2022年3月30日水曜日

Mr. Saturday Night というミュージカル

昨日、ジムが突然 “Mr. Saturday Night” という新しいミュージカルのチケットを手配し始めました。 このミュージカル、今年の3月29日スタートしたばかりの新しいミュージカルだそうで・・・・。 ジムがゲットしたチケットは3月30日の夜7時から。 なんと始まってから2日目のミュージカルでした。
私としては聞いた事もない題名でしたが調べてみたところ、 コメディアンの Buddy Young Jr. のキャリアについての話を俳優のBilly Crystal が演じると言うことで話題になっているようです。 ビリークリスタルと言えば、俳優/コメディアンで映画で見覚えのある俳優さんです。

地下鉄の近くにあるベトナムレストランで早めの夕食をとり地下鉄へ。

到着したNEDERLANDER THEATRE は築100年という古い劇場でした。 
で、席は??? なんとマ〜、一番前の席じゃないの!!!! 何も知らされていなかった私はびっくり。 足が伸ばせて楽ちん。

お話はというと、バディー・ヤングという名もないコメディアンがチャンスを掴み名声を得るようになって、自分のテレビ番組まで持つまでになったにも関わらず、その毒舌と破茶滅茶な性格から仕事をなくし、落ち目になって行く・・・・というお話。 それをビリークリスタルが歌あり、踊りありで熱演してました。 ビリークリスタルっていう俳優/コメディアンは映画でも有名なので私でも知っていました。
彼は74歳だそうで、やはりプロって凄いな〜と驚きました。 一番前の席だったので表情とかが良く見られて感激でした。

一つだけ問題が。 休憩時間になって、皆が一斉にトレイに向かったときです。 廊下の天井から水が・・・・。 気がつくとあちこち水が滴り落ちているのです。
そんな混乱の中、とにかくトレイの列に並んだ私は列が一向に進まないことで、事態を理解しました。
女性トイレが水漏れのために全部使用禁止になって、女性群は男性トイレの中のトイレを使うことになったと。 で、男性軍の列はスタッフ専用ルームの中のトイレを使うことになったようで、そちらも長い列が・・・・・。

とにかく男子トイレにはドア付きのトイレが2つしかなかったので、そこ何百人もの女性が並んだワケで、列が進まない訳です。
スタッフは、隣のビルにホテルがあるので、そちらのトイレを使ってください、と叫んでいましたけどね。

小一時間が経過。 第二幕はトイレ騒動が落ち着くまで待ってくれたようで、小走りに席に戻った時ちょうど第2幕が始まりました。

やっぱり築100年の劇場だからね・・・・・。

トイレの列に並んでいた時に後ろの女性2人が「このブラウスは何処で買ったの?」
「いつ買ったの?」 と聞いて来ました。
もう随分前にExpressで購入しました! って答えたけど、何時も同じブラウスで写真に写ってるわ。
新しい携帯には白黒で撮る機能があるんだって。
ジムの目が恐ろしい・・・・・。

緞帳














2022年3月29日火曜日

朝の気温-4度 最高気温1度

テニスの壁打ちにハマっている私は壁打ちしたくてウズウズしているのですが、外気温が寒すぎて躊躇しがちです。 昨日は霙も降りました。
気温が低いだけなら厚着をして外に出ますが、強風が吹くとたまりません。 特にビル風は痛すぎます。 冷凍庫の中にいるような気分。

昨日は寒すぎで壁打ちを断念しましたが、今日は昨日より一度気温が上がって、8時の気温がマイナス4度。 ジムはどんなに寒くてもロキのために、セントラルパークまでロキを連れて行きますが、昨夜眠れなかったらしく今朝はスタートが遅れてぐずぐずしていたので、
私がロキを連れて行くことに。 ラケットをバックパックに入れて、8時半、スタート。

ヒートテクを着ているので、体は寒くないのですが、顔、頭、手が冷たい。 それでも公園の皆が集まる場所で20分程ボール投げをしました。 9時になると、蜘蛛の子を散らすように皆一斉にいなくなります。 9時過ぎに公園に来る人は皆ワンコをリードに繋いで歩いています。

私はロキをテニスの壁打ちコートに連れて行って、おやつをあげながら、ロキを繋ぎました。 ロキはお母しゃんの壁打ちをスフィンクス座りでずっと見守ること30分。 壁打ちするのも手が凍えます。 観戦するのも飽きたロキがフガフガ言い出したので、家に戻りました。

コートのお隣にはアジア系の女性が一人。 この方、毎日朝来て壁打ちしています。 氷点下4度で壁打ちしていたのは私とこの女性2人のみ。 クレージーです。

リスを見ている目です。 公園内にはリスが沢山いて、慣れっこになっているので、
地面を歩きながら食べ物を探しています。 ロキはリスを見つけるのが本能の様で、追いかけようとします。
しっかりリードを握っていなと、振り回されて危ないです。

猫可愛がりされている犬。お父しゃんはメロメロです。

すれ違う人を笑顔にさせるロキです。











2022年3月27日日曜日

日本行きチケットを買いました

日本を出発する際に、この先日本には年に2回は帰りたいです、と家族に告げてきました。
本当なら春に一回と秋に一回帰国したいのですが、今年は春はスキップする事にしました。 

チケットを検索してみると、10月が比較的安いのです。 直行便だと1300ドル位で買えます。 東海岸から直行便で$1300は悪くないです。

でもマイレージを使うことを検討しました。 私はクレジットカード、Citi AAdvantage を使っているので、毎月の支払い$1で1マイルが貯まります。 現在66000マイル程貯まっていました。
で、10月のチケットをマイルで購入するには65000マイル程で購入可能でした。 でも乗り継ぎがあります。 マイルで購入するチケットは大抵がブルータルな乗り継ぎを覚悟しないと・・・・。ですが今回は7ヶ月も先のチケットなのでまだ直行便がマイルで買える事がわかったのです。 でもそれだとマイルがちょこっと足りないのよ・・・・・・。 10月までクレジットカードの支払いを続ければ間違いなく不足分は足りる事になりますが、今購入しないと直行便は無くなってしまいます。

で、ジムにお願い。

ジムも毎月の支払いはCiti Cardなのでマイルが貯まっているはず! 4000マイルを私にトランスファーしてもらうとジムは$60手数料を払うことになりますが、これで私は直行便をゲット出来る事になります。

Thank you Jim

確定しました!

