2023年5月30日火曜日

納豆談義

納豆が食べたくて、食べたくてしかたありません。 NYを出てから一度も食べていないからです。 腸内環境が明らかに変わって来ているのを感じます。 
で、どうする? 納豆?

今現在、我が家には車が一台しかないので私がサンノゼの日本食マーケットまで買い出しに行くのはちょっと気がひけます。 
アマゾンでもオーダーできないし・・・・・。

やっぱり作りしかないかな? 

そうだ、ヨーグルトメーカーを使う手があるじゃないの! 日本製のヨーグルトメーカーなので電圧が違うとダメかも? だけど、ジムがいうにはアメリカで使うぶんには大丈夫だと思うよ・・・・と。

で、色々インターネットで調べていたところ、納豆菌、もしくは市販の納豆を使わずに玄米を使って納豆を作ったという人の動画を見つけたのです。 え? 納豆菌使わないの? いやいや、納豆菌を使わないのではなくて玄米に納豆菌が付いているというのです。

昔は藁に包んで納豆を醗酵させてましたよね。 あれは藁の中に納豆菌が沢山潜んでいるからです。

そんな話を夕暮れ時の散歩の時にジムに話したら、ジムは空気の中にタマタマ納豆菌が存在していたから納豆になったんだと言い張りました。
玄米には何の意味もないと。 キッパリ。 え? そんな? 納得が行かない・・・・・。 たまたまキッチンの空気中に納豆菌が存在してた? そんな? じゃ、昔ながらの藁はどう説明するの? それについても空気中に納豆菌が居たからだってジムは断言してもう少しで喧嘩に・・・・・。 何度言ったらわかるんだよって・・・・・。それに玄米は火を通しているので、そこでバクテリアは死んじゃうでしょ?って。 

う〜〜〜〜ん、反論できないまま家に戻った私は早速インターネットで納豆菌について検索しました。

Wiki によりますと・・・

納豆菌(なっとうきん、学名: Bacillus subtilis var. natto)は、枯草菌の一種である。に多く生息し、日本産の稲の藁1本に、ほぼ1000万個の納豆菌が芽胞の状態で付着している[1]


で、稲の藁だけでなく玄米にも納豆菌が存在しているそうなのです。 


ただ納豆菌とは枯草菌の一種なのだそうで、この枯草菌というのはジムがいう通り、自然界に存在している。つまり空気中や土壌の中にも存在している菌なのだそうです。 だからジムはたまたまキッチンに存在していた納豆菌(枯草菌)が蒸した大豆を納豆に仕上げたんだって説明してました。 


ジムに反論しましたよ。 納豆菌はイネ科の植物に多く存在してて、熱にものすごく強い。 100度で調理しても生き延びられる。 だから玄米を混ぜたのには意味があったんだって。


と、いう事でちょっと鬼の首を取った気分ですが、これを証明しなくてはなりません。 我が家のキッチンには納豆は存在してないので、納豆菌はいるわけないでしょ? だから玄米を混ぜて納豆を作らないと! これで証明できるはず。いやもしかしたら、我が家のキッチンにも納豆菌が存在してたんだって言われるかしら? ジムの理論だとそっちだから・・・・。玄米には意味がなくて空気中に納豆菌がいるという説。


ただ、圧力鍋とヨーグルトメーカーが何処にあるのかまだ見つかりません。 家の中のダンボールは殆ど開けました。 ありません。

あとはガレージに高く積み上げられた箱の何処かに入っているしか考えられない。


早く見つけて納豆を作りたいぞ!


納豆を食べないとイマイチ元気が出ないよ。


写真はイチゴ畑のお散歩中のです。




2023年5月26日金曜日

トラクターオジさん


NYを撤収する際、増えすぎてしまい持って帰れなくなった荷物は箱詰めしてお姉さんの家まで送っていました。 4個口。 それと、2020年の10月に日本に向けて出発する際に、トラクターをお姉さん夫婦に預けていました。 お姉さんの家は敷地面積が我が家の3倍あるので、トラクターが必要。 それで貸し出しをしたのです。

ちょうど息子の卒業式でチコまで行ったので、その帰りにお姉さんの家に寄ってトラクターをトレーラーに乗せ、牽引して帰って来ました。

ジャイロを乗せたトレーラーよりずっと重たいのでゆっくり運転、6時間かかりました。

現在、庭には2つのトレーラーが居座っています。 それでも十分広いので問題はないのですが・・・・・ロキとFrisbeeで遊ぶ時、ちょっと邪魔かな?

