2023年1月29日日曜日

Sundance Film Festival 終了!

ロキをニュージャージーのファームに預け、国内線でここユタ州のパークシティーに到着したのが1月18日でした。
19日からトレーニングと実際のシフトがスタートして、今日1月29日、フェスティバルが終了しました。
最後のシフトは朝の7時半からは午後1時半までで、明らかに疲労が蓄積されていて気力でなんとか保っていた感じ・・・・・。
幸い会場係を任命されたのでお客さんが入場した後は椅子に座る事ができましたが、眠くて眠くて途中居眠りしちゃいました。

やはり後半戦は気力で乗り切った感じなので、終了と共に疲れがどっと出てきそうです。 

サンダンスで上映された映画は最後に投票やら、審査やらで色々な賞が決められます。 最後の2日はその受賞作品が再上映されるのです。
だから、受賞作品を観たい人は疲労困憊でも空き時間に上映している映画館を見つけて観に行く事ができます。
私達も昨夜はシフトの後2つの受賞作品を鑑賞しました。 

ここでは受賞作品については書きませんが、良い映画が幾つかありましたので折をみて紹介します。 日本のドキュメンタリー映画ではオウム真理教を取り上げた作品が上映され、ジムと2人で観てきました。 歴史に残る大事件だったあの忌まわしい事件、若い人は知らないかもしれないです。 麻原彰晃の生い立ちとかも紹介されていて、ドキュメンタリー映画としてとてもインパクトのある仕上がりでした。 

11日間のシフトの中で、一番印象に残った出来事はID事件です。 18歳以上でないと見ることができません、と言う但し書き付き映画が1つだけありました。 映画の内容説明の最後の所に18歳以上・・・・・と書かれていました。

で、その時私はチケットを購入した人が会場される前に並ぶテントに配置されました。
スタート前のブリーフィングで、必ず全員のIDをチェックするように言われました。 IDを持参していない人が居たらどうしましょうか? と質問すると、見た目が明らかに18歳以上ならオッケー。 そうリーダーから言われ、納得。
17歳かな? 18歳かな? ってな微妙な時は、絶対にIDが必要だけど、明らかに歳をとっている人はIDを忘れていてもオッケーだよね! とチームで確認をしあったのです。

ところがです。 ジムのチームの1人のボランティア女性がテントにやってきて、歳をとっていようがいまいが、絶対にphoto IDが必要で、持参していないお客さんは絶対に入場できません、と言い出しました。 え〜〜〜〜〜???????これには絶対反対・・・・。だけど、そういう命令です。

ウェブの映画紹介の所に18歳以上でないと入場できません、って書いてあるでしょ、と鬼を首を取ったような勢いで言いますが・・・。 IDが絶対に必要とは書いてないし・・・・・・。

ここでテントのリーダーはこの女性のジャッジに従わざるを得なくなったのです。 という事は私達全員、その命令に従わざるを得ませんでした。 
私が怖れていた事態が3件起こりました。 年配のご夫婦で、ご主人は IDを持っていましたが奥さんの方はIDを持参していなくて、入れなかったのです。 
その他に2人? 明らかに私より年配に見える人でしたが、入場を拒否されて渋々帰る羽目に・・・・。

これ、絶対におかしいでしょ? 18歳以下の人には見せたくないですよっていう意味のはずが、IDを忘れた明らかに18歳以上の人を探して追い出すなんて、意味が違うでしょ? 

このボランティアの女性は、本当に自分が正しいと言い張って、正しい事をしていると自身満々でした。 違うと思うな〜。 チケットを購入して雪の中やってきたお客さんを追い返すなんて・・・・・・。 

18歳以下お断りという1文の解釈がこのような結果を招いてしまったのが残念でなりません。 シアターマネージャーにインカムで質問した人が居たようで、シアターマネージャーも明らかに18歳以上であったら、 IDを持参していなくても入場を許可して良いわよ、と言っていたよ、と後からジムが言っていました。 

残念な結果になってしまいました。 解釈の違い、何が正しいかのその場の判断、人によって違う・・・・・・。

この女性ボランティア、ジムのチームに途中から配属され、振りまわされて、疲労困憊だったようです。 
「今日は私、プレスラインの担当!」と大喜びしている彼女に対し、ジムがフッフー! と声を掛けた時のこのフッフーが、下り調子だったので、私は笑いを堪えるのがやっとでした。 

チームプレーヤーでない人が居ると、周りは大変です。 本人以外ね・・・・・。

11日間病気をせずに薬にも頼らずに終了できたこと、ホットしています。 いや、まだこれから日本行きが控えているから、まだ気を抜いてはいけませんね。
最後の夜は私のリクエストでお寿司を食べに行きました。 NYより値段が高くてびっくりだ。


お仕事の後の空き時間に受賞作品を観ようと並んでるところ。

チームA、全員は写ってないんだけどね・・・・。

美味しかったわ〜。












2023年1月25日水曜日

Sundance Day 7

1月24日でサンダンスフィルムフェスティバルの前半が終了しました。 
今日1月25日からは後半がスタートします。 今日からはまた夜のシフトに変わります。 夜のシフトは午後3時半からスタートして、11時15分までです。 最初の数日は深夜12時になっても仕事が終わらずにロッジに戻るのは深夜1時過ぎでした。 バスもなかなか来ないので歩いて帰るなんて事が続きました。 

