2020年4月28日火曜日

無事にアロマスに到着

4月28日。  マンスリーマンションの入り口付近に設置されたKey Box に鍵を返却した私は、 23キロのスーツケースを階段で降ろす時に転がり落ちそうになり焦る。ここで、骨折でもしたら大変だ、危ない、危ない。

タクシーでYCATへ。
そこから成田空港まで空港バスで80分。 バスには8名くらいのお客さんが乗車していたが、殆どが外国人。
成田空港は不気味なほどガラガラ。 覚悟はしていたが、本当に不気味。 空いているレストランを見つけてランチ。

ユナイテッドは、エコノミー席、思ったより乗客が居るじゃないの。  全員外国人? 日本人は私一人だったかも? 私の前の列に座った若い女性は医療関係者が感染した人と接するときに着る全身の繋ぎの防御服を着ていた。頭からすっぽり、そしてゴーグルにゴム手袋。 殆どの人が3席を一人で使える状態で、キャビンアテンダントが後ろ方の座席から1人の男性をこの全身防御服女性の隣、といっても通路を隔てての隣に招いたものだからこの女性はパニックして、自分が後ろの空いている席に移動したいとキャビンアテンダントに申し出る。 が、後方の座席には移動できません。 とはっきり言われて渋々自分の席に留まったと・・・・。

機内サービスはグラスや紙コップでサーブされる飲み物が無くなって、缶ジュースか水だけが配られた。 ディナーは超シンプルで、あ〜レストランで食事をしておいて良かった! 到着前に配られた朝食は小さなヌードルと小さなお煎餅(あられ)の袋1つ。 この組み合わせ笑える。 

そんな中、成田からの直行便は8時間ちょっとの飛行時間でサンフランシスコに予定より50分も前に到着。
私達の乗ったUA838便はこの日サンフランシスコ空港に最初に到着した国際便だったそうで、空港はガラガラ。 いつもならキオスクでパスポートやグリーンカードをスキャナーにかけて、顔写真をプリントして入国審査に向かうのだが、この日はキオスクなし。 直接審査官の待つチェックポイントへ。 審査官の数が物凄く多くて、乗客は少ないから待ち時間ゼロ。 

遠くから審査官が『Next〜!』 と大声をあげるから、小走りに・・・・・。 ここ数年、入国審査ではあれこれ質問はされない傾向だったが、この日は過去2週間はどこに居たのか? これから何処に行くのか? だれか迎えに来るのか? など質問された。 で、指紋を採取されてあっけなく通過!

苦労してゲットした再入国許可証も出番なし。

サンフランシスコ空港では調子抜けする程新型コロナについての特別な措置はなかった。 ただ、カリフォルニア州の法令で公共の場所ではマスク着用が義務化されているので、飛行機から降りたら絶対にマスクが必要。バンダナで顔下半分を覆う人も・・・・。

15分程して、ガラガラの空港にジムとロキの乗ったピックアップトラックが登場。私を見たときの ロキの顔面クチャクチャの笑い顔がたまらない!

ジムは28日が結婚記念日だと信じていて、(本当は29日なんだけどね)バラの花束を持って私を迎えてくれた。
カリフォルニアの青い空と澄んだ空気が気持ちいい。 
アロマスに到着すると我が家はポピーとアイスプラントが咲き乱れて鳥の囀りがなんとも言えない。 別世界に迷いこんだ不思議の国のアリス状態。久しぶりに1万歩の散歩をしてこの日は心地よい眠りについた。

29日。ハッピーアニバーサリー! 今日は19回目の結婚記念日。 
朝食は大好きなレッドアップルというレストランにオーダーをして、ピックアプすることに。 エッグベネディクトとストロベリーパンケーキ。 幸せ〜。今アロマスはいちごのシーズン真っ只中だからね。

家の中は私の出発前と殆ど変わっていない。 家具なし状態。 暖炉の前にキャンプ用のチェアーが増えたことと、折畳式ダイニングテーブルと椅子がもうすぐ届くらしい。そうそう、エアーマットレスで寝ていたジムは本物のマットレスをコンテナーから引っ張り出したそうで、ベッドルームではなく、書斎にマットレスが置かれている。

横浜のマンションは首都高速の喧騒が昼夜を問わずうるさかった。 が、人間こういうことには慣れるのね。 1ヶ月も居たら殆ど気にならなくなっていた。 が、アロマスは物凄く静か・・・・・。 鳥のさえずりしか聞こえない。 夜はフクロウのつぶやき・・・・。

戻ってきて良かった。ジムは夕方日本語のレッスンがあって、オンラインでプライベートレッスンをしてます。 
昨日は数字についておさらい中で、先生に『良いですね〜ジムさん!』 と励まされながら奮闘中。

ここアロマスは新型コロナの事を忘れてしまいそうな程穏やか。 だけど、場所によってビーチは閉鎖されているそうで、やっぱりコロナ騒ぎは夢ではないのだ。










家の中のキャンプ続行中。







2020年4月27日月曜日

撤収

明日4月28日、1ヶ月と3日滞在した横浜市中区のマンスリーマンションを退室する。 9月19日まで半年滞在する予定で契約していたが、新型コロナのお陰でまさかの撤収
“まさかの撤収” は初めてではない。。。。3度目か?
チャド/アバシェの撤収、コンゴ/キンチャサの撤収、そして横浜/長者町の撤収。チャドとコンゴの撤収はもっともっと大変な撤収だったが、今回の横浜は来るまでが大変で、生涯忘れられないイベントとして私の中に刻まれた。

ロキとジムと一緒に日本での生活をスタートする為の街として横浜を選んだ事は良かった様な気がする。
確かにこのマンションは古くて、首都高速が物凄くうるさいし、キッチンが物凄く小さいのだけど、20分歩けば山下公園や中華街があって、飽きる事がない。これは私が思った通りだった。ワンコの散歩にはもってこい!