トレーラーから降ろされたトラクターに早速ディーゼルオイル入れたジムは、久々にトラクターに乗り込んで、庭の手入れが始まりました。何だか嬉しそう。 水を得た魚!

そもそも、ジムはトラクターが大好きなのだと思います。 大学生の時に農作物を実際に育てているフィールドに出て、トラクターの使い方を習ったそうです。 これがインターンシップ。 単位を貰え、しかもお金も貰えたのだそうです。 なので、あちこちの街でインターンをしていた様です。 女の子には目もくれず、トラクターを動かしていた。 ジムらしい。

我が家の庭は斜面が多くて、トラクターがひっくり返ってしまうのでは・・・・と心配になりますが、トラクター奉行さん土埃に塗れながら、毎日庭の雑草を蹴散らしています。 

一面がポピーの花で埋め尽くされるには一年程はかかるかな? 
雑草の背丈をカット、そして除草剤、そしてトラクターで木っ端微塵に。 ポピーの種を撒くまで時間がかかる様です。 

Round 1 終了って言ってます。 だけど、雑草はしぶといです。 落ちた種子からまた生えてくるでしょう。 それをまた退治する・・・・。
雑草との戦いはまだまだ続きそうです。

ここがお姉さん夫婦の敷地。 トレーラーにトラクターを乗せたところ。 ブルースが手伝ってくれたので、
私は何もせずに済みました。 良かった!




この斜面、ポピーが咲いていたところ・・・・・。

後ろは砂埃です。

これ全部ラベンダーです。 この環境が良かったようで、どんどん増えてる。

ここら辺も元はポピーが一面に咲いていた所です。

お父シャン、なんで埃だらけ? 

シャワーしてくださいな、お父シャン。 












2023年5月25日木曜日

家具、そして洗濯物

2007年の秋からアフリカに行くことになり、家中の家具や寝具、全てを箱詰めしてコインテナーに移動させました。
2015年にタジキスタンから戻って来た時は、家には入らずにキャンピングカーの生活を始めました。 2017年から2019年までは私は日本にいましたがその間もジムは家には戻らずにキャンピングカーを転がし続けていたのですが、それにも飽きて、私が日本にいる間に家に戻る事にしました。

その時、ジムは必要な家具やキッチン用品をコンテナーから引っ張り出して、ほぼ普通の生活をしていたわけですが、その時はまだアフリカから持って帰ってきた民芸品やら、お母さんのアンティーク、古〜〜い寝具、息子のおもちゃ、こういう物の入った段ボールははガレージに積み上げたまま、箱を開けていませんでした。

その後、日本に行く事になったので、また開封した生活用品を箱詰め。 ガレージに埃だらけになっていた2007年からの段ボール箱と一緒に再び、コンテナーの中に積み上げました。

今回は全てのボックスを家に移動させたので、出てくる出てくる古びたものたちが・・・・。 写真、ビデオテープ、本、iMac、カビの生えた古い家具。 これら絶対に今の生活には必要無いもの達が溢れ返り、途方に暮れています。 捨てるしかないんだと思うけど、捨てたい私と、捨てられないジムが居て困っています。

こんな木箱(家具)どこにあったっけ? と聞くと、息子の部屋にあったと・・・・。 中にはベービータオルやら赤ちゃん用の毛布やらステップサンが赤ちゃんの時に使っていた寝具が入っていました。 ジムに言ったら、取っておくと言い出すのかな? と思いましたが、これらは全部捨ててくれました。ホッ!  で、この家具、木でできた衣装ケース? 部屋に置いておいたら、カビの匂いで窒息しそうになってしまいました。 絶対に捨てないって言うだろうな? と思い、ジムに『このケース、凄く好きだけどカビくさくて窒息しそう・・・・。』と訴えました。 

で、結局捨てる事になりました。 よかった!