1つの映画はフェスティバル中に4〜5回上映されます。 最初の上映はプレミアと言って、出演者やディレクター映画関係者が大勢開場に押し寄せるので、私たちはテンヤワンヤします。 とくにジムのチームはこの業界の人達を誘導するので重要なお仕事なのです。自分が関わった映画が初上映される訳ですから業界の人たちはアドレナリンがマックス状態。 開場で顔をあわせるやいなや皆興奮状態です。 

そう言う人たちを誘導しているジムは毎日疲労困憊の様子です。 お客さんとの交流も気を使って疲れる仕事なのですが、それ以上にチーム内の連携プレーが上手く行っていないのだそうで・・・・・。 たった3名のチームなのですが、これがストレスの一大原因なのだそうです。

ジムはその日の出来事を一つ一つ私に報告するような人ではありません。 そのジムがよっぽど疲れたのでしょう。 チームプレーが上手くいかない・・・・・と私に愚痴を溢しています。 こんなの本当に珍しいです。 対処法としてとにかく問題のメンバーとは距離を保つ以外にないと・・・・・。 

私は? 昨日は開場の入り口に立って、一度チェックインして自分の席を確保した人がトイレに行く際に手にスタンプを押す、というポジションに付きました。 開場内に何人の人が入ったかをカウントしているので、一度開場を出た人を再度カウントしないためです。
私達が働いている開場、700席と思っていたのですが、これ間違いでした。 1200席以上あるのだそうです。 
開場してから30分で全員を着席させて、予定時間にスタートさせるのは至難の業です。 

最後の最後は開場内に何席が空いているからカウントして、ウェイトリストのお部屋で待っている人たちを誘導します。 全てがチームプレー。 インカムを付けている人たちが情報を交換しながらお客さんを誘導します。 

色々な事が起こります。 先日は私ブラックボックスと呼ばれるウェイトリストの人達の並ぶお部屋に配属されました。 皆オンライン上でウェイトリストに参加して、自分の番号を持っています。 1番から400番まで・・・・・。 その番号順に並びます。 でも開演の30分までに並んでもらわないと、たとえその番号が1番であっても列の最後尾に並ばなくてはなりません。 

で、遅れてきたのです、その男性。 53番という番号を持って・・・・。 バスが遅れたとかで30分以上遅れてきて、お部屋はもう人で満杯に溢れているときでした。 最後尾に並んでくださいってお願いしても、その男性、どうしてもこの映画を見たい、どうしても自分の番号の場所に並びたい、って言い張りました。 ダメです。 絶対に。 押し問答。 顔を顔を突き合わせての押し問答。 

最後になんと、この男性私に500ドル払うから、53番に並ばせて欲しいと言い出す始末。 もう、びっくり仰天。 冗談じゃなくて大真面目にそう言ってました。 500ドルもらっても、1000ドルもらってもダメです。 私、頑張りましたよ。

その人、マジ怒って帰って行きました。 ため息・・・・・・私。周りで見ていたお客さん、僕のチケット500ドルで譲っても良いよ、なんて言い出す人もいましたが本人踵を返してお部屋を出て行ったあとでした。

お客さんを怒らせちゃったけど、私は私の仕事をしただけです・・・・・。

一喜一憂の毎日ですが、昨晩ヨレヨレでロッジに帰還すると、ジムがバックパックからサンダンスのロゴ入り長袖シャツを取り出してプレゼントしてくれました。 開場のロビーにはサンダンスグッツを売っているお店があります。 その中で、私、これが好きだって言ってた長袖シャツ。 これ、デザインが素敵なのですが去年のシャツなのです。 去年はドタキャンで全てがオンラインに切り替わってしまったのでロゴ入りシャツが売れ残ってしまったらしいです。 で、2022年と刺繍されたシャツですがこれが一番カッコいい!
私が見ていない時に購入してくれたようです。 ジムさん、ありがとう! 

顔が浮腫んでる。。。。













2023年1月21日土曜日

Sundance Film Festival Day 2

ボランティア2日目。 午後3時半から夜の11時半までがこの日のシフトです。 8時間。 
初日の仕事は混乱の中、パニック状態に陥って冷や汗ものでしたので2日目はどのこポジションに配置されるか? 
会場係と言っても、毎回会場の中に配置されるわけではなくて、階段の上に立ってお客さんが下の階に行かないように規制したりするポジションやボランティアルームの入り口に座って、不審者が入らないように見張る役だったり、いくつかのポジションがあってローテーションします。 会場内だけでなく、外にも色々なポジションがありますし、外に設営されたテントにはチケットを購入したお客さん達が1時間前くらいから整列し始めます。 テント内だけでは収容しきれないので、溢れてしまったお客さん達はマイナス10度以下の外に並ぶ事になります。 その他にもチケットは売り切れてしまったけれどオンライン上でウェイトリストに参加すると、ナンバーが表示されて、そのナンバーを持って並ぶお部屋もあります。

2日目、私はこのウェイトリストに参加した人達が並たぶブラックボックスと呼ばれるお部屋に配属されました。 ウェイトリストの人達は100%入場できる訳ではありません。 高いお金を払ってパスを購入したお客さんやチケットを購入した一般客、この人達がまず最初に入場。 その後に空席があれば、空席分だけこのウェイトリストのお部屋で番号順に並んでいる人達が着席できる事になります。 長い時間待っても残念、入れませんでしたって言う人も出てきます。 