1ヶ月間、自宅待機の合間に散歩しながら街を散策した私、超方向音痴なので、目指した目的地、例えば地点Aと、地点Bには別々には行けるが、んじゃAからBに直接行ってみな? はダメなの。
多分、ここを真っ直ぐに行くと昨日行ったスーパーに行き当たるのかな〜?なんて思うのだが、地図が繋がらない。地域毎のマップが細切れなのよ!

やっぱり、生まれて来るときに、頭の中にGoogleマップをダウンロードしてくるのを忘れたのだと思う。若しくは、おかしゃんのお腹の中に地図を忘れてきた?

これ、私の兄も同じだから。。。。。。

さぁ〜!明日は12時半にこの部屋を出て、タクシーでYCAT まで行き、そこからエアポートバスで成田へ。
夕方5時50分のユナイテッド直行便でサンフランシスコを目指す。ちょっと早く着きすぎるのだが、何時もと同じ、3時間前には空港に到着していたい私。(幾つかのパニック体験のせいでかな?)

サンフランシスコでの入国は、特に特別な事はないはず。自宅待機2週間と言われるだけだと思う。
「ステイホーム週間」の今、スーツケースを持って外に出るのは結構勇気がいる。 23キロのスーツケースを両手で2つ引っ張ると、手荷物を肩に掛けて歩くのが結構厳しい。。。。。それプラスバックパックも担ぐしね。。。。
そういう自分の姿を想像して、既に土曜日に宅急便で1つのスーツケースは空港に送った!

さあ、家に帰ろう。 明日は直行便だ!








2020年4月24日金曜日

母のホームを訪問

昨日、母の老人ホームを訪問した。 玄関先には面会はできません。 が、特別な場合は申し出てください・・・・という看板がでていた。 私の場合はこの特別な場合にあたるのだろうな? とは思ったが、それでも万が一の事を考えて直接の面会はしない事にした。 

母へメッセージを殴り書きして渡してもらった。 母にはベランダに出てもらい、お互いの顔を上と下から見合った。何か言いたくても距離があって、ちゃんと聞こえないし、母は新型コロナの状況は理解していないようで、何時もと同じ調子だ。
私が『アメリカに帰るから、暫く来られないよ・・・・』と伝えると、『あら〜久し振りに帰るのね。 風邪をひかないように。』 と言ってくれた。 
私は感極まって涙が溢れそうになったが、95歳の母はこの世界的緊急事態をもマイペースで何事もなかったかのように、乗り切れるに違いない、 そう思って涙をこらえた。  『今度はジムとワンコを連れて戻ってくるからね。』 と伝えると、
『それは楽しみだわ。 待ってるわ!』 と手を振ってくれた。

老人ホームのスタッフさんの気遣いは想像を絶するものがあると思う。 テレビでも介護施設に関するニュースが扱われ初めていて、どんなに大変か頭が下がる。

大丈夫。 ハクビシンやクマネズミとも同居して、体調を崩さなかった大正生まれの母だもの。 きっとこの事態をも乗り切れる免疫力がある。 きっとあるはず。 

あと3日で出発

出発まであと3日。万一の事を考えてアパートから一歩も出なくても良いように、冷凍食品やら玄米、パスタを買って巣ごもりに備えていた。 だけど、3日でこれらの食料を食べないと。。。。。。。納豆も冷蔵庫に一杯だ。 2パック一気に食べてみた。やっぱり日本の納豆は美味しい!

昨日、ジムからの連絡によると、カリフォルニアでは肉類が品薄だと。 え?なんで?
お肉のパッキング工場で感染している人が働いている場合があるので、工場がシャットダウンしたケースがあるとの事。 日本では聞かないニュースだわ。

日本とアメリカを行き来していて何時も感じることがある。
日本に到着すると食べたくなる物と、食べたくなくなる物がある。 食べたくなる物は納豆、薄切り豚肉、キムチ、明太子、寿司。
で、食べたくなくなる物、生野菜。

不思議だ。 アメリカだと毎日毎日、日本のレストランで出てくる1人前にサラダの10倍位の量のサラダをムシャムムシャ食べる。が、日本に降り立った瞬間からサラダへの旺盛な食欲が失せるのだ。 湿気のせいなのかな?
野菜の値段が高いせいかな? 

カリフォルニアに戻ったら、ロマーニレタスをザックザック切って、シーザーサラダをまず食べたい!


2020年4月19日日曜日

SARS系の感染症だったか?