引越し業者さんが重たい家具類はラッピングされたまま、2階の寝室に運び込んでくれたのですが、私の衣類を入れる家具、部屋を間違えて搬入されてしまったのです。 代わりに古びたアンティークの引き出しが私達のマスターベッドルームに運び込まれ、私の引き出しの家具が一階の書斎に運ばれてしまったのです。

これ、ジムと2人でも移動できるような重さではありません。 重すぎる。

2階の寝室には叔母さから譲り受けたという、古い古い引き出しが今置かれていますが、引き出しを開けてみるとカビの匂いで、とてもじゃないけど、衣類を入れらるとは思えません。 どうしよう? これを移動させて、私の引き出しを一階から2階まで移動させない限り、私の衣類は片付きません。


それに。、2007年から15年ぶりに開封された段ボールの中にしまわれていたシーツ、掛け布団、タオル、これらも全部カビの匂いがこびりついています。 
シーツ類は捨てました。 NYで購入した物があるから。 でも、お母さんの作ったキルトとか、ウールの毛布とかは捨てられない。

洗濯機を朝から晩まで回して洗い続けています。 シミをとりながら・・・・・・。
洗濯機は電気ですが、乾燥機はプロパンガスなんです。 ソーラーパネルが屋根に付いているので、電気代はそれ程高くはならないとみていますが、ガス代は・・・・・・? 仕方ないです。 15年ぶりの洗濯物ですから。

洗っても洗っても、まだ山の様に洗濯物が積み上げられています。




2023年5月24日水曜日

フルーツが安い!!

移動生活が続いた私達は3人共に体重が増えてしまいました。 

7月の23日に6マイルのランニングイベントに申し込みをしているジムと私は10キロ走れる身体にしなくてはならないというのに、あと2か月しか時間がありません。 トレーニング、全くできていません。

ジムはNYでは95キロだったのに、現在100キロ。 今週月曜日から走る練習を始めたのですが、いかにせよ100キロの体重でいきなり走って大丈夫なの? って思ってしまいます。

私は? あと1〜2キロ落とすと走りやすくなると思って、キャンベルダイエットを始めました。 ランチはフルーツだけ。

で、フルーツを買い集めているのだけど、やっぱりカリフォルニアは果物が安い! このオレンジ、網の袋にいっぱい詰まってて、これで5ドルよ! 品質が悪いのかな? ってちょっと心配しましたが、新鮮で甘くて、もう、言うことなしのおいしさでした。

私の一番好きな果物であるチェリーは6月からシーズンスタート。 ビングチェリーの名産地、ギルロイはすぐそこ。 そこで買うチェリーは最高! 何年もこのビングチェリーを食べそこのていたので、今年はいっぱい食べたいです。

昨日、スーパーでビングチェリーを見かけて買いました。 1パウンド(450グラム)が2ドル99セント。 だけど、ギルロイではない所で取れたチェリーのようで、味がイマイチでした。

そのほか、りんご、こちらはCOSMIC CRISPY という品種のりんごがとっても美味しい。 もしかしたらFuji を超えたかも? 
甘酸っぱくて、クリスピー。 難点といえば、ちょっと皮が硬いかな? だけど、味は凄く美味しいです。

で、定番のバナナ・・・・・。 これらを好きなだけ食べます。

トレーニングは2マイルを走ったり歩いたりを交互に繰り返しました。 いきなり走って、故障しては大変だから・・・・。
昨日はジムも一緒にロキを連れて歩き、走り・・・をしました。 やっぱり心配だわ、ジムが。 あと2か月で10キロ走れるようにはなれるのかな?

それも6月の後半からまたジャイロのトレーニングが始まりそうです。 次のトレーナーさんがサクラメントで見つかったようでなのです。

ジムはやる気まんまんです。 だけど、私はどうしようかな? って迷っています。 新しいトレーナーさんとの相性もあるので、取りあえっず一度は飛んでみると思いますが、またヘッドセットをつけての会話が聞き取れないようだったら、ここでリタイヤしようかと思います。

できれば着陸の仕方だけでもマスターしたいのですが・・・・・。 あまりのストレスになりそうだったら、さっさと諦めます。

ジムがジャイロのトレーニングをする間、私はランニングのトレーニングでもしようかな? 

