2023年3月30日木曜日

Alabamaにて勉強の日々

本当なら今頃インストラクターと共にジャイロで空を飛んでいるはずでした。 
でも月曜日にインストラクターのコロナ陽性が発覚したので、私達は途方に暮れながら、この先の展開を固唾を飲みながら見守っています。
インストラクターのグレッグさんが回復して来週からトレーニングが始まるのか? 諦めてテキサスまで移動して違うイントラクターにつくか? まだ決まりません。 グレッグさんの回復状況を見守っています。

一応、プランBとして新しいインストラクターをグレッグさんに紹介してもらい、連絡を取っています。 でもその方、何だか物凄く専門的なインストラクターでグレッグさんを教えた先生なのだそうです。 何だか肩書きが凄すぎて、私みたいなゼロから、いや、マナススから右も左もわからないような人を教えてもらって良いのかな?

かなりひきつってます、私。

グレッグさんから回復を待っていてもらう間にこれ、勉強しておいてねっていうリンクが送られてきたのですが、これがまた難しくて、私お手上げ状態。 
筆記試験の勉強は7割の合格ラインスレスレのところにいる私ですが、グレッグさんから送られてきた資料はジャイロを操縦するにあたっての勉強内容で、私、これまだ手をつけてない分野・・・・・・。 と、いうのも必死で勉強してるんだけど、基本のスポーツパイロットの試験勉強だけでも終わっていなくて、そちらに重点を置いていた私は、ジャイロの操縦のマニュアルをまだ読んでない・・・・・。

で、もしもグレッグさんの回復が遅れた場合、私たちはテキサスに移動して、そちらで新しい先生につくわけなんだけど、そちらの先生はグランドスクールは毎回飛ぶ前に15分ずつって。 え〜〜〜〜〜! グレッグ先生はグランドスクール(座学)を数日やるって言ってましたよ、 多分、8時かくらい。 それを期待していたのだけど…..私。

ジムは昨日ショッピングに出向いて、自分の買ったジャイロを移送する為のトレーラーを決めてきたそうです。 
ボックス型は高いので、普通のフラットタイプのトレーラーで、そこにジャイロを乗せてシートで包み、縛り付けるそうです、はい。

私は一日中勉強してましたが、覚えなくてはならない事が山ほどあるし、計算問題もあっていくら時間があっても足りない。
来週の月曜日まで私達のこの先のスケジュールは決まりそうにありません。


話はガラリと変わるんだけど、去年の10月頃から履いている新しいスニーカー、Salomon のスニーカーなのですが、これ2足目。 で、まだ履き始めてから5ヶ月しか経っていないのに、表面に穴が空いちゃいました。 両方ともです。 がっかり・・・。
ジムがこれREIで買ったものだから返品できるんじゃないって。 1年以内なら返品可能なお店なのです。 100%カスタマーサティスファクションを目指しているお店だからです。

そうだね〜、ちょっと気が引けるけど、私達、お得意さんだしこれ2足目だし、こんなに早くダメになるのはダメだよね? 返品かな?
返品したら100%返金してもらえるのです。 アメリカは返品王国です。

2023年3月27日月曜日

アラバマのBird House

6時間以上ドライブして、アラバマのAir Bに到着しました。 こちら膨大な敷地内にある結婚式場にもなる農場内にあるゲストハウスです。 馬が居たり、ビンヤードがあったり、しばらくぶりに見る農園風景です。 こちらのゲストハウスはバードウォッチングができると説明書きに書かれてるので、多分色々な野鳥が飛んでくるのだと思います。 直ぐ下には川が流れてる。

これぞアメリカの家ぞ! という内装です。 素敵です。 

こちらに1週間滞在予定です。 

ですが、明日から始まるフライトトレーニングのインストラクターがコロナに感染していることが今日のテストで判明されたので、明日からの予定はキャンセルだと思います。 何も連絡はありません。 ただフロリダのジャイロのイベントで会った時も喉が変だって言ってました。
で、イベントが終了して、ジャイロを牽引しながらアラバマまで帰宅して、多分体調が悪くなったのでしょう。 今日、テストをしたら陽性だったと・・・・・・。

全くもって予定外の事態です。

こちらの1週間滞在の後は近くのやはりAir Bをもう1週間予約していました。 が、今日キャンセルしました。 多分他の街で他のインストラクターを探す事になるのでは? という予想からです。 キャンセル料、かかってしまいました。

不思議なのはフロリダのジャイロイベントは青空の下すべて屋外で行われたのに、インストラクターの男性以外にも感染した人がいるそうなのです。 これはどういうことか? 私とジムもこのグレッグさんと握手したり、まじかで話をしたりしてました。 今のところ、2人とも症状は出ていません。 多分大丈夫だと思います。

この先の予定が大きく変わりそうです。

トラックの後部座席、クーラーボックスの隣に座るロキ。

こちらがゲストハウス。 外見より中の方がずっと素敵です。地下にもベッドルームがありました。






















Alabama

昨晩のジョージア州からついにアラバマに入りました。 今も移動中です。今日もやく6時間のドライブです。
昨日のニュースでミシシッピとアラバマアで竜巻が幾つも発生。 緊急事態宣言まで出ているようです。 ここら南部の地域は竜巻が多く発生する地域です。 シェルターがあったりします。
これから2週間アラバマ滞在になるので、天候には注意しないと・・・・。

アラバマの州境を越えたときです。 フライトインストラクターから連絡が。 コロナの陽性が判明したと。

がが〜〜〜ん。 明日からトレーニングが始まるというのに・・・・・。

予期せぬ事態発生で、この先のスケジュールがわからなくなりました。 民泊はもうキャンセルしたら全額は返金できない期間に入っています。

さて、どうする?


