2022年12月30日金曜日

2022年もあと1日

思えばカリフォルニアからNYに向けて出発したのが今年の1月6日でした。 
トラックに積めるだけの荷物を積んで、NYに向けてアメリカを横断。 最短で行ったわけではなくて、途中甥っ子に会いに行ったり、ジャイロコプターを見に行ったりと寄り道しながら、ブルックリンのAir B and Bに落ち着いたのが2月の8日。 そこから私たちのNY生活が始まったのでした。

あっという間に10ヶ月が過ぎて、今年もあと1日で終わりです。 
2022年は、私の人生の中で飛びっきり楽しい一年でした。  2人共健康に過ごせて、NY生活を思い切り楽しめた事は感無量です。 
こういう体験をさせてくれたジムに感謝します。  喧嘩もしましたが、軽い擦り剥き程度で、直ぐに癒えました。 やっぱり好きな環境で生活できるというのは、基本ストレスが少ないのだと思います。 
キャンピングカーで、国立公園から国立公園へ、苦手なナビをしながらまわった経験も貴重でしたが、ストレスも半端なかった。

ここNYでの生活は基本“大好き、都会の生活“ が根底にありますから。 もうそれだけで精神的に余裕があるのです。 ストレスが少なかった。

いつまでも住み続けたいNYですが、私達は2月23日にこのアパートを出ることになっています。 ハドソン川からの夕日が毎日夢の様に目の前に広がったこのアパートも、そろそろ片付けに入らないといけません。

パンデミックのおかげで、友達が日本から来るのは厳しかったなか、兄夫婦が来てくれたのは生涯の思い出になりました。 

このアパートの入り口には大きなツリーが飾られていますが、ツリーと同時にレセプションの所に大きな箱が設置されていました。それにアパートで私達の生活をサポートしてくれている16名のスタッフの顔写真と名前がカラーでプリントされて各アパートに配られていました。 
それがどういう意味だったのか私は気がつくのが遅かった・・・。

郷にいれば郷に従え・・・・・。 NYのアパートではホリデーシーズンにお世話になったアパートのスタッフに感謝の気持ちでキャッシュを送る習慣があるのだそうです。

それってクリスマスのツリーが飾られた時からですから、もう随分経つのですが、昨日になってジムが明日、封筒にキャッシュを入れてお世話になったスタッフメンバーに送る事にしようって言い出しました。 僕はお金を用意するからTomoはカードと封筒を用意して! と。

朝からThank you Cardを探しに走りました。 4件目でやっとゲット。 小さな Thank you card の束を買って、メッセージを書き込みました。 16名ですから、幾らずつ入れるのか? 

ご近所さんに聞いたり、ウェブでリサーチしたり・・・・。 うわ! ご近所さんは1人に250ドルも手渡すとかって言ってる人も? もっと多い人も?
それって全員同じ金額かな? そうだとしたら物凄い金額になってしまうんだけど・・・・・。


16名のなかには何時も会話をする受付の3人から、見慣れないスタッフとかもいます。 
お金を封筒に入れるのはジムにお任せしました。 私は16枚のカードにメッセージとイラストを書いて、Jim, Tomo and LOKI と締めくくりました。 

封筒16個を握って、受付まで行くと、なんとあの大きな赤いボックスがない! 既に撤去されてる。
受付の人に聞いたところ、たった今箱を地下室に運んで、皆でそれを分けているところだと・・・・・。

ジムと私、ロキは慌てて地下室まで行きました。 居ました、居ました、皆さん、あのプリントに出ていた顔ぶれが。 で、親方らしき人が箱から封筒を取り出して、名前毎に手渡しているところでした。 ギリギリセーフ! ジムはHappy New Year と言いながら封筒の束を親方に手渡しました。

何時も私達が出したゴミを纏めてゴミの日に出してくれてるおじさんには、本当に、本当に感謝しています。 又引っ越しの際には大きなごみも出そうだし、又来年もお世話になります。