だけど、またジャイロを牽引してサクラメントまで移動しなくてはならないです。






2023年5月21日日曜日

ステップサン 卒業式

なんでジャイロのトレーニングを途中で切り上げてアロマスの家に戻ったか? と言いますと、ステップサンの大学の卒業式に参列するためでした。 カリフォルニアステートユニバーシティー チコ校。 Chico という街は我が家から車で北上するとこ4時間。 サクラメントの北側に位置します。 ステップサンは35歳にしてこの大学のコンピューターサイエンスという学部を卒業することができました。

日本の4大の卒業とは一味違います。 4年生大学を卒業できるのは、本当に頑張った人だけ・・・・。 途中でドロップアウトする人が多いのです。 なので、4大を卒業する時は家族はもちろん、親戚一同皆でお祝いする一大イベントなのです。

卒業式が5月19日だったので、私達は17日にまずはジムのお姉さんの家に宿泊しました。 翌日、お姉さん夫婦と一緒にチコに向かい、AirB and B の一軒家を借りて4人で2泊しました。 式の前日は1か月前から予約をしていたステーキレストランで前祝いのディナーを。 そして翌日は午後7時からセレモニー。 セレモニーの前にステップサンに大学のキャンパスを案内してもらうようにお姉さんのご主人がお願いしたのです。 

で、キャンパスのツアーをする事になったのですが、ちょっと気になったのでジムに聞いてみたのです。 まさか、ウェストンのお母さんも一緒にキャンパスツアーをするんじゃないよね? と。 すると、一緒だよ・・・・・・という返事が。え〜〜〜〜〜〜!!!!!!

そうです。 ステップサンのお母さん、つまりはジムのエックスワイフももちろんアロマスからチコに駆けつけていて、一緒にキャンパスツアーに来るというのです。 

まさかそんな事って思ったのですが、ベッドに入ってから暗闇の中でジムに確認したからよかったものの、ちゃんと知らされていませんでした。まさか一緒に行動するなんて・・・・・。

翌朝、「私はキャンパスツアーは行かないから。」とジムのお姉さんに伝えると、お姉さん、驚いて「なんで行かないの?」と。
「私、ジムのエックスワイフとは話をした事もないし、一緒に行動するのはちょっと・・・・・・。」 

お姉さんも驚いていました。 まさか一緒にキャンパスを歩くとはお姉さんも思っていなかったようで・・・・。 すぐにステップサンに電話してました。 ツアーを2つに分けてもらえないかな? と。
お姉さんもジムのエックスワイフとは色々あったようで、一緒に行動するのには抵抗があったようなのです。

でも日中の気温が34度まで上がるチコで、校内を2回もツアーする程体力のあるステップサンではありません。 むりです。

私はロキと2人でお留守番。 お姉さんは意を決して一緒にツアーに行きました。

映画の世界ではエックスワイフと次のワイフが一緒に旦那の話で盛り上がったりします。 でも私はそこまでアメリカナイズしてません。
ステップサンの前で笑顔でエックスワイフと一緒に校内を歩くなんてできません。

ちょっと気が咎めましたが、お姉さんがアタフタしている姿を見て、私が一緒に行きたくないって言い出したのは大いに有りかな?って思いました。 ジムも了解してくれました。 

キャンパスツアーは欠席しましたが、7時からのセレモニーにはちゃんと参加しましたよ。

ステップサンと一緒に写真も撮ったし。 

ステップサンは4大を無事卒業できたので、人生、次のステージに突入です。 現在35歳ですが、アメリカは履歴書に年齢を書く欄がないのだそうです。 ジョブハンティングに年齢制限はないそうです。 

他2名のゲーム仲間と3人でベンチャーキャピタルを立ち上げて、自分達で作ったゲームを売り出す。 それが夢なのだそうです。 ですが、すぐにそれが実現されるはずもなく、まずはどこかの会社に就職して生活費と資金を稼がなくてはなりません。
8月までは現在住んでいる大学近くのアパートに滞在するようですが、8月以降は行くあては決まっていないらしく、多分アロマスの家に戻ってくるのでしょう。ジムと一緒にジョブハンティング?  