2023年3月26日日曜日

ジャイロコプター、決まりました

昨日の早朝4時、ジムをフロリダのオランド空港まで送っていった私は長い一日を過ごし、日ずけが変わった夜中の12時過ぎに空港まで迎えにお行ってきました。 アメリカンエア、200ドル代で往復チケットが買えて、それも片道空いていたのでアップグレードしてくれてファーストクラスだったって、上機嫌でのご帰還でした。

ジムの方がもっと疲れていたはずですがアドレナリン大噴射で、テキサスまでわざわざ行って見てきたジャイロを購入する事になったそうです。 予想通り、展示会で見たジャイロと今回のジャイロは同じタイプなのですが、テキサスの方がコスメティックな面は劣っているけど、エンジンの手入れが良くてこちらに決めたそうです。 お値段も交渉。 色々なギアもそっくり付けてもらったそうです。 ヘルメットとか無線とか、トランスポンダーとかです。 帰りの飛行機まで時間がずいぶんあったのでテキサスの観光までしてなが〜〜〜い1日を過ごしたジム。

2人で就寝したのが夜中の2時半。 翌日は移動日で運転5時間。 これには私、反対したのですがチェックアウトは何時でも良いですよって言われたので9時まで寝て、12時に出発しました。

運転はかわりばんこで5時間走り、6時にはホテルに到着できたので上出来でした。 今アラバマ州に向かっているのですが、遠すぎるでこんばんは又々ジョージア州で一泊です。

ところがです、このペットフレンドリーのホテル、チェックインの際にペット同伴なので75ドル、ペット代を払うことに・・・・。

これで、上機嫌のアドレナリン、ルンルン気分が台無しになりました。 

ジムの不機嫌スイッチがオンになってしまいました。

丁度ホテルはハッピーアワーとかで、ロビーで軽食が振舞われていて、ジムはここでホットドッグを食べて夕飯にすると・・・・。
え?

運転しながらディナーは何処に行こうか、って話していたのに75ドルもペット代を払わされたからディナーはホットドッグで良いと・・・。

何だかな? けち! ジャイロは買えたけど、ディナーはケチるんだ。

ホテルの予約をしたのはジムです。 数日前のモーテルに毛が生えたようなジョージア州のホテルもペット同伴は75ドル追加料金でした。 

言いましたよ、私。 今度予約する時はペット料金がいくらなのか、ちゃんとウェブで調べてからにして頂戴。 ブッキングドットコムにはペット料金は出てなくても個々のホテルのウェブにはちゃんと記載されてるから。 それなら驚かなくて済むし、もっとヘルシーなディナーが食べられるでしょうから、って。

せっかくの楽しい1日がこんな些細な事で台無しになって、ジムは8時にシャワーも浴びずに寝てしまいました。

まったくお子ちゃまです。 自分のせいなのに、自分の思っていたのと違う結果になると、不機嫌になって周りの人間まで巻き込んで空気を台無しにしてくれる。 これはこの先もきっと直らないでしょうね。

でも、こんばんは私も皮肉たっぷりに言いましたから。これで良しとします。

それでもって肝心のジャイロですが、テキサスからアラバマまでようやって運ぶのか? 
このジャイロ、オーナーの男性が私達に手渡す前にいくつか部品を交換したいのだそうです。 それで、私達がアラバマでトレーニングにこのジャイロを使うのには間に合わないらしいです。 なので、インストラクターから借りてトレーニング。 そして2週間後に私達がテキサスまで車で取りに行く事になりそうです。 トレーラーを買って、トラックで牽引するらしいです。 

大変んだわー。

30度もあるのでレイクで遊ぶロキです。


2023年3月25日土曜日

テキサスへ 

3月24日、ジャイロイベント3日目、会場でやっとアラバマのフライトインストラクターのグレッグさんとお話しをする時間が持てました。
私達は26日にフロリダの民泊をチェックアウトして、アラバマのMooresville と言う町に向かいます。 ですが、そこまでのドライブが12時間近くかかるので、途中一泊しなくてはなりません。 到着の翌日28日からグレッグさんの元でフライトトレーニングがスタートできそうです。

グレッグさんが言うに、過去に全くフライト経験のない私たちのようなケースは、最低20時間のフライトトレーニングプラス10時間ってところかな? って言ってました。 つまりは1人で飛ぶソロに入る前に自分がカンファタブルに飛べる様になるにはやはり30時間はかかるのではないかな? って事です。 もちろん、もっと必要かもしれません。

ところが、このインストラクターのグレッグさん、物凄く忙しい人で、私達のトレーニングの前後にも他の生徒さんがつまっているそうなのです。 だからもっとトレーニング時間が必要だと判断された場合でも、それ以上アラバマではトレーニングを継続できないってことです。
私達にさいてもらえる時間は2週間。 なので、1日2時間の飛行レッスンをする事になりそうです。 ジムと私、代わりばんこに。

20〜30時間のトレーニングが終了した後は、1人で飛ぶ時間(ソロ)が5時間? その後他のトレーナーの所に行って操縦がちゃんとできているかのテスト。  S時型に飛んでみるとか、タッチアンドゴーとか・・・・色々なケースをやらされるんだとか・・・・。
トレーナーさんも試験に送る前までにはちゃんと飛べるように生徒を仕上げなくてはならない責任があるので、最後のテストに合格できそうだなってところまで行かないと、ハンコを押してくれないと・・・。

