Japanese Morning Dew: 古い物への執着

来ましたよ、ソファーが！　

今回輸送代として299ドルかかりました。　

我が家にはトレーラー（ジャイロを運んだ奴）があるのだから、何も300ドルも送料をかけなくてもMacy’s まで取りに行って自分で運ぶ！　

そうジムが言い出しました。　あ〜〜〜・・・・・・・。　言い出すと思ったんだわ。

オンラインでオーダーしたのですが、チェックアウトする際の選択肢として、自分でピックアップしますっていうのがありませんでした。　IKEAなんかだと、自分で取りに行く事も可なのですがね・・・・。

なので、仕方なく299ドル払って届けてもらう事になったのです。　家具事態は重くないのですが、Macy’s から出荷させる訳ではなくて、製造元から触接送られてくるようでした。　何はともあれ、無事に玄関のドアも通り、我が家のリビングに落ち着いたのです。　やった〜〜〜〜。

色は4色あった中で、グリーンを選んだのですが、これも大正解でした。　このソファーはセクショナルって言って、色々組み合わせができるタイプのソファーです。　端に置くタイプ、真ん中に置くタイプ、角っこに置くタイプ、など、組み合わせ自由に繋げられるソファーです。　デパートで展示されていたソファーはもう1つ繋ぎが多かったせいか、4つのセクショナルをオーダーして、実際にリビングルームに置いてみたところ、もう少し広げても良かったかな？　そんな気もします。　ですが、形、色、スタイル等はとてのハッピーです。

真ん中のcoffee table がソファーとマッチしないので、私としては四角い木のテーブルに買い替えたいところですが、ジムはNO って言ってます。　

こんな感じ。　ジムの靴下の穴は見ないで・・・・・。

右端に置いてあるベージュの椅子は同じデザインのリクライニングシートです。

こちらも一緒にオーダーしました。　アメリカ人の大好きな奴です。

やった〜〜〜って、このソファーにして良かったわ〜って思ったのも束の間。

ジムが古いソファーに掃除機をかけ始めて、位置を調整し始めました。　私が驚いて、え？　何してるの？　と尋ねると、このままここにほうっておくわけには行かないでしょ、ここと、ここに置けば良い・・・・・・。　と言って、古い、形の崩れた2つのソファーを新しく届いたソファーの反対側のスペースに配置しだしたのです。

そもそもこの古いソファー、ジムも私も座り心地が悪いって事で買い換えることになったのです。　なのに、新しいソファーのお隣に古いソファーを置くなんて言語道断。　Craig’s list に掲載して欲しい人に取りに来て貰えばいいんじゃない？　そう言っていたのはジムの方です。　だから私もてっきり処分する物と思ったのに、実際に新しいソファーが届いたら、まだスペースが空いてるのだからそこに配置すれば良い・・・・そういう考え？

このボヨンボヨンの古いソファーを新しいソファーの反対側に配置するって？　あり得ない。　

私は最後の棲家となるやもしれないこの家を少しでも居心地の良い空間にしたいと願っているのです。　ボヨンボヨンのジムの体型に型抜きされたソファーは一刻も早く廃棄処分して、スペースを大事にしたいのです。　なのに、私が希望するゴールとは正反対の事をしてくれる。　なんとも神経に障ります。

なぜジムの気分が変わってしまったのかは大体想像がつくのです。　新しく買ったソファーは皮製で、クッションも硬いんです。　型崩れに辟易していた私がこれなら型崩れしないなって思い一押ししたのですが、ジムも納得してくれて購入しました。　ですが、実際に古いソファーと座り心地を比べてみたら古いソファーは布製でボヨンボヨン。　ジムの体重でクッションは型が崩れてしまい、というかジムの形に型抜きされているので、本人は心地良くて私が座ると、なんとも体が痛くなる。

3日間ほど冷戦を続けました。　拉致が開かないので、この古いソファーをどうするのか？　こちらから問題を再提起しました。　私のベストなアイディアは2つとも処分して、新しいラブチェアーかアクセントチェアを購入する。　もしくは100歩譲って、しばらくは古いソファー2つのうちの1つを残して、1つだけ処分する。

結局ジムも古いソファーの1つを処分しようって言ってくれました。　妥協案ですね・・・・・。

この古いソファー、私は座らないので、新しく買い替えたいのですが全て私の意向を押し通すと、ろくな事にならないのでこれは妥協です。

ほんと、嫌なんだけど、妥協です。嫌だ、嫌だ、見るのも嫌だ〜〜〜〜。