マンスリーマンションにも契約前退室の件を連絡し、ユナイテッドにも電話してチケットを手配した。 4月28日成田からサンフランシスコ直行便をとった。 まさしくゴールデンウィーク真っ只中、好ましくない日程なのだが、5月1日からはチケットが高騰するので仕方ない。 ユナイテッドの職員によると、45万円の値段が正規料金であり4月中の8万円台がバーゲン価格なのだそうだ。 たぶん、急遽国に帰りたい人達のためだったのかもしれない。

私は3月20日にサンフランシスコ 羽田間のチケットをドタキャンしているので、その料金がクレジットされていた。 だから今回は9ドル25セントのみで、購入できた。


レンタカーを予約して相模原に海外転出の手続きに行かなくては。 その時、もう一度母のホームに立ち寄ろう。 
泣いちゃうかも・・・・・。 冬物と夏物の入れ替えをしたいと思っていたのだが、それも叶わなかった。
とにかく感染せずに元気で居てくれるように。 それだけが望みだ。

2017年から2019年9月まで実家に私が住んでいた時の事を思い出していた。 2017年、母が老人ホームに移った後だった。 私が前代未聞の風邪を患った事。 あれは何月だったか? 解熱剤を飲んでも38度の熱が1週間続き、咳がこじれて眠れなかった。 全身が痛くて、悲鳴をあげそうだった。 最後は肺がヒーヒーいっていたので、肺炎を起こしていた可能性がある。 インフルエンザのテストは何度やっても陰性で、じゃ、これは何なのさと不思議だった。

今思うと、あれはハクビシンを介したコロナ系の感染だったような気がする。 

ハクビシン騒動。

山口家の天井裏に住み着いていたハクビシンは、母が老人ホームに入ってから、玄関先の廊下にハクビシンのオシッコがポタポタと垂れて床に水溜りができたのをきっかけに発覚した。 

母がまだ家にいた頃も、時々天井でドタバタと音がすることがあって、あれは猫に盛りがついて・・・・と思っていたのだが、猫ではなくてハクビシンだったのだ。 ダイニングの天井にいくつかの大きなシミが目についたが、母はそれをお父さんが昔、2階の寝室でお茶をこぼした時の物だと言い張っていた。

が、プロの害獣駆除の人たちを雇い、調べてもらうとお風呂の天井裏にハクビシンが住み着いていた事がわかった。ハクビシンはいくつかの住処を持っていて、行ったり来たりするらしい。 ビニール袋にどっさり、フンを掃除してもらい消毒してもらった。

その後、ハクビシンの出入りする床下の穴を塞いでもらい、ハクビシン騒動は一件落着したわけだが、私が“私史上最悪の風邪“ で苦しんだのは、あれはハクビシンが仲介したコロナ系の感染症だったのではと、今更ながらに思うのだ。

世の中には未知の感染症が一杯あるのだ。 母が長いこと、自分の家でハクビシンと同居をして体調を崩さなかったのは奇跡だ。 母にはすでにコロナ系の抗体があるのかもしれない。 きっとそうだ!

ジムもアロマスのご近所さんで最近病気になり2週間ほど寝込んでいた同年代の女性が、重症化せずに回復したと言っていた。 ジムの見解では、アロマスにはフクロウやコウモリが結構一杯いる。 夜更けに犬の散歩をしていると、バタバタっと木から飛び立つのは大抵コウモリ。 だからアロマスの辺りは既にコウモリのフンなどで汚染されているはずだと。 なので、住民は少なからず、コウモリが持っているバイルスに対して免疫力があるのでは? そう、我が家のサイエンティストは言ってます。

2020年4月17日金曜日

迷い・・・・

60年の自分史の中で、自分の進むべき方向を迷った経験はあまり思いつかない。(あ、方向音痴のことじゃないのよ、これは!) 直感で決めてきた。 こっちだ、と思ったらこっち。 動物的感がいつも働く。

が、今回それが・・・・・。 迷ってる自分がいる。

今の状況を上手いこと自分の時間ができた!と喜んで、何かに専念すれば良いのだが、何か自分の中の本能と理性が一緒に“良し!“ と言っていない。

ジムはアメリカにスタックしてしまった。 日本政府がビザの発行を再開しない限り、日本には上陸できない。 で、それがいつなのか? が全く読めない。 お手上げ状態だ。 今日、行政書士の先生に私の現状報告を含め、相談するために電話してみた。
先生は、『ま〜今年中のビザ発行は無理なんじゃないでしょうかね〜。』と言っていた。 と、言うことは、ここで私がロキとジムを待ち続けても、半年以上は会えない事になる。

昨晩、日本からカリフォルニアへの飛行機のチケットを検索してみた。 ななななんと、ユナイテッドは4月30日までは800ドル代で片道切符が買えるのに、翌5月1日から4500ドルに跳ね上がって、それがゴールデンウィークのあとまでづっと続く。

この4500〜5000ドルのエコノミーチケット、要するにアメリカには来てくれるな! というメッセージなのだろう。 もしくは、5月からの予定はよくわからないから、とりあえずべらぼうな値段を入力しておきました・・・・・。 という事なのか?

他の航空会社も片っ端から調べてみたが、ANAも4月の末から56万円というとんでもない値段になっているじゃないの。それが8月まで続いてる。 JALもしかり。 デルタは最後の砦で、2回乗り継ぎをすれば5月でも9万円代で買えるのだが、2回の乗り継ぎはリスクが多すぎる。

この5月からべらぼう値段は何を意味するのか? 

