2021年3月31日水曜日

#24 四万十市に到着

西条市の家から高知県へ移動しました。 300キロの道のりです。 

車の中で、なんとなくダッシュボードを開けて、ジムの国際免許証の有効期限はいつまでだったかな? と手にとってみたら、なんと3月の24日まで・・・・・・。 あちゃ〜、切れちゃってる。

いきなり運転が優しくなって・・・・。 休憩後は私が運転席へ。

至急アメリカから国際免許を発行して日本に送って貰わなくてはなりません。 私たちの日本滞在中に持ってきた国際免許(IDP) がきれてしまうのは承知していました。 そうです、当初去年の3月に出発予定だったので、3月にAAAに行って発行してもらったのです。 有効期限は一年なのです。

日本からどうやってIDPを申請するのか? 色々調べて申請書をダウンロードして、必要な物を揃えました。 コロナの影響でアメリカへの輸送が制限されています。 書き留めの航空便なら送れるのか?

郵便局のウェブで調べていると、1月から手書きの送り状は受け付けませんっていました。 
仕方ない、送り状もオンラインで記入し、コンビニでプリントし、松山中央郵便局まで持って行きました。 
窓口男性も自身なさそうでしたが、はっきりと、小包ではなく「書類です!」 と私が言い切ったので、渋々受け取ってくれました。 送り状の文字があまりにも小さくて・・・・・・。

無事発送できて、ホッとしました。ジムに任せていたらいつ申請書ができあがるかわからない、と思ったので、サッサと作ってプリントし、サインだけしてもらいました。 このIDPの申請料はたったの20ドルなのですが、アメリカから日本にDHLで送ってもらうのに85ドルかかるそうで、105ドルのチェックを同封しました。

さ〜、いつ出来上がるのか? 送り先はLCAにしました。 

四万十市の民泊は絵本に出てきそうな可愛い手作りのログハウスでした。 お庭も物凄く素敵です。 家の中にはジェットバス、外には五右衛門風呂とピザオーブンがあります。
オーナー/ホストさんご夫妻が出迎えてくれました。 
ワイン、ビール、おつまみ、お菓子、オレンジジュース、ペットボトルのお水、ボンタン、バナナ、それに3種類の美味しそうなパンが用意されていて、ご自由にどうぞって。
B and B の意味はBed and Breakfast 、だから朝食付きっていう意味で、色々用意してくれているようです。
朝食が付いていたAir B and B はこれまで2件。 こちらは3件目です。 こんなにたくさんの食料が用意されていたのは初めてです。ボンタンは庭で採れたものだそうです。 美味しい!

それプラス、四万十市が発行している地域クーポンが、4万円分支給されました。 え? ここに4泊するのに幾ら支払ったっけ?  4万円分のクーポンは四万十市のレストラン、スーパー、ガソリンスタンド、アクティビティ等で使えるそうです。
一人一泊で五千円分のクーポンが発行されるそうなので、ジムと2人で4泊だと4万円になります。 
ここでしか使えないので、夜は外食します。 それでも一生懸命オーダーしても、とても1万円まで使えません。
今日もイタリアンレストランで、これでもか、って頼みましたが、五千円台でした。 物価が安いです。



今日は足摺岬までドライブしました。 空がどんより曇っているのは中国からの黄砂のせいなのか?

明日は四万十川をカヌーで渡るツアーに申し込みました。ここれもクーポンを使います。
ロキも一緒です。


西条市から四万十市へ移動途中に寄った松山城です。 ちょうど桜の見頃でした。







四万十市のログハウス

2階で遊びたいロキ

足摺岬で見つけた白山洞門
















2021年3月28日日曜日

#22 尾道市の古民家 、 #23 愛媛県西条市

廿日市市の後は同じ広島県内の尾道に移動しました。 大きな古民家でホストさんが敷地内の隣の家に住んでいる、 としか認識していませんでしたが、この古民家、由緒ある旧家? お城の様な作りでした。

私たちを出迎えてくれたホストさん/オーナーは、ロキを見るやいなや・・・・「大きい・・・・・」 と絶句してる様子。
Air B and B のページには中型犬までならオッケー。 家の中ではケージに入れるように、と記載されていました。
それは分かっていたのですが、どうしても・・・・廿日市市の後、愛媛までの距離を縮める為に一泊とりたくて、ここしかなかったのです。