この日は私が配置されてから次の映画が始まるのに、30分も開場が遅れました。 これは一大事です。こんな事滅多にありません。 外で雪の降る中並んでいる人たちはたまったもんじゃありません。 ウェイトリストの人達はお行儀良く並んでくれていたので問題ありませんでしたが、30分も遅れたら会場内はさぞかし混乱したのでは? 後で聞いたところによるとスピーカーの故障があったらしく、それで開演がおくれたそうです。・ 

初めてのポジションだったので緊張しました。 知らない事が多すぎて、恥ずかしい思いをした事もありました。 それでもめげずにやるしかありません。

ジムは2日目、ブルックシールズさんが舞台挨拶に来ていたので、エスコートしたそうです。 

3日めはどんなポジションに配置されるか? インカムをつけなくても良いポジション。 会場内のすみっこに座る係が良いのだけど、テントに配属される可能性が大きいかな? 
今夜はロッジに戻れるのが多分深夜の1時頃でしょう。 で、明日からは朝のシフトに変わるので朝7時半までに開場に行かなくてはいけません。 このシフトが変わる時が一番辛いです。 

遅番のときはランチをゆっくり取ってから歩きで開場入りします。 お天気が良いです。


2023年1月20日金曜日

Sundance Film Festival 2023

マンハッタンからユタ州のパークシティーまでは長い道のりでした。 アパートからラガーディア空港まではウーバーで移動。

案の定、1本目の飛行機が遅延。 これだと2本目の乗り継が20分しかないでしょ……..一本めが40分遅れたのに2本目はオンタイムだって?
空港内を小走りして乗り継ぎゲートに向かいました。 ところが2本目はオンタイムって表示してながらまだ飛行機が空港にいないって?

結局2本目も遅延。 ようやく搭乗できたと思いきや、着席してから1時間半も動きませんでした。 ランウェイが混雑していて、私たちの飛行機の前に4本の飛行機が離陸を待っていると・・・・・・。 離陸して上空に上がってからトイレに行こうって思っていた私は、着席してからの長〜〜〜い待ち時間にもう我慢の限界。 皆がお行儀良く着席している中、トイレに行きました・・・・・。 

その後いよいよ離陸かって思いきや、今度は機体についた氷や雪を落とす作業が始まって又また長い待ち時間が。 1時間2分の飛行なのに待ち時間の方が長くなっちゃって、やっぱり冬の雪国移動は大変でした。


ジムは自分の荷物が同じ飛行機で届かなかった場合を想定して、一晩過ごせるサバイバルパッケージを手荷物に入れたと言いました。 早く言ってよ〜。 私、下着とか洗面道具とか手荷物には入れてないよ。
僕のパンツ履くっ? て真剣に言い出すジム。


幸い、ジムの大きなプラスティックトランクは最後の最後にオーバーサイズの荷物受け取り場から出てきました。

パークシティーではまずシェラトンホテルに行って、サンダンスのチェックインをします。ボランティアだけでも数千人います。  マスク、PCR検査キット、水筒、スナック、ニット帽、そしてサンダンスのダウンジャケットをゲット。 その後、手配してもらったロッジへまたウーバーで移動。

シャドーリッジというロッジはスキー客用の素敵なロッジで、ここは2020年のサンダンスの時にも泊まったロッジです。
2ベッドのお部屋、キッチン付きでもう一部屋はクリスさんという女性が宿泊。 シェアします。 でもクリスさんは私達とはシフトが違うので、毎日入れ替わりでロッジで顔をあわせることはありません。 ながーーい一日が終わり、すぐにベッドに入りましたが、翌朝頭痛。
これは標高のせいだと思い、薬を飲みました。 一応偏頭痛用。 

翌日はチーム毎のトレーニング。 そしてその数時間後から開幕です。 この日は3時から夜の11時半までのシフト。
私は会場係ですが、無線連絡用のインカムを付けて他のスタッフと連絡を取り合わなくてはいけない場合があるんです。 耳の聞こえが悪くてインカムをつけるのはちょっとcomfortable ではないんだけど・・・・とリーダーに事情を話すとすぐに了解してくれて、インカムなしのポジションにつけるようにしますって言ってくれました。 

ほんと聴力が低下しています。 トレーニングの時、会場の一番前から2番目の席に座っていたのですが、ステージの上で話している人の声がっはっきり聞こえませんでした。 マスクのせいもあるけど、やっぱり聞こえない。

初日の第1幕はこれ、一大イベントです。 VIPが一斉に来るのがこのステージなのです。 スポンサー、映画業界の人達、コーポレートの人達、そしてボードメンバー。 何百という席が予約席として座席に目印が付けられます。
で、私はその予約席の前、一番重要なポジションに立つように言われて、こちらからこちらがボードメンバー、こちらが映画界メンバー、ここが一般席・・・・・と何度も説明されました。 でも開場するや否や、一斉にお客さんが雪崩混んできて、誰がボードメンバーやら誰が一般客やらもうお手上げ状態。 みんな好きな席に座っちゃうし。 

リーダーたちもお手上げ状態。 思うに、誰もはっきりわかってなかったんじゃないかな? これ、私一人じゃ到底対応仕切れませんでした。

この会場700席以上ありますから・・・・・。

初日の初回はいつも混乱があるとはいえ、私の対応はあまり評価されるものではなかったと自己反省。 

ま、仕方ない。 きを取り直して、頑張ろう!
初日の第2幕目はThe Pod Generation という映画で映画の後に監督や出演者が舞台にあがり、挨拶、Q&Aが行われます。 ゲームオブセロンのドラゴンレディーで有名になったEmilia Clarke さんが登場したので、開場は一気に盛り上がりました。 私も大好きな女優さんです。