お姉さん夫婦はジムの最初の奥さんとはその昔、親交があったわけで、久しぶりの再会となったわけです。
で、ジムはエックスワイフとは話は殆どしなかったそうですが、お姉さんのご主人とは色々話をしたようで・・・・・・。

その話を聞いて、私、なんだか複雑な気分でした。
もしかしたらエックスワイフは今現在もジムの奥さんであったかもしれなかったわけでしょ? だけど、そうはならなくて私が居る。

ここでは詳しくは書けないけどね・・・・・。 

とにかく今の生活に感謝。 それしかないなって思ったのでした。


真ん中のハンチングがステップサンです。





チコは気温が34度まで上がって、用意していた服は暑すぎて着られませんでした。 代わりにショーツ姿。カリフォルニア
だから何でもありです。









2023年5月14日日曜日

日本行き 決定?

2月に日本に行った際にコロナを発症してしまった私は、長いこと母にちゃんと面会していません。 次はいつ日本に行こうか?

日本の8月は蒸し暑くて、体がついていかないので、9月にしようと思っていました。 まださきの話ですが、飛行機のチケットはできるだけ早く取らないと・・・・・。

で、9月11日から2週間っていう案を立てたのですが・・・・・・。 友達に相談したところ日本の9月は台風シーズンだよって。
確かに。 8月、9月、は台風が多く接近しますよね。 せめて9月の後半にしたら? と言われました。

なるほどね。 

関東地域に台風が上陸とか暴風雨圏とかになるのは毎回ではないと思うし、飛行機がキャンセルになる可能性はそれ程ないような気がします。 しかし、台風接近での大雨などによって、予定していた事ができなくなって又ホテルに缶詰? いやだ、いやだ。
この前のコロナ陽性での缶詰状態に懲りている私は、やはりせっかく日本に行くなら、秋晴れの良い天気を期待したいです。

9月、10月は日本では連休が入ります。それらの影響も考慮して・・・・・。

10月2日出発、10月17日戻り。 これに決めようかと思います。 これだとユナイテッドのチケット1083ドル。 しかも直行便。
なんでこんなに安いんだって程安いです。 

他の航空会社はほとんど、1300以上。 1500とか・・・・。 1ストップでとんでも1000ドル台のチケットなんてありません。
欲をいえばサンノゼから羽田が一番好きなルートですが、このチケットはサンフランシスコ、成田です。 
空港からのバス代が羽田より高くなりますし、もちろん1時間程乗っている時間も長いです。 だけど、バスの車内にトイレがあります。 これ、プラス。

と、いう事で、お母さんに面会できるのは10月になってしまいますが、これで決めようと思います。


昨日発覚した私の健康保険が切れていた事件。 6月1日からはカリフォルニアの保険が使えるようになりますが、それまでの2週間、保険なしでは怖いので、安いトラベル保険に加入しました。 今月末までです。 これで救急車で運ばれたとしても保険が使えるはず。 良かった!


家の中のダンボールは開けても開けてもまだまだ山積み状態で、ジムも私もうんざりしてきています。
ジムのお母さんの所有していたアンティークが沢山あって、以前はそれらを食器戸棚に飾ったりしまったりしていたのですが、今回はちょっと私の好きな物を全面に押し出していこかなって。

で、アンティーク類はダンボールに入ったまま、ガレージに追いやっています。 申し訳ないけど、この先は私の好きな物に囲まれて余生を過ごしたい宣言の通りです。

で、アフリカから持って帰ってきた可愛らしいアイテムをディスプレー用の食器棚に並べてみました。 良い感じ。

だけど、明らかにジムのお母さんのアンティークの場所を私が占拠してしまったようで、ちょっと気になっています。だって、結婚した時にすでにお母さんのアンティークが飾られていたから、その後それを変えることなんてできないでいたのです。 今回は良いチャンスかな? って思います。 古い物はやめて・・・・・。と言いたい。

とりあえず私の物を並べてみたけど、ジムがアンティークを色々考慮して、これは! って物があるのであれば、私のお気に入りグッズは天井の飾り棚に移動させようと思います。 
天井に作ってある飾り棚、これ高いところにあるので手が届かないのだけど、結構素敵に飾れるような気がします。 妥協案です。


マラウイから持って帰ってきた食器類と、コンゴから持って帰ってきた人形です。

2023年5月12日金曜日

Mail Forwarded from NY

2023年2月23日にNYのアパートを退去した私達ですが、郵便物はNYからカリフォルニアの私書箱に転送してもらえる様に手続きを取りました。

今日、私書箱を開けてみて幾つか私宛の封書がありました。 健康保険の会社からです。 中身の手紙によると2月一杯で私の保険はターミネートされましたっていう内容のお手紙なのです。

え?????