4月中にカリフォルニアに戻らないと、もしかしたらトランプ大統領が日本人の入国禁止! なんてことを言い出すかもしれない。 

まず頭に浮かんだのは、母のこと。 アメリカに戻ってから母に何かあったら? カリフォルニアから日本行きのチケットは6万円代で買える。 だが、日本に到着して2週間ルールとかに従えば、何処かに待機しなくてはならず、母に会いには行けないだろう。 95歳の母が感染した場合を考えると・・・・・・・。最悪の事態だ。

横浜のアパートでの生活は慣れてきたので、悪くない。 インターネットさえ使い放題になれば、even better!  安いキーボードでも買ったらそれこそ、Better  だが、怖いのは私が感染すること。 家族にうつす訳にはいかないし、かといって一人で入院とかの事態になった時はどうするよ?

兄と兄嫁にZoomで相談した。 3人で『う〜〜〜〜ん』 と、いろいろな状況を想像してみた。 ここにあと数ヶ月横浜に残ったとしても、カリフォルニアに戻ったとしても、母への心配はずっと同じだろう。 母が感染したとしたら日本に居たとしても、会わせて貰えないだろう。 兄はそう言い放った。
現実は厳しい。 

結論。 4月中に撤収。






2020年4月14日火曜日

Good News!

今朝、ラインのビデオでジムと話をした。ジムのオンライン日本語クラスの件で伝えたい事があったからだ。
いとこの日本語学校にはオンラインクラスを担当する教師が40人もいるのだそうだ。 日本だけでなく世界中に登録している先生が居るらしい。 週に5回プライベートレッスンを設定するのは少し時間が必要だと・・・・・。

で、何かニュースは? 『あ、RVが売れたよ!』 とジム。
え〜〜〜〜、それはグッドニュースだ。 なんですぐに連絡してこないかな?  そういえば、ここ2〜3日ジムからの連絡がquietだった。 成る程、そちらに集中していたという事ね。

前のブログを読み返してみると3月1日にRVの写真を載せている。 今年1月から売りに出していたのだが、ディーラーを通して、昨日とうとう売却したそうだ。 4ヶ月以上かかったね。 コロナ騒ぎでキャンピングカーなんて買う人いないよね、と思ってた。 だから驚き!

逆にこういう状況だからこそ、キャンピングカーで、自分の空間を維持しながら移動生活をしよう、と考える人もいるのだろうか? リモートでも収入を得られる職種なのだろうか? 色々想像されるが、とにかくジムと私にとっては、“バンザ〜〜〜〜イ!” だ。
1つHeadache が減った!  

RVが売れたらお祝いしようねって言っていたのだけど、離れ離れじゃ・・・・・。

ジムはこの状況は1〜2ヶ月で抜けられるとは思えない。 僕は良いよ、アロマスは花も咲き乱れ、外にも出られるし、だけどTOMOはちっちゃなアパートに監禁されて、可哀想だ・・・・。 どうしたいか、考えてね、と。

ジムの言いたい事はよくわかる。 だけど、私にしてみると、やっと全てが整って国民健康保険も、インターネットもマイナンバーカードも・・・・。 これらをまたゼロにしてアメリカに戻る? それとも、全てこのままで暫く戻る? それともこのままここで、生息を続ける? 

自問自答は続く・・・・・。

アロマスの家ではポピーが満開? と思いきやまだまだピークではないようだ。







密集状態が懐かしい

写真を整理していると、こんな写真を見つけて状況の激変を思った。今年の1月30日ユタ州でSundance Film Festival のボランティアをしていた時の写真だ。
フェスティバルも終盤を迎え、この日はボランティア感謝デーで、映画上映の合間にボランティアティームが舞台に上がり観客に挨拶をした。その時の写真。
述べ5万人の観客と2400人以上のボランティアがユタ州のパークシティーと、ソルトレークシティーに集結しての一大イベント。
街は早朝から夜遅くまで、お祭り騒ぎ。あちこちでパーティーがもようされて、密集x密集状態の2週間だつた。

なんだかこの密集状態が夢の様だ。。。。。





まさかこの数ヶ月後に今の状態、世界中の感染危機が襲って来るとは。。。。。

自宅待機も楽じゃない。 今日はKinko’s まで歩いて行って、DHL でジムに“在留資格認定証明書”を送った。
ジムの配偶者ビザの申請が半分迄終わって、後の半分を東京で申請するか、サンフランシスコで申請するか、散々悩んだのだが、今となっては東京という選択肢は無くなった。
なので、ジムの元に送ったのだ。あとは、在外公館がビザの手続きを再開し次第、配偶者ビザを申請し、発行されてから3ヶ月以内に日本に到着しなくてはいけない。到着する迄のタイムリミットは9月15日まで。






2020年4月11日土曜日

あ〜〜〜〜、なんでこんなにややこしい?