皆さん、来年も又来年もどうぞよろしくお願いいたします。 

早く戦争が集結して皆が平和に生きられる年になりますように。 









2022年12月27日火曜日

NYでクリスマス

NYで過ごすクリスマスなんて一生に一度でしょうか? そう思うと、なんだかソワソワ・・・・・・。 クリスマスの夜はレストランでディナーかしらん? なんて勝手に想像してました。 ところがクリスマスの日はレッドクロスのボランティアに行ける人が少ないらしく、ジムはこの日のボランティアに行きたいと言い出しました。 一応私に許可を取るんです、毎回。 

クリスマスの日は特に予定も入っていないし、レストランの予約もしてないようだし・・・・・。 NOっていう理由はありませんでした。

結局朝の9時から5時までのシフトでボランティアに行く事になったのです。 ディナーは? と聞くと、終わってからチャイナタウンに行って、チャイニーズ! 

へ〜〜〜〜、クリスマスのディナーにチャイニーズね・・・・・。 へ〜〜〜〜〜。

そういう感じでした。

で、前の晩に色々調べてみました。 クリスマスディナーらしきディナーを提供してくれるチャイニーズレストランを探したんです。クリスマスだからお便所臭いようなお店じゃ嫌じゃない? ところが私がこれぞと思うお店は既にもう予約が取れませんでした。 だよね・・・・。

これはもう、出たとこ勝負かな? って思っていました。

すると、25日、ボランティアに行っているジムからメッセージが。 Dim Sum に行こうっ、3件のお店をメッセージで送ってきました。 へ〜、ボランティア仲間からチャイニーズレストランの情報をもらったのね・・・そう思いました。 

ところが、そのお勧め店の情報はNEW YORK TIMESによる情報だったのです。 それによると、12月25日のディナーはチャイナタウンで中華を食べるのがNYのトラディションだって言うからびっくりです。

いや、的を得ていると言えば的を得ています。 だって、クリスマスの夜にNYで開いているレストランはほんの一部なのです。 で、クリスマスディナーをやっているレストランは限られているので、値段も相当高い。 予約も早くから取らないと取れません。

かたや、チャイナタウンの中華料理店はクリスマスでも営業しています。 中華料理店は大抵DimSum をやっていて、そういうお店は予約を取りません。 で、営業時間をいつもより長くしているお店さえあります。

私達もDim Sum GO GO という至ってカジュアルのお店に行くことにしました。 こちらもNY TIMES のお勧めの一つでした。 
こちらのお店は夏にステップサンが来た時に行ったお店で、そこがお勧め? それ程良い印象はなかったのだけど、悪くもなかったので、こちらに行くことにしました。 星の数ほどある中華料理店で同じDim Sum のお店に2回行くなんて・・・・。 と思いましたが、検索するの、疲れたので・・・・。

地下鉄のプラットフォームでジムと待ち合わせて、仕事帰りのジムと合流。お店は物凄く混んでました。 幸い待たずに座れたのはラッキー。 Dim Sum 用の用紙に何をオーダーするか鉛筆で記入して注文を入れます。 
こういうの、何回かやった経験上、あれ、あのお皿が美味しかったんだけど、あれは何だったっけ?
そうなるのよ、絶対に。 何皿も頼むから。 なので、オーダーを記入した紙をスマホで撮っておきました。 こうすれば、何を頼んで、どれがもう一度食べたいものか絞れるでしょ。

一気にセイロが山積みされて出てきました。 どれも凄く美味しかった。 チャイニーズブロッコリー、これは飲茶のメニューではないのだけど、野菜も食べたかったのでオーダー。 このブロッコリーは値段が高いだろうなって思いました。 

セイロを全部食べ終わった時にジムが僕がオーダーしたダックのスプリングロールが来てない・・・・。 あ、私の大根餅も来てない・・・・。

お店のウェイター達は物凄く忙しく動きまわっていますが、これとこれがまだ来てません。 と私の携帯を見せると、ちょっと驚いた表情。
既に全部提供されたと思っていたようです。

そう、写真に撮ってなかったら、何が来てないのか、言えないままお金払っていたと思います。だって、私自身、何をいくつオーダーしたかなんて覚えてませんから。 我ながら、Good Job でした。

クリスマスの夜にDim Sum ってなんだか笑っちゃうけど、これがNYの伝統ですって言われて、超、納得。 楽しい夜でした。
そう、飲茶以外のチャイニーズブロッコリーはやはり16ドルだったかな? これが高かった。 それ以外の飲茶は一皿、大体5〜7ドルだったと思います。 他のレストランに比べたら、やっぱりDim Sum は安いかな。