明らかにウェルカムじゃなかった。 家の中にはケージが用意されていて、そのケージを畳の部屋(ベッドルーム)に移動してロキをケージに入れるのであれば一緒の部屋で寝て良いです、との事。
「はい! わかりました、そうします。」 と、オーナーさんには告げました。

ジムも私もちょっとナーバスでしたが、一泊だけだったのでディナーも外食だし、綺麗に使って問題なくチェックアウトしました。 とにかく何から何までキチンとオーガナイズされていて、スポットレス。 こういう場所は神経使います。

尾道を後にして目指すは愛媛県の西条市。 3時のチェックインまで時間がいっぱいあったので、『しまなみ海道』を途中下車して因島のお勧めスポット『白滝山』へ寄りました。 ここには700体の石仏があるのです。 丁度、桜も見頃で、本当にラッキーでした。 そのあとは亀老山展望台へ。 ここは日本の展望スポットランキングで第2位だというので、ちょっと足を伸ばしてみました。 大正解です。 瀬戸内海の渦巻きが見えて圧巻! 
前の晩に必死に検索した甲斐がありました。 そうでなかったら、あっという間に橋から橋へ走り抜けて終わっていたと思います。 努力が報われた時は嬉しい!

西条市で到着したのは民泊の一軒家。 滞在場所と鍵を受け取る場所が違ったので、ホストさんと電話ですったもんだ。 
やっと辿り着いた一軒家は想像以上にGOOD! ホストさん、なんでちらし寿司のお皿持ってるのかな? と思いきや、「これ、食べてください。」 と、手渡されました。 
別荘を買い取って改築したそうで、出来上がったばかりの浴室がピッカピカだし、洗濯機/乾燥機もある。
(だけど、おしゃもじとフライ返しがないのよね・・・・。 )
ワンチャン大好きのホストさんで今回はホッとしています。



移動の日はとても快晴でしたが翌日は一日中雨。

雨の日はロキも散歩をしたがりません。 私としては休息日だと思ってゆっくりするのはオッケーなのですが、それでも四国に来て居るのに、一日中家の中にいてインターネットをしているのも後悔が残ります。

検索、検索、検索。

道後温泉まではここから1時間のちょっと。 ジムが嫌だって言ったら、一人で行こうと思いました。

が、道後温泉の飛鳥乃湯には家族用の貸し切りがあるということがわかり・・・・・。
この貸切風呂、道後温泉の本館にある『皇室専用のお風呂』 のレプリカだそうで、ちょっと面白そうでしょ?

1日8組だけという事で、随分前から予約を入れないととれない? 一か八か電話をしてみると、なんと空きがあったのです。
雨の降りしきるなか、ロキも一緒に道後温泉までドライブして午後4時から90分、ちょっと変わった温泉体験をしてきました。  

別府市で『僕はもっとナイスな温泉に行きたいんだ!』 とダダを捏ねたジムに、これ以上の貸切風呂はないだろうと思うセッティング。 さすがにジムも嫌だとは言いませんでした。

が、貸切風呂ではシャンプーや石鹸は使ってはいけないそうなので、90分の中で大浴場に移動して身体を洗ってくださいと言われましたが、ジムは大浴場には行かない! って。 やっぱり他の人と一緒は嫌なのかな?
私も貸切風呂で十分満足したので、1時間ほどで切り上げてお茶とお菓子をお部屋でいただき、ロキが待っている駐車場に戻りました。

やっぱり愛媛県にきて、道後温泉は素通りできないでしょ〜。

因島、白滝山の石仏。 700体程あるそうです。 圧巻。

桜も見頃、最高!
天狗が掘ってあります。

亀老山展望台より

『ゆうしんでん  』と呼ばれる皇室専用のお風呂場への入り口(全てレプリカ)、
これからこの中の家族風呂へ入ります。

こちらが浴槽

天井がとにかく素敵でした。













2021年3月23日火曜日

#21 広島県廿日市市に到着

別府滞在は苦い思い出となりました。 こういう思い出は一生忘れないこと、間違いなし。
ジムも私もストレスでピリピリしてました。 いままでの経験を考えると、滞在場所がcomfortableだと2人ともリラックスして喧嘩にもならないのだけれど、狭かったり、窮屈だったりすると知らず知らずのうちにストレスになって喧嘩になりやすいようなのです。
今回の別府4泊も一触即発状態、危機一髪でした。 最後の夜にお風呂で揉めました。 ジムはシャワーさえあれば何も文句はないのだけれど、別府に着いてから近場の温泉施設にはシャワーがなくて、がっかりしたようなのです。
だけど、それを言葉にしてはっきりと言ってくれないから・・・・・。