BIGLOBE から会員証ハガキが速達で届いた。待ってました! とばかり、アプリをダウンロードして支払いの登録をしよとした。 が、クレジットカードが通らない。 なぜだ、なぜだ、なぜだ? 
ウェブ上での登録画面にはカードの番号とセキュリティーコードを入力する欄しかない。 でも、契約者名とカードの記載名が同じでないとダメだとは書かれている。 でしょ、だから、契約者名をTomoko Campbell にして、Tomoko Campbellのカードを使ったのだ。
郵便受けにも郵便屋さんが迷わないようにCAMPBELL (山口) と書いたさ。

なのに、カードが通らない。 仕方ない、カスタマーサービスに電話する・・・・・。 20分経ってやっと繋がる。
すったもんだの末、やっと分かった問題点は! 海外発行のクレジットカードは使えないのだとさ??????? REALLY? (思い切り巻き舌で!)  信じられない。 んじゃ、海外から来ている外国人とか、どうするのだろう?
私だけじゃないでしょ? そうだ、日本発行のエポスカードがあるじゃない! と思ったが、今度はカードの名義が 山口になっていて、これまたNG。

も〜〜〜〜〜〜〜〜。 

カスタマーサービスのお姉さん、とっても優しくて、CAMPBELL で作った契約を一旦キャンセルいたしますので、もう一度一から日本名で契約をし直して下さい、と言うのよ。

と、言うことで、早く使いたくて待っているのに、またふり出しに戻った・・・・・。

でもって、オンラインで申し込もうとすると、私が選んだ端末M06というモバイルルーターが売り切れ。 
カスタマーサービスに電話して、今、3分前にキャンセルしたM06は私の物〜〜〜〜〜! と言ってみたが、4月10日からこちらの端末は売り切れでございますと・・・・。 だから、さっきまで私が申し込んでいた黒いタイプ、あるでしょ? と言いたかったが、じっとこらえて、「じゃ、他の選択肢は? 」なんて物分かりの良いおばさんを装って聞いてみた。 結局、私が却下していたMX06 というモバイルルーターの方はまだ在庫があり、こちらの方が電波の受け取りがベターだと言う。

そうか、それは良かった。 あとは、じ〜〜っと待つしかない。


施設に居る母を思った。 毎日自由に外に出られないという気分はこういう事か・・・・。辛いね。 




2020年4月10日金曜日

使い放題インターネット契約

今日は朝から頭痛で、ドンヨリしている。 キンドルで本を読む気にさえならない。 鎮痛剤を飲んでジッと我慢するしかない。 毎日一度は買い出しに行き、外を歩く事にしているのだが、今日はそんな気分にもならず、家にこもった。

この頭痛の原因は、昨日のインターネットにあると自覚している。 このマンスリーマンションは月1000円払うと、ルーターを貸してくれてwifi が使えるのだが、それが一月7GBだったのだ。 そうとは知らず、寝付けない時にAmazon Prime の映画をいくつか見た。そしたらそれで、もう7GB終わっちゃった!

アロマスの家にいた時から家ではインターネットは使い放題だったので、夕食後は映画鑑賞だった。 映画が見たい。
とくに自宅待機中、7GBは厳しいな・・・・・。 ということで、使い放題の契約を色々調べていたのだ。
使い放題で1番良いのは“光” だとわかっているのだが、やはり工事が必要だし、半年後にはここを出て次の場所に移動することを考えると、光は選べない。
で、WiMobile 2というポケットWifiみたいなタイプが私の最終チョイスだったのだが、カスタマーサービスと話をしていて、結局3年縛りだと、違約金が何万もかかる事がわかった。 それを承知で違約金を20ヶ月で割って月々の支払いと考えると、毎月の支払いが5000円ちょっと。

ま〜仕方ない金額か? それでも縛りなしインターネットというのを見つけて、これだ! と思ったが、人気がありすぎて現在契約できないらしい。 がっかり・・・・・。

で、採取的に落ち着いたのが1年契約のBiglobe を通してのWiMobile 2.ここだと契約は一年ごと。 ただ、なんだかんだ、端末を買い取らなくてはいけないので、月々に平均するとやはり4700円とか、そんなかんじ。 大して安くはならないのだが、ここに決めた! 

地方に移動したら使えないかもしれないね。 それに直近の3日間で10GB使うと、次の日に8時間、制限がかかるらしい。これもまあ、仕方ない。

携帯の契約、iPad の契約、そして家でのインターネット契約。 3つも契約ができちゃって・・・。 それでもアメリカでの2人分携帯とインターネット、家でのインターネット料金と比べたら日本の方が安いと思う。

日本の契約はオンラインショッピング一つとっても、ものすごく情報が多くて、色々な選択肢があって、超複雑。

いつも、帰国すると、この複雑過ぎる契約、使い方マニュアルに慣れるまで暫くかかる。

昨日は1日かけて髪振り乱し、どこのインターネットと契約するか、頭を使った。 使いすぎて今日は使い物にならない・・・・・。

でも、珍しく夕方になって頭痛がなくなった。 本当に珍しい・・・・・・。
契約書が速達で届くらしい。 早くこないかな?


2020年4月7日火曜日

日本語クラス

Coto Japanese Academy は私のいとこがコアスタッフとして勤めている日本語学校だ。飯田橋にある学校で、実績のあるちゃんとしたスクール。いとこはこのスクールで使用するテキストを作ったメンバーの1人でもある。
ビザを発行するがために人気の日本語学校とは違い、本当に日本語を学びたいと思って通うビジネスマンが多いらしい。

私は、是非このスクールにジムを送りたいと思い、何ヶ月もかけて飯田橋に通学できる圏内で中型犬オッケーのマンスリーマンションを探した。一軒家が幾つか見つかったが、古い一軒家で光熱費がものすご〜〜く高く設定されていて、二の足を踏んだ。

最終的には、今居る横浜の物件に心ときめき、日本語学校はいとこのスクールを諦めたのでした。

ところが、いとこのスクールが、2020年4月から、横浜に分校をスタートします! と聞き、飛び跳ねて喜んだ。
喜んだは良いが、肝心のジムが4月に日本に居ないじゃない。。。。それにコロナのお陰で、外国人が母国に帰ってしまったりで、日本語学校も苦労しているようで、何時もやっている授業をオンラインで行う事になったと言う。