家に戻ってから、プレゼントの交換をしました。 私はブーツをお願いしていたので、スエードのブーツと、そのほかにゴッホのカレンダーとカシミアのオフショルダーセーターをサンタさんから貰いました。

私はジムにハイキングブーツの底にアッタッチして雪道を歩く滑り止め、それと携帯や小銭、カードを入れてクロスボディーに下げられるポシェットを送りました。 










2022年12月23日金曜日

寒いぞ・・・・・

12月24日、深夜1時半です。 眠れなくてベッドから起き出してます。
昨日、午前中は気温が6度あって、今日は比較的寒くない方かな? なんて思っていましたが、午後になって急激に気温が低下。
現在日付が変わってクリスマスイブになりました。 なんとま〜外気温が−14°、体感温度が−23度。 雪は降ってないです。

今日一日気温は上がらず、最高気温が−8度だそうです。 寒・・・・。 来月行くユタ州のパークシティーの現在気温を調べてみたところ、NYの方が全然低いです。

クリスマスの予定は特別ないです。 ジムはクリスマスの25日レッドクロスのボランティアに行くそうです。 9時から5時まで。 
終わってからチャイナタウンでディナーとか言ってます。 クリスマスに中華ね。  良いんじゃない! 

暖かいジャケット、膝まで隠れる極暖のを買っておいて正解だったわ。 

メリークリスマス!!! なんとなく、今年は盛り上がりにかけてます。 


2022年12月21日水曜日

痒い痒いのお薬

昨日、やっと保険会社から携帯に電話がきました。 この薬は保険ではcoverできません、そういうメッセージでした。
そう決まるまで、何日かかったのかな? 皮膚科に行ったのが12月12日。 処方箋はオンラインで直ぐにファーマシーに届けられたにも関わらず、保険会社の承認が必要だと言われて12月20日まで待たされました。 その結果、保険がきかないって。

もう1週間以上経っていて、かゆいのも治ったし、これが疥癬ではないであろうと思っているのでこの寄生ダニを退治するクリームも今は必要無いのだけど、保険が効くのであれば購入しておこう、そう思ったわけです。 ドクターも念のために処方しますと・・・・。

もっと切実な病気ですぐにお薬が必要だった場合だったら怒るよね。 ドクターがこの薬を! って処方してるのに。 理由は最新の薬で従来型の薬が手に入るにもかかわらず、あえてこの新薬を処方する必要があるのか? ということです。

結局、私も新薬を諦めて、2月の時にセカンドオピニオンを聞くために行った、2人目のドクターが処方した従来通りの塗り薬、この処方箋のレフィルがまだ期限有効だったのでそちらを購入しました。 ジムに言わせると、新薬の方が1回で効くと言うのだから効果が強いはずだと・・・・・。

私としては痒さも峠を越して、もう忘れかけています。 このままクリームを塗らずにいて、また新しい痒い痒いが出てこなければ、これは単なる虫刺されだったと言うことです。 もし疥癬だったとしたらヒゼンダニが皮膚で増殖して増えて行くはずなので・・・・。 おぞましくて、考えたく無いけど・・・・。 このままにしてみよっと。


Dyer Heights Christmas Illumimation

ニューヨークでのクリスマスの過ごし方の一つにダイカーハイツのクリスマスイルミネーションを見に行く、というのがあります。
5番街のデパートの飾りや、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーも有名ですが、こちらダイカーハイツの家々の飾りを見に行くツアーもあるくらい、こちらも見逃せない1つの風物詩のようです。

ジムはトラックでロキも連れて行こうと計画していたようです。 私は私で、色々調べた結果、閑静な住宅街なのですがこの時期たくさんの見物客で賑わって路上駐車のスペースも見つけるのが大変だと・・・・・。 有料駐車場に停めて、そこから歩くのがいいんじゃない? と提案しました。 でもジムは何を言ってるの? ここは普通の住宅街だよ、車が規制されているわけでも無いんだから、車で行くべきだ、と言い張っていました。 