ジムは監督や映画俳優さん達をエスコートする係です。 控室に案内したり、舞台まで誘導したり。 だからすぐ近くで有名人に会うことができます。 反面、会場内で映画を見ることはできないのです。 
私は? お客さん達が全員着席した後は懐中電灯を握りしめて隅っこの椅子に座って一緒に映画を見ることができます。 これ、役得です。

映画が終わった後は、会場内を除菌するためにスプレーをしました。 その後ゴミ拾い。 そして次の映画まで、しばしの休憩、これ20分くらい? その間にトイレに行ったりスナックを食べたりします。

なんだかな? 責任感が強すぎるのかな、私? 分からないこと、何度もリーダーにしつこく聞いたし席が空いているのかどうか、積極的にお客さんに聞いて、詰めて座ってもらったりしましたが、それでも自己評価としては10点満点の4点くらい?

28会場ある中の一番大きな会場で、ボランティアしています。 この会場は高校の敷地内にあって、素敵な会場ですが高校の会場を借りているので、会場内では水以外禁止なのです。 お菓子やソーダ類はダメ。 他の会場はそういう規制がありません。 ですので、お客さん達は他と同じようにお菓子やドリンクを持ち込んできます。 昨夜も目の前でチョコレートとコークを飲んでいるお客さんを目にしてしまい・・・・・。 仕方ないです、注意しましたよ・・・・・。 お仕事ですから。 「すみません、こちらの会場は高校の施設なので、お菓子と飲み物はダメなんです。 お水だけです、オッケーなのは。」その男性、チョコレートを手にもって食べかけていました。
「すぐに食べちゃって! 見なかった事にしましから・・・・。」ってね。 もう、冷や汗・・・・・。

ロキがいない生活に、ジムも私も後ろ髪を引かれる思いです。 
今朝、預けているフォアームから写真が送られてきました。 お迎えのバンに乗るのを嫌がったロキでしたが、この写真を見る限り、ハッピーそうかな?

オーストラリアンシェパードのオスかな? ボーフレンド?


















2023年1月17日火曜日

スイッチオン

ラストミニッツになるまで動かないジムですが今日の夕方やっとスイッチが入りましたよ。 その勢いったらものすごい。

今日は10時40分に神経内科の先生のアポがありました。 先週受けた脳波の結果と、偏頭痛についてのご相談。神経内科の先生の方がより偏頭痛に詳しいのです。
先週のジェネラルドクターは最新の偏頭痛用の飲み薬を処方してくれましたが、保険会社がカバーしませんと言ってきました。 
仕方ない、実費で買うしかないかも? って思っていました。

今日の神経内科の先生、色々話をして、結局最新の薬ではなくて今まで20年も飲み続けていたスマトリプタンという薬を処方してくれました。 でそれ以外に首と頭のMRIを撮ること、エコー検査、血液検査をすることになってしまいました。 それも日本から戻ってきてからMRIの予約が待っています。 NY出発の2日前に検査結果を今日のドクターに会って聞くことになってしまいました。 
何だか慌ただしいですが、できる検査は全てやった方が良いかな?

CVSというドラッグストアに処方箋の薬を買いに行きました。 昨今、処方箋は全てオンラインでドクターから薬局に送られます。 紙の処方箋はもうないです。 
で、スマトリプタンを1ヶ月分3ドルで買いました。 これは保険会社がカバーしているから凄く安いです。
念の為、先週のジェネラルドクターが処方してくれた最新の偏頭痛薬、保険会社が払わないっていうので、実費で買ったら幾らになりますか? と尋ねました。 すると薬局の男性、この人ジムキャリーに良く似た男性でイケメン。 え? 実費で? それだと何百ドルにもなっちゃうよ? そう言いました。

あ、ちょっと待って! ジムキャリーさん、何だか携帯で操作し始めました。 数分後、オッケー、クーポンでタダになったよ! って言うのです。 意味がわからない・・・・・・。

とにかくこの薬は新薬なので会社がクーポンを出して、ただで使えるのだと言うのです。 レフィルがもう一月分。 これもタダだそうです。

何だか狐に摘まれたようで、あれほどスッタモンダして、保険会社に電話したりドクターにメールしたりしたのに、あっけなくジムキャリーが助けてくれました。

と、言うことで、20年飲み続けているスマトリプタンと新薬と両方をゲット。 最後に、あ、一緒にこの2つの薬は飲んじゃダメだからね! って念を押されました。ジムキャリー、最高! 

今、最後の洗濯をして最終パッキングをしています。 ジムは普通のスーツケースを持ってきてない事に今気がついて、プラスティックのトランク(箱)をスーツケースがわりに持って行くと言い出しました。 

私もパークシティーの後にそのまま日本なので、何を持って行くか迷った。 今回日本ではラフなジーパン姿で通す事になりそうです。 
明日は6時にアパートを出発して、ウーバーでラガーディア空港に向かいます。
長い一日になりそうです。

行ってきます。

写真は先週の日曜日にニュージャージー州に居るお友達夫妻の家に招待された時のロブスターランチです。 すごいでしょ1人一匹、ロブスターです。 帰り道バスの窓から撮った写真が映画のセットみたい。