昨夜、いとこと話したところ、新横浜校はコロナの影響もあり、初心者がジムしか居ないと。。。。。
で、飯田橋校の初心者クラスはグループレッスンとして、3名で4月からスタートしたので、今ならジムも参加オッケーと言ってくれた。

な、な、何と日本時間朝9時半から3時間、月曜日から金曜日まで週5日。もちろん途中休憩は入るのだけれど、きついね〜。カリフォルニアタイム夕方5時半からだね。。。。。ロキちゃんのお散歩時間をずらさないとね。

既に2レッスン終了してしまっているので、それはプライベートレッスンで補ってくれると。。。。。
テキストは、確か、ジムの日本行きトランクNo.2 の下の方に入れたと思うのだけど、ジム、ほじくってみて!

60歳過ぎてからの語学習得、脳への刺激はとても良いと思うのだが、記憶力との戦いだ。


私達、タジク語、先生を雇ってトライはしたものの、アルファベットから覚えなくてはならず、見事にギブアップした経験があるのよ。。。。。

2020年4月6日月曜日

明日、緊急事態宣言か?


ジムは日本に到着したら、Coto Japanese Academy という日本語学校で日本語を勉強する予定だった。 だが、こちらのスクールも外国人が母国に帰ってしまったり、新型コロナの感染予防からスクールをクローズしたという。 で、ウェブを見てみると、授業はスカイプのオンラインで! と書いてあり、それを見たジムは早速オンライン授業を申し込んだというのだ。

4月6日、朝からテレビのニュースでいよいよ政府が ”緊急事態宣言“ を出すと報じている。 そうか、いよいよ明日からか? 

そうなる前に、もう一度お母さんの所に行っておいた方がいいんじゃない? とジムが言う。
私としては、え? 数日前に立ち寄ったし・・・・、面会はできないし・・・・。 電車は乗りたくないし・・・・。

レンタカーしてお母さんの所にいくべきだと主張するジム。 

考えた・・・・・。

お互い、現在置かれた立場で今、何をすべきか? ジムにとっては日本語の勉強。 じゃ、私は? といえば、折角日本に居るのだもの・・・・。
確かに緊急事態宣言のさき、どうなるのかも分からず、何週間も、何ヶ月も会えなくなる可能性もある?
 すぐにトヨタレンタカーに予約をいれた。
そうだ、住民登録をした際、兄の住所に住民票を置いたので、運転免許の住所変更をしなくてはいけなかったっけ。

相模原でドリンクとスナック、化粧品を買い、母の居るホームに向かった。 前回同様、ベランダから母と面会。まるでロミオとジュリエットみたいな面会? 
そのあと、相模原警察署で免許証の住所変更を。 すいていたので、3分で終了!


折角車があるのだから、重たい食料を自分のためにも買い込んで、横浜に戻った。 
さあ、明日から自宅待機がもっと厳しくなるのだろう・・・・。


老人ホームの庭先には一本の桜の木があり、花びらを散らせていた。
そう、去年の今頃、私は北里大学で手術をした。 で、ジムはサプライズで見舞いにきてくれて、退院した日にタクシーでここ、母のホームに来たのでした。 もうあれから一年。 体調は凄くいい。





2020年4月4日土曜日

山下公園まで23分

不要不急の外出は避けてください、という週末だったのだが、天気がよくてずっとアパートの中に閉じこもっているのにも限界が・・・・・・。

山下公園まで行ってみた。 アパートから23分で到着。 途中、中華街もあった。
普段どれ程の人で混み合っているのか、わからないのだが、結構な人がひだまりとコロナを忘れるひとときを過ごしていた。 犬を散歩する人も・・・。 だいたいが小型犬。 帰り道に超大型犬を2匹連れて歩いているカップに出会った。
オーストラリアンシェパードは、日本ではレアだわ! 

ジムとロキと3人でこの散歩ルートを歩く事をイメージしながら、横浜崎陽軒のシュウマイを買って帰った。


ジムとロキが来週来られなくなたとこで、力が抜けちゃって・・・。
あれ、この写真、アングルわる!









2020年4月3日金曜日

急転直下

4月4日早朝、ベットの中でラインのメッセージを見た。
サンフランシスコ日本領事館からの情報。昨日からビザを持っていないアメリカ人の日本入国はダメになった
やはり、私達の行政書士先生は正しかった。 発表文にはちょっと抜け穴があったのだ。ビザを持っている外国人について述べてあったのだが、ビザのない人(観光などの3ヶ月滞在の人達)の処遇についてか、書かれていなかった。だから、日本人の配偶者はオッケー!と、私達は良い方に解釈したのだが、考えてみたら3ヶ月しか滞在出来ないビザウェイバーの人達が入れるはずがない。行政書士の先生、貴方は冷静、沈着、柔軟、そして正しい。

これからCertificate をアメリカに送って、サンフランシスコでビザを申請する、という事が真っ先にに頭に浮かんだ。だが、領事館ウェブを見ても、ビザの手続きについての情報は完璧に削除されていている。現在はビザ申請ができないようだ。
万策尽きました。

朝イチでジムと話をした。 
全米のあらゆる地域で25% の人が無症状でも、既に感染しているらしいという。で、驚いたのは、重症化する人というのは、勿論既往症もあるが、自己免疫システムが働き過ぎて、自分を攻撃しているらしいと。だから、免疫力が強すぎると、重症化してしまうので、ほどほどの免疫力が良く、その場合軽症で済むというのだ。
これらの情報は日本では聞いたことないね。。。。。。

ジムと私は、暫く状況を見守る事にした。 ジムは畑に置いたコンテナーの中から、鍋、釜を引っ張りだして家の中キャンプ生活を続行すると言っている。 

獣医さんの所で、既に3回サインしてもらった、出発直前の健康診断書、またお願いしないといけないようだ。



まだ、 諦めてないよ!