一番の難関は1人で空港から空港まで飛んで、また戻ってくる、ソロっていうやつ。 これは迷子になりそうで、怖いでしょ? それにこのソロにチャレンジする前までに筆記試験をパスしなくてはならないそうです。

ここまでグレッグさんに聞いて、(もちろん調べて知ってはいましたが)、やっぱり無理そうだなって思いました。

私が超ビビっていると、免許を取らなくて良いのであれば、フライトトレーニングで飛び方だけ習得して、ジムと一緒に飛ぶって方法もあるよって、グレッグ先生。
つまり、免許は取らないので、ソロもやらなくていいし、試験もなし。 ただし、1人では操縦できません、って事。 ジムが免許を取れば、一緒に同乗して運転をスイッチするのはオッケーなのだそうです。 
これを聞いて、俄然元気が出ました。 それそれ、それが丁度良い!!!!! 

免許を取ったとしても1人で飛ぶなんて考えられないんだもの。 


ジムはこの日2回目の試乗をしました。 だけどすぐに買いますっていう決断はしていません。 保留です。

25日早朝。 朝4時にフロリダの民泊を出て、オランド空港までジムを送って行きました。 と言ってもジムが運転。 1時間20分。
6時半の飛行機でテキサスのオースティン空港まで行きました。 そこからレンタカーで1時間半、もう一台のジャイロを見に行ったのです。 こちらはオーナーが農場を持っていて、そこにジャイロが置いてあるのだそうです。 で、空港まで行かなくてもそこから離着陸できるんだって! さすが、テキサス。

今晩の飛行機でフロリダに戻ってきます。 よほどの事がない限り、ジムの心はこちらのジャイロに傾いています。 というのも同じタイプの同じ年式のジャイロですが、オーナーのメンテナンスがテキサスジャイロの方が良かったのだそうです。 プロを雇ってちゃんと整備しているヒストリーがあったからです。

あとは実際に見てみて飛んでみて、大きな欠点がなければ決まりでしょう。 それをどうやってアラバマのトレーニング場所まで運ぶのか?

とにかく私は眠たそうなロキと一緒に、まだ太陽が昇らないオランド空港から家まで運転して戻ってきました。 何と財布と携帯を持たずに行ってしまったので、iPadのカーナビだけが頼りで・・・・・。 無事についてよかった。

今晩は夜中の12時半に到着予定なので、夜の11時にまたロキと2人で空港までお迎えです。

そうそう、興味深いジムの感想・・・・・。
昨日、一昨日と2回試乗させてもらったジムですが、それでもやっぱり怖かったって言うのです。 
そうなんだ、ジムでも怖かったんだ。 ちょっと安心しました。 だってローラーコースターみたいで、酔いそうだったし、これって慣れるものなのかな? 物凄い風圧で、操縦なんてできるのかな? そういう不安ばかりを感じた私ですが、ジムも想像以上にビビってる・・・・。

ここまで物凄く強気できましたが、ここにきてジム、ちょっと弱気になっているのを私はキャッチしました。 

多分、アラバマではトレーニングが終了しそうにないよね、だからその続きを違うインストラクターを探してやろうか? そう言い出しました。 それプラス、僕もちょっと怖かったんだ。 だからこの先、2人ともあまりエンジョイできそうにないなって思ったら、売っちゃおう!

だって。

はは〜。これ、本心だと思う。 結婚してからもう直ぐ22年だけど、ジムを観察してて、これをやりたい、っていうエネルギーがフツフツ沸いてきて、それを何年も何年も熟成させる人。でもって一気に実現へと行動する。 その後、どうなのっていうと、結構熱が冷めるのが早いのです。 庭に作ったプールだって、キャンピングカーだって、それを実現させる迄の膨大なエネルギーは物凄い。 でも一度やってしまうと結構飽きるのも早い。

だから言いました。 あなたを見てて思うんだけど、2〜3年で飽きるケースが多いから、最初から自分の欲しいタイプの良いものを買って、それで飽きたら売れば良いんじゃない? 
私の言いたかった意味が通じたかどうか、不明ですが、昨日、ジムがほろりとこぼした本音。 ちょっと不安がってる本心、ダメなら売ればいい。 

そういう結果になるかもしれないかな?

そうそう、昨日、アロマスの家のテナントさんから連絡で4月の15日までに退出してくれるそうです。 なので、私たち5月15日までに戻りますって伝えていたけど、もっと早く帰っても良いことになったのです。 
早くトレーニングが終わっても、まだ家に入れないかもしれないから、その時はどこかで時間を潰さなくちゃって言ってたけど。それはなしです。

帰りの飛行機、アメリカンの国内線、ファーストクラスにアップグレードしてくれたそうです。 これは幸先いいぞ!

この写真をみて、僕、チャビーに写ってるって呟いたジム。 痩せようと思ったようです。
パイロットは痩せないとね。
これから試乗するところです。 












2023年3月23日木曜日

試乗してきました ジャイロプレイン

オートジャイロのオタク達が集まるイベント、第2日目。 昨日よりもお客さんの数が増えていました。 昨日は展示されているジャイロの数も増えました。 


この展示会が終了した後、私達はアラバマに移動してフライトトレーニングを受けます。

そこでフライトトレーニングしてくれるグレッグさんと言うトレーナーもこのイベントに来ていて、今日はグレッグさんのジャイロに乗せてもらう約束をしていました。 ところが、このグレッグさん、凄く忙しい人で、とうとう一日中つかまりませんでした。 私個人としてはちょっと心配になります。 昨日、初めてお会いして、挨拶を交わし、明日の3時以降に・・・・と約束したのですがね・・・・大丈夫かな?

