KAWAIのGL30 with Aures というピアノです。
使っていたアップライトは下取りに出しました。 ウェディングプレゼントでしたが、ウェディングプレゼントをアップグレードしたって思うようにしたので、嫁に出しました。
GL10というベービーグランドは奥行きが153センチしかなくて、一番小さいグランドピアノです。 私が決めたのはGL30、奥行きが166センチ。 少し大きいです。 ですが、普通のサイズは180センチ以上ですから、やはり小型と言えると思います。
180センチのグランドの方が共鳴部分が大きいので音が良いはずです。 ですが、私は迷わず小さいサイズに決めました。 なんでかな?
自分でもよくわからないのですが、ちょっと遠慮があったのかな? 音楽に興味のない家族の為に大きなピアノをリビングに入れるのにちょっと抵抗があったんだと思います。 音だって半端なく大きくなるし・・・・・。
まず、10年以内ならアップグレードできるわけだし、最初は小さい方を選んだわけです。
さて、先週の木曜日、予定通りピアノを乗せたトラックが敷地内に入ってきました。 運搬をしてくれたのは男性2人。 ピアノの足の部分が外されて、胴体は縦にトラックの壁に括り付けられてやってきました。
右側に見える黒いのが私のピアノの本体です、 縦になってる。
左の箱は翌日配送する予定のピアノだそうです。
あらかじめ、ここら辺に置いてねっていうマークを床につけておきました。
新品が良ければ日本から輸送されてきてそのまま箱に入った状態のピアノをオーダーする事もできたのです。そちらの方が割引も多いと言われました。
でも私が選んだのはショールームに展示されていたピアノです。 箱から取り出す新品だと、最初ピアノの音が落ち着くまで時間がかかるからです。 思っていたのと違うな〜って言うのが嫌だったので、実際に試弾したピアノを選びました。
YAMAHAのウェブにはグランドピアノをお部屋に配置した様子をシュミレーションできるサイトがあって、試してみました。 やっぱり傾けて置く方がしっくり行きました。 ジムはなんで傾けて配置するのか?って聞いてましたけどね。
理由はその方がしっくりくるからです。
実際にピアノを弾いてみた所、小さいながらやっぱりアップライトとは全然違うな〜って言うのが第一印象でした。 音の響き方が違うのです。 私が現在追求しているのは、同じ音でも高周波の音。 これがゴール。 なので、やはり電子ピアノではなくて、アコースティックピアノを選んだのは正解でした。
それにAURES に電源を入れてスピーカーから音を出すと、色々なピアノの音を出すことができます。 夢のピアノShigeru Kawaiのコンサートグランドピアノの音も再現できるのです。 まるで上手になったかの様に・・・・・。 いい意味でも悪い意味でも良い音が出ちゃうんです。 スピーカーから電子音を出すこともできるし、ヘッドフォンで自分だけ聴くこともできます。
自分の家にグランドピアノがあるってことが今でも信じられません。 はなっから諦めていましたから、ピアノの演奏自体を。
黒木洋平先生に出会っていなかったら、こういう展開にはなっていなかったと思います。
今は時間の許す限りピアノを弾いていたい気分です。
ですが、1つ問題が。 玄関から入ってピアノが直ぐに目に入るので、鍵盤を玄関の方に向けて配置しました。 ってことは私はピアノの楽譜を見るときに窓の方を向くことになります。 で、我が家のリビングの窓と引き戸にはカーテンやブラインドがついてないのです。
で、楽譜を見ようとすると、窓からの光で楽譜が読めないのです・・・・・・。
せめてピアノの後ろの引き戸の部分だけ、ブラインドを付けたいんだけど・・・ってジムに提案しました。
すると、驚いたことに、冬に向かって我が家の全ての窓と引き戸に外気温から室温を守れるタイプのシェードを取り付けようって言い出しました。 以前から考えていたそうです。
この家って窓にカーテンがない! 今までそのままでした。 誰に覗かれるわけでもないので、気にしてませんでした。
ただ、冬に室温を暖かく、夏に涼しく過ごせるように、そういうタイプのシェードって言うのがあるそうなのです。そうだよね、窓のままじゃ、冬は寒いでしょ。 今まで気にしてませんでしたが・・・・。
全部で17個必要です。 早くつけて欲しいです。
右端に見えているのが古いソファーです。 その右に暖炉があるので、冬は暖炉の前にこのソファーをおきたいのだそうです。
これがないと凄くスッキリするのですが・・・・・。 仕方ないです。 妥協します。