さすがにジムも私の顔つきが変わった事に気がついたようで、「どうかしたの?」 と聞いてきました。 「何もやる気がでない、seem like depressed」 と答えました。
そんななか、12月の帰国にあたりロキの輸送についてジムと話しをしました。 お互いに色々インターネットで調べあげましたが色々わからない事だらけ・・・・・。
ジムはせっかく千葉県に居るのだし、時間があるのだから成田空港の貨物地区まで直接行って、係の人に質問すべきだと言い張ります。 貨物地区のオフィスへ????? 貨物地区は去年の10月、到着した際にレンタカーで雨の中たらいまわしにされた、あの広大なエリアの事です。 何処へ行ったらロキに逢えるのか ? 事前の下調べなんて何の役にも立たずに、ただただ路頭に迷ったあの場所です。 そもそも貨物地区のANAオフィスは対面でカスタマーサービスをするような場所ではないので、そんな場所に乗り込んで行っても又たらいまわし、または貨物輸送の代理店に聞いてくださいと言われるのがおちだと私は言いました。 それでもジムは納得せず、じゃ、駄目元で貨物地区まで行ってみよう、という事になったのです。 ANAだけでなく、JALもしかり、検疫の場所の確認もできるし・・・・。
今日は朝から素晴らしい天気。 貨物地区へ行くのは曇りの日でも良いよね、そう思っていると、この民泊のホストさんから電話が。 良いお天気なので一緒にビーチまで行きませんか? というお誘いでした。 ビーチと言っても、地元の人だけが知っている隠れ家的なビーチです。 ホストさんのガイド無しではちょっと行けないビーチ。
が、ジムは行かないと言います。 話好きのホストさんが(チェコ人)日本語を流暢に使いこなすので、それが嫌なのです。 私とロキだけで行くことにしました。子供っぽいと言えば子供っぽいのですが、それがジムです。
隠れ家的ビーチは人1人がやっと通れるようなブッシュを暫く歩いて辿り着きました。 途中、ロープが用意されていて、それを握りながら降りないと足場が悪くて・・・・という場所もありましたが、最後に本当にきれいなビーチが広がりました。 知る人ぞ知る、ヌーディストビーチなんだそうです。
ロキはビーチでは真っ先に水に飛び込んで行きます。 波がちょっと怖いのか、ホストさんのワンコの様には泳ぎませんが、どっぷりと浸かります。 暫く遊んだあと、びしょ濡れのままホストさんの車で送ってもらい、庭でシャワーしてから乾かして家の中へ。
ジムはその間1人で九十九里のオリンピックサーフィン会場の辺りをドライブして買い物をしながら戻ってきました。 落ち込んでいる私へお花を買う事を忘れないのがジムの良い所。
ジムを待つ間に私は色々とANAの貨物について調べて、問い合わせフォームに質問を書いて送ったりしていました。 すると、貨物のオフィスから携帯に電話が来たのです。 で、その男性と話して、ロキは貨物扱いではなく、手荷物扱いで大丈夫だと言うことが判明したのです。 ウェブページを見る限り、犬と飼い主が同じ飛行機に乗る場合は犬のチェックインは人間と同じ場所で、と記載されていて、それがどうしても納得できなかったのです。 色々な人のブログで日本からアメリカへ犬を連れて行った人の話をみると、代理店を通した人はいないし・・・・・。
結局、手荷物として犬をチェックインできれば犬を空輸する為のアニマルシッパー(代理店)は通さずに、個人で空輸できるのだと言う事。 その境目がクレートの3辺の合計が291センチ以内、総重量が45キロ以内なら手荷物でオッケーだと。
ロキの巨大クレートは3辺の合計が291センチなのです。 もしかしたら292センチかも? 総重量は問題なし。 クレートの大きさだけがちょっと微妙です。 が、その貨物オフィスの男性、ご自身でも犬を飼っていて、貨物スタッフとしてもワンコには手荷物として乗せてあげて欲しいと言ってくれました。
そうなんです。 サンフランシスコからくる時に貨物便として乗せたので税関の申告書からなんやら、色々な書類が必要で、個人で送るとなったらどうすりゃ良いの? と思っていましたが、個人で手荷物扱いならそう言った税関手続きの書類は要らないんだわ。 だから色々な人のブログでそういう話が出てこなかったのです。
ロキをクレートに入れて成田空港の国際線チェックインカウンターまで長さ138センチのクレートをどうやって持ち込むか? な〜〜んていう問題はこれから考えます。 ロキがクレートを見ただけで、悪夢を思い出して吠え出すかもしれず、そういう心配もありますが、まずはアニマルシッパーを雇わずとも個人でロキを飛行機に乗せられる事がわかったのは、物凄くGood News です。
てこた〜〜何かい? 来る時に、人間で言うところのビジネスクラスチケット代くらいロキの輸送にかかりましたが、手荷物でくる事ができたんじゃない? 今回は500ドルくらいで済むのかもしれないです。
落ち込み気味の気分が少しだけ軽くなったニュースでした。
この穴の向こう側はビーチです。
ホストさんのワンコと一緒に遊びました。