9月29日(木)JFK 発、羽田行き
10月11日(火)羽田初 JFK行き

この日程だと日本で週末を2回過ごせる事になります。 

さ、次は宿を決めないと。

アパートからJFK国際空港までは結構遠いんだわね・・・・・。 地下鉄を乗り継いでいくのが一番安いらしいです。 7ヶ月も先の事なのでじっくり検討します。







Opera Madam Butterfly オペラ蝶々夫人

連日、夜のイベントが続いております。 
今日はオペラ蝶々夫人に行ってきました。 
思えば、日本旅行の際にはスーツや浴衣を持参して臨みましたが、出番のないまま、持って帰ってきたのでした。
なので今回のNY旅行のための荷造では、多分使わないな〜と思われる服は断念して減らしたのです。
あの時はNYでの生活がどんな感じに展開するのか、想像もできなかったので、仕方ないと言えば仕方なのですが、オペラの観劇に行くような服がない〜!

1月に購入したスパンコールのワンピースがあるけど、このワンピースを着るには寒すぎる・・・・。
仕方ない、いつもの黒のスラックスにブラウス。 ちょっと残念な感じだけど仕方ない。

ジムだって、ショーウィンドウから抜け出してきたかの様な、店員さんの言うがままに買い揃えたオシャレな服は、全く着られなくなって、見るのも嫌とばかりに捨てたり、寄付したりしてしまったのでジムこそオシャレな服がありません。
今、必死でダイエット中ですけどね・・・・。

と、いうわけで2人して、田舎っぺ丸出しの出立ちで、夜のリンカーンセンターに赴きました。 オペラは夜の8時半から、という事で食事を済ませてから行くことに。 何時も気になっていた街のピザ屋さんに行くことにしました。 そこはピザを注文して、持ち帰るかストリートの簡易テーブルで食べるか? そういうお店です。 人気店で何時も人が溢れています。
この日もストリートテーブルは既にピザを頬張る人達で埋まっていて、立ったまま食べている人も。

私達もNYカーを気取って、立ち食いすることに・・・・。 幸い、テーブルが空いたのでそこに座って、フォークもなしで手づかみで!
いや、これ美味しい!!!! シシリアンスタイルって言うのかな? ドウが物凄く厚いんだけど、それがまたおいしいのです。

四角いピザ。 ジムも私も大満足。 2つ食べたら多分胸焼けしそう・・・・・? 1つずつ平らげて、ベタベタの指をナプキンで拭き取り、そのままサブウェイに飛び乗りました。NYのピザはCAのピザとも日本のピザとも違う、別ものでした。

オペラ会場では、さすが着飾ってる人が目立ちます。 だけど、この日は寒くって、胸の空いた大胆なドレスも何か羽織らなくてはいられません。 女性のドレスやハイヒールを観察するのが楽しかった。



わ〜凄いドレスだね、っとセクシーなドレスに私が見惚れていると、「あ〜いうの、買ったら、着る?」 ってジムが聞いてきました。
「もちろん、着る!」 と答えました。 でも、それならジムだってそれなりにオシャレしてエスコートしなくてはならない事、分かってるのかな?

マダムバタフライ、蝶々夫人、ポスターを見て、ちょっとびっくり。 日本の着物がかなり違うものになってて、思っていたのとは全然違っていました。 ま〜イタリア語で表現するオペラですから、日本の文化や服装、歴史にそうように作っているわけではないのでしょうね。

蝶々夫人を演じるオペラ歌手さんは、ソプラノ。 日本髪を結わずに真っ直ぐ長い髪。 ピンカートン氏も恰幅の良いオペラ歌手なので、何だかちょっと違和感がありましたが、その歌声はやっぱり凄かった。 3時間の公演中ずっと歌っているわけだから、それは体力が要ることだと思われます。

100年以上続く、このオペラ、現代版はとても優雅に演出されていて、ビジュアルが美しかった。驚いたのは、蝶々夫人の息子が出てくるのですが、人間の男児ではなくて文楽に使われる人形を数人の黒子が動かしていたのです。 遠くから見ると、本物の子供みたいに見えました。
黒子役の人が随分沢山出演していたようです。

文楽の人形を操る黒子さん達。

こんなかんじで外で食べてます。

分厚いNYピザ。

シアターの前で見つけたポスター。

早く到着しすぎて、劇場内を見学してました。

天井のシャンデリアが素敵でした。


最後の舞台挨拶。 黒子さんと一緒に息子もステージに立っています。 ステージの奥に並んでいるのは参加した黒子さん達。

なんて書いてあるの? と聞かれて、すぐに分からなかった・・・・あ〜蝶々夫人だわ。



















2022年3月25日金曜日

コメディーショー

夜10時からのコメディーに行ってきました。 日本で言ったら吉本喜劇ってとこでしょうか?

