我が家では毎年 ジムのお姉さんの家に集合してクリスマスを過ごします。 お姉さん夫婦には3人の息子が居て、それぞれ独立し家族を持っているので、その3人息子が子供達を連れて集合できる様に、と大きな家に住んでいます。 3人息子はそれぞれ2人ずつ子供がいるので、4人家族が3つ集合することになります。 そこに我々夫婦とステップさんが加わるのですから、えっと全員参加だと何人だ?
17人! だけど、お姉さんの3人息子のうち一番下が離婚したので、マイナス1 ってことで16人。
プラス、現在、お姉さんの息子次男と3男が冷戦中でイベントには一緒に参加しません。 なので、そこからまたマイナス3。
今年は13名が集まりました。
どうやって寝るのかしら? って思っていましたが、お姉さんの家に到着すると玄関の前にキャンピングカーが設置されていました。
これ、結構大きいやつです。 キッチン、トイレ、シャワー付きのやつ。 中を覗いてみたらクイーンベッドと子供用のシングルベッドが2つ、これは2段ベッドになっていて、なるほど、これなら1家族、ここで過ごせます。
日本だったらリビングやダイニングでもスペースがあるならそこにお布団しいちゃえ! ってことになると思うけど、アメリカって、プライバシーにうるさいのです。
私が寝室にいて、ジムがトイレに行く時、ドアをあけるでしょ? その時電気を消すのです。 私が部屋にいてまだ寝る準備をしている時で電気つけていて欲しいのに。
なんで私が居るのに、電気消すの! って聞くと、ドアを開けた瞬間に部屋の中が見えちゃうから、だそうで・・・・。それくらいプライバシーにうるさいのです。私としては全然気にしないのにです。
で、13名が24日の夜からディナーを一緒に食べ、翌朝に、まずはクリスマスストッキングのオープニングをしました。 それぞれの名前のついたクリスマスストッキングの中に小さなプレゼントがいっぱい詰まっています。 チョコだったり、リップクリームだったり、そういう小物です。 で、その中に1枚3ドルって書いてあるスクラッチの宝くじが入っていました。
日本にもあるでしょ? こういう宝くじ。 コインで表面を削ると、中から数字や文字が出てくるやつです。
で、それが1人1つずつ入っていました。 (多分、大人だけ)
クロスワードパズルになっていて、幾つ言葉ができるかっていうシートで、私は何もあたりがありませんでした。
ですが、ジムが9個のワードを完成させたのです。 これって$1,000の大当たりなのです。これで皆大騒ぎ!
$1000ドル大当たりの興奮が醒めた頃・・・・・・。 ジムが私の腕を掴んで、何やら合図をしたのです。
人差し指を鼻の横にあて、目で寝室に来るようにサインを出してる・・・・・・。 なんだ?????
寝室に入り、ドアを閉めるとジムが「当たった1000ドルはクリントンの家族と半分に分けたいんだけど、良いかな?」と私に聞いてきたのです。
それはもちろんオッケーです。 クリントンが買ってきたスクラッチ宝くじですから、グッドアイディアです。
私はこの時のジムの様子がものすご〜〜〜く印象的で、なんだか可笑しくて仕方ありませんでした。
だって、おもむろに、人差し指で鼻を擦って私にサインを出して、部屋に呼んで大真面目な顔で、提案してきたから。
なんだか可愛いなって思ってしまったのです。
数日たった今でもあの時の場面を思い出すと、あ〜〜〜こういうのが幸せを感じる瞬間かな? って思うのです。
大当たりの話の続きがあります。 12月27日、ジムが大当たりのスクラッチカードをお店に持って行って、換金しようとしました。 ところがバーコードをスキャナーにかけたところ、これは当たりじゃないですって言われて帰ってきました。がっかり・・・・・・。
いやいや、まだなんだかキツネにつままれた気分で、確かに9個の単語が完成してるから・・・・・。 もう一度、違うお店に持って行って確かめよう! そう私は言ってます。
取らぬ狸の皮算用ってやつですね、きっと。
13個のクリスマスストッキング。 この中にいろ色々なプレゼントが詰まってます。
これは私がもらったスクラッチカード。 ハズレでした。
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