ロキと2人

昨日9月7日、ジムを新千歳空港まで送って行きました。 行きはジムが運転。 2時間の間一言も会話がありませんでした。

明らかに怒っている。 それは朝起きた時の挨拶で痛いほど良くわかってました。 逆ギレです。

出発前の数日お互いに自分のことで頭がいっぱいでイライラしていた私たちは、険悪なムードのまま出発の日を迎えました。

せめて出発の日くらいは明るく送り出そうと決めていた私は朝の「おはよう」 を明るく言いました。 が、その返事でこの日が最悪になるであろう事を覚悟しました。

空港に到着、ドロップオフ専用レーンにキャラバンを停車して、そこで見送りです。 ジムは運転席から降りると、自分の荷物を掴み、そっぽを向きながら「Take good care of LOKI」とだけ言って、踵を返し、振り向かずにターミナルへの入り口へ足早に歩いて行きました。 「気をつけてね」 と、私から言う暇さえありませんでした。

新千歳から成田へ、成田からホノルルへ、ホノルルからサンフランシスコへと3本の飛行機に乗ります。 成田ではPCRテストを受け、陰性証明を2時間かけて発行してもらい、それを持って国際線に乗ります。 

本当に陰性だったのか？ 証明書は本当に2時間で発行して貰えたのか？ 

色々気がかりでしたが、ジムからの連絡はもちろん無しのつぶて。 一切なしです。

これ、覚悟してました。 多分この先1ヶ月、連絡はないと思っています。 

空港でジムだけが車を降りて歩いて行ってしまったので、ロキは車の中からいつまでもジムの方向を見つめていました。 お父しゃんが戻って来ないのに、お母しゃんは車をスタートさせて・・・・・。

明らかに悲しそうな表情のままロキは静かに後部座席に座っていました。 

さ〜、今日はロキと2人だけの一日目です。 朝の6時から目が覚めてしまいました。

ロキがおとなしく寝てくれたのでホッとしています。 お父しゃんが帰って来ない事を気に病んでいるのでは？ と気になってしまう私は今日は3回も長いお散歩に行って、ロキと一緒に過ごしました。

まだまだこの先長いです。 2人だけの時間・・・・・。