夜の10時からと言うので、夕飯の後、家を出る前にコーヒーを飲んで出かけました。 9時半に到着、会場内ではまだ1つ前のショーが終わっていなくて、結局入場できたのは10時半。 1時間も立ったまま、待つはめになりました。 日本みたいに時間通りに事は運びません。

早く行ったので、席は一番前の席。 
初めての経験だったので、何が何だか分からないまま始まって、最初に舞台に出てきた男性、この人、コメディアンだとばかり思い込んでいたら、コメディアンっぽい司会者でした。 一番前の真ん中に座っていたので、ステージまで1メートルもなくて、何かと私達、ネタにされました。
「君たちどうやって知り合ったの?」 「何年付き合ってるの?」 幸いジムが応えてくれたのでホッとしましたが・・・・。
ジムが僕たちオンラインで出会ったって言ってくれました。 その後私も調子に乗って、マッチドットコム、最初の週はフリー、なんて言っちゃいました。


コメディアンは男女混ぜて5〜6人登場しました。 でも英語がとにかく早くて、何を言ってるのか理解できないのです。 10%くらいしか聞き取れませんでした。
NYの夜の過ごし方? こういうのも良いなって。 終了したのが日付が変わって12時半。 でもちゃんと地下鉄は走ってて、無事に帰れました。 週末なので、夜中でも結構人が出歩いてました。






2022年3月23日水曜日

MOULIN ROUGH! ムーランルージュ

NYでのミュージカル第二弾はムーランルージュ。
安いチケットをゲットしようと、毎日オンラインの抽選に申込んで11時の結果待ちをしていましたが、毎日はずれ・・・・。
そのうち当選するかな? なんて呑気に構えていましたが、ジムがなかなか良い席のお手頃なチケットをオンラインで見つけて購入してくれました。 

マンハッタン、ここのところ春はすぐそこまで来ているのを感じますが、三寒四温、今日は朝から冷えています。 朝の外気温が4℃。
ジムは8時過ぎにロキをセントラルパークに連れて行きます。 そこで放し飼いにして走らせるためです。 私は? ジムとロキがいなくなった後に、部屋に掃除機をかけます。 ゴミの始末をしたりした後、顔にサンスクリーンを塗っていざ出陣。

ここのところのマイブームはテニスの壁打ちです。

パークでジムとロキに合流した後、テニスの壁打ち場に行って自己トレをします。
ジムは寒い朝は嫌がって付き合ってくれません。 先日は氷点下5℃だったのに私がラケットを持ってパークに現れたので、ジムもびっくり。
マジか! って。

だって、運動してたら寒さなんて感じないでしょ。

私は寒くても壁打ちしてます。 家に帰ってYouTubeのテニス動画を見て色々勉強した後、それを壁打ちで試すのが楽しくて・・・・。

コートでジムとテニスをすると、玉拾いの時間のほうが多くなりますが、壁打ちだと思う存分試したいことができるので最高なのです。
それに朝早くだと混んでないから・・・・・。

今日は50分、一人で壁打ちして汗をかきました。

午後から、ムーランルージュへ。
ミュージカルの劇場まで30分で行けるって凄いです。

会場ではマスク着用が必須でした。 お手頃な価格のチケットでしたが良く見える良い席でした。 
ムーラン・ルージュ、ジムは大昔に映画を観たことがあるそうです。 私は映画は観てなくて、一応あらすじだけは調べて行きました。

舞台が比較的小さいのですが、ダンサー達が美しく、セクシーで、ビジュアルで多いに楽しみました。 音楽はエルトンジョンの Your Song これが印象的で、特に歌詞。 How wonderful life is,  while you are in the world…..  

これ、ここのところギクシャクしてたジムとの時間を戒めてくれるような内容で・・・・。 胸に染みたわ〜。

今という時間、2人で過ごせる時間を大事にしないと・・・・・永遠ではないのだから。













メトロポリタンミュージアム

まだCovid19 、4本目ワクチンの副反応が尾を引いてます。 体の左半分が痛いです。ワクチンを打った左腕が痛いのは想定内なので気にしていないのですが、38歳の時にあった交通事故の時の古傷が痛んでいるようで、それが辛かった。 普段の10倍肩が痛かった。

そんな中、ジムがメトロポリタン美術館に行こうと言い出しました。 美術館は体力が勝負です。 特に大きな美術館は、楽な服装に楽な靴は鉄則。 あらかじめ痛み止めも飲んで臨みました。

美術館までは歩いて28分、メトロに乗っても26分とグーグルが言ってきました。 どっちもどっち? 一方この町は町中にレンタルバイクが設置されていて、オンラインで支払いをして、手軽に乗れるみたいです。 
家を出てからジムがバイクを借りてみようか? と言い出してトライしました。 QRコードをかざすとロックしてあるバイクをラックから外すことが出来るようです。 ジムは既に携帯にアプリをダウンロードして、バイクを借りる手続きをしていたようです。 ですが何も準備をしていなかったので、私の分のバイクはささっと借りる事ができず、この日は断念。
歩いて行くことにしました。 メトロポリタン美術館はセントラルパークの東側にあるので、西側に居る私たちはパークの中を突っ切って歩きました。 パークの中に、湖のような貯水池があって眺めも良く、水仙やクロッカスが咲き始めた公園内を歩くのは楽しいです。

美術館、その日は日曜日だったので混んでました。 
面白いのはNYに住んでいる住人の入場料金、好きなだけ払ってくださいっていうのです。 1ドルでも1000ドルでも、あなた次第と・・・・。
私達はNYに住んでいますが、運転免許証はNYの物を持っていないので、代わりに最近受け取った住所の書いてある郵便物を提示。 これでオッケーとなりました。 で、幾ら払いますか? って聞かれて、ジムは「それじゃ、シニア料金を2人分で・・・」シニア料金は17ドルと書いてあったので、17ドルずつ払って入館。

あまりにも大きな美術館なので、一日で全部まわるのは無理です。なので、印象派と日本の展示に絞ることにしました。
少しまえにゴッホ展に行って、ゴッホの映画なんかも見たりしていたので、もう一度本物のゴッホの絵を見たかったからです。 それにゴッホが影響を受けた葛飾北斎など、日本の絵画も見れたら良いなぁ〜と。

ところがです・・・・。印象派の絵画に行き着いて、さ〜これからって時にジムが急に不機嫌になってしまいました。 何か、私がした事に原因、というかトリガーがあったのは確かですがどう考えても私、何も変なことしていないし、ただ、トリガーになったらしいのです。