向こう側に見えるのがマンハッタンです。










2023年1月14日土曜日

日本の運転免許証を拾いました

路上駐車している我が家のトラックに用があって歩道を歩いていました。 すると、目の前にレシートが? 落ちてる。
いや、良く見るとレシートではない。 そのまま通り越して歩いていた私は、そのレシートに見えた路上の物体が妙に見覚えのある画像であることを私のブレイセンサーが読み取りました。 うんうん、これは見たことある画像だと。

2〜3歩前に進んでいましたが、その場所まで戻って近くで良く見たら、日本の免許証の裏側の画像でした。 

免許証なので名前も住所も書いてあります。 日本人男性のものです。 落ちていた場所がセントラルパークに一番近いところにあるコンドの入り口付近。 $2ミリオンという高級マンションだったのですが、念のために中に入って、レセプションの人に事情を話して、この方がここに住んでいませんか? と名前を言いました。 住んでいません。 というお返事でしたのですぐに踵を返してそこを出ました。

携帯で名前を検察したところ、珍しい苗字だったので直ぐに本人が出てきました。 Linkden とか・・・・・。 他のページにも顔付きでててきたので、私は、あこれなら何とか連絡がつくかな? って思いました。ソフトウェアエンジニアをしている男性で、若いです。



でも、良くみたらこの免許証、去年の6月で切れてました。 だから本人に手渡す必要も無いのかな? と思いました。 必要無いものね。
でも、私の経験から言うと、日本の免許が失効してしまった時、アメリカの免許を持って日本の二俣川に行き、アメリカの免許から日本の免許を発行してもらったことがありました。 それもテストは免除で。 アメリカの免許とアメリカに続いけて3ヶ月滞在していましたっていう証明ができればオッケーだと。 その時、以前使っていた日本の免許証が必要だったのです。 一度は日本の免許を持っていた事がありますってい証拠としてです。ですから期限切れだったとしても保管していた方が良いと私は思います。


スッタモンダの末、リンクデンでメッセージのリクエストを出したところ、認証され、私からメッセージを送ることが出来ました。 
で、ご本人からメッセージが来ました。 
取りに行きたいとの事です。

やったね!

今日、引っ越してきたところで、落としてしまいました、って言ってました。 日本人じゃなかったら、免許証の裏側を見て免許証だとはきがつかなかっただろうね。 裏面だったから。




チャンバーオペラ ジムの犬友達? 

頭痛に悩まされています。 そもそも先週の日曜日、寝る時に枕を固い物に変えたのがいけなかったのか? 翌朝から頭痛がスタート。
月曜、火曜と苦しんで3日目、処方箋が切れてしまったので新しいドクターに処方箋をもらいに行きました。


新しいドクターを探しました。 近くで翌日の予約が取れるドクターを見つけオンラインで予約。 ジムは以前、NYにいるうちに頭痛の専門医を見つけて診てもらった方が良いんじゃない? って言っていました。
そうだなって思ったのですが、今から頭痛外来に行っても多分しばらく通院しないとダメだろうなって思って、私は躊躇していました。 
もっと早くから行けば良かったなって。

NYに居られるのがもう秒読みになってしまった今、頭痛外来は諦めて、とにかく薬を処方してくれるドクターを、っと思い予約を入れた私です。 ジムはちょっと不満で、今からでも頭痛専門医に・・・・ってぶつぶつ言ってましたが。

で、この薬を処方してくださいってお願いしたところ、Dr.は渋い顔。
「これね、これは凄く古いタイプの薬。 サイドイフェクトが凄いのよ。 新し薬が出てるからそちらを試してみて!」そう切り出しました。 そうです。 以前ジムがウェブでサイドイフェクトが少ない偏頭痛の薬が出来ましたっていう記事を見つけて私に転送してきました。
あれです。

このドクターは頭痛専門医ではないのですが、同じクリニック内に神経内科の先生がいるそうで、そのドクターにフォローアップの予約をしましょうと言うことになってしまいました。 これはちょっと意外な展開です。 しかもその神経内科の先生に会う前に脳波のテストを受けてくださいって。

へ〜〜〜〜〜。 処方箋だけもらおうと思っていたのに、頭痛外来に行ったのと同じような手順を踏むことになってしまいました。 結果的に良かったのです。

で、その脳波のテスト。 翌日の5時に予約を入れました。 注意事項の書かれた紙を家に帰ってじっくり読み直すと、カフェインがダメ。 シャンプーの後のコンディショナーがダメ。 ヘアケア製品もダメ。

夕方の5時がテストということはその日1日カフェインがダメってことです。
恐れていた事態が! カフェインの禁断症状です。 朝、コーヒーを飲まずにヘアカットに行ったところまではなんとか・・・・。
頭はボーッとして霧がかかったようでしたが、何とかヘアカットを終えて家に戻った頃からガンガンと頭痛が始まりました。
カフェイン欠乏による頭痛。 これ、半端ない。 
注意書きの紙を読み直してみたらいつも飲んでいる薬はそのまま飲んでオッケーだと書いてあったので、すぐに偏頭痛用を飲みました。

脳波テストの予約にはジムが一緒に来てくれました。 と、言うより、ドクターに行く時は必ず一緒に来てくれます。 
今回はテストだけだから、1人でも大丈夫って言いましたが、一緒に来るって・・・・・。

頭に電極を何十個もつけて、電流を流し脳波のウェーブを観察するテストです。 スタートする前に頭の中を弄られて、ベッタリとしたクリーム状の物で髪の毛の中にも電極を幾つも付けられました。 最後に胸の上の方にも2つ。 口頭での質問。 こちらのクリニックの住所は? とか、14、12、10、って来たら次のナンバーは? とか? 
へ〜、このテストを受ける人は記憶の問題がある人なのかな?