で、肝心のジャイロなのですが、最初にジョージア州で見せてもらったタンゴと言うジャイロ、展示されていました。 ジムはとても気に入っているようです。 何と言っても一番お手頃価格。 初心者には丁度良い感じ?タンゴはホンダのエンジンを載せていますが、機体自体はロシア製。 そこだけが引っかかっている点なのです。 
何か問題が起きた時にヘルプしてくれる会社がすぐ近くにないってこと。 しかもロシアだし。

で、他の候補がこちら。 オーストリア製のエンジンですが、このエンジンはとてもポピュラーなのだそうで、で、機体はアメリカ製。 アメリカの会社が製造しているのでヘルプが完全だと。 American Ranger 2. 

展示されているのは中古です。 でも新品みたいに綺麗に見えます。 こちら、アメリカ製だってところで安心感があります。
で、全く同じタイプのタンゴがもう1つ売りに出ているのですが、それはテキサスの人が所有していて、今回こちらのイベントには参加してないのです。 

この2つが今現在候補に上がっています。 

で、このタンゴを所有するベリーさん、凄く感じの良い人で、もしも買ってくれたらアラバマまで飛んで届けてくれるって言ってくれています。 で、同じ機種、同じ年製造のもう一台、こちらの方が値段が少し安いのですが、見ないで購入するのはリスクが大きすぎ。
やっぱり見てみて飛んでみてからでないとダメだよね。 

ジムは中古のキャンピングカーを購入した際、色々検討した結果、最後に実際に見ていないキャンピングカーの購入を、電話一本で決めました。 私、あれにはビックリした。 まるでTVショッピングのお買い得商品を電話一本で購入するかのようにです。

ということで、明日はもう一日イベントに参加して、試乗させてもらい・・・・。 翌土曜日にジムだけがテキサスまで飛んで、レンタカーでジャイロの格納されている空港までドライブ。ジャイロを見せてもらい、後ろに乗って試乗されてもらってその後フロリダにトンボ帰りをする事になりました。

思っているよりずっとハードなスケジュールになる事は間違いないです。戻って来るのが深夜の3時頃で、翌朝チェックアウトです。 

さ〜、ゲームがスタートです。 お値段を交渉しないとね。 

写真は今日、試乗させてもらった時のものです。 これは買いたいと思っている会社のものではないのだけどね・・・・。
ジムも私も殆ど一緒のタイミングで飛んでいたので、飛んでいるところの写真がないんです。

私は、後ろに乗ってフルヘルメットを被り、無線でパイロットの声が聞こえるはずでした。 でも強風のせいか殆ど聞こえなかったのです。
私の声はパイロットにはちゃんと聞こえていたとの事。
第一印象は、ま〜〜〜風の圧力が凄いこと。 吹き飛ばされそう。 ドアがないからね・・・・・。
で、旋回する時にちょっと酔いそうになった・・・・・・。 
景色が最高。
下にアリゲーターがいっぱいいる〜。ここには墜落したくない〜!

でした。

で、自問自答。 これ、乗っているだけですごいんだけど、私、本当に操縦できるのか? 本当にトライして良いのか? 辞めた方が良いんじゃないの? このことがずっと頭の中をグルグル回っていました。
今日も外気温30度だったので、上空1000フィートを飛んでも寒くはありませんでした。 だけど、冬はたまんないわね、これ。 ドアがないんだもの。

今日の試乗、パイロットの声が無線で聞こえるはずなのに、聞こえなっかった。 これが私の耳のせいなのか、ボリュームのせいなのか、わかりませんでした。 
もしも調節しても私の耳が聞こえないのだとしたら、これはもうどうしようもない。 トレーニングを諦めるつもりです。
だって、危ないものね。 これはグッドイクスキューズだよね、ギブアップの。 


操縦席はこんな感じ。

こちらがAmerican Ranger というジャイロ。 中古で売りに出されています。

右側はパイロットのおじさんです。
試乗から戻ってきたところ。 

ジムが乗ったところ。 
























 

2023年3月22日水曜日

WBC 優勝 おめでとう

フロリダからです。
フロリダは大きな虫が多いと聞いていました。 ここFrostproof と言う街はオランドの南、タンパの南東、フロリダ半島のど真中の位置しています。到着した時はまだ肌寒かったですが、今日の日中の最高気温は30度。 どんどんと暑くなってきています。

で、虫の話です。

朝、勝手口から外に出てレイクに向かって歩いていくと、虫の大群が草むらから飛び立ちます。 これ、一歩一歩歩くごとに虫が飛び立つので、ロキの周りにもいっぱい虫が飛び交っています。 蚊ではないので刺したり血を吸ったりはしないようですが、慣れないとちょっと・・・・・。 

ジムが言うにはまだ虫のシーズンは始まってないよ、と言うのですが、これがフロリダね、と納得。 そう、アフリカのコンゴ生活を思い出しました。 夕方、蚊に似た虫が壁一面に群がって、翌朝その虫が全部床に落ちて死んでいるのです。 壁と言う壁、全部。 階段を降りようと思っても全て虫の死骸で覆われている。 ハウスキーパーさんが毎朝それをホウキで履いてきれいにしてくれていました。 バケツに溜まる程の虫の死骸。