私達はだいたい最後の日、ディナーは外食をします。 で、検索して温泉施設の近くのレストランを見つけました。 温泉施設は2日目に行った250円の所です。 そこで汗を流してから歩いて行けるレストランを見つけたので、予約しました。
ところが、昼間にロキと散歩をしていたら、大江戸温泉があったのです。 あ! ここなら昭和の寂れた雰囲気ではなくて綺麗なシャワーがあるに違いない、 と思った私は、「今晩ここに行こうよ」と提案しました。 

ジムはそれを期待していたようですが、家に戻って調べてたみたところ、大江戸温泉はお泊りのお客さんのみだと言うことがわかったのです。

なので、仕方ない、ディナーの前に250円の寂れた温泉地施設に行くしかないと思っていました。
が、ジムが「え? あそこには行きたくない。 僕はもっとナイスな温泉にいきたいんだ〜。」 と出発直前に子供のように言い出したのです。

確かに大江戸温泉には日帰り温泉はないって事を報告してませんでした(ジムは昼寝してたから)が、250円温泉が嫌だったのなら、なんで、別の温泉施設を自分で調べないのよ? 
そう思って、私は不機嫌になったのです。 仕方ない、一人で行きました、250円温泉。

そのあと、家に戻るとジムが「もしも君がbad mood なら今晩のディナーは行きたくない。」そう言ったのです。
そのセリフ、私のセリフだから。

気持ちを入れ替えて2人でディナーに行きました。危機一髪でした。この状況で持ち直したのは初めてです。

とにかく私達ストレスがたまっているようです。

その夜、とても冷えました。 6度くらいまで下がったのかな? 2階の寝室が寒かったので暖房をつけました。 するとただでさえ臭うトイレ臭が一段と酷くなって眠れないのです。アンモニア臭がツンツンと鼻について、限界でした。

仕方ない、暖房はオフにして押入れにあった予備の寝具を引っ張り出して毛布をかけました。 なぜ毛布を最初からかけなかったかと言うと、あまり清潔そうでなかったから・・・・・。毛布を足の方にかけて寝ました。

寒さとトイレ臭に苦しんだ夜でした。
便座の無いトイレの宿や、ゴキブリが背中を走った宿、色々、色々体験してきましたが、これ程トイレが臭う宿は初めてでした。 生涯忘れないと思う・・・・・・。


今日3月23日に九州をあとにして、300キロ走って広島に戻ってきました。 オーナーが上の階に住んでいるアパート(マンション)の2階にチェックインしました。  天国に感じます。 冷蔵庫がおもちゃみたいに小さいし、調理器具もキャンプ用のボンベ式ですが、それでも天国です。
明日は宮島に行く予定です。

喧嘩せずに行けると良いなぁ。


見つめ合うロキとジム。 この日もジムが殆ど運転して、到着後食料の買い出しに行き、ジムがミートソーススパゲティーを作ってくれました。 ちょっと太りぎみです、ジム。


2021年3月21日日曜日

#20 大分県別府市 /保養ランドの泥風呂

大分県のロッジKIYOKAWAを後にした私たちは、同じ大分県内の別府市内に移動しました。 そうです、温泉地別府です。
ジムがこの一軒家をAir B and B で見つけたのですが、Air B and B のウェブ上には温泉の写真が貼られていました。 で、キャッチコピーが『温泉入り放題!』 これは良い! ってんで4泊も予約してたのです。

ところがです、到着して家中を探しましたがお風呂場がないのです。 古ーい一軒家、だけど古民家とは言えない、昭和のかおりがプンプンと漂う古い家です。 一番参ったのがトイレ。 お便所といった方が良いかも? いや、こういうトイレは数週間前にも泊まりましたけど、ここまでプンプンと臭いませんでしたよ。  昭和の汲み取り式のトイレを改造して水が流れるようになっているのだけど・・・・・。  子供の頃住んでいた家はこんなだったかもしれない。 