テストが始まると、目を開いたり、閉じたり、アトミックボンブのような光を目の前でフラッシュさせられました。 目はつぶっているのですが、その光があまりにも眩しくて、目を閉じていてもプルプルしちゃう。 色々なパターンが見えました。 

頭を動かさないように30分いるのは凄く辛かったのですが、無事終了。ジムは同じ部屋の暗闇の中、ずっとそこに居たようです。

頭に付けられた電極を外すと、おでこにはベッタリと糊状のクリームが、これ、ウェットタオルで拭っても直ぐに落ちません。
ジムと2人トイレにこもって、できる限り見えるところのクリームを拭いとって、直ぐに退散。

この夜、オペラの予約をしていました。 地下鉄では間に合いそうになかったので、ウーバーを呼びました。 
オペラはそれほど興味がないジムが、これに行こうって予約してくれたオペラ? 何でかな?
話を良く聞いたところ、毎朝セントラルパークでロキを遊ばせる時に同じ広場にオーストラリアンシェパードを2頭連れてくるカップルがいるそうで・・・・・。 そのご主人がテレビに出ている俳優さんだったのです。 で、その男性俳優さんが出ているオペラ。 それをジムが予約した。 それも一番前の席。 

椿姫とか蝶々夫人とかの有名オペラはリンカーンセンターというオペラハウスで上演されますが、こちらはアートセンターでの上演。

こちらのオペラはチャンバーオペラって言って、室内歌劇。 古典のオペラとは違って小さい舞台での演劇を歌いながら進めるって言う感じ?
メロディーがあるような、ないような・・・・? セリフは全てオーケストラの音楽に乗って歌になってる。 今回は2つのお話が上演されて、1つ目は刑務所の中の女受刑者の話。 で、2つ目がオーストラリアンシェパードのオーナーMarc Kudisch 氏が出てくる男性同士の個室での愛のお話。もう1人男性が出てきて歌唱力が凄かった。 

歌っている歌詞が舞台の上に映し出されていたので、内容を把握することも出来ました。

翌朝、いつものようにロキを連れてセントラルパークに朝の散歩に行ったジムは、広場でマークさんに出くわしたようで、昨夜の舞台の話をしたそうです。 舞台は暗すぎなかったかい? とか聞かれたと。どうやって練習するの? とか質問したそうです。 

へ〜〜〜〜! お散歩中に、ジムはこんなソーシャルな事をしていたんですね。びっくりだ。

私は頭痛と戦いながら、あと数日でユタに向けて出発で、ソワソワしてますがジムはジムで、今晩は何しようか? なんて言って、残り少ないNY生活を楽しもうとしています。 つまりは引っ越し準備は最後に一気にやるってことです。 ジタバタしない。 

で、今、今晩のミュージカルのチケット、当日券を買いに走って行きましたよジムさん。 頑張って! 私のお願いしたミュージカル、第一希望がジュリエット、第二希望がアラジンです。当日券なので買えるか買えないかはチケットブースに行ってみないとわからないのです。


頭痛を薬で抑え込んでるので、うつろな顔してます、私。 NYではマスク着用って言われるようになってきました。
良〜〜く見ると、おでこの際がベトベトしてるんです。




2023年1月10日火曜日

ロータリーチケット

1月10日、NYに寒さが戻ってきました。 ここ1週間程暖かくて、もう冬は終わったのかしらって思っていましたが、何の何の、本番はこれからかな? あと1週間でユタ州に向けて出発です。 何だか落ち着きません。 スポーツパイロットのテストの為に毎日3〜4時間勉強してますが、どんどんと難しくなって、頭がパンクしそうです。 そもそも何を覚えていたら良いのか? あまりにも情報量が多過ぎて、卒倒しそうです。

実際ジャイロを操縦するにはスポーツパイロットのサーティフィケートが必要なのだそうで、それがジャイロの操縦には必要のない事まで範囲の中に入っているので・・・・。 
しかしやり始めてしまったし、今ここで投げ出すのもちょっと気がひけます。 実際にトレーニングに入るのは3月の末か4月になると思うので、それまでになんとか最後まで終了したい。  テストは筆記テスト(多分コンピューターでの3択)と試験官との口頭の質問だそうです。 

ちゃぶ台返しで「もう嫌だ〜っ!」て叫びたくなる瞬間があります。 (楽しい部分の方が多いんだけどね)

で、座りっぱなしでアイパッドの画面を見続けて、ノートに書き殴っているので、偏頭痛が・・・・。



最後の最後にブロードウェイミュージカルで、まだ観ていないものの抽選に毎日応募しています。 これは全てのミュージカルに抽選があるわけではないのだけど、抽選で選ばれると翌日のチケットが激安で買えます。 ライオンキング、アラジン、SIX というこの3つのミュージカル、毎朝9時にオンラインで応募しています。 結果が3時にメールで送られてきます。 で、ずっとハズレ続きだったのに、今日はアラジンで当たりが出ました!