2020年4月2日木曜日

【捨てる神あれば拾う神あり】

今朝は新しくオーダーした枕のお陰で、肩と首の痛みに悩まされる事なく7時半まで寝た!
もう、一ダース以上の枕を試してはダメ、試してはダメと、枕ジプシーだった私は、新しい枕を買うことに恐怖さえ覚えるくらいだったのだが、このマンスリーマンションの枕は致命的だった。
で、しかたなく、アマゾンでまだ試した事のないタイプの枕をオーダーした。 無重力枕とか言ったかな? 
大正解だった! 朝の体調が良いことったら! 泣きたいくらい、感激。

で、ラインをチェックすると、ジムから興奮気味のメッセージが。

90%大丈夫だろう、という事でロキとジムは4月8日に到着か! 食料を全て廃棄して出発に備えていたジムはまた、5日分の食料を確保したという。
開けてびっくりなのが、ロキを乗せる貨物便がChina Air Cargo で、ロスから台北経由で成田着。
ジムは、ユナイテッドの直行便でLAX ーNRT 。
私達と契約したフロリダのアニマルシッパーは、万策尽き果てて、西海岸の同業者にヘルプを頼んだようだ。 新しいペットシッパーがあれやこれや、頑張ってくれたのだろう。

ロキが乗る貨物が直行便でないことが、心配なのだが、もう乗せるしかない。 
ロサンジェルス、台北はなんと13時間55分。 そこで2〜3時間のトランジットであとは台北から成田は3時間半。
ジムは最初の便が14時間近いことはたぶん、知らないのじゃないかな? ユナイテッドなどは12時間以上のフライトには動物は乗せなかったような気がする。 とんでもなく長いフライトだ。 糞尿まみれになるかもしれない・・・・・。多分成田に到着するまでクレートのドアは開けてもらえないだろう。

でもって、ジムはこのチャイナエアランではなくて、ユナイテッドの直行便。 

成田に到着するのが、ロキが13時15分。 ジムが16時30分。 3時間の時間差だ。 これについては、私には有難い。
ロキの検疫に2〜3時間かかる予定なので、まずは貨物エリアでロキを引き取る。 で、無事にロキをレンタカーにのせたら、次にジムの居るターミナルに移動すれば良い。 思っていたのと順番が逆になったが・・・・。

で、ジムはPCRテストを受け、かつ結果が出るまで待機しなくてはいけない。 果たして、何時間かかるのか?
できればロキと一緒に3人で帰りたい。 もしも同じ便の搭乗者が多ければ、バスで違う待機場所に移動なんてこともあるかもしれない。 自衛隊が駆り出されていると、ニュースでやっていた。

さて、日本政府の発表した入国禁止についてだが、行政書士の先生のご意見に反するのだが、ジムと私はGOサインとみている。 ジムはこういう場合、いつも最悪のケースを想定する。 最悪のケースとは・・・・・?
ジム曰く、『日本に到着して、夫婦なのに引き離されて国外退去になった・・・・という反人道的なニュースは何も聞いてないよね。』 と結構楽観的。 ただ、日本人の配偶者であることをちゃんと証明できなければいけない。

で、今日、私はレンタカーを借りて、相模原まで行き、戸籍謄本をとってきた。 ここには、婚姻の欄にジェームス ロバート キャンベルと結婚。 カリフォルニア形式。 と記されている。 
これをスキャンして、ジムにPDFで送った。 プリンターを移動してしまう前に家でプリントできるように。
相模原まで車で行ったので、母の居る老人ホームまで行ってみた。 面会はできないと聞いていたので、立ち寄るのはやめようかと思ったのだが、そうだ、ベランダから顔を見るだけなら! と思い、立ち寄ることにした。

ホーム長さんは、玄関先までどうぞお入りください、と言ってくれたのだが、まだ2週間たっていないので、お断りし、ベランダの下で母と会話をした。 元気そうだった。

そのあと、LCAにより外で皆に挨拶。 『戻ってきました!』 ハグハグしてくれそうになった人がいたが、拒否!

何かあったら大変だからね。

さ〜、喜んでは落ち込み、また喜んでは落ち込んだ経験より、(さすがに学習するよね)今回も、最後にトゥイストが待っているのでは?と、ジムも私も懐疑的だ。  もしこれが本当だったら、ジムはサンフランシスコでなくてロスまでドライブしなくてはいけなくて、それが500キロある。 午後5時にロキの貨物のチェックイン。 貨物便の離陸は深夜の0時5分。 7時間も前にチェックインしてロキはどうなるのだろう? 5時のチェックインは何かの間違いなのではないか? 
が、グッドニュースは深夜のフライトなのでロキのベッドタイムに飛行できるということ。いわゆるレッドアイだね。
心配をしたら心配なことだらけだから、腹を決めよう。

2020年4月1日水曜日

万作尽きたか?

