは絶対に入場できません、と言い出しました。 え〜〜〜〜〜???????これには絶対反対・・・・。だけど、そういう命令です。
ウェブの映画紹介の所に18歳以上でないと入場できません、って書いてあるでしょ、と鬼を首を取ったような勢いで言いますが・・・。 IDが絶対に必要とは書いてないし・・・・・・。
ここでテントのリーダーはこの女性のジャッジに従わざるを得なくなったのです。 という事は私達全員、その命令に従わざるを得ませんでした。
私が怖れていた事態が3件起こりました。 年配のご夫婦で、ご主人は IDを持っていましたが奥さんの方はIDを持参していなくて、入れなかったのです。
その他に2人? 明らかに私より年配に見える人でしたが、入場を拒否されて渋々帰る羽目に・・・・。
これ、絶対におかしいでしょ? 18歳以下の人には見せたくないですよっていう意味のはずが、IDを忘れた明らかに18歳以上の人を探して追い出すなんて、意味が違うでしょ?
このボランティアの女性は、本当に自分が正しいと言い張って、正しい事をしていると自身満々でした。 違うと思うな〜。 チケットを購入して雪の中やってきたお客さんを追い返すなんて・・・・・・。
18歳以下お断りという1文の解釈がこのような結果を招いてしまったのが残念でなりません。 シアターマネージャーにインカムで質問した人が居たようで、シアターマネージャーも明らかに18歳以上であったら、 IDを持参していなくても入場を許可して良いわよ、と言っていたよ、と後からジムが言っていました。
残念な結果になってしまいました。 解釈の違い、何が正しいかのその場の判断、人によって違う・・・・・・。
この女性ボランティア、ジムのチームに途中から配属され、振りまわされて、疲労困憊だったようです。
「今日は私、プレスラインの担当!」と大喜びしている彼女に対し、ジムがフッフー! と声を掛けた時のこのフッフーが、下り調子だったので、私は笑いを堪えるのがやっとでした。
チームプレーヤーでない人が居ると、周りは大変です。 本人以外ね・・・・・。
11日間病気をせずに薬にも頼らずに終了できたこと、ホットしています。 いや、まだこれから日本行きが控えているから、まだ気を抜いてはいけませんね。
最後の夜は私のリクエストでお寿司を食べに行きました。 NYより値段が高くてびっくりだ。
お仕事の後の空き時間に受賞作品を観ようと並んでるところ。
チームA、全員は写ってないんだけどね・・・・。
美味しかったわ〜。
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