メールを見て、きゃ〜〜っと言いながら、時計を見るとなんと3時59分。 当選者は4時までに支払いを済ませないと、せっかく当たったチケットがおじゃんになってしまうのです。 たいていは100ドルから数百ドルする席ですが、抽選で当たると30ドル。 

もう、プルプルしながらクレジットカードをお財布から出して入力を・・・・・。 送信ボタンを押しました。

が〜〜〜〜〜ん。 遅そ過ぎました・・・・・・・。 1分、遅かった。


ショックで、泣き声をあげていたら、ロキがびっくりして私に飛びついてきました。 お母シャンが泣いていると思ったようです。 顔をぺろぺろ舐めて、無事を確認してくれました。 

当選が発表されたら1時間以内に手続きをしなくてはいけないのです。 

出発までに又懲りずにトライします・・・・・。 だけど残念だ・・・・・。


サンダンスフィルムフェスティバルから毎日ドンドンとメールが来ます。 全部目を通さないといけないとのこと。 ボランティアに参加する人はオンラインのトレーニングも終了しなくてはいけません。 色々あるんだな・・・・・。これが。

出発まであと1週間なので、そろそろパッキングをと思っていたのですが、ボランティアのスケジュールはもう告知されていましたが、ボランティアの人達の最後の打ち上げパーティー、これをやるのかやらないのか、運営局は悩んでいたようで、ずっと保留になっていました。

13日間の映画祭の最後の打ち上げパーティーは何百人もの人達が一気に集合する一大パーティー。 お酒もあり、軽食もあり、音楽ガンガンでかなり盛り上がるイベントです。 それについてやっと通知がきました。 イベントは29日までですが、パーティーは26日に開催するというのです。 最後から数日前。 で、夜の7時から9時まで。 
私、自分のシフトをチェックしました。 あ、私、この日は3時から夜の11時半までシフトが入ってます。 と、いうことは、私は参加できませんね。 

何だかスッキリしました。 

2021年、このパーティーのためにオーダーしたスパンコールのワンピース、ずっと持って歩いて一度もまだ着ていません。 去年はイベント事態がオンラインだけになってしまいましたから。 今年はイベント事態は決行されますが、さすがにパーティーはやらないんじゃない? って思っていましたが、やるんだって。 
私はそのあとに日本行きがあるので、パーティーはどうしようかな? って悩んでいました。 ジムは行く気満々です。
でも私はシフトとぶつかっているので、行けない。 これで、悩む必要もなくなりました。 ドレスもパーティー用のサンダルも持って行かずにすみます。 

あ、さっぱりした。



2023年1月6日金曜日

お尻に火がつきました

Happy New Year の賑わいをすぎると、街は一気にバレンタインデーモードに突入します。 早い、早い、一年が光陰のごとく過ぎて行きます。

そうです、去年のバレンタインは既にNYに居ましたから。 ブルックリンに居ました。 ドラッグストアーで大きなハート形の箱入りチョコレートを買いましたっけ。 

お尻に火がついているのは私だけです。 何時もの事で、ジムはマイペースです。 
気持ちがソワソワしだしたのは、1月18日からジムと私はサンダンスフィルムフェスティバルに向けてユタ州に向かいます。 29日までのコミットメントで、30日にジムはNY へ戻り、私は日本へ向かいます。 日本からNYに戻るのは何もなければ2月11日です。 そしてこのアパートを撤収するのが2月23日。 

その先の予定がまだ全くたっていません。 

大体のイメージとしてはマンハッタンからモントリオールへ、そこからケベックへ、その後どういうルートかわかりませんが、ウェストバージニア、そして3月22日までにフロリダへ。  
なんでフロリダかというと、3月22日から数日間、そこでジャイロコプターのイベントが催されるからなのです。 それに参加したいのです。 ジャイロマニアが集結するのと、インストラクターや、バイヤーも集まるらしく、そこでジャイロを買うのか? 試し乗りさせてもらえるのか? とにかく又とないチャンスなので、フロリダを目指します。 

私は、いつも最悪のシナリオを想定して準備する人です。 ジムはその反対。 一番イージーなシナリオを想定して最後までお尻を上げずに私をイライラさせます。
私の一番の懸念は、コロナです。 サンダンスのイベントでは何千人という人が集まるので、そこでの感染リスクは高いかもしれません。 もちろん主催者側は入念な準備をし、マスクは絶対着用、到着後シフトの前にPCR検査、毎日メールで体調についての質問に答える、等など厳しいルールが設けられています。 それでもやはり完璧ではありません。 

イベントが終わり次第、私は日本行きの飛行機に乗るわけで、感染するわけにはいきません。 

1月3日にアメリカで4本目のワクチンを打ちました。 それ以前に日本で2回接種しているので、合計したら6本ワクチンを打っています。 今回のはファイザーのブースターで、熱が出るかな? って思っていましたが、全然何も副反応が出ませんでした。 やっぱりモデルナの方が副反応強いようです。 腕の痛みも大したことないです。 モデルナの時は地下鉄で隣の人が私の左腕に接触して、私がギャーって飛びのいた程でしたから。

最悪、日本で感染してしまったら1週間は足止めでしょうから、NYに戻るのが1週間遅れるということで・・・・・。
となると、2月23日の出発まで、どれだけ時間があるかというと、4日しかパッキングの時間が取れません。 

そうならない事を祈りますが、それでも今できることは今のうちにやっておこうと、ゲストルームの寝具をパッキングしたり、寄付する洋服や靴をまとめてお店に持って行ったりを始めました。

物凄く荷物が増えてしまったので、トラックの荷台には積め切らないので、この先夏まで必要の無いものをお姉さんの家まで送ろうかと思っています。 私のキーボードや、浴衣セット、クッキングツール等、プラスティックのトランクに詰めて、UPSで送ったとしたら、増えた分が±ゼロになるかしら? って思っています。