で、温泉入り放題ってのは嘘だったの? Air B and B のページを開いてもう一度読み直しましたが、家の中にお風呂場がありません、とは書いていませんでした。 お風呂場がないという事は、シャワーももちろんないし、歯を磨くための洗面所さえないのです。 トイレには小さな手洗い場がありますが、石鹸を置くような大きさではないので、全てを台所の流しで済ませなくてはなりません。 

シャワーがないのにはジムもびっくり。 4泊か〜ここで、って感じです。
仕方ない、ご近所の温泉施設に行くしかないです。この街はあちらこちらに温泉施設があるので、それで、“温泉入り放題”だったのです。 

60メートル歩けば直ぐに温泉があるのですが、どうもそこはシャワーとかがないようで・・・・・。なので、ちょっと高くても良いから、ジムが入りやすい場所を・・・・と色々検索しました。 
一回入浴料250円の温泉施設が800メートルの所にありました。 雨の中バスタオルを持って、2人で行きました。

こちら、女湯の方には銭湯のような洗い場があって、椅子に座ってシャワーが使えます。 私はそこでシャンプーしました。 が、他の人たちをみると、皆さん、入ってきていきなり湯船の横に座るんです。 ぺたんと座ったり、片膝立ちだったり・・・・。 だけど、皆、洗い場のシャワーは使わない。 湯船からお湯をオケで直接汲み上げて、シャンプーしたりしてるんです。 
へ〜〜〜〜。

後でわかったのですが、脱衣所にサインがあって、シャワーは身体が不自由だな人用だと・・・・、と書いてあるのです。 普通は使わないようです。
ジムにどうだった? と聞くと、シャワーがなかった、と言ってました。 本当かな?

2日目、今日は雨模様でお散歩もできないので、泥風呂に行くことにしました。

別府でも有名な保養ランド、白っぽい泥風呂で混浴です。 こちらは1人1100円。 意外に、ジムも嫌がらずにいっしょに来てくれました。 
行く前に色々とウェブで調べて行ったので、だいたいは想像がついたのですが、とにかく混浴の露天、女性は勇気がいる!  ドロが身体に付いていれば裸も見えないのかな? と思ってみたり・・・・。

ま、60歳を超えたおばさんだから、あまり恥ずかしがる事もないか? と開き直る私。 ただ、週末は女性を目当てに来る男性が多いという投稿が・・・・。 あ、今日は日曜日だ・・・・。

行ってきました。 

男女別の内湯からスタートして、最後は露天風呂、ここで男女が合流します。 。

まずは仕切りがある場所からドロ湯に浸かり、混浴エリアまでドロの中を歩きます。 滑るし、下に溜まったドロがなんとも言えない感触・・・・。 身体がお湯に浸かったまま仕切り部分から混浴エリアに到達すると、なんと、男性が8名ほど、露天風呂の端に浸かりながら女性が入ってくる方に皆さん顔を向けているのです。

私はその男性陣の中にジムが居る事を見つけて、ホットしながら中央部までドロの中を歩いてジムと合流。
気がつけば、女性のエリアに居るのは私一人。 男性のお客さんは結構な数で出入りしているのに、女性は入ってこない。
若い女性だったら嫌だよね、これ。 ぐるりと男性が見守ってるんだもの。

混浴露天風呂は2つあって、おススメは奥の方にある混浴。 そちらに行きたい。 だけど、そこまで行くには最初に入っている泥風呂から立ち上がり、男性陣が見守る泥風呂の外を半周、裸のまま歩いて行かなくてはならないのです。 
成る程、これは男性からしたら楽しいかも。 若い男性グループが来るのも納得できるかも?