アメリカでは各州ごとに保険を選んで購入します。 毎月の支払額はピンからキリまで色々あって、その中から選択するのです。 NY州の保険を持って違う州のドクターに診てもらったりする事もできるのですが、料金が割高になります。 なので、できるだけ住んでいる州の保険を持たなくてはなりません。 ただでさえ高いアメリカの保険料ですから。

で、NY州の保険に加入していた私はカリフォルニアの保険に切り替えなくてはいけないなって思っていて、ここ数日忙しくてできませんでした。 ですが頭の隅っこには切り替えてはいないけど、NYの保険がまだ生きているから、何かあったとしても保険が効かないわけじゃない、そう思ってました。

ところがです、今日の保険会社からのお手紙に、毎月の支払いが滞っているので、2月一杯で保険は解除されましたっていうじゃないですか。
あれれ? 自動引き落としの手続きを忘れたのかな?  ウェブ上の私のアカウントを調べてみて何がどうなってしまったのかがやっとわかりました。
ジムのクレジットカードで自動引き落としを設定していたのですが、ジムのカード、そういえば一度カード自体をキャンセルした事がありました。 その時、私の保険の自動引き落としの事を忘れていて、それで2月以降、引き落としができずにターミネートされていたのです。

って、事は何かい? 3月、4月、5月、と3ヶ月分、払ってなかったって事になります。720ドルですから毎月が2100ドルも払い損ねてた。
って事は、もしもジャイロで何か事故が起こって、救急車で運ばれたとしたら、私、大変な事になっていたわけです。
それこそ、何百万、何千万の請求書が来ていた可能性があります。 
やった〜2000ドル得した〜なんて思っちゃいましたが、そういう問題ではないのです。事故も病気も怪我もなくて本当に助かった。 これって冷や汗物です。


で、今晩、今現在私自身の健康保険は何もない事が明らかになったわけで、慌ててカリフォルニアの保険を購入しました。
それで、すぐに支払いをしてもスタートできるのが6月1日からなんだそうです。 日割り計算してくれないのです。 え? あと2週間以上ある・・・・・。

保険がないとわかっていると、どうも落ち着きません。 何かあった時、どうしよう・・・・・。

来週はステップサンの卒業式なのでお姉さんの家まで5時間くらいドライヴ、4泊5日のプチ旅行です。 う〜〜〜ん、保険がない事がわかっていると、やだな〜。 旅行保険に2週間入ろうかな?


アンパッキング

家中に積まれた段ボール箱を開封して収納に励んでおります。 が、まだ半分も開けられていません。 
アフリカのコンゴから空輸してきた縦長の箱は今まで一度も開封されないままコンテナーの中に埋もれていました。 その箱を開けてみたら・・・・。 マラウイで購入した木製の一刀彫り。 カメレオンの置き物が出てきました。 一本の木を繰り抜いて作ってある大層手の込んだものです。 それをマットレス用のスポンジでぐるりと巻いて、それを段ボールに入れて運ばれてきたのですが、残念ながらながら幾つかの部分が折れてしまいました。 それを今グルーで糊付けしています。 

その他にもコンゴで買ったマスク、置き物、バスケット、出てくる出てくる。 懐かしい民芸品が。
これらを家の壁にどう飾るか・・・・・。 きっと素敵な飾りになると思いますが、デコレーションは最後の最後ですね・・・・・。

まだまだオープンしなくてはいけないダンボールが転がってますし、ジムのお母さんからのモメントの品もザックザック。 これらは又コンテナーに戻る事になるかも? 

「この先の人生、好きな物だけに囲まれて過ごしたいわ〜。」 と呟いていた私。 好きではない物、使わない物は処分してスッキリしたいです、っていう意味で言ったのですが、聞いていたジムが『好きな物だけに囲まれて・・・・、あ、僕の事だね。』とまじめ顔で言ってきたらびっくり。