細かい、細かい事まで気になる私ですがジムは今になってケベック周辺に住む何十年もご無沙汰している従姉妹に連絡をとり出して、会いに行く計画をやっと始めたようです。 ジムの父親はカナダ人でケベック出身です。 その為、ケベック周辺に数名の従兄弟や親戚が住んでいるそうで、その家族に会うためにカナダへ向かうのです。 

私は20代の頃父と母と一緒に行ったケベックのオールドタウンが忘れられなくて、もう一度行きたいと思っていました。

それにジムがまだ行ったことの無い州の最後の州がウェストバージニアなのだそうで、今回ぜひウェストバージニアへ行こうと言う事になっています。 シャナンドー国立公園、私は行ったことあるのですが、鍾乳洞が素晴らしかった。 

あ、今、地図を観たら、シェナンドーの鍾乳洞はバージニア州にあるみたい? ウェストバージニアとの州境の辺りかな?

と、まーソワソワ、ドキドキ、パイロットの勉強も毎日数時間やっています。 




2023年1月3日火曜日

Happy New year 2023

新年あけましておめでとうございます。 
年末年始はこれと言って、プランもなく家で過ごしていました。 大晦日はタイムズスクエアでのカウントダウンやら花火やらで、NYらしい年明けを味わうのだろうな〜なんて思っていました。 でも、やめました。 なぜって? タイムズスクエアまでは30分も行けば到着できるのだけど、紙吹雪等で盛り上がるカウントダウンの場所は午前中から人が場所取りを始め、そのエリアは規制があるらしく一度その中に入ると出られないと・・・・・・。 それプラストイレがないのだそうで・・・・・。 寒い中何時間も待って、トイレがないのは最悪です。 

多分、観光客でごった返すのだと予想されますが、サンクスギビングのパレードや、July 4thの花火の時の人出を思い出すと、やっぱり行くのはやめとこ。。。となりました。 
コロナ前の日本の三ヶ日の初詣の人混み、プラス人の流れが規制されていないからゴチャゴチャ。 そういう感じになるのです。
韓国のハロウィーンの時みたいになりかねない。

と、言うわけでジムと私はフレンチレストランでディナーをした後、速やかにアパートに戻りました。 この日は雨だったしね。

12時をまわった頃に、ハドソン川の向こうで花火が上がり、ロキが興奮してました。 花火の音、苦手なんです。 だけど、小さくしか見えませんでした。 

NYでの年明けイベントはちょっと想像とは違いましたが、それもありです。静かに年が明けました。

1月2日、昨日はオペラの『魔笛』を観に行きました。 これは私からのたってのお願いで、オペラはあまり興味のないジムですが一緒に行きました。 地下鉄のホームで、ジムが「このパンツ、アンカンファタブルなんだ。信じて。」と言い出しました。 
そのパンツは私が勝ってにオーダーして、レストランやオペラ等、ジーンズでは行けない時様に買ったものでした。 ですが、オーダーしたのが夏だから、あれから又、体重がメキメキ増えてるから・・・・。

良いですよ、履かなくても。 そう言い返しました。 他に履けるパンツがあるのならね。 

メキメキ太って、とんでもない事になってます。 

実は私もなんです。 これ、深刻です。 サンクスギビングを過ぎたあたりから体重が増え始めて、元に戻らなくなりました。 いつもなら、増え多分すぐに減らせたのにです。 何が以前と違うかというと、11月の末から真剣にパイロットの勉強を始めて、一日何時間も勉強をしています。 勉強してると物凄くお腹が空きます。 頭を使うとお腹が空くらしい。 で、トレッドミルに乗って、1時間運動とかもしてますが、それでも体重が増えていきます。 
他に以前と違う事と言うと、股関節の運動域を広げる体操をし始めた事? マグネシュームのサプリを摂り始めた事? これらが以前と変わった生活習慣なんだけど、それにしても2キロ、太りました。 どうにかして減らしたい。だけど、勉強も続けないと。



初夢って、1月1日の夜に見る夢だそうで、ジムに、「1富士、2鷹、3茄子だからね!」って言いながら寝ました。 「鷹がナスを咥えて富士山の天辺からナスを落とす夢はどうなの?」って聞いてきたので、「ミックスしないで、1つ1つにしてください。」 って言いました。

それから数時間後。 私は襲われました。 

ジムの腕が私の頭に届き、髪の毛を鷲掴みされて枕にガンガンと叩きつけられました。 
ぎゃーって言う悲鳴と共に飛び起きて・・・・・。 何するのよ! って。

するとジムがゴメン、悪ガキがロキにガンパウダーをかける夢を見てて・・・・。 

その悪ガキの代わりに私を叩きのめしていたようです。

全く、なんていう初夢。 なんという災難。

今回のオペラは4回席を取りました。 オーケストラシートだとお値段が高すぎなので、上の方の席です。 Dress Circle っていう階です。
双眼鏡も持っていったので、大正解でしたよ。 私の聴きたかったアリアを生で聴けて、感無量。 寒気がしました。 あの夜の女王のソプラノには。 行って本当によかった〜。

赤いドレスの人が夜の女王、ソプラノです。

私の席は4階、舞台の真正面でした。

アリアは英語で歌ってくれました。 それに席の前に英語で字幕が出たので、それを読むと
なんて言って歌っているのかがよく分かりました。
それにプログラムにはこういう漫画が出ていて、ストーリーの説明がありました。
私は内容をちゃんと予習してから観たので、バッチリ、内容がわかって楽しかった。