だけど、おばさん(私)はちゃんと調べてきてましたから、捨てても良いロキのバスタオルを持って来ましたよ。
泥風呂から上がって、バスタオルを身体に巻いて、半周を歩いて奥の泥風呂へ移動。 

バスタオルが途中で落ちる! なんていうハプニングもなく、無事にジムと合流できました。

初めての泥風呂体験はゆっくりした、というよりちょっと気疲れしたかも?施設も古く、老朽化してて庶民的でした。

帰り道、家から60メートルにある温泉施設を見つけました。
入浴料は一回100円。 だけど普通のお銭湯のような佇まいではなくて、どこかの家の散らかったガレージみたいな佇まいなのです、入り口が。超寂れてるの。  え〜? ここが温泉なの? 閉鎖されてるのかな?とドアに手をかけてみると、ガラガラと開きました。 暖簾の奥からお風呂に入っている人達の声が・・・・。 それも暖簾からおフロ場まで、ドアがない。 暖簾の先は脱衣所、で、そのまま小さなプールみたいな温泉の湯船があるだけ。 シャワーも洗い場用のブースもない。

おばさん達が数名、 みなさん、湯船から直接オケでお湯を汲み出して身体を洗ったりしてました。
そうなのね、ここの街の人たちは自宅でお風呂入らずに、ご近所の温泉施設を我が家のお風呂のように使っているから、家にお風呂がないんだわ。

マイオケ、これ必須!!!!



2021年3月19日金曜日

#19 大分県 豊後大野に到着

ここのところ、なかなかブログをアップデートできませんでした。 大分県の予約、去年の11月に入れましたが、こちらはちょっと変わった宿で、tree house。 他とは違うタイプの宿なので、ジムも私もちょっとドキドキしてたのです。 荷物は全部上に運べないだろうから、事前に3泊分の必要最低限を分別しておきました。 
ところがです、チェックインするやいなやマネージャーさんが「Air B and Bからの予約は初めてだったんです。」と申し訳なさそうに言ってきました。 tree houseに予約を入れていましたが、tree houseは犬は泊まれないのだそうで・・・・・。

Air B and B のページからペットオッケーで検索してツリーハウスが出てきちゃったわけで、これは私たちのせいではありません。 ここロッジきよかわにはいくつか違うタイプのロッジがあって、キャンプ場って言って良いかな? 
3泊の間、私たち以外のお客さんは誰もいないそうで、なので、tree houseの代わりににキャビンを用意してくれました。
追加料金なしで。 これは私には嬉しいことです。 だって、ツリーハウスは中にトイレないんだもの。

キャンプ場全部、ロキは自由にはしりまわって良いですよ、川に飛び込んだりして独占状態で使わせてもらいました。 しかもです、こちらの施設のスタッフは若い男性が3人常駐しているのですが、皆さん大の犬好き!
とくに日本人の母とカナダ人の父を持つアレックスはロキがカナダに残してきた自分の犬にそっくりなんだそうで、泣きそうなくらい感激していました。 ロキの散歩もお願いしたりして! 私とジムを見て、僕の両親みたいだって・・・・。
お父さんも日本をゆっくり旅行したいって言ってるからね〜、と。

私たちはこのキャンプ場に滞在した間に、宮崎に戻って高千穂峡へ、熊本県まで走って阿蘇山の噴火口へ、そして大分の磨崖仏(まがいぶつ)見学と、毎日走りまわって充実してました。

その中でとくに良かったのは、磨崖仏かな? 9万年前の阿蘇山の噴火でできた岩に彫られた大仏で、これらが圧巻なのです。 6箇所あるそうですが、 全部はいけませんでしたが、菅尾、大迫、普光寺の磨崖仏、感動しました。 菅尾の磨崖仏は1000年以上も経っているのだそうです。 

普光寺は4日目の出発の日に立ち寄りましたが、3箇所の磨崖仏見学には他のお客さんは誰もいませでした。


こちらが滞在予定だったツリーハウス。 実際に泊まったのはベッドがあるキャビンでした。

到着の夜にbonfire。 ビールで乾杯。

宮崎県の名所、高千穂にいく途中にあったウェルカムスタチュー。

ボートに乗るのがおススメなんだけど、わんこがダメだったので断念。

阿蘇山、中岳の火口。近くまで行けたのはラッキーなんだそうです。長い事規制されてて、入れなかったのだそうです。
天気によっても規制されます。 この日は風もなく危険信号は一番下のレベルでした。

こういうシェルターがあちこちにあります。
犬はダメよって言われる事を覚悟で行きましたが、わんこオッケーでした。
山頂の駐車場からは2〜3分で火口まで歩けます。
これは大迫磨崖仏で、お堂の中に入っていました。 
菅尾の磨崖仏。 5体あります。 素晴らしかった。

菅尾の磨崖仏

遠くからだとこんな感じ

ジムに並ぶように言われて・・・・・。 似てないでしょ?