急に話さなくなって、いつの間にか人混みにまみれて見失ってしまいました。

こういう時の為に携帯電話、持ってるのよね! 今、〇〇の所にいるから、見つけて〜。 とメッセージを送っても梨の礫。
20分ほど動かずに待ちましたが、見つからないので、私もだんだんイライラしてきて、もういい、うちに帰る! と思い、トイレに行って戻ってきたところ、ジムを発見。 2人で無言のままJapan Art の展示に行きました。

そこから3日間ほど会話らしい会話をせず、最低限の意思表示のみ・・・・。

こういうの、久しぶりです。 昔はしょっちゅうで、ジムの気分の浮き沈みに私が巻き混まれて、旅行や計画が台無しになる、これおきまりのパターン。 随分長い間こういうのなかったので、もう治ったのか?って思っていましたが、この日、久しぶりに・・・・・。

あれから3日経って、今日はミュージカル『ムーランルージュ』を観に行く日でした。 どうなるかな〜〜〜? って思っていましたが、なんとか無事に楽しく行けました。

行く前に、「TOMO、マダムバタフライ、観たい?」「オペラだよ」と久しぶりにジムの方から会話が。

何だか私に気を使ってるのか? 今度はオペラに行こうと誘ってくれたのでした。 ほんと、ありがたい事です。もちろん、行きたい!!!!

つまり、どんなにジムがアップダウンして、私も巻き込まれてイライラ、カッカしてもそこを出来る限り最小限に留めて受け止める。 それが一番なのです。  



メトロポリタンで観たゴッホの作品です。 本物が目の前に! 嘘みたい。



本物を近くで見れて感激です。













2022年3月19日土曜日

NYの果物

果物が安いです。
フロリダからのイチゴ、3パックで5ドル、チリ産のブルーベリー1パック1ドル、そしてメロン、これはどこ産かな? 2ドル。

ブルーベリーを毎日頬張りながら食べてます。 甘くて美味しいです。 CAのブルベリーよりも味が濃いです。
これらの安い果物はアパートのお隣のWhole Foods ではなくてストリートベンダーで買います。 通りを歩くとあちこちに南米系の人がテントを張って果物と野菜を売っていて、これが新鮮で安いんです。 ぼられる事もないです。

いちごは3パックも欲しくなかったけど、3つで5ドルっていうから・・・・。


Drive My Car

エネルギーが満ち溢れているジムは、今度は映画を観に行こう! と誘ってくれました。
特にこれという観たい映画があった訳ではなく、マンハッタンでの映画鑑賞を体験したかったようです。

さて、何を見ようか? とオンラインで検索していたところ、Drive My Car という文字が目に止まりました・・・・!

これ、観たい、絶対観たい、アカデミー賞候補になってる日本の映画だよ〜。 字幕読まなくちゃならないけどねっ。

という事で、サブウェイに乗って、映画館に行ってきました。Elinor Bunin Munroe Film Center という映画館は85席しかない小さな劇場で、でもとても綺麗で観やすくて、早く行って良い席を確保しました。

どういう内容なのか、全く調べないで行ったのですが、村上春樹原作、濱口竜介監督、3時間に及ぶ長編ドラマ・・・・。

見終わって・・・・・最初の感覚は、ほ〜〜〜〜〜っでした。
村上春樹さんの本は読んだ事がないのですが、こういう世界なの? じわ〜〜〜〜ってくる、この感覚が村上春樹の世界なの? 世界中に熱狂的なファンがいる村上春樹の世界・・・・・。 好き嫌い、2つに別れる感覚でしょうか?

ジムの感想は「え? これがノミネート作品?」でした。

数日経って、映画の内容を咀嚼してみると、ふ〜〜〜〜〜ム と違った後味が出てきた感じ? 最愛の妻を亡くし、その喪失感や後悔で気が狂わんばかりに絶望している夫が、その絶望を乗り越えていく、そのきっかけになったのが、無口なドライバーの女性だった。
同じ傷を抱えながら生きてきた2人が交わす会話と時間・・・・・。 主人公が『あともう一回だけ妻と話がしたい・・・・。』と泣き崩れるるところが印象的。

もう一回観ても良いかな? だけど3時間の映画です。

そうそう、こちらの小さな劇場に3月17日、濱口監督が来て、インタビューされています。監督のファンだったら絶対に見逃せない劇場訪問だと思います。 私たちがボランティアするSun Dance Film Festival ではプレミアム上映のあとにこういう時間があるんですけどね。

このインタビュー、YouTubeの映像によると、原本は50ページしかない短編で、それだと2時間の映画にも短すぎるので同じ短編集を集めた本の中から他の要素を加えて3時間の長編になったそうです。
今月末のアカデミー賞授賞式に又、アメリカに来ることになるでしょうかね? 発表が楽しみです。 もし受賞したら映画館はもっと賑わう事になると思います。 良いタイミングで鑑賞で来てラッキーです。







2022年3月16日水曜日

Covid 19 Booster Shot

アメリカでは製薬会社のファイザーが国に新型コロナの2回目のブースターを65歳以上の人に打てるよう、許可を申請したそうです。
要するに4本目のワクチンという事になります。

それを聞いて、私、早速アメリカでの2回目のワクチンの予約をする事にしました。
そもそも、日本で2本打っています。 アメリカに来てから1月3日に初めてです、という事で一本目を打ったので、既に3本打っています。

こちらでのワクチン接種の手続きは至って簡単。
オンラインで予約して、ファーマシーに行くだけ。
一本めが1月3日だったので、2本目をなんで早く打ちに来なかったのか? って質問されるだろうな〜なんて考えていましたが、何のその、何の質問もありませんでした。 アメリカってそういうこところ、全然 Don’t Care なのです。