あの虫に似てるな〜。 多分同じかな? キッチンの窓側に見慣れない物が置いてあったのですが、多分これ虫退治のものかな?
周りに例の虫の死骸が・・・・・。 


昨夜はWBC、決勝戦を観戦しました。 なんとフロリダでやってたのですね。 知りませんでした。 アメリカ vs.  日本。
こちらの民泊のテレビで見ることができました。 2時間もドライブしたら球場にも行けたんだわ。 
テレビカメラが大谷選手を捉える時間が多くて、大谷選手を一杯見ることができました。 おめでとう、サムライJapan  
最強軍団だよね〜。 まるで脚本を書いたように9回の表、大谷選手が最後の抑えのピッチャーとして登板すると、ロサンジェルスエンジェルスの同僚、マイクトラウトが打席に。 9回2アウトと言う場面。 トラウト選手はとにかく強打者。 最後の見せ場となった一騎討ち、大谷選手が見事に投げ勝ちました。

翌朝ウェブニュースを見ると、日本中がこの大勝利に沸いているようですね。 

そうだよね、世界一だものね。 サッカーで世界一になったとしたらそれはもう、大変なことだけど、野球だって世界一は凄いことです。
大谷選手の活躍はMVPを取った事でも明らかだけど、大谷選手の順応能力は凄いと思います。 ここぞと言う場面で集中できるんだよね。







 

2023年3月20日月曜日

フロリダに到着

ノースキャロライナ、サウスキャロライナ、ジョージア、そしてとうとうフロリダに到着しました。 初めて来ました、フロリダ。
オランドのディズニーランドも通り越して、南下してきましたが、ここFrostproof という街はなんだか寂しげな町・・・と言う印象です。 
レイクサイドのAirb に1週間滞在します。 その間にここから45分程ドライブした所にあるWauchula Municipal Airportで行われるイベント、
<World Class Rotary Wing Fly In >に参加します。 22日から4日間開催されます。 このイベントジャイロコプターのオタク達が集結する全米でも一番大きいイベントみたいです。 何故なのか、西海岸より東海岸の方にジャイロのマーケットが多いようなのです。 何でカリフォルニアに戻ってから免許を取ったりしないのか、不思議だったのです。 だけど、このジャイロコプター、日本よりはファンが多いのは確かですが、まだそれ程市民権を得ているようには見えません。 だから買いたいと思う機体がカリフォルニアでは購入できないのだそうです。 

ここまで毎日のように長距離ドライブをしながら南下してきましたが、やはり長距離ドライブは辛かった。 腰がガタガタになったし、肩も凝りました。 え? 私も運転したのかって? もちろんです。 だいたい3分の1くらいかな、私が運転するのは。
7時間、8時間、いえ10時間くらいの長距離でもジムはオッケーだと思っているのです。 だけど、翌日に疲れが残るし、ロキだって長距離は辛いです。 一回だけの長距離ならまだしも、続けざまに長距離を重ねると喧嘩ガチになります。 2人とも疲れてるのです。 歳をとっていて、以前は平気でできた事でも今の年齢になれば辛いのは当然です。 

そこら辺の読みが浅いのがジムです。

ジャイロを東部で購入して、トレーラーに入れてカリフォルニアまで牽引して帰るのはそれ程大変な事じゃないって言ってましたが、こちらも読みが浅いな〜〜〜って思うのです。 そもそも大きな駐車場のあるホテルとかに泊まったとしても、セキュリティーの事が心配です。 自分達の荷物だけでも心配なのに、プラスジャイロを牽引して帰るなんて・・・・・。 帰り道、ジムに怒られ、怒られ、泣きべそをかいている自分の姿が目に浮かびます。 そもそも1人でやるには無理がある計画ですから、私が協力している事、もう少し感謝してほしいです。

4日間のイベントの間、ロキはドッグデイケアに預ける事にしました。 今日、その施設を見に行って来ました。 ちゃんとしたドッグホテルで、とあるカスタマーリビューでは、私のワンコ、リッツカールトンみたいな素敵なホテルに滞在しました、って書いてあったので、かなり期待値が上がりましたが、見学してみたところ、かなり普通でした。 それもNYに比べたら半額以下。 お泊まりではなくてデイケアなのでリーズナブルな値段で預かって貰えそうです。 その為にワクチン接種の証明書とか、色々準備しています。

今日は半日自由時間ができたので、これからパイロットの筆記試験の勉強をしたいと思います。

2ベッドルームの一軒家です。 外にBBQグリルがあったので、早速ステーキ肉を買ってきて、
夜はステーキでした。 食べたい物がはっきりしてて、それを自分で作って食卓に
出そうとするエネルギーは、歳をとっても衰えていません。 それはジムのいいところの1つです。

外から見るとこんな感じ。反対側がレイクです。

レイクが見えます。 ロキが飛び込まないと良いんだけど・・・・。













2023年3月18日土曜日

オートジャイロ キット

ジョージア州に滞在しています。 ここに2泊する間にもう一人、ジャイロを売りたいと言う人に会いに行きました。 こちらのジャイロはキットと言って、完全に組み立てらた状態ではありません。 
運搬するにはこの方が便利ですが、組み立てた後に飛行検査に出さなくてはならなかったり・・・と色々な手続きがあるようです。

会いに行った場所は個人住宅のガレージでした。 この地域、高級住宅地で大きな家が立ち並びます。 2台のジャイロがガレージに置いてありました。 ロシア人の男性でした。 