普光寺の磨崖仏は日本最大級、とにかく大きい。左側の岩に3体彫られています。

近くまで歩けます。
ジムが遠くから撮ってくれました。 水色に見えるのが私です。


























2021年3月14日日曜日

青島、モアイ像、鵜戸神社 加江田溪谷ハイキング

3月も半ばに入り、九州は春めいてきています。 それでも朝晩、ちょっと冷え込んで灯油のストーブをつけたり、夜は薪ストーブに火を入れます。 五右衛門風呂、毎晩エンジョイしています。 これ、温度調節が難しいのだけど、入る15分前に行って、水道水を足してから入ると丁度いい湯加減になる事がわかりました。
熱々の五右衛門風呂に入った後は、身体の芯まで暖まって、よく眠れます。 オーナーさんに感謝です。



昨日は青島、モアイ像、鵜戸神社と3箇所をまわりました。 青島は最高でした。 鬼の洗濯板と呼ばれる階段状の岩を見学しながら青島神社をお参り。 ここはロキも一緒に島を一周しました。 観光地です。 普段だと駐車場が溢れ返る程混んでいるそうですが、そういう混み方はありませんでした。 引き潮だったので鬼の洗濯板の上を歩いたり、存分に堪能しました。

で、続いてモアイ像を観に行ったのですが、ここ、日南サンメッセという場所はちょっと観光地化し過ぎていて、1人800円払いましたが犬は車から出してはダメだという事がわかり、ジムはへそを曲げて駐車場から一歩もでませんでした。 だからモアイ像も観ていないと思います。 私一人で行くように言われました。 こういうパターン時々あります。
で、私もせっかくの楽しい気分が台無しでしたが、まだ先の予定があったので、気持ちを入れ替えました。

鵜戸神社は洞窟の中にできている神社で、そこまで行く道のりがとても素敵でした。 神社の近くでは100円払って5つの石を貰い、岩場の上に縄で輪っかが作られていて、そこに石を投げ入れると願いが叶う!という神社特有の願掛けに挑戦。 惜しいところで輪の中には落ちませんでした・・・・。


日本は山と、神社が多いなって感じます。 どこの県に行っても、観光スポットには神社があります。 色々な伝説と共に。

日が変わり3月14日、今日もとてもお天気が良いので、博物館に行くのはもったいない。 我が家にはロキがいるので、できる限りロキが一緒にできるアクティビティーを選ばないと・・・・・。急遽ハイキングコースを探しました。
30分のドライブで加江田溪谷というコースがある事がわかり行くことにしました。 
こういう検索作業は全部私がする事になります。 なんだか何時も調べごとをしているようです、私。 だけど、この生活が一生続くわけでもなし、どんなに長くてもあと一年。 もしかしたら今年の12月、私の再入国許可証が切れるタイミングで終わりになるやもしれず・・・・・。 そう思うと、大変な下調べ作業もなんのその。少しでも楽しい旅行にできるように調べますよ!

今日のハイキングは何キロ歩いたのか? 1万5000歩歩いたようですが、何キロかな? 山桜の花びらが上からヒラヒラと舞い降りて来るような川沿いの遊歩道を歩きました。 河岸まで降りてランチを食べようとしたら、一直線にロキは川の中に飛び込んで行きました。 水に浸かるの大好きなんです。

遊歩道には看板があって、「蛇、蜂、ダニに注意」 と書かれていました。 これにはちょっと・・・・。
マダニって嫌だわ・・・。 


青島神社の鳥居
ここまで来るのに、鬼のセンタ洗濯板の続く参道(橋)を歩きました。 満潮の時はこの橋も水が来るそうです。
島を一周しました。 



絵馬のトンネル
イースター島のモアイ像を日本人チームが修復した経緯から、ここ宮崎にもモアイ像を建てる事になったそうです。
商業的に見えますが、ちゃんと意味があるようです。 ただ、犬が歩けないのが残念すぎる。