一本め、24時間経ってから副反応が出るからね、という友達の忠告通り、翌日に熱が出ました。 結構出ました。
でも、1日だけですぐに回復したので、そういうものだと思って、今回もジムに宣言してました。
で、2本目のワクチンを打ったのが3月17日。 この日は母の97歳の誕生日であるとともに、アメリカではセントパトリックデーというアイリッシュ系の人達のお祝いの日で、緑色の物を身につける日でした。
Wiki によると

聖パトリックの祝日(せいパトリックのしゅくじつ、St. Patrick's Day、セイントパトリックス・デー)は、アイルランドキリスト教を広めた聖人聖パトリック命日3月17日カトリックの祭日であり、アイルランド共和国の祝祭日

シャムロックを服につけたり、ミサを行ったりする。アイルランドでは何世紀も前からこの日を祝う伝統が受け継がれ、正式に1903年より祝日となり、イギリスから独立後、徐々に祭礼日として成長した。1996年には政府が主体となってダブリンで5日間の盛大なフェスティバルとなりパレードやその他の行事が行われた。


で、毎年あるこのセントパトリックデーですが、今年に限ってジムが今夜はアイリッシュ系のレストランに行くからね! と張り切って予約してました。
え? ワクチン打ったあとなんだけど・・・・、大丈夫かな? とちょっと不安になる私。 だけど、前回の副反応、打った日は何ともなかったので、大丈夫か? と。

ジムはダークグリーンのユニクロのTシャツを来て、完璧〜と準備万端。
私、緑の服がないじゃないの〜! 
どんなに探しても、緑色のスカーフや、ヘアアクセサリー、Tシャツ、持っていませんでした。

出発の1時間前にアパートの周りのお店3軒、グリーンのリボンでも見つけようと懸命に走りまわりましたが失敗。
仕方なく、TJ MAXという安売りのお店で薄いグリーンのブラウスを購入。 
急いで帰って着てみたら、笑っちゃう程似あわない。 だめ、これ。返品。

ということで、仕方ないです、ライトグリーンのパーカーを着ることにしました。 かろうじて、グリーン?????

地下鉄に乗ると、70%くらいの乗客が緑を身につけています。 なるほどね、こういう事ね。

で、レストラン、アイリッシュバー/レストランは一年で一番忙しい日、という面持ちで大賑わい。 みんな酔っ払ってる〜。

レストランでこの日に食べるべきディナーはコーンビーフとキャベツの煮付け。 ジムはその特別ディナーをオーダー。

そもそもキャンベル家の血筋はスコットランド出身のスコティッシュなのですが、アイルランドの血も多分混ざっているだろう、という事でジムも少しだけアイリッシュらしいのです。

レストランで食事を終えた私達は、ライブミュージックをやっているアイリッシュバーに移動しようと外に出ました。 レストランの周辺がブロードウェイのメッカ、タイムズスクウェアの近くだったので、物凄い人とネオン。 渋谷のセンター街っぽい? 

ジムが音楽好きか? って言ったら、全くそうでないのだけど、こういう場面でジムはいつもライブミュージックにこだわります。
ライブミュージックのバーでで大晦日を過ごしたり、サンフランシスコのライブミュージックでお酒を飲んだり・・・・。と意外な一面を見せるのです。

私? 音楽の種類によります。

で、この夜、スマホの検索を頼りに3件ほどアイリッシュバーを探して周りましたが、どこもライブはやってない。酔っぱらで溢れかえってる。

その頃、私、副反応が出てきちゃって、全身の筋肉が硬直し始めてました。 信じられないほど、肩と腰が痛くて、まっすぐ歩けない・・・・。
鎮痛剤を忘れて来た〜。もう限界、これ以上歩けない。

で、カフェでNYチーズケーキを食べて、よれよれになりながら帰りました。
この日一日で、1万5千歩歩いてました。 
翌日、副反応によって37℃前後の熱が出ました。 でも3本目のときより、熱は上がりませんでした。 熱より筋肉痛の方が辛くてベッドに横たわってました。

今日は熱も下がりましたが体の左半分が痛いです。 これで私もジムも4本ワクチンを打ったことになります。

アメリカではもうマスク着用は義務ではなくなっています。 通りを歩いてもマスクをつけている人はほとんどいません。ですが、以前、町中の至る所にCovid 19 test のテントがあっていつでもテストが受けられます。地下鉄に乗るときはマスクは着用していますけどね。


2022年3月14日月曜日

ゴッホ展示会

次から次に行きたいところや、やりたい事を提案してくるジムにちょっとびっくりしています。
この人、こんなにアクティブだったっけ? こんなにソーシャルだったっけ? 結婚21年目にして、新しいジムの一面を見ている気がします。 日本で日本語が話せずにもどかしい思いをした反動でしょうかね?


マイケルジャクソンのミュージカルの感動が冷めきれないうちに、今度はゴッホの展示会に行こうと言い出しました。
そういえば、このVan Gogh 展、ラスベガスにいた時に展示会が来ていて、行きたかったのに体調不良で行きそびれちゃったのです。 この展示会、NYでもずっとやっている訳ではないので、すぐにオンラインで予約をしました。

去年の夏、東京に滞在していた時に、『巨大映像で迫る五代絵師」という展示会、大手町の三井ホールで見てきました。この時の映像は座りながら正面、右、左の三面のスクリーンに映像が映し出されていました。
今回のゴッホ展は360度、一部屋全部に映像が映し出されていました。 やっぱりアメリカ、床にはエリアラグが置かれていて、そこに寝転がってみる事もできます。 周りにはベンチやディレクターチェアが置かれていて、私達はそこに陣取り、ゆっくりとゴッホの世界に浸りました。

ゴッホって37歳の時に自死してるんですね。
精神的に病んでいた・・・・・。 何かてんかんの様な発作が起こったりしていたそうです。 それも若い頃は画家を目指していた訳ではなくて、聖職者を目指していた・・・・・。 何度か恋に落ちて、求愛するも失恋に終わり、失意のどん底に・・・・。そんな人間臭い一面も。