はい、こんな感じです。 ブレード(タケコプターの羽)はつけていませんが、2人で乗るとこんなです。

まだ決めてません。 こちらの男性もフロリダのイベントに参加するそうです。
私たちはフロリダの後、アラバマに移動して、そこでフライトトレーニングを受けます。 だいたい4週間くらいかな? で、スムーズに行ったら、最後はソロテストを受けるんだけど、その時に自分のジャイロがないとテストを受けられないのだそうで・・・・。
私の場合はそこまで一気にはいかないと思っています。 でもジムはテストまで行く事を予想しているようです。

今日はいよいよフロリダです。




2023年3月17日金曜日

オートジャイロ

ノースキャロライナに滞在中私たちは、オートジャイロを売りたいと言っている、スコットさんに連絡をとり空港で待ち合わせをしました。
タワー、日本語で言うところの管制塔のない小さい空港です。 空港に入っていくと、シルバーグレーの機体がピカピカ光っているジャイロのお隣でスコットさんらしき男性を発見。

40代かな? 日焼けして、がたいの良い、大きな男性でした。 

スコットさん、どうやらトレーラーでこのジャイロを牽引してきたようです。 ジャイロはトレーラーから出てきたばかりで、まだてっぺんのブレード(タケコプターの羽)は取り付けられていませんでした。 何やら整備? 点検をしているようです。

ブレードなしの状態でエンジンをかけました。 すると、物凄いけたたましい音と同時に機体が震え出しました。 その振動ったらもの凄くて、私、これでやられちゃいました。

『無理だ私には・・・・・。』 

運転席には誰も座っていない状態で、後部座席の後ろに着いているプロペラ、これ垂直についているのだけどね、エンジンをオンにするとこのプロペラが回り出すのです。 出力をあげると高速回転するようです。
すると機体自体が物凄く振動で震え出したのです。 もしも私が運転席に座っていたとしたら、舌を噛み切るか、ポーセリンのクラウンが壊れるか、首の筋を痛めるか?  それともこれら、全部か? というくらいの機体の大きな揺れだったのです。

こんな揺れに耐えながら運転するなんて、無理、無理、無理。

これが第一印象でした。

何しろ私、ジャイロを見た事はありましたが、実際に飛んでいるところや、エンジンをスタートさせたところを見たことなかったのです。

この揺れって、普通なの? 聞いてみました。
すると、これは異常事態で、その原因を今究明してるんだよ、スコットさん、と。 
なるほどね。 これが普通の状態ではないことが分かり一安心。 でも、そういう問題ありのジャイロ、お買い得だからって購入して大丈夫?

次にメカニックのクリスさんと言う男性が登場。 この男性がスコットさんのジャイロの問題を追求し、直してくれるらしいのです・・・・。 クリスさん、色々なテストをしながら1つ1つ考えられる揺れの原因を探っていきました。

3時間経過・・・・・。

とうとう分かりました、揺れの原因が。

そもそもスコットさん(ジャイロの所有者)ジャイロを自分でペイントしたのです。 元々の色はなんだったか知りませんが、綺麗にグレーとブルーのツートンカラーに塗られて、とても良い感じなのですが、スコットさん、機体だけではなくてプロペラ自体もペイントしたのです。 で、そのプロペラに塗ったペンキのお陰で、プロペラのバランスが狂ってしまったらしいのです。 つまり1枚1枚の羽に塗られたペンキの重さで羽のバランスが微妙に狂ってしまい、高速で回転した時に大きな揺れを生み出していたと! 

他のジャイロから取り外したプロペラを装着してエンジンを始動してみたところ、機体は全く揺れませんでした。 

問題は解決です。 プロペラを取り替えたので、その後ちゃんと装着できているか幾つかのテストをしました。 

そしていよいよブレードの取り付け。 このブレードっていうやつ、半径だけでも2メートルはあるかな? 直径だと4メートル?


2人がかりで取り付けて、いよいよ試乗。

スコットさん、ヘルメットと無線を装着して空港のタクシーウェイをたた〜〜〜っと走って滑走路へ。

私はビデオを撮っていたのですが、あっ! と言うまに宙に舞い上がってしまいました。滑走路を走る距離は本当に少しだけ。 あっと言うまに空中を舞っていました。 

その後はクルクルと小回りしながら空港の上空を飛んで、そしてまた滑走路に降りてきました。

ジャイロコプターは物凄く小回りがきくのだそうです。 ヘルコプターの様に空中でホバリングはできません、が小回りが得意。

無事に飛行できる事が証明されました。 スコットさんも来週行われるフロリダのイベントにこのジャイロを出展するとの事。 
See you there! です。


帰り道、ジムの感想を聞くと、想像以上にセットアップが大変そうだったね。。。。と言っていました。 そうです、てっぺんのブレードを取り付けるのも、つけたり外したり、1人で直ぐにできるものではなくて、まずはブレードをガレージの天井から吊るして、その下に機体を移動して、ブレードを降ろしながら取り付ける・・・・・・。 

牽引する為のトレーラーだって、中に機体を固定できる様にセットアップが必要だし・・・・・。

明日は又、ジョージア州でジャイロのキット(組み立て前のもの)を売っている男性に会いに行く予定です。 私がブーツを買う時にあれにしようか、これにしようか、ドキドキしながら迷うのとはちょっとスケールが違います。