せいぜい捨てられない様に気をつけて欲しい物です。

マラウイで購入した一刀彫り。 海外で購入したらさぞ高価な値が付くでしょうね。
それにしても、技術が凄いね。















2023年5月9日火曜日

引越し業者さん

5月8日、予定通りサンタクルーズにある引越し業者さんが8時過ぎに畑に現れました。 メキシコ系の男性3名です。
コンテナーに収納されている箱と家具をトラックに乗せて、家まで移動し、家の中に搬入してもらいます。 男性3名で1時間175ドルという契約なので、さっさと終わらせたいのが本心です。 
搬入してもらった後のアンパッキング、ベッドフレームの組み立ては自分達でやる覚悟です。 

8時半からスタートして、2時間でトラック2台に積み終えました。 コンテナーは2007年にアフリカに行く事が決まった時にレンタルしたもので、2015年に海外から戻って来た時にコンテナー内が湿気で家具がカビてしまった問題が発覚。 それで、ジムが3つのコンテナーの天井に昭和のお便所の様なカラカラまわる換気用の風車を取り付けました。 風が吹くと回って中に空気が入る仕組みです。 一方通行では循環できないので、コンテナーの横にも蛇腹の換気口をつけました。

これを取り付けたおかげで、コンテナーの湿気問題は解決。 代わりに埃が中に入ってくるようになってしまいました。
風車の下に置いてあった荷物は埃まみれ。 このまま家の中に搬入してもらう訳にはいきません。
前日買い揃えたお掃除道具を酷使して、私も埃だらけになりながらトラックに乗せる前の荷物の埃をできる限り払いのけました。

マットレスはビニールで包まっているので、家の中に入れる前にビニールの梱包はとり除いてもらうようお願いしました。

約5時間? 全ての荷物が家の中、ガレージの中に収まりました。 支払い合計額は1400ドル。 え? 8時間? こちらに移動してくる時間も含まれるそうで、合計8時間の計算になりました。 これでもリーズナブルな方だと思います。

引越し業者さんが帰った後は、リビングに放置されたカウチの梱包を解いたり、その他の家具の梱包をはいで、最後にベッドフレームの組み立てをしました。 やっと自分のベッドで寝られます。 昨日、一昨日とベッドがなかったので、寝袋を使って床に寝ていたので、明け方に身体中が痛みだし、おまけに頭痛。ヨガマットの上に寝ていましたが、本当に辛かった。

翌日(今日)は数えきれない程のボックスを1つ1つ開いて、家のどこかに収納します。 
長い間ミニマリストの様な生活をしていたので、今の持ち物だけでも十分生活できるのに、なんでこんなに荷物が多いんだ? そういう感じです。 とにかく持っていても使わないものは処分。 ジムは捨てられない性格です。 ジムが外出している時がチャンスです。
使わないものは捨てよう!

リビングルームを2階から見たところ

2階のベッドルーム

ガレージ

マスターベッドルーム ここにベッドフレームを組み立てます。




ダイニング












2023年5月7日日曜日

無事にアロマスに到着

5月1日にテキサスを出発した私達は1700マイルの道のりを5泊6日で移動しました。 
それも中2泊はアリゾナにいるジムの甥っ子の家に泊めてもらったので、実際は長距離ドライブを5日間したことになります。 平均でも毎日5時間以上走りました。 Googleマップが5時間だと言う時はそれプラス2時間が大体の目安になります。 トイレ休憩やランチタイムが入るからです。 

それにしても1700マイルって言うのはキロで言うと2735キロです。 日本列島で言うと本州横断が1700キロですからそれプラス1000キロ。
もう気が遠くなるような距離です。 後ろにトレーラーを繋いでそこにジャイロを乗せているので、あまり飛ばす訳にも行きません。
テキサスなんて制限速度が80マイル。 キロで言うと128キロ/時 ですから。 2車線道路の右側を60マイル(約100キロ)で走行しているとモンスターの様にどデカいトラックが左側を通り過ぎて行きます。 怖いです。

私も約半分は運転しました。 体中がカチコチに硬直して、最後の日は片頭痛。 片頭痛の薬を飲んだので、最後に1日はジムがずっと運転し続けてくれました。 でも最後の日はカリフォルニア州の中だったので、ジムは何度も通った道で快適だったようで助かりました。