本格的に絵を描こうと決意したのも27歳の頃だそうで、弟が兄を援助していたそうです。

亡くなった後に作品が評価されたので、生きていた時は本当に貧乏で、辛い生活だったと想像できます。 自画像がいっぱい残されていますが、37歳にしては物凄く老けて見えます。

プロジェクトマッピングの映像、北斎の時と比べると、ちょっと色合いが鮮明でなかったように感じました。ですが、ひまわりが動き出したり、カラスの大群が一斉に飛び立ったり、アーモンドの花びらが会場一面に広がったり・・・・・。それも音楽がそれにあわせて響き渡るので、別世界に落ちてしまったような感覚を味わえました。

ひまわり



椅子に座ってじっくり鑑賞しました。

アーモンドの花です。
日本の浮世絵が・・・・。
有名なひまわり。



会場に入る前の展示。
ポートレートを作れる場所があって、操作方法がわからなくて、迷っているうちに撮れちゃいました。


今夜、古い映画ですが、カークダグラスが演じたゴッホの映画、『炎の人、ゴッホ』アマゾンで観たいと思います。






2022年3月10日木曜日

Broadway Musical

行ってまいりました、ブロードウェイミュージカル。最初に選んだのは ”MJ” 。

マイケルジャクソンの生涯を描いたミュージカルです。
地下鉄に乗ってDoor to Door で30分でシアターまで行けちゃいました。 数日前にオンラインでチケットを選んだのですが、中二階の一番前の席がたまたま空いていたのでそこのしたのですが、本当に良かったです。 舞台全体が見られるので、一階のオーケストラ席より中二階の一番前の方がお勧めです。

夜7時からの舞台で、入り口でワクチン接種証明とIDを見せるように言われました。 


ミュージカル大好きな私で、これまでキャッツは4回、その他スターライトイクスプレス2回、ラ・ミゼラブル、ハミルトン、と見ましたが、
今夜のMJは、私史上最高のミュージカルでした! 興奮覚めやらず・・・・・。 

舞台は、大人のマイケルが子供時代を振り返りながら展開していきます。 ジャクソンファイブとして他の兄弟たちとデビューし、どんどん有名になっていきますが、家族や、父親との葛藤がストーリーに織り込まれていました。 お金の為(家族のため)に契約書にサインしなくてはならなかった時代があったようです。 最後はキングオブポップスと呼ばれるアーティストとして1人立ちするマイケルですが、音楽に関しては、ストイックなまでに妥協を許さなかったようです。

子役のマイケル、青年のマイケル、大人のマイケル、と3人のマイケルが登場しますが、3人とも歌唱力抜群で、さすがはブロードウェイ、圧巻でした。 音楽は全て聞き覚えのある曲だし、舞台上のダンスはマイケルはもちろん他のメンバーもキレッキレだし、もう最高〜。

休憩の前にスリラーの画面が出てきたのですが、期待していた所謂、あの、スリラーの振り付けはほんのちょっとで、あっというまにスリラーの場面が終わってしまったのです。
休憩時間に、ジムに「もっとスリラーの部分、たっぷり見たかったのに〜。」 と私がいうと、ジムが、「そうなの? ディレクターにそう言っておくよ!」って。

ところが休憩が終わって、舞台も佳境に近づいてきたところで、一気に舞台が変わって、スリラーになったのです。
そういうわけですか!  やっぱり最後の盛り上がりの見せ場はスリラーだ〜! ところがMTVのスリラーの振り付けとは違う。 何だかWalking Dead に出てくるモンスターが踊っているような感じで、モダンな振り付けになっていました。 進化してました。
ジムが私の脇を突いてましたよ。 私がもっと見たかったって言ってたのでね。

当時、世界中の人がスリラーの振り付けを真似しましたよね。私の年代の人達は皆知ってると思います。


マイケルジャクソン、やっぱりキングオブポップスです。 なんで本物のマイケルの舞台を見なかったのだろう・・・・と後悔しました。

でも今夜この舞台を観て、マイケルの舞台を見ていたような錯覚さえ覚える程でした。

お友達が来たら、絶対このMJを勧めたいと思います。 
















2022年3月8日火曜日

朝のセントラルパーク

毎朝 ロキをセントラルパークに連れて行って運動させています。 歩いて5分程なので、本当に助かります。
毎朝公園にはザッと100頭はいるんじゃない? っていう程のワンコが集まります。 朝9時まではリードなしオッケーなので、一大ドッグパークです。 その規模は言葉では表現できないのですが、とにかくドッグサンクチュアリー、ドッグ天国です。

犬を飼っていない人でも、犬が好きながらパークを歩くだけで、色々な種類のワンコに会うことがで来て楽しいです。 大きいのから小さいのまで。
大きいのは、グレートデン、これ、巨大です。 野球場やコートなどは柵があって、入れなくなっていますが、それ以外の場所は舗装されている通路と土の大きな広場とがあって、犬の散歩、ジョギングの人がいっぱい来ています。

公園内にテニスの壁打ちができるコートがあって、そこにはトイレがある事を発見。 その施設の近くの広いエリアに毎朝、何十頭ものワンコが集合します。 ジムと私もそこにロキを連れて行っています。 

元気の良い子は物凄い勢いで走りまわってます。 ボール投げしたり、フリスビーしたり・・・・。 とにかく最高!