全くもって『男の子の大きなおもちゃ。』 これが私の印象でした。


運転席はこんな感じ。
後部座席からも運転が可能なのだそうです。これ、知らなかった。

ヤマハのエンジンを搭載しているそうです。
左上に見えてるプロペラ、これが揺れの原因でした。

ブレードを装着したところ。

こんなに大きなトレーラーに入れて運びます。 トラックで牽引。

これは後部座席。 スティックが操縦桿です。



















2023年3月15日水曜日

West Virginia へ (50州制覇)

昨日バージニアの民泊を出発した私達は、ジムがまだ行った事のない州の一番最後、West Virginia を経由してノースキャロライナへ向かいました。 

ちょっと遠回りになるのですが、ミッションコンプリートです。 はい、州境の所で記念撮影。 

からっ風が吹き荒んで小雪が舞う寒い日でした。

その後は一気にノースキャロライナへ。 予約していた民泊はタウンハウスで、想像以上に綺麗で素敵なお部屋でした。 2ベッドルームのタウンハウス、これくらいの大きさが老後の2人暮らしには丁度いいな〜なんて思ってしまいました。 

この日もロングドライブで、スタートしてから到着まで9時間。 ロキは後部座席、それも半分はクーラーボックスが置かれているので、狭〜〜い後部座席に横たわり、時々飽きると運転席の方にやってきて、お父シャン、お母シャンを激励。 そしてまた後部座席へと退散していきます。 本当に良い子です。 トラベルモードオンです。 途中の休憩地点では雪が積もっていたので、お父シャンと雪で遊んでました。
思い切りジャンプして、宙に舞ってました。 かっこい〜!

ここ数日、移動が続き、ランチ、ディナーはファストフードが多かった。 ハンバーガーやフレンチフライはもう食べ飽きました。
この日到着した街は結構大きな街で、寿司レストランが凄くいっぱいありました。

日本食に飢えていた私は寿司レストランをリクエスト。 検察した結果、近くにニュージーランドカフェ、という名前の寿司屋さんを発見。

何々? ニュージーランドカフェってなんでまた、この名前? とても寿司屋とは思えない・・・・・。 あ、それが狙い?

行ってみました。 平日なのに物凄く混んでます。 並んでるし・・・・・。 

酢の物とお味噌汁、そしてロール寿司をオーダー。 酢の物を食べて、あ、これは日本人のシェフだって思いました。 甘すぎず、酸っぱすぎない酢加減。 これは日本人の味覚かな? お味噌汁も日本の出汁の味。 これは期待出来るかも! 出てきたお寿司も凄く美味しかった。
お米、酢加減、巻き方、全て良かったよ〜。
最後お店を出る時に寿司シェフは日本人ですか? って聞きました。 やはり日本人のシェフが居るそうです。 やっぱりね〜。

さて3月15日、今日はこれからノースキャロライナにある空港に行き、ジャイロを見学に行ってきます。 タンゴと言う名前のジャイロを売りたいって言う男性がいるのです。 ジムは以前からこのジャイロに目をつけていて、リーズナブルなのでこれを買いたいって言ってました。

自動車を購入する時、ジムは中古は買わない主義です。 思わぬ問題が潜んでいたりするからです。 そのジムがジャイロに関して中古をって言い出したのはちょっと意外でした。 そもそも新品を買うにはキットを購入して、それを自分で組み立てたりしなくてはいけないそうで・・・・・。 なので既に組み立てられているものの方が便利と言えるのですがね。 それに自分のジャイロを搬入して、フライトトレーニングに臨んだ場合、トレーニング料金が物凄く安くなるそうです。 半額以下・・・・。 それに最後のソロフライトテストの時にはレンタルのジャイロで試験を受けるわけにはいかず、自分のジャイロで受けなくてはいけないそうで・・・・。となると、やはり今購入する運びになるのでしょうか?

来週、フロリダで大きなジャイロの展示会があるのです。 それを目指して私達、今南下してるのですが・・・・。そこで私は試し乗りをさせてもらう予定です。 ジャイロオタクが集結するので、そこで色々情報を収集して、どれを買うのか決める事になると思います。

今日、会おうとしている男性はジャイロ同好会見たいのに参加していて、今日はそこでジャイロを飛ばすそうなのです。 その男性、自分のジャイロを売ろうとしていて、来週にはフロリダの展示会にも参加するそうなのです。 ですが、一足早く見せてもらおうって・・・・・。

なんだかドキドキする。 私の筆記試験の勉強は、エンドレスで、ジムはどうすっ転んでも合格点間違いなしですが、私の場合、70%の合格ラインのスレスレの所にいます。 あともう少しなんだけど・・・・。










タウンハウスのカウチでお父シャンに甘えてるところ。

モダンな内装のタウンハウス。 2階に2ベッドルームありました。


こういうボール、初めて見ました。



























2023年3月12日日曜日

Luray Caverns (ルーレイ鍾乳洞、バージニア州)

バージニア州のStaunton という街のair Bに到着しました。 こちらに3泊します。
何故バージニア州かって言うと、ジムがアメリカの州の中でまだ一度も行ったことがない州がWest Verginiaなのだそうで、ウェストバージニアに行こうと計画しました。 でも私はバージニア周辺を目指すのであれば、シェナンドウ国立公園に行きたいです! とリクエストしました。 地図で見るとシェナンドウ国立公園はウェストバージニアではなくてバージニア州にありました。 なので宿をバージニア州にとったわけです。 ウェストバージニア州まではすぐなので、ドライブすればミッションコンプリートです。

で、到着した時に最悪の精神状態だった私ですが、せっかく行きたかったシェナンドウに来ているのですから、ここは機嫌を直すしかないかな? そう思いながら起きました。 なんと9時まで寝てしまいました。 前日と前々日のロングドライブで疲れてたから・・・・。



今日は一緒に鍾乳洞に行きます!そう伝えて直ぐに準備を。

この辺りには鍾乳洞が幾つもあるんです。 でも有名なのは3つ? 