鵜戸神社の鳥居

洞窟の中です
赤い欄干が印象的です

五右衛門風呂が沸きました。 これから入ります。

こんなに赤い梅の花(?) 見たことないです
























2021年3月12日金曜日

#18 宮崎県に到着

鹿児島県を後にした私達は宮崎へと向かいました。 
途中、奄美/沖縄へ行けるフェリーのターミナルの付近を通りかかりました。 沖縄旅行を諦め切れないジムはフェリー乗り場に行って、直接犬の輸送についてフェリー会社に聞きたいと言いだして・・・・。

私は何時間もかけて沖縄行きのフェリー については調べていたので、大型犬と一緒は無理な事は分かっていました。 その話になって、私が説明しようとすると、「君は沖縄に行きたくないんだ。 それならそうと、ハッキリ言えば良いじゃないか。」 と声を荒げます。だから〜・・・・・。良いチャンスなので直接聞きに行きましょう。


フェリー ターミナルの窓口は時間外だったらしく閉まっていましたが、係の女性が1人だけ居たので、大型犬を沖縄行きフェリー に乗せる手順を聞きました。 
とにかく犬が船内を直接歩くのはダメだという事。 なので、車を乗船させたあと、船内を通過する時犬を抱っこすれば・・・・と言うのです。
これは既に知っていました。 抱っこ紐だって調べていました。 で、抱っこして船内に入ったあとが問題です。
ペットは客室とは別のペットルームに25時間ケージに入れられるのだそうです。 他のペットも一緒にいるのでね。

ここまで通訳してジムの顔がドンドンと曇っていきました。 「ダメ、 帰ろう。」

無理なのです。 ロキを連れてフェリー で沖縄へ行く事は。 鹿児島から飛行機だったら貨物として乗せられても1時間です。 これが一番良いのかな? と思うのですが、最近ロキが消化不良を起こして食べたものを吐きます。  鹿児島にいる10日間で4回ももどしました。 で、最後の日に病院へ連れていって、レントゲンと血液検査をしましたが、異常なしでした。 胃炎だろうと言う事で、お薬貰ってきたところなのです。体重も減ってはいないし、元気に走りまわっているし、食欲も旺盛なので、胃炎ではないかと?
もしかしたらストレスなのかな? 

だとしたら、飛行機に乗せるのも可愛そうです。 

横浜のペットホテルに1週間預けて私達だけ羽田から飛行機で行く方法が残されますが、1週間のペットホテルはロキにとって負担でしょう。 だから沖縄は諦めるべきだと私は思っているのです。

これでジムも納得したかな? どうして私が無理だって言っているのか? 


ただ三井商船のフェリー は、withペットという部屋があるので、そこならロキと一緒に船旅ができそうです。 車から部屋までは乳母車のようなバギーを貸してくれるのだそうです。 最高! ただ、沖縄へは行っていません。 北海道には行けそうです。

宮崎県の宮崎市にある民泊、「きなり」に着きました。 山の中の一軒家です。 ほんとポツンと一軒家状態。
で、囲炉裏がある古民家、お庭が素敵です。 川が流れていてカエルの声がします。 夜にはホスト・オーナーが五右衛門風呂を焚いてくれました。 焚き火で直接風呂釜を温め、熱々のお風呂を用意してくれたのです。 夕食のあと、冷めないうちに入りましょうってジムを誘って外にあるお風呂に行きましたが、熱すぎて入れません。 お水を足して湯加減を調節するのにしばらくかかりました。 鉄でできてるのかな? 釜は。 大きいです。
 風呂釜の下にはスノコが敷いてありました。 風呂小屋は木造りで、窓も全開。 外は真っ暗。

オーナーさんに、どこに住んでいるのですか? と尋ねると、普段はこの家に住んでいるのだそうで、お客さんが来る時は庭の隅っこのトレーラーに夫婦で移動するのだそうです。へ〜。

家の中はセンス良く飾られていて、本物の障子が凄く素敵。 破かないようにね〜。 っと言ってるそばから、破きました。 ロキ、ではなく私です。 反省・・・・・・。

桜島です


大きな庭付きの一軒家です。 川に面しています。
水仙が綺麗
囲炉裏を使う予定は? と聞かれましたが・・・・・
バーもありますよ。 お酒の瓶はほとんどが空ですが、入っている物は飲んで良いですよって。
鬼のお面ではしゃぐ、ジム。 私が驚くのが面白いらしいです。
ランプの灯りで五右衛門風呂!
これ、本当の釜風呂です。