毎朝、同じオーナーが集合するので、会話も弾んで、ジムは色々な情報を仕入れているようです。 何処のレストランが美味しいとか、何処にバーがあるとか、ワンコのグルーミングは何処が良いとか・・・・・。 
日本に居た時のジムとは大違いで、アンテナを張り巡らせて、色々な情報をゲットしてくれています。

今日はロキを45分程遊ばせた後、壁打ちテニスコートに移動しました。 昨日は気温が16度まで上がって、気持ち悪い程暖かでしたが、今朝は気温も3度程まで下がり、かつ強風で寒かった〜。

朝の壁打ちテニスコートは誰もいませんでした。 ロキを繋いで、ジムと私は久しぶりのテニス。 壁打ち。 これ、凄く良いです。 
毎朝やりたい気分です。

何十頭も周りにワンコがいるのですが、みんな走りまわっていて、良い写真が撮れませんでした。

同じ犬種、オーストラリアンシェパートの子と遊ぶロキ。


壁打ちテニス、ジムと私には良い練習になります。

テニスコートを突っ切って、近道していったワンコお散歩請負人たち。

この通りに我が家のピックアップトラックを駐車させています。
一方通行の道で、両端に斜めに停まっている車が路上駐車の車です。 週に2回、11時半から1時までの間に車を移動させて、
道をあけなくてはなりません。道路の清掃のためです。 そのため、清掃車が来るのを待って、来たら移動させなくてはいけないので、
週に2回、ジムはトラックの中に2時間程座っていなくてはなりません。 だけど、清掃車が来たためしがないって・・・・。
だけど、動かさないと違反チケットを切られる事があるみたいなので・・・・。










2022年3月6日日曜日

ヘアーサロン

日本にも同じ系列の美容室があるSoho という美容室をウェブでみつて行ってきました。地下鉄を2本も乗り継いで行かなくてはいけなかったので、ちゃんと到着できるか心配でした。 20分も早く到着できるようにプランして行きましたが、日本の鉄道のように時間通りにメトロが来なかったので、早めに出て大正解。

こちらの美容室、NYベスト10日本人ヘアスタイリストのいる美容室! なんていうリストには出てきません。 とにかく他の有名所と比べると安い。 だけど、日本人の美容師さんだから多分、大丈夫、私はそう思っていました。

ヘアカットが。経験者さんを指名しても75ドル。(経験の浅い人だと50ドル。)

私は白髪染めをしたかったのですが、オンラインで部分ハイライトを間違って選んでしまい、合計の見積もりが160ドルでした。

ところが実際に請求された金額は合計で130ドル。 何も考えずに支払いましたが、後で考えたら、あれ、安すぎる。
ヘアカットが75ドルなので、白髪染めが55ドルという計算になります? え? ウェブの料金表ではシングルカラーだと75ドルってなってるのだけど????
チップは30ドル。
合計で200ドルを超えなかったのはマンハッタンでは相当安いと言って良いです。

今日、担当してくれた女性はアメリカに私と同じ頃から住んでいて、市民権まで持っているという女性で、刈り上げで、タトゥーが入ってて、ハードロック系の出立ち。 だけど、ご自身がショートだし、経験も豊富なのでなんとなくショートカットがうまいんじゃないかな? なんて期待してましたが、もう最高に上手でした!!!!!

持って行ったイメージの写真を見てもらい、アドバイスをもらいながらお願いしたところ、こんな風になりました。
かなり気に入りました! 日本の美容室でも大満足〜〜っていうのはあまりないでしょ? 今日のは大満足です。

私の髪、少し、ウェーブがあるらしいのです。
前髪を作ってもらいました。 





2022年3月5日土曜日

Guggenheim Museum

3月4日金曜日、ジムの提案で美術館に行くことにしました。 ロキちゃんはお留守番・・・・。

私たちが住んでいる所は、セントラパークの西側、アッパーウエストと呼ばれる地区です。 セントラルパークは、公園内を通過して東側に抜けることができます。 
この日行ったGUGGENHEM MUSEUM は公園を横切りそこから南に少し歩いたところにありました。NYにはたくさんの美術館があります。 まずは1つ目!

人数制限をしているようで、時間帯を決めてオンラインでチケットを購入してからの入館です。
金曜日ですが、かなりのお客さんが来ていました。 

季節ごとの展示と常設展があって、これ、この美術館が所有している常設展示だと思うのですが、私でも知っているような有名どころの絵画が何の規制もなく顔を近づけてみられる事に感動しました。
ピカソ、ゴッホ、ゴーギャン、マネ、ルノアール、ロートレック・・・・・。 

見た瞬間、共鳴するような感動を覚えたのはゴッホのLand Scape with Snow という作品でした。 見た事のない水色、吸い込まれそうな全体の雰囲気、なんとも心地良いのです。 ずっと見ていたい。 ジムに、「I love it.  Can you buy this for me?」 と言いました。「Sure!」
というお返事。




全部を観終わった私たちはクタクタ。 どれが一番気に入った? と尋ねると、Kandinsky(特別展示の)のBlue Mountain が一番! とジム。
あ、それ、私の2番だわ。

と、言う事で、必要最低限しか物を増やさないルールですが、Kandinsky のBlue Mountain のポスターを購入。 フレームに入れてお部屋の真っ白な壁に掛けよう、ということになりました。

こちら展示風景です。

素敵でしょ!


 

2022年3月4日金曜日

マンハッタンでの生活

マンハッタンに引っ越してから1週間が経ちました。
必要最低限のものだけ揃えて、今、毎日の生活が不自由なく過ごせるようになりました。 必要最低限って言うのがテーマです。

ジムのアドレナリンレベルは相変わらずハイで、何だか色々なものを始めようとしています。 

昨夜もKrav Maga(クラブ メガ)とかいうイスラエルの格闘技のクラスに体験入学してきたジムは、痛い、痛い、と筋肉痛を訴えながら帰ってきました。
こちらの道場は歩いて行ける距離です。 ディフェンス用だそうですが、CIA とかFBIのメンバーが習得するような格闘技で、とてもアグレッシブ。 ついて行けるかどうかわからないそうです。まだ続けるかどうか決めていません。

ジムは7時に起床、すぐにロキをセントラルパークまで連れて行ってボール投げ、フリスビー等で遊ばせ、その後アパートに戻ってくるやいなや、アパートの3階にある温水プールへ直行します。 こちら平日は6時から9時までは3レーンのラップコースが設けられ、コースで泳ぐことができるんです。 9時以降は1レーンだけ残され、解放されます。