雪の中、1時間ドライブしてLuray Caverns という鍾乳洞へ向かいました。 35年くらい前に一度、防衛庁のご家族と一緒にシェナンドウの鍾乳洞に行った経験があります。 だけど、どの鍾乳洞だったのか、覚えていませんでした。

大昔に一緒に旅行をしたHIROSHI 君にメッセージをに送ったところ、目玉焼きに触った覚えがあるよっという返事が来ました。 やっぱり同じ鍾乳洞に行っていたのです35年前も。

日本でも鍾乳洞行きました。 だけど、スケールが違います。 やっぱりシェナンドウは最高です。 カントリーロードの歌をどうしても歌いたくなります。 

明日は天気が良さそうなので、ロキを連れてハイキングかな? 




下半分が水面なのです。風が入ってこないので、水面に鏡みたいに映し出されてこういう映像になります。




目玉焼き!

















 

バージニア州に到着 

メイン州でGreat Great Grand Father の家とお墓を見つけた後、私達は7時間のドライブを経てNY州に戻りました。
そうなんです、NY州です。 でもそこはバージニア州へ向かう為の中継地点で、ホテルに寝るだけの一泊。 7時間のドライブは長すぎるから嫌だって言いましたよ。でもバージニアまでが遠いので、7時間、翌日6時間のドライブという強行日程になってしまいました。

長時間のドライブ、アメリカ人はへっちゃらです。 でも長時間のドライブだと疲れから事故や思わぬ事が起こるじゃないですか。 挙げ句の果てには疲労で不機嫌になってろくな事がないでしょ? 

朝8時半にメイン州のロッジをスタートしました。 この日Googleのナビは7時間10分という予想でした。 それプラスランチやトイレ休憩が入るから9時間が私の予想。 なので夕方5時半までにホテルに到着できれば上出来! と思っていました。 案の上、ホテルが目の前に見えたのが5時半。 やった〜、予定通りだ〜って思った瞬間です。 雪が猛烈に降り出して、道の車線が良く見えない・・・・。

ナビを見ながらジムが運転していましたが、私が“あ、この信号じゃなくて次の・・・・・“ と呟いた時は既に遅し・・・・。

無情にも車線を変更するの無理で、そのままホテルを目の前にして、高速道路に突入してしまったのです。 最悪、次の出口まで15分も走らないと・・・・。それも吹雪の中です。

疲労困憊の挙句にミスってしまい修正ができないイライラで、手のつけようが無いほどジムは不機嫌に。吹雪ているのでメガネが必要なのに、手元にはサングラスしかない・・・。それって本人の落ち度でしょ? ちゃんと用意してなかった。 なのに当たり散らすしね。

心の中で“だから言ったじゃない、長距離はこういう最後が待っているって・・・・“ 

この夜のディナーは最悪でした。 もう話をする気力もないくらい疲れちゃって・・・・。
で、翌日も6時間のドライブだってか〜! 

翌朝は不機嫌のまま、吹雪の中7時12分にホテルを出発しました。 目指すはバージニアです。

バージニアに着いた時までジムは不機嫌だったので、今度は私が不機嫌に。

そう、不機嫌は伝染するんです・・・・・。

Hudson, Main メイン州 氷の湖

大好きなケベックシティーを後にした私達は一気に国境を越えてメイン州のハドソンという街のAir Bに到着しました。Pushaw Lake という 湖のほとりの一軒家です。 湖は完全に凍っていて、その上に25センチくらい雪が積もっていました。 だ〜〜れも居ません。 スノーモービルで走る人がたまに居るくらいです。

氷もとても分厚く凍っているようなので、私達はプライベートのドッグパークとして、毎日フリスビーであそびました。 ロキは大はしゃぎです。 フリスビーを見せると真っ先に氷の上に走って行きます。

この民泊に1週間滞在です。 なぜ1週間だったのか、氷の上で遊ぶため? だけではありませんでした。 ジムはこの街で先祖の足跡を探そうと思っていたらしく、2時間のドライブでWhitenyville というメイン州の町まで行きました。 図書館で街の歴史資料を探し、母方の祖先が住んでいたであろう家を探し出しました。 4世代前のGreat Great Grand Fatherって言うのかな?  の家です。 で、その家、もちろん原形のままではありませんが、その場所に建っていた家と同じ作りの家が存在していました。 

その家のすぐ近くには墓地があって、そこでDunning 家のお墓を見つけよう! と言うことなったのです。 そうです、その great great grand father のファミリーネームが Dunning さんだったのです。

ありましたよ、お墓。 私が見つけました。

墓石の前でジムの写真を撮りました。 

自分の祖先の事を考えた時、せいぜい曽祖父くらいまででしょうか? 話題に上るのは・・・・・。 4世代も遡って、どういう人でどこに住んで居たのかなんて考えた事もありません。 ちなみに4世代前のDunning さんは木こりだったようです。 で、
そのもう一世代前の世代がスコットランドからの移民なのだそうです。 父方も母方もスコットランド系のようです。


見つけたdunning 家の家、今も同じ形でしょ! 写っているのはお爺さんでしょうかね?



見つけました! 





ここ、民泊です。 歩いて20歩で氷の上です。