ここら辺でヒッチハイクが・・・・・。。とブツブツ言い出したので、聞き直してみたら、ジムが大学生だった時に貧乏学生で車を所有していなかった時があってその時、大学からお母さんの住んでいるウォルナットクリークまでをヒッチハイクで帰ったと。 
そんなワイルドな若者だったのだそうです。 ワイルドと言っても、ジムは勉強ばかりしていた超まじめな学生だった様ですが、ヒッチハイクをするなんて、びっくりです。 それも停まってくれた車の男性がconvicted された事があるって・・・・・。 コンビクティッドとは、有罪判決を受けた事があるっていう意味で・・・・・。 え〜〜〜〜、それって怖いじゃないの。
そんな話を道中するなんて、ちょっと考えられない。 で、それを聞いすぐに車を降りたの? と聞くと、いや、ビクビクしているのを知られないように装ったって。 
そんな話、初めて聞きました。


アロマスに到着して、家にたどり着く前にご近所さんの木々が生い茂る道を通らなくてはなりません。 ジャイロのローターが約12フィートあるので、ぶつかってしまうかもしれない問題があって、手前でストップしました。 ですが幸い木々の枝が剪定されていて本当によかった。 ここはキャンピングカーが通れなくて枝を切りながら通った経験があったからです。

からっぽの家に到着。 誰が喜んだかって? ロキです。 ロキちゃんがま〜嬉しくて飛び跳ねて走ってました。

ですが、庭の雑草が茂るだけ茂って、ロキが走るとどこにいるのか分からないほどの丈になっていました。
雑草だらけです。 雑草もここまで生い茂ると、ジャングルみたいです。 ジムは雑草に関する研究をしてきた人なので、闘志が湧いてきた様子です。 どうやって退治する? と聞くとまずはワイヤレスのカッターでカットしてから農薬を散布するようです。 

今日は一日中雑草と格闘してましたが、とにかく庭一面、全部が雑草なのでやってもやっても終わりが見えません。 夕方にはヘトヘトになってました。

明日は朝の8時半から引越し業者さんが来て荷物を畑のコンテナーから家まで運んでくれる予定です。 
必要のない物もあるのですが、選定している時間がないので、全部を運んでもらい、ベッドの組み立てや箱の開封は自分達でやることになりました。 コンテナーにびっしり入っている荷物が一気に運ばれてくるので、ガレージが一杯になりそうです。 それも箱が埃だらけなので、家の中に入れる前に埃をなんとかしないと・・・・・・。 お掃除用具を買いに走りました。 気がつけば150ドル分もお掃除グッツを買い占めてました。 



明日は忙しくなりそうです。

この写真は2020年の4月29日のものです。 それが雑草のジャングルに化しました。

ほんの数本赤いポピーが生き残ってました。


空っぽのリビングは広いね〜。













2023年5月2日火曜日

テキサスを出発 ジャイロの輸送

5月1日快晴。 今日はジャイロをトレーラーに乗せて、移動を開始する日です。

朝7時には最後のAirBハウスを出発。 テイラー空港へ向かいました。 家財道具は全てトラックに詰め込みました。あとは空港に置かせてもらっているトレーラーにジャイロを乗せる作業が難しそうです。  載せる前にローターブレードをジャイロの機体から外す作業があるんです。 8メートル以上あるこのブレードを外し、3つの部分に解体し、それを箱詰め。 
初めての作業なのでディトン先生にヘルプをお願いしました。 
ディトン先生のやり方はハシゴを使ってブレードのてっぺんまで手を伸ばし、ピンを外し、ジムと2人で肩でブレードを抱えながら下に降ろすやり方。

これ、将来的に私がやる事になるのかい? 物凄く重そうなんだけど・・・・・。

降ろされたブレードのスクリューを外し3つに解体しました。 

それを木箱に納入。 

次に機体を電動のクレーンでトレーラーに引っ張り上げる作業。 これは意外に上手くいった!
あとは機体の足場を固定。 操縦席をラップで包んで・・・・・。

この作業に4時間も掛かってしまいました。 

さ〜、この日の日程は5時間半のドライブでホテル泊。 途中何度も停車しては点検。 これを繰り返し、私達は7時半にホテルに到着できました。 あらかじめトレーラーを停車できるスペースがあることはホテルに確認済みです。

ジャイロをラッピングする作業は思いの外大変でした。 引越し業者さんが家具をグルグルとラッピングするようにはできませんでした。
そりゃそうだよね、ジャイロは表面が平坦じゃないですから。

とにかく雨が降らない事を祈るのみです。 今の所予報では雨は降らなさそうです。