昨日はプールに行きそびれ、ランチの後gymに行き、1時間ほど汗を流してきたジムでした。 それで6時にクラブ マカの体験入学。
体重が増えすぎてしまい、減量に取りかかり始めたようです。 スイッチ入ると結構やりますね。

私が見ている限り、運動をいっぱいした日は、スナックの量が絶対に増えているよう見えます。 気持ちは分からなくもないですが、運動した量よりスナックのカロリーの方が上の様な気がします。 言うと喧嘩になりそうなので言いません。

そのほかに、マンハッタンにいる間にスイミングのクラスも取りたいと言い出しました。 私も一緒にどう? って。
トライアスロンまで経験した人がなんで、今更スイミングクラスなんだい? と聞いたところ、自分の泳ぎはスピードが遅いので、どこがいけないのか、プライベートレッスンで教えてほしいのだそうです。
これには驚きました。 65歳にして向上心の塊みたいな心意気。 たまげたものです。アッパレ!!!

都会にいる間に、アロマスの田舎ではできないであろう体験を次から次へと始めようとしているジムに頭が下がります。

私?

まだ、持ってきたキーボードさえ箱の中・・・・・。 
顔が浮腫んでそれがずっと治りません。 なぜでしょうか? 標高の高いところに移動した時とかこういう状態になりますが、顔が浮腫んでて、なんだこれ???? 太ったの?
確かに、北海道で1人ロキを連れて歩きまわっていた頃は55キロまで体重が減りました。 その頃に比べたら2キロは増えています。 でも、こんなに瞼が腫れるのはなんでだ?

腎臓でも悪いのかな? 

私はジムのように、あれもこれもと何か新しいことをスタートする気分ではありません。 
だけど、このシティーライフはずっと続くわけではないことを肝に銘じで、悔いのないように毎日、大事に過ごしたいと思います。

明後日、美容院の予約をしました。 日本人の美容師さんがいる美容院でも一番お手頃なお値段のサロンを選びました。 日本人の美容師さんなら大丈夫だろうと・・・・・・。
白髪染めはいつもは自分でやっていますが、このアパートのバスルームが、あまりに真っ白でピカピカなので、タイルの目地にでもカラーリングの液が飛んだりしたら、どうしよう? そう思って、美容院で染めてもらうことにしました。

今回は前髪を作ってもらおうかな〜?????

信じられないような風景が窓から広がります。 分ごとに景色が変わります。 

テーブルの足でフローリングが傷つくのが嫌で、エリアラグを買いました。
オンラインで選びました。 ロキの毛が絡まないようにループが低いフラットなラグです。
マ〜マ〜プラス!







2022年3月1日火曜日

相模原市へ市民税・県民税の申告?

3月に入りました。 日本は確定申告の時期ですね! 私、確定申告は致しませんが、住民票を日本に置いたまま渡米してきたので、今年の1月1日に相模原市に住民票があった私は、申告が必要です。
去年も春にジムと2人、2020年、2人とも日本での収入はゼロでしたよ、っていう申告を出しました。
今年もちゃんと出さないと、国民健康保険税の計算に影響が出るとのことなので、急がないと!

そう思って、ちゃんと下調べして提出物をリストにしてありました。アメリカから申請書類を送ってもオッケーである事も、既に確認してありました。
で、必要書類をプリントしたいのに、家にプリンターはないし、コンビニにエアープリントできるシステムもないし、困った。

そうだ、KINKO があります、アメリカには。 今はFedexと合体しているので、Fedexのオフィスにオンラインでデータを送りさえすれば、プリントができるはずです。 そう思い、申請書やら保険証やらをプリントしました。 ところがFedexのオフィスってやたらいっぱいあるんです。
一番近いブロードウェイのオフィスを選んでデータを送信したはずなのに、間違ってブロードウェイの遥か遠いオフィスに送ってしまいました。

で、プリント完了、取りに来てください、ってメールが来て、気がつきました。 これって遠いじゃん!!!!!

ま、お散歩がてらに街を散策しながら歩こう! と思い、一人でアパートを出ました。
途中、電池切れでめまいがしてきて、こりゃ、低血糖だわ、何か食べないと・・・・そう思った私は、ブロードウェイの道沿いにあったフードカーの前で立ち止まりました。 ミルキーウェイとか、アーモンド入りのSnickers が目に留まり、これ、幾らですか? って聞きました。 するとですね、0.5秒の間があった後、$5.5だって言うじゃないですか!

ハ〜〜〜〜〜〜???? No Way!  No Thank you !
 
私、お上りさんの観光客にでも見えたのかな? あの小さいチョコレートバーが5ドル50セントもするわけがありません、いくらNYだって。
Walmartでは2つで、2ドルで買えますから。 

そんなわけで、腹は空くは、腹はたつは、ひたすら歩き続けて、プリントをピックアップしてきました。

書類を相模原市の税金事務所宛に送る準備をしながら、念のためですがスカイプで市民税課に電話してみたのです。 これらの書類で間違いないかどうか、確認のためです。

するとですね、去年の申告時とは状況が変わっている事がわかったのです。 私、今年は申告しなくて良いんだそうです。
何故なら、前年、日本での収入はゼロ、というか、老齢厚生年金のみが収入でその金額は微々たる物だし、そういうデータは年金事務所と、税金事務所シェアしているそうなのです。 だからわざわざ収入ゼロでした、年金もらってますが、雀の涙ですってのは送らなくて良いよって。

良かった〜。 郵便局に行く前で・・・・・。


ジムが扶養家族から抜けたので、今年の国民健康保険税は金額が変わるかな?
2人で国保に入っていた時は2人で合計3000円でした。 ところが去年の12月、アメリカに戻る前にジムだけ住民票を抜きました。 すると1月から国民保険税が3600円に上がったのです。 え? なんでだろう? 
扶養家族がいなくなった為ですね、きっと。

今年度は幾らになるのかしら?