結局のところ、ジムも色々情報を収集したようで、最後にはロキを置いて地下鉄で行くことになりました。 サブウェイだと2本乗り継いで、最後はバス。 家から1時間の20分かかります。ちょっと遠いので、ロキは留守番です。

行ってみてやはり地下鉄で行って大正解でした。 だって、運転している人は写真を撮ったり見学に集中したりできないでしょ。 
寒かったけど、デコレーションされている家の直ぐ側まで行けたし、あちこち歩きまわれたし、良かった。

こちらはブルックリンの南部にある高級住宅地の一角なのですが、家自体が大きくて、立派。 アロマスの家並とは全然違いました。

すごかった。 電気代だけでも何千ドルにもなってしまうそうです。 LEDライトだったら数百ドルで済むそうですが、LEDライトの電飾を使っている家は殆どありませんでした。

毎年この飾り付けをするのも大変だろうな〜。 そう思わずにはいられませんでした。 飾り付けられた庭に飾り付け請負い会社のサインが建てられている所を見ると、自分達で飾りつけをしなくても請け負ってくれる会社があるようです。 

それにしても大勢の見学客が毎晩の様に家の周りをウロウロして写真を撮りまくって、カーテンはもちろん閉められていましたが、家の人も覚悟が必要だわね。 







































2022年12月14日水曜日

Botanical Garden in Bronx

昨日の午前中からロキが居ません。 お試しでお泊まりに行っているからなのです。 
来月1月18日からジムと私はユタ州に行くことになったので、ロキはお留守番。 それで、ロキを犬舎に預ける事にしました。 私達が出発する前日から、ジムが戻って来る翌日までですから2週間も犬舎に預けられる事になります。 いきなりだと可哀想なので、今回はその練習に2泊3日のお泊まりです。

サンダンスフィルムフェスティバル、最初に参加した時はキャンピングカーで行きましたから、ロキも一緒で、その時はRVパークの近くにあった犬用のホテルにロキを預けて、毎日会いに行きました。 ロキは遊びに夢中で、お父シャン、お母シャンが面会に行っても、くるりと踵を返して、大きなプレールームに走って行っちゃいました。 よっぽど楽しかったのでしょう。 寝る時だって、プライベートの大きなスペースでしたし・・・・。

ですが、今回は面会も行けないまま2週間です。 預け先はハドソン川のはるか向こうのNJ州にある犬のアジリティートレーニングをしてくれる所です。 ここは多分、ブリーダーもやってるのか? オーストラリアンシェパードが居るところだそうです。 マンハッタンにも沢山、ワンコを面倒見てくれる場所はあるのですが、マンハッタンの中では狭いし、高いし、ってんでニュージャージーの広い自然の中にある犬舎を選びました。

昨日の朝、お迎えのバンが来ました。 迎えにきてくれたマイクさんにリードを手渡した時のロキの狼狽えた顔が忘れられません。 初対面の人でもすぐになつくロキですが、当然、お父シャン、お母シャンも一緒に行くのだと思っていたのでしょう。 え? え? 何? どこに行くの? お父シャン、お母シャンは来ないんですか? という顔。

ジムも私も後ろ髪を引かれる思いで、見送りました。 

夜になり、2人とも何だか気が抜けてしまいぐったり。 ロキが居ないと、こんなに静かなんだと認識。 寂しい〜〜〜〜。

翌朝も公園に連れて行く必要がないので、ゆっくり起きました。 何だか良い匂いがキッチンからするな〜〜〜って思いながら目覚めたのですが、なんとロキが居なくて、ゆったりモードのジムがオーブンで、冷凍のアーモンドクロワッサンを焼いてました。

これがまた、最高に美味しかった。
ゆっくり朝食を取ったあとは、お天気が良かったので、ボタニカルガーデンに行くことに。 外気温は2度とか3度とか。 昨日はマイナスでしたけど・・・。

寒さ対策を万全にして、地下鉄でブロンクスまで行きました。 ここで、トレインショーというのをやっているので、それがメインです。
植物園の大きな室内に天然の素材を使い作ったミニチュアのNYシティーをおもちゃの列車が通り抜けるっていうモノなのですが、これがまた規模が大きいったら。 それに天然の素材、木の枝やら実等を使った精巧なミニチュア、器用なのは日本人だけじゃないよね、って実感です。
風もなく、ロキにご飯をあげる為に急いで帰る必要もなく・・・・。 ゆっくり過ごした一日でした。 
さ〜明日は朝8時半には出発して、1時間半のドライブ。 ロキをお迎えに行きます。



電車は動いています。 植物園の室内です。

ここでもレールがあって、電車が走ってきます。

自由の女神像

ロックフェラーセンターを模ってます。



NYの街を再現して作ってあります。 線路に電車が。

ポインセチアが綺麗でした。

熱帯気候の植物には見た事のないものがいっぱいありました。

南天かな? これ? 

この棘棘の木はどこかで見たな〜。マダガスカルだったかな? 

日本の椿も咲いてました。 

ここも列車が通り抜けます。 よくできてる。

何だかわかる? 凍ってる池で氷にハマってるカエルです。 怖いです、これ。結構大きいのよ・・・。
死んでるのかな?














































2022年12月12日月曜日

dermatologist 皮膚科

得体の知れない痒い痒いに悩まされ、最悪のケースを考えて疥癬用の薬を買いに行きました。 これは2月に処方された薬のレフィル。
2023年の2月までにあと3回、同じ薬を購入できるはずなのです。 ところがファーマシーに行くと、このスクリを購入するにはドクターが保険会社に電話して承認を得てからでないと買えません、と言われてしまいました。

仕方なくドクターに電話すると、今度はフォローアップとしてドクターの検診を受けてからでないとダメだと・・・・。

これまた仕方ないので、アポイントを取りました。 同じグループの皮膚科で、マンハッタンにあるオフィスです。 
すると、ドクターなのか、研修生なのかわからないんだけど、診てくれた人がこれはScabies じゃなさそうだわね・・・・、って言いました。
多分スパイダーか何かの虫? 

だけど、念のため、Scabies 用の同じ薬を処方します。 で、痒み止めも一緒に。


と、いうことで私が望んだ通り、この痒い痒い5つの出来物は疥癬ではなくて虫刺されでしょう、ということに。

ホッとしました。 多分2月の時もスパイダーか何かの虫刺されであった可能性が強いと私は思っています。

今回のは特に虫刺されっぽいです。 

処方された塗り薬、念のため、もしかして疥癬であった場合のための疥癬用の最新の塗り薬、保険会社がcoverしてくれるかどうか、審査中です。 今日中に連絡がくるはずでしたが、連絡が来ないところをみると、多分保険会社はこの薬のための支払いを拒否しようとしているのかと思われます。 これ以外の古いタイプの薬が市場にあるからです。 
保険がきかないとなると実費で買うことになります。 高いんだな、これが。 どうしようかな? 本人は疥癬ではないって信じてるんだけど・・・・。

2022年12月11日日曜日

掻きむしる

今年の2月、まだブルックリンに居た時、手、腕、足に得体のしれない痒い出来物が当然発生して皮膚科に行きました。
早朝から掻きむしり、目覚めた時には人差し指の関節のところ、血が出てました。

皮膚科での診断は日本語で言うところの“疥癬” 英語だとscabies 、疥癬ダニが皮膚に寄生して起こるものだと。 そう言われても全然ピンと来なくて、セカンドオピニオンを貰おうと、翌日違う皮膚科を受診しました。 NYではとても多い症例で、手にでるのは scabiesですね、とこちらでも簡単に診断されたのです。 もっとちゃんと見てよ〜、って思いました。 ちらっと見ただけでしたから。
で、処方箋をもらって薬局に行ったのです。 最初のドクターが処方した塗り薬は最近開発されたという、一回だけ塗れば終了、っていう薬で、ジムが言うに成分が強い。 でセカンドオピニオンのドクターはまた1週間後にもう一度塗る2回タイプの従来型の薬を処方してくれました。セカンドオピニオンのドクターは、その最新の1回で済む塗り薬の事、知らなかったし・・・・。


ですが、ドラッグストアーで解ったは、最新の薬は一本200ドル超える金額で、従来型のは30ドル。

両方買いました。 ジムは新しい薬を、私は従来型の薬を全身に塗りました。 ジムは症状は出ていなかったのだけど、家族は全員処方しなくてはいけないのだそうです。 
で、私はそれを2回繰り返したのです。


それでその時の症状は治ったのですが、その後数ヶ月してまた私の手に痒いものができました! その時も2月に使った塗り薬の残りを手だけ塗って、それで治りました。

で、又です。 3日前から指が痒くて掻きまくっていました。 何もできてないのに痒いのです。 ちょうど山芋をおろしで擦った時に手の表面が無性に痒くなるような感覚で、それも親指の第二関節の上。 小指の関節の間。 と決まったエリアだけ痒いのです。何もできてない。

それが一昨日から始まって、昨日はだんだん痒みが増してました。 そして今朝起きて見たら、なんと掻きまくっていた所が蚊に刺されたようにプックリ腫れてる。 あ、やっぱりだ。 って言うのが5箇所。

そういえば、昨日の朝、掃除機をかけていた時にベッドルームの私の枕の横の壁に何だか黒い物が付いていました。 真っ白壁なのですぐにわかる。 黒胡麻くらいの小さなポッチです。 掃除機を止めて、なんだろうな? って指で押したら潰れてしまいました。 やはりあれは虫だったと思います。 

それが昨日の朝です。 

インターネットで調べまくりました。 疥癬ではない事を祈りながら。 

新しくわかった事はヌカカという1〜2ミリ程の小さな吸血蚊っていうのがいるそうで、それは所謂夏に見かける蚊とは違い、小さくて網戸の目まで通り抜ける大きさ。で、刺されると物凄く痒くて、その痒みも直ぐにではなく、しばらくして痒くなると・・・・。それが1週間以上続くのだそうで、強烈な吸血なのだそうです。

あれ〜〜〜? もしかして、私の枕元の壁にとまっていた、あの黒い点がその吸血蚊だったのか? そうだとしたら、全て合点がいくのです。
ただ、12月に? 2月に? 蚊がでるか? って。 でも室内で生き延びる蚊も多いのだそうで・・・・。

今回は痒くなり出してから赤くぽっちがでるまで3日を要したこと、腫れてるし、疥癬でできるようなトンネルは見えないし。

これは疥癬ではなくて、虫刺され? だとしたら全然心配はいりません。 ただの虫刺され。
そうであると信じることにします。

写真、お見苦しい物を載せて御免なさい。

左の小指に3つ。

親指の付け根に1つ。








2022年12月9日金曜日

カーネギーホール

ジムがカーネギーホールでのちょっと変わったショーに行こうと、誘ってくれました。 何だか良くわからないのだけど、ジムが時々聞いているというポッドキャストの録音をカーネギーホールの舞台上で行うのだとか? 

何が何だか良くわかりませんでしたが、チケットを手配してくれました。

そのカーネギーホール、中に入ったのはこれが初めて。 カジュアルな服装でオッケーだから、って言われましたが、成る程入り口で並んでいる人達の服装はミュージカルとかオペラとかとはちょっと違う感じを受けました。 カジュアルだ。

で、会場に入って指定席を探しました。 ウロウロ、ウロウロ。 CC という列なのだけど・・・・。 ジムは迷わず舞台のすぐ前の席を目指ししてCCという列を探しましたが、ありません。 舞台から1列目がA、B、C・・・・・となっていて、CCという列がない。

会場係に聞きました。 すると案内されたのが会場の一番後ろの列。 へ〜〜〜。 私の感想はそんなでしたが、ジムは何だか納得がいかない様子。 つまり、舞台からすぐ前のかぶり付きの席を手配したと信じていたからでした。 前の席で俳優さんの声が良く聞こえるところだと思って買ったチケットだったようです。

結局、このポッドキャストの録音ショーは、舞台に5名の人が出てきて、クイズを出してポッドキャストを聴いている人が電話で回答するような感じかな? (良くわかりませんが・・・・) 
会場内が爆発的に笑っていましたから、相当おかしな内容だったのだと思うのですが、一番後ろの席で良く聞こえなくて、それに物凄く早口で、何を言ってるのか、全くわかりませんでした。 周りが足踏みと同時に拍手で盛り上がっている中、ジムは? というと、それほど笑ってないじゃない? 後で聞くと、やはり音声がクリアに聞こえなかったそうです。 ジムも耳が遠くなってますから。

2時間のショーでした。 

家に帰って、ウェブ上で会場のシートマップを見ました。 なるほど。ステージと書かれた反対側、つまり私達が座ったその後ろのスペースにはParquet と書かれていました。 何語かな? なんだかな? これ。 とにかくジムはシートマップの上下を間違えて見てしまったのです。
一番前の席のはずが一番後ろだった・・・・。

ま、こういう事もあるよね。

このシートマップ、スクリーンショットで取りました。 ジムに見せようかと思って。 ジムはチケットを売ってるサイトの間違いかもなんて言ってましたが、本人の勘違いです。 でも、これを見せたところで、鬼の首を取ったような気分になるはずもなく、かえって本人の間違えを指摘してがっかりさせるだけなので、見せるのはやめます。 

だけどね、だけど、なんで一番後ろの席があんなに高いんだ!!!!?だったら一番前の席は幾らの? って思ってしまいました。

カーネギーホールだからなのかな?  

ジムは大胆な計画を立てるのは得意ですが、細かい事は私に任せた方が良いんです。 詰めが甘いんで・・・・。
秘書に任せた方が・・・・。




話は変わりますが、最近体重がメキメキと増えて、気をつけているのに、一向に減りません。 これは由々しき問題。
シフォンケーキをまた焼き始めました。 これをランチとして食べてきた時の方が全然ダイエットになってましたから。 もう一度やってみます。

最近、シフォンケーキのコツがわかって、完璧な花割れシフォンが焼けるんだな〜〜〜!

PS: 今日は金曜日なので11時半からトラックに座って、お掃除トラックが来たら、車を動かさなくてはいけない日です。
風邪気味で早朝4時頃から咳で目が醒めてしまったジムは、10時半にバックパックを背負い、トラックのキーを持って出掛けていきました。
数分後、私は自分のiPadの時間が10時半と言ってるのに気づきました。

ジムに電話しました。 まだ10時半だけど??????
すぐに戻ってきました。 1時間早すぎたのです。 これ、ボケの始まりでない事を祈ります・・・・・。


向かって左側の男性2人がクイズを出します。 右側の3人はコメンテーターのようでした。
外部からの電話でクイズに参加する人が回答しているようでした。 

これが花割れです!








2022年12月6日火曜日

NYのクリスマスを!

ワールドカップ日本代表がクロアチアに負けてしまって、4年に一度の熱病も終わってしまいました。 それでもドイツに勝ち、スペインに勝ったのですから、日本人のサッカーも世界レベルになってきた証拠だって思いました。 ワクワクさせてくれて、ありがとう!

ワールドカップの後は、最初で最後のNYでのクリスマスシーズンをできる限りエンジョイしたいと思い、色々出歩いています。

昨日はMadison Square Garden でアイスホッケーのゲームを見て来ました。 マジソンスクエアガーデンといえば、バスケットボールだったり、ボクシングの試合だったりが行われる、テレビでしか見たことのないあの有名なスポーツスタジアムです。 初めて行きました。

家からは25分もあれば到着してしまう程近いのですが、初めてだったので地下鉄の駅を降りてからは、アイスホッケーレンジャースのジャージを着ているファンの人達の後を追いました。 間違いなく会場に行くと思ったから・・・・。


随分前に取ったチケットです。 なるほどね、当日まで待てば、同じ席をもっとお安く買えたようです。 

私の父親も若い頃にアイスホッケーをしていたし、母方の叔父はアイスホッケー日本代表でカリフォルニアのスコーバレーオリンピックに行き、週刊誌の表紙を飾ったという家系です。 それにジムのお父さんはカナダ人ですが、アイスホッケーをしていて、アメリカに移民として渡りPGEという電力会社でアイスホッケーをしていたそうです。 それくらいアイスホッケーには縁があるのですが私自身は初めてみるゲームでした。 

ワールドカップサッカーを見た後だったので、パックが小さい事、ゴールが小さいことに驚き、ラインがなくてパックがコート一面を転げ回るので瞬きをしているとゴールの場面でさえ見過ごしてしまう事にびっくり。 お隣の観客が叫び声と共に総立ちになるので、それでゴールだったのね! と気づく次第・・・・・・。 レンジャーズのゴールの後は皆でゴールを祝う雄叫びがありました。 

凄く荒々しいゲームでした。 ぶつかりあいがあったり、スティックが折れたり、取っ組みあいになったり。 

やっぱりアメリカのゲームって日本のゲームに比べてよりショーっぽい事が多くて楽しいです。途中、何度もTシャツ投げが行われました。
これってアイスリンクから丸めたTシャツを観客席に投げるというファンサービスなんだけど、何度も行われましたっけ。 しまいには、Tシャツを投げるマシーンまで登場。 上の階の観客席にまで届くようにです。 面白いね〜。

ゲームの後は5番街の有名なクリスマス電光を見て来ました。 規模が違うし、テイストが違うんだな。 やっぱり好きだわ、クリスマスシーズンのアメリカ! いつまでもこの興奮に浸っていたい気分だ。


ポップコーンとビール。



セントパトリック寺院

あの有名なスケートリンクのあるロックフェラーセンターです。


サックス5thアベニュー 高級デパートの側面が電光で飾られて居ました。 これ動くのよ・・・
本物のタクシーではないですよ。












































2022年12月2日金曜日

最高の一日だ〜!

アメリカはサンクスギビングが終わると、待ってましたとばかりに町中がクリスマスの雰囲気に突入します。 まずはブラックフライデーセールでバーゲンが始まり(これ、サンクスギビングが木曜日なので次の日の金曜日が一大大売り出しの日になるんです。)週が明けた月曜日はサイバーマンデーとか言って、これまた一大セール。 何だかんだこの雰囲気で買い物をしたくなります。

お隣の店先にはフレッシュなクリスマスツリーが束ねられて家に飾られるのを待っています。 生の木です。

そんな中、12月1日木曜日、午前中にジムが 「ロケッツを見たいですか? 」って突然聞いて来ました。 なにそれ? バスケットボールの試合? ロケッツっていうチームがあったような・・・・?
「違うよ、クリスマスの時期にある有名なショーだよ。 ダンスの・・・・。」 

クリスマスの時期になったら絶対に見に行かなきゃ! って思ってた、あれだ! やっとジムが言っている意味を理解しました。 
Radio City Music Hall で行われるクリスマスのショーです。 もうそんな時期になったのね・・・。 
もちろん行きたいです。

ジムはさっさと当日券を買いに行ってしまいました。

え〜〜っと今日はワールドカップの試合のある日だから、午後2時から観戦して・・・・・。5時からのショーなら間に合います。

2時からの日本vsスペインのゲーム、うちにはテレビがないのでiPadでなんとかon timeで試合を見たいとスッタモンダした私ですが、結局25ドル支払ったのにオンタイムで見られない・・・・・。 これにはがっかり。 で、Fox TVのトライアルで何とかリアルタイムで見ることができました。 でも途中で、フリートライアルは終了! とか出てきて、悲鳴をあげたりしながら見てました。それでも何とか最後まで観たよ!

まさしく、神風が吹いたような試合でしたね。 日本中が酔いしれた朝だったと想像できます。
私も舞い上がりました。 本当に良かった!
 

その後直ぐにラジオシティーまで直行しました。 30分で行けます。

劇場内ではカメラが禁止だったので写真がないのですが、ジムが最後のシーンで何枚か撮ってくれました。 
マンハッタンはすっかりクリスマスムードです。 まだ12月になったばかりで、気持ちがいまいちついていけないんだけど、やっぱり良いなぁこの時期のニューヨーク。

Rockettes (ロケッツ)というのはダンスチーム名前なんだそうです。 舞台や劇場の天井まで使ったプロジェクター映像も加わり、セルロイドの眼鏡をもらってサンタのソリに自分が乗っているかのように空を飛びまわったり、次から次へ観客を飽きさせない演出が凄かった。 
幾つかのティンカーベルが会場内をヒラヒラ飛び回って、手に届きそうだった、あれは多分ドローンのように誰かが操作していたのでしょうか? 

とにかく最新鋭の技術を酷使した舞台演出で、もう、大満足。ジム、ありがとう〜〜〜〜。
本当にハッピーな一日中でした。