ジムも私も、毎日一喜一憂、何もかもが数時間で変わってしまい、何も確かな手応えがないまま、時間だけが過ぎていく。
4月8日のANA の貨物便もいつの間にやら飛ばなくなってしまったらしく、コンファメーションが来なかった。
刻々と変わる飛行機情報。。。。。。。

こちら、ダメ元で出入国在留管理庁審判課という難しい名前のお役所に電話をしてみた。8時半から電話が通じるというので、デジタルが8時半に変わった瞬間にダイヤル。
既に話し中。。。。。が。10回ほどで奇跡的に通じた!

で、昨晩発表になった法務省の入国拒否について、質問をした。

が、どうも話しが噛み合わないと思いきや、“日本人の配偶者”について、まさか、何のビザもまだ手に入れていない人がこの期に及んで日本に来ようとしているとは思われなかったからのようだ。
当然、在留カードを持っている外国人夫。。。。という設定を想像されたのだと思う。。
「いえ、まだ、在留カードは持っていません。短期滞在のステータスで、日本人の配偶者なのです。。。。。」「は〜。。。。。そうでしたか。 それでは、戸籍など、何か証明出来るものを提示すれば、“特段な事情”
に該当しますね。。。。。」と、言ってはくれたが、はぎれが悪いのが気になった。

つまり、このタイミングで、ビザウェイバーのアメリカ人が入国してくるだろうとは想定していない法務省からのアナウンスだったのだ。
入管の男性はオッケーだと、自信無さそうに言っていたが、行政書士の先生ははっきりと、無理です、と。

この先生、とても頭が切れて、合理的に物事を考える人で、ビザを持っている外国人でさえ、4月3日以降は入国拒否だって言っているのに、ましてや、ビザなしのステータスではお話しにならないと。。。。。

この辺、白は白、黒は黒とグレーを想定したくない、アメリカ人にとって、日本人の解釈とちょっと違うんだな〜。日本人の配偶者はオッケーなら、オッケー!ジムは無理でもトライすると言うのでは?????


が、そうこうしているうちに、ANAは減便を重ね、頼りにしていたNH007 は既に飛ばなくなってしまった。
それなら、LAX は?  ロス 羽田便がまだ飛んでいる。ボーイング777だ。これなら大きいサイズの機体だし。。。と最後の希望をかけたのだが、このルートではロキのクレートが大きすぎてNGだそうだ。

万策尽きたか?

ジムもかなり限界にきていると思う。

「まだ、ちょっと早いけど、もしも僕達が飛べなかった時、Tomo はどうしたいか、考えて。。。。」と、ジムからのメッセージ。

マンスリーマンションの会社に電話して、キャンセルポリシー等を確認。 ま、100円ショップで買い揃えた物品は20個位はあるかもしれないが、それだって、サマリーポケットに預けて置くほどの物でもないよね。。。。

昨日、枕、オーダーしちゃった。。。。。。だって首が固まっちゃって酷いことになってるから。
枕抱えて都落ちかな?







法務省の発表

ジムから4月8日の貨物便が確保できた、という連絡が入ったのは4月1日の深夜だった。が、それと刺し違えるように法務省が入国拒否について公式発表を出した。

だ、け、ど、日本語が難し過ぎて、意味が良く分からない!!!!
誰か助けて。

法務省では,当分の間,以下のいずれかに該当する外国人について,出入国管理及び難民認定法(以下「入管法」という。)第5条第1項第14号に該当する外国人として,特段の事情がない限り,上陸を拒否することとしています(注)。
 4月2日までに再入国の許可(みなし再入国許可を含む。以下同じ。)により出国した「永住者」,「日本人の配偶者等」,「永住者の配偶者等」又は「定住者」の在留資格を有する外国人(これらの在留資格を有さない日本人の配偶者又は日本人の子を含む。以下同じ。)が再入国する場合は,原則として,特段の事情があるものとします。
4月3日以降に再入国許可により出国した外国人については,上記の在留資格を有する外国人であっても,原則として,特段の事情がないものとして上陸拒否の対象となりますので,本邦に在留している方は,上陸拒否の対象地域への渡航は控えてください
 特別永住者の方については,入管法第5条第1項の審査の対象となりませんので,上記の各措置により上陸が拒否されることはありません。


(注)出入国管理及び難民認定法(抄)
(上陸の拒否)
第五条 次の各号のいずれかに該当する外国人は、本邦に上陸することができない。
一~十三 (略)
十四 前各号に掲げる者を除くほか、法務大臣において日本国の利益又は公安を害する行為を行うおそれがあると認めるに足りる相当の理由がある者
2 (略)


特段の事情がない限り” がポイントなのだけど。。。。。
日本語のコンマって、並列的に並べるの時に使う物? だとしたら、「日本人の配偶者等」は特段の事情ですよね?

4月3日以降の入国でも、ジムは特段の事情がかる者として考えていいのでしょうか?  
知ってるでしょ、わたし、国語読解力がない事。


英語バージョンは追って発表しますとなっていて、まだアップロードされていません。

大事な事なので、法務省に電話してみます。。。

最初に読んだ時はこりゃダメだ!って思えたのだけど、何度も何度も読み返していたら、大丈夫な